突然ですが、あなたの思う「立派な大人」とはどのような人物ですか?
有名大学を卒業した人ですか?有名企業に入社した人でしょうか?それとも人に優しい人?結婚した人?
と思い描く「立派な大人」のイメージって人それぞれですよね。でも昔、親に言われたことがありませんか?「立派な大人になってね。」と。
では、「立派な大人」になるためには、どのようなことをすればいいのでしょうか?
このような疑問を抱いたのは、現在社会人のAさん。就職活動の際に、家族に「立派な大人になってね。」と言われたのだそう。
「立派な大人ってどんな人のこと?」
そんな風に思っていたころに週刊少年ジャンプで連載していた、あるマンガに出会います。
そのマンガを読み、Aさんなりの答えが見つかり理想の自分へのイメージがわき、その理想像にむかって努力しているのだそうです。
今回は、その作品をAさんに紹介していただこうと思います。
「暗殺教室」ってどんな作品?
作品名:暗殺教室
作者: 松井優征
出版社:集英社
掲載誌:週刊少年ジャンプ
コミック:21巻(完結)
内容:とある進学校「椚ヶ丘中学校」の3年E組は、月を破壊した超生物が担任を務めている。超生物は「来年の3月までに自分を殺さねければ、地球を破壊する」と言い出す。地球の存続をかけ、3年E組生徒と超生物との戦いが今始まる。
2015年~2016年までアニメ化もされている作品です。2015年にはHEY SAY JUNPの山田涼介さんが主演で実写版の映画も放映されました。
単行本の売り上げ部数は2016年の7月時点では2500万部を突破したそうです。
なんだか、物騒なタイトルですね…デスゲームのような作品なのでしょうか?安心してください。違いますよ笑
あらすじ
ある日突然、進学校「椚ヶ丘中学校」の成績・素行不良者を集めた3年E組の元に防衛省の人間と、異形な姿をした謎の生物がやって来た。マッハ20で空を飛び、月の7割を破壊して常時三日月の状態にしてしまった危険な生物は「来年3月までに自分を殺せなければ地球を破壊する」ことを宣言したうえ、「椚ヶ丘中学校3年E組」の担任教師となることを希望した。
意味の分からない要望に政府は戸惑いつつも、3年E組の生徒に「謎の生物の暗殺」を依頼。生徒たちは最初こそ戸惑うが、「成功報酬:100億円」のために殺る気を出す[注 1]。その生物=殺せんせー(ころせんせー)の存在とその目的を把握しているのは日本をはじめ各国の首脳陣といったほんの一部の人間のみで、「殺せんせーの存在や殺せんせーの暗殺に携わっていることを、家族を含めた第三者へ絶対に口外してはならない。口外した場合は“記憶消去処置”を施される」「殺せんせーは、3年E組の生徒に絶対に危害を加えてはいけない。ただし、その家族友人は対象外」などの様々な決まりの下に生徒達は殺せんせーを様々な手段で暗殺しようと試みるが、毎回殺せんせーの素早さと予測不能の行動で阻止され、逆に殺せんせーによる手入れを受けることになってしまう。
しかし、いざ授業が始まってみると暗殺者と標的という異常な状況ながら、多くの生徒たちは殺せんせーの指導と手入れによってこの暗殺教室を楽しみ、今までの「学校中から差別された底辺学級」としてではない前向きな学校生活を送るようになっていく。その一方、生徒の他にも殺せんせーを暗殺するため、世界中から暗殺者が送り込まれてくるのだった。
出典元:Wikipedia
登場人物
殺せんせー
月を破壊したことから、危険な生物として全世界から極秘に暗殺のターゲットとされているタコの形に似た、超生物。
椚ヶ丘中学校3年E組の担任。
体長約三メートルの大きな体格をもちながら、マッハ20の速度で移動できる能力を持っている。素早く移動するため、一斉射撃などの集団での攻撃も当たらず暗殺は困難とされている。
先生としては、誰よりも生徒のことを大事に思っている。
生徒一人一人のために作った手作りの問題を作成したり、生徒の苦手教科の克服や個性を伸ばすために相談にのったりと、先生の鏡のような存在。
喜怒哀楽の表現が分かりやすく、顔の色が変わることで表情の変化が読み取りやすい。
潮田渚(しおた なぎさ)
この作品の主人公。
小柄な体格と中性的な顔立ちから、男子でありながら女子に間違えられることも多々あり、本人はこれがコンプレックスとなっている。
普段から殺せんせーの弱点をメモとして記録しており、これが暗殺の役に立つ場面がある。
普段の暗殺の訓練を積み重ねることにより、暗殺者としての才能が徐々に開花していく。
赤羽業(あかばね かるま)
椚ヶ丘中学校の成績トップレベルの頭脳を持ちながら、度重なる素行不良な態度が目立ったことからEクラスに降格。停学していた。
