アクション・バトル(アニメ)

18時台には全く収まりきらない異端作‼︎90年代の傑作アニメ「少女革命ウテナ」

学校から帰ってきて落ち着くくらいの18時台はアニメのゴールデンタイムでしたよね!

その時間帯に様々なアニメが放送されていた中で、最も異色な雰囲気を放っていたのが「少女革命ウテナ」でした。

異端作・傑作と呼ばれることもある「少女革命ウテナ」ですが、その内容は現代では18時台に流すのは確実にアウトでしょう。

なぜ「異端作」と呼ばれているのか?

「異端作」でありながら「傑作」でもあるとはどういう事なのか?

この記事でじっくり解説していきたいと思います!

「少女革命ウテナ」ってどんなアニメ?

作品名:少女革命ウテナ

キャスト:

天上ウテナ:川上とも子

姫宮アンシー:渕崎ゆり子

桐生冬芽:子安武人

西園寺莢一:草尾 毅

有栖川樹璃:三石琴乃

薫 幹:久川 綾

桐生七実:白鳥由里

鳳 暁生:小杉十郎太

御影草時:緑川 光

千唾馬宮:川村万梨阿

鳳 香苗:折笠 愛

薫 梢:本多知恵子

高槻枝織:西原久美子

石蕗美蔓:矢島晶子

篠原若葉:今井由香

苑田茎子:中川 玲

土谷瑠果:佐々木 望

スタッフ:

企画・原作:ビーパパス(幾原邦彦、さいとうちほ、榎戸洋司、長谷川眞也、小黒祐一郎)

原案・監督:幾原邦彦

原案・漫画:さいとうちほ

シリーズ構成:榎戸洋司

キャラクターデザイン:長谷川眞也

美術監督:小林七郎

色彩設定:店橋真弓

撮影監督:中條豊光

編集:西山 茂(タバック)

音響監督:田中英行

音響制作:オーディオ・タナカ

音楽:光宗信吉

音楽協力:テレビ東京ミュージック

合唱オリジナル楽曲:J.A.シーザー

合唱:杉並児童合唱団、東京混声合唱団、万有引力

企画協力:SOFTX

アニメーション制作:ジェー・シー・スタッフ

製作:テレビ東京、読売広告社

制作年:1997年©ビーパパス・さいとうちほ/小学館・少革委員会・テレビ東京

簡単な概要:世界を革命する力を求めて戦うデュエリストたちの学園バトルファンタジー

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※本ページの情報は2021年5月時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

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あらすじ

幼い頃に自分を助けてくれた王子様に憧れ、自分も王子様になりたいと願うようになった少女・天上ウテナは、

入学した鳳学園で「薔薇の花嫁」と呼ばれる少女・姫宮アンシーと出会う。

エンゲージした者に「永遠」に至る「世界を革命する力」を与えるという「薔薇の花嫁」をかけて戦い続ける生徒会役員(デュエリスト)たちは、

ウテナがかつて王子様から貰った指輪と同じ「薔薇の刻印」と呼ばれる指輪を持っていた。

ウテナもまたこの決闘ゲームに巻き込まれ、その背後にある「世界の果て」へと迫っていく…。

出典元:少女革命ウテナWikipedia

登場人物

主要メンバーを厳選してご紹介します。

天上ウテナ(てんじょう うてな)

主人公。

鳳学園中等部の2年生。

幼い頃に救ってくれた王子様に憧れ、自らが王子様になる決意をした少女。

一人称は「僕」。

学校の制服は女子制服ではなく学ランを着用しているが、決して男になりたいわけではない。

スポーツ万能で正義感が強く、女子生徒の人気も高い。

姫宮アンシー(ひめみや あんしー)

もう一人の主人公。

褐色の肌の美少女。

紫色のボブヘアに見えるが、仕舞い込んでいるだけで本当はロングヘア。

薔薇の花嫁」と呼ばれる存在であり、決闘勝者に絶対服従する。

主体性がなくミステリアスな人物。

無類の動物好き。

桐生冬芽(きりゅう とうが)

高等部二年の生徒会長

学園一のプレイボーイであり、桐生七実の兄。

赤いストレートの長髪で長身のイケメン。

自信家のエゴイスト。

西園寺莢一(さいおんじ きょういち)

高等部二年で生徒会副会長。剣道部の主将。

ウテナの直前の「薔薇の花嫁」の所有者で、アンシーに固執している。

緑のウィーブがかった長髪の人物。

冬芽とは古くからの付き合い。

有栖川樹璃(ありすがわ じゅり)

高等部1年生の生徒会メンバーであり、フェンシング部長代理。

話し方や仕草に男性的な部分があり、女子から人気の高いが近寄りがたさもある。

オレンジ色の縦ロールヘアで、男装の美人。

長年、幼馴染で親友の高槻枝織に密かに恋心を抱いている。

薫幹(かおる みき)