人を騙したり扱ったりする才能が優れており、3Eクラスの暗殺の指揮をとったり、人員の配置など作戦を立てる場面が多い。
赤い髪が特徴で、穏やかな口調。爽やかな笑顔でありながら好戦的な性格で、喧嘩っ早く、挑発してくる相手に容赦がない。悪戯好き。
磯貝悠馬(いそがい ゆうま)
3年E組の学級委員長。イケメンで基本的に、何でもできる器用さを持つ。
カルマほどではないが勉強もできる優等生。自宅が貧乏で校則で禁止されているアルバイトをしていることが学校にばれてしまったことから、Eクラスに降格。
クラスの頼れるリーダー。
茅野カエデ(かやの かえで)
3年E組のムードメーカー的な存在で、周囲から一歩下がった立ち位置から暗殺のサポートに回る場面が多い。
胸にコンプレックスを抱いており、巨乳な女性すべてに敵意を向ける。
殺せない先生という理由から、超生物に「殺せんせー」という名前をつけた名づけ親でもある。
烏間 惟臣(からすま ただおみ)
真面目で仕事熱心なお堅い人物像の青年。
防衛省所属、陸上自衛隊空挺部隊トップの成績という過去を持っている。
防衛省の代表として、殺せんせーの暗殺の指揮を現場でとっている。普段は、3年E組の体育の授業を受け持ち、暗殺の訓練や戦闘訓練を生徒に指導している。
また、殺せんせーの見た目が人間とかけ離れているため、人前では3Eクラスの担任として本校舎と3Eクラスのつなぎ役をしている。
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殺せんせーの暗殺方法
殺せんせーは、マッハ20で移動できる体長約3メートルほどの大きな体を持つ超生物です。
月を破壊したことから、危険生物として全世界から極秘に暗殺のターゲットとして狙われています。暗殺成功報酬額は驚異の100億円。
軍隊が最新鋭の戦闘機やミサイルを駆使しても、マッハ20で移動する殺せんせーには何の役にも立たちません。それどころか、戦闘機はワックスをかけられ手入れをされる。ミサイルは、たこ焼きの調理の火として使われてしまいます。
殺せんせーを暗殺する方法は、専用のナイフと専用の銃弾をあてること。
一見、ナイフはペラペラ。専用の銃弾はおもちゃのBB弾のようなものです。人間が触れても全く害はありません。
しかし、殺せんせーが触れると細胞を破壊しダメージを与えることができるのです。
マッハ20で移動する素早い殺せんせーに、どのように攻撃をあてるかがポイントになってきます。
3年E組って?
椚ヶ丘中学校は、AクラスからEクラスの計5クラスで構成されています。Aクラスが、優等生クラス。BからDは同じくらいのレベルのクラスとなっています。
一方Eクラスは、成績が悪い生徒や素行が悪い生徒などが集められた、通称「エンドのE組」と呼ばれているクラスで、周りから馬鹿にされる対象となっています。そのため、Eクラスの生徒は、この学校では人権はありません。
学習環境においても、エアコンの設備がなく、校舎は本校舎から離れた山奥の小屋だったりと登校も困難。部活動には参加できず、学校の設備を利用する際は、すべて本校舎の生徒が優先されます。
AからDクラスは「絶対Eクラスには落ちない」という恐怖から勉強に打ち込み、Eクラスは、「どうせ自分なんか頑張ったって…」と落ち込んでしまうわけです。
この差別化は、理事長の方針によって作られた社会の縮図となっているのだそうです。
上下関係を明確にすることによって、勉強へのモチベーションを保たせようということですね。
なんだか恐ろしい教育環境です…
エピソード紹介
中間試験編
学校の中間試験が近づく中、殺せんせーは分身の術を使って生徒たちにマンツーマンの苦手教科の克服に努めます。(すでに突っ込みどころ満載です笑)
すべては生徒たちのため。毎日全力で生徒と向き合います。
しかし、生徒たちは、「まぁ勉強のほうは、そこそこでいいかな。なんたって暗殺すれば賞金がもらえるし。」「所詮、俺たちは、エンドのE組。勉強なんかより暗殺のほうがよほど身近なチャンスだよ。」と中間試験への意欲が低いのでした。
殺せんせーは言います。「今の君たちには、暗殺者の資格がありませんねぇ…」
そして生徒全員、校庭へ出るように促します。
殺せんせーは烏間先生に質問します。「生徒にナイフ術をを教えるとき、重要なのは第1撃だけですか?」烏間先生は答えます。
「もちろん、第1撃は重要だが次の動きも大切だ。強敵相手では1撃目は高確率でかわされてしまう。その後の、第2撃第3撃を…いかに高精度に繰り出すかが勝敗を分ける」
自信の持てる次の手があるから、自信に満ちた暗殺者になれる。しかし君たちは?
俺らには暗殺があるからと考えて、勉強の目標を低く設定して、劣等感の原因から目を背けている。
「もしも、先生がこの教室から逃げたら?他の殺し屋が先生を先に殺してしまったら?暗殺というよりどころを失った君たちには、E組の劣等感しか残らない。」
第二の刃を持たざる者は…暗殺者を名乗る資格なし!!
生徒たちは、もしもという事態について考えていなかったのです。皆さんも不測の事態に備えず一つのプランしかなかったことによって、ヒヤッとした経験はありませんか?
中学生というまだまだ発展途中な子供たちに、不測の事態に備えることの大切さを教えるとても印象的な回だと思います。
期末試験編
中間テストにて、不測の事態に備えるということの大切さを学んだ3E生徒たち。
期末試験は自分と全力で向き合い、勉強に励みました。
今回は、各教科で学年トップの成績を修めた生徒には、殺せんせーの弱点の「触手」を攻撃できるという報酬を「暗殺のチャンス」として提案されます。
これによって、殺せんせーの一番の脅威であるマッハ20のスピードを落とすことができます。
しかし、トップレベルの成績を誇るはずのカルマだけは違いました。
「皆、目の色変えちゃって…勝つってそういうことじゃないんだよね…通常運転で勝ってこその完全勝利」
無理もありません。
カルマは素攻不良にて3Eに降格した生徒。勉強の成績は非常に優秀。完全に舐めた態度で挑んでしまいました。
当然結果は、惨敗。
中間試験のように飛びぬけた成績をとれずに、他の3E生徒がトップ争いで活躍していく中、自分が暗殺に貢献できないことに悔しさを覚えます。
そこに、殺せんせーが言葉をかけます。
「やるべき時にやるべき事をやれない者はこの暗殺教室では存在感をなくしていく 刃を研ぐのを怠った君は暗殺者じゃない。錆びた刃を自慢げに掲げたただのガキです。」
カルマは多くの才能に恵まれているため、本気でなくても勝ち続けてしまうから本当の勝負を知らずに育つという危険性がある。
殺せんせーが語るテストとは、「勝敗の意味を強弱の意味を正しく教えるチャンス」なのだといいます。
この言葉が、胸に突き刺さりました。テスト勉強をさぼって、部屋の清掃に勤しむ学生の皆さんに読んでいただきたい回ですね。笑
南の島勉強合宿にて
期末試験が終わった翌月、3E生徒たちは南の島の勉強合宿に訪れます。
しかし、そこでは謎のウイルスが蔓延。生徒の何人かが、高熱で倒れてしまいます。ウイルスの原因は人為的なもので殺せんせーの暗殺を狙った外部からの犯行でした。
所定のホテルの屋上にて、ウイルスのワクチンと殺せんせーの交換。これが犯人の要求でした。
もちろん、暗殺の訓練を日々こなしている3Eメンバー。ただ黙っているわけにはいきません。迫りくる刺客と戦いながら、ホテルの最上階を目指し進んでいきます。
順調に進み、8Fコンサートホールにて本物の銃を扱う殺し屋に遭遇します。
ステージ上から客席に銃弾を放つ殺し屋。
3E生徒は客席にて身を隠し、敵の動向を伺います。そして、殺せんせーが指示を出します。
「出席番号12番右に1でそのまま待機。4番6番椅子の間からターゲット撮影。」
殺し屋は、誰がどのように動いているのかさっぱりわかりません。狙いは、射撃の得意な生徒が相手の死角を突いて、確実に相手に攻撃することが目的でした。
3Eのチームワークがなせる勝利です。
殺せんせーは言います。
「どんな人間にも殻を破って大きく成長できるチャンスが何度かあります。しかし1人ではそのチャンスを活かしきれない。」
集中力を引き出すような強敵。経験を分かり合える仲間がいなければ、チャンスは活かせないとのこと。
一人でできることには、限界がある。頼れる仲間がいるから安心してチャレンジできる。
仲間の大切さを改めて感じた素晴らしい回でした。

すべて読破したAさんは…
「暗殺教室」をすべて読み終えたAさんは、キャラの強い殺せんせー、個性的な3Eメンバー。立ちふさがる強敵。そして訪れる衝撃の展開に涙が止まらなかったのだそうです。
そして、Aさんは「立派な大人」の理想像を思い描くのでした。
Aさんにとって「立派な大人」とは、殺せんせーのように「人の成長を素直に喜ぶことのできる、自分自身も成長に貪欲な人」という自分なりの答えが見つかったそうです。
「暗殺教室」は、謎の超生物・殺せんせーと椚ヶ丘中学校3年E組に生徒たちが暗殺を通じて日々成長していく、卒業までの物語を描いた作品です。
すべて読み終えることによって、人生で大切なことはもちろん「立派な大人」の理想像がみつかり、成長への方向性が見つかりますよ。
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漫画はシリーズによっては何十巻ともなるし、それを保管するとなると部屋の中の保管場所に困りますよね。
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