中等部1年にして大学生のカリキュラムを受けている秀才で、生徒会の役員。

フェンシング・ピアノでも優れた才能を持つ青髪の美少年。

双子の妹がおりシスコン。

アンシーに恋心を抱いている。

桐生七実(きりゅう ななみ)

中等部1年で、冬芽の妹。

極度のブラコンで、典型的なお嬢様気質。

鳳暁生(おおとり あきお)

アンシーの兄であり、学園の理事長代行。

学園理事長・鳳家の婿養子。

その正体は

アニメが原作の特殊な作品

「少女革命ウテナ」は1997年にアニメ放送が開始された、90年代を代表するアニメの一つです。

まず通常アニメというのは、漫画や小説が原作のこと多く、アニメが出発点の作品というのはそう多くありません。

この「少女革命ウテナ」は、アニメが原作という変わった形の作品でした。

「美少女戦士セーラームーン」シリーズのディレクターを務めていた幾原邦彦氏が精鋭を集めて「ビーパパス」を結成し、

少女漫画家のさいとうちほとタッグを組んで制作されたのが「少女革命ウテナ」でした。

なんと制作スタッフの中には、「サマーウォーズ」など大人気長編アニメーション作品の監督である細田守氏も参加されていたそうです!

実際は漫画の方が先に世に出てはいますが、アニメ化決定後に並行して漫画が書かれていたため、

原案自体はアニメが先、そしてビーパパスが原作とされています。

漫画版はさいとうちほの意向が多く組み込まれており、アニメ版とは所々異なるため、違ったストーリーを楽しむことができます。

その後、1999年には劇場版「少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録」が公開されましたが、

こちらもアニメ版・漫画版とはまた違う劇場版オリジナルとなっており、より過激な演出がなさています。

王子様に憧れた少女と世界を革命する力

ウテナと王子様

主人公の天上ウテナは、幼い頃に両親を事故で亡くし、その悲しみから絶望の淵にいたところを「王子様」に救われます。

「たった一人で、深い悲しみに耐える小さな君。その強さ、気高さを、どうか大人になっても失わないで。」

王子様はその言葉とともに、薔薇の刻印の入った指輪をウテナ授け去って行きました。

普通だったらその王子様に相応しいお姫様を目指しそうなものですが、

ウテナは王子様自身に憧れを抱き、自ら王子様になることを決意します。

中等部2年の時、ウテナは小学校〜大学まで併設されている私立鳳(おおとり)学園に編入しました。

この学校には、ウテナが王子様から授かったのもと同じ「薔薇の刻印」の入った指輪を持つ者たちがおり、

その者たちによって「薔薇の花嫁」と「世界を革命する力」を手に入れるための決闘が行われていました。

薔薇の刻印の入った指輪を持つウテナは徐々にその決闘に巻き込まれていきます

「薔薇の花嫁」

ウテナは姫宮アンシーという少女と同じクラスになりました。

褐色の肌にメガネの美少女であるアンシーは、いつも笑顔のおとなしい性格で、

なにを考えているのかわからないミステリアスな人物でした。

ある時ウテナは、西園寺という男から暴力を受けるアンシーの姿を目撃してしまいます。

正義感の強いウテナは止めに入りますが、「私はエンゲージした方の思うがままですから」と答えるアンシーにウテナは不快感を覚えます。

このアンシーこそが、この学園で密かに行われている決闘の勝者とエンゲージ(婚約)する「薔薇の花嫁」という存在でした。

「薔薇の花嫁」は、心に「ディオスの剣」を宿しており、エンゲージした者がアンシーの身体から剣を取り出すことができます。

そして、決闘の勝者に「世界を革命する力」を与える存在でもあるのです。

ディオス」とは、「世界を革命する力」とは、そもそも「薔薇の花嫁」とは一体なんなのでしょう

「薔薇の刻印」の入った指輪の所有者たち

ウテナが王子様から授かった「薔薇の刻印」の入った指輪

それと同じものを持った者が鳳学園には数人存在します。

ウテナ以外の指輪の所有者は皆揃って生徒会に所属しデュエリストと呼ばれており、

世界の果て」という謎の人物から送られてくる手紙によって決闘を行なっていました。

選ばれた者たちに決闘を仕向けるこの「世界の果て」とは一体何者なのでしょうか

 

ディオス」「世界を革命する力」「薔薇の花嫁」「世界の果て」など、

象徴的な言葉が多く登場するものの、全てが謎に包まれた状態で始まる「少女革命ウテナ」。

その謎は話が進むにつれ徐々に明かされていきます。

「少女革命ウテナ」の魅力

①宝塚+ファンタジー

「薔薇」「決闘」「王子様」など宝塚歌劇団やベルサイユのばらを思わせるキャラクターたちキザなセリフが盛り沢山なこの作品。

その濃くてむず痒くなりそうな世界観が、浮かずにさらに世界観を高められているのは、

現実では表現できないファンタジー要素が多分に盛り込まれているからかもしれません。

指輪に雫が浸った瞬間に動き出す薔薇の扉、決闘場へと続く長い長い真っ白の螺旋階段、

決闘場の上に浮かび上がる逆さの城、薔薇の花嫁の胸から引き抜かれる剣など、

現実には再現不可能な出来事が、より独特な世界観へと導いています。

②意味不明で耳から離れなくなる音楽

上文にある再現不可能な出来事をさらに不思議な世界に誘ってくれているものが音楽です。

螺旋階段のシーンで毎回流れる「絶対運命黙示録」という曲は、当時人気のあった曲の一つで、独特な雰囲気のある曲でした。

「出生登録 洗礼名簿 死亡登録」

「私の誕生 絶対誕生 黙示録」

これは「絶対運命黙示録」の歌詞の一部です。

どういう意味なのでしょう

聖書的な意味合いがあるようにも感じますが、意味があったとしても奥深くに隠され、表面上から読み取るのは容易ではありませんよね。

合唱曲であり、どこかクラシカルですが、エレキギターの音も聞こえてくる

めちゃくちゃ不思議だけど聞けば聞くほど中毒になる楽曲です!

その他の楽曲もかなり個性的。

決闘シーンで流れる音楽は毎回変わり、これまた不可思議なものばかりです。

これらの多くの劇中歌は、JA・シーザーによるアングラ劇団「演劇実験室・万有引力」が担当しています。

この音楽あってのウテナと言っても全く過言ではありません!

③斬新で癖の強い演出

この作品の中には、他のアニメには見られない斬新な演出が数多く見られます。

生徒会が集まるときのクラシカルなエレベーターのシーンや、要所要所現れる四方を薔薇が回る額縁のような枠など、

かなり実験的な演出が至る所でなされていました。

その中でも1番人気があり特徴的だったのが、ストーリーの合間合間に登場する「影絵少女」です。

毎回「かしら かしら ご存知かしらー?」という掛け声とともに始まり、

まるで影絵劇を見ているかのように、2人の少女が影のみで登場しプチ演劇を繰り広げます。

その内容は、ストーリーとは全く関係なさそうに見えて比喩的に関係ありそうな、表面的にはよくわからない内容なのです。

難解でシュール」この言葉がよく似合う演出でした。

癖が強く当時はもちろん今見ても斬新な演出は、比喩的な印象が強く物語をさらに怪しくミステリアスな世界へと導いています。

④アニメのタブーに踏み込んだ刺激的な内容

ここまでストーリー以外のところに目を向けてきましたが、ストーリー自体もかなり攻めています!

ウテナの印象的なものとして華麗なアクションシーンである「決闘」がありますが、

この決闘に至るまでのストーリーは感情面に特化して作られています。

中等部・高等部と多感な時期の登場人物たちのコンプレックスが戦いの要因になっているケースがほとんどです。

その中には、女同士の友情や憧れの人への恋心といった普遍的なものもあれば、

同性愛や近親愛などもあり、様々な愛憎が生々しく表現されていました。

そのためこの作品は百合・BLなど敏感な性的表現の先駆けとも言われています。

決闘関連以外にも後半になればなるほどに、人間関係は複雑化していき、

直接的な表現はないものの明らかにそういう関係だろうと思わせるシーンもあり、その中には近親相姦的な描写もあります。

かなり攻めてますよね。

当時「少女革命ウテナ」は18時台に放送されていたアニメにも関わらずこの内容だったため、

リアルタイムで観ていた子供たちにはかなり刺激の強いアニメだった事でしょう。

まとめ

今見ても斬新奇抜で時に哲学的・時に理解不能の世界観と、

明確な表現が避けられた難解なストーリー衝撃的な展開

何もかもがぶっとんでいる「少女革命ウテナ」は異端作ではありますが、傑作な事は明らかです。

この独特すぎる世界観から好き嫌いは明確に分かれる作品ですが、

20年以上経った現在も熱烈なファンが多いのは頷けます。

当時観ていたけれど理解できなかった人も、大人になってから観るとアニメの見方が変わるほどの衝撃を受けるかもしれません。

それだけ強力な力を持っている作品です。

気になった方は一度ウテナの世界を覗いてみてくださいね。

ズブズブにハマってしまうかもしれませんが

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※本ページの情報は2021年5月時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

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