
ヘルウィーク、直訳すると、「地獄の週間」
自衛隊ではいくつかあるそうですね。
自衛隊のエリートたちが必ず通るヘルウィークは防衛大学校にあるそうです。
どのような地獄があるのか覗いてみたくありませんか?
漫画「あおざくら 防衛大学校物語」は、防衛大学校を舞台に、仲間達の大切さを学びながら、夢や目標に向かって進んでいく人々が描かれています。
そう書くと明るいキラキラした漫画に思えますが、その中ではしっかりとヘルウィークについても書かれています。
普通に暮らしている僕にとっては身の引き締まり、もっと頑張らないとと激励してくれるような漫画でした。
あおざくら 防衛大学校物語とは?
作品名:「あおざくら 防衛大学校物語」
作者:二階堂ヒカル
出版社:小学館
掲載誌:週刊少年サンデー
コミック:20巻(2021年5月26日時点)
内容:神奈川県横須賀市にある自衛隊の幹部自衛官を養成する防衛大学校を舞台に繰り広げられる人間ドラマを描いた作品
ドラマ:2019年11月1日から毎日放送「ドラマ特区」で放送
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あらすじ
勉強好きの高校生・近藤勇美は食堂を営む実家が再開発で潰れることになり、進学を諦めかけていた。だが、学費無料どころか給料がもらえる防衛大学校のことを知り、見事合格する。近藤を待つ世界とは……!? 幹部自衛官を養成する機関・防衛大学校を舞台にした疾風怒濤の青春物語、開幕!!
出典元:ebookjapan
登場人物
多くの登場人物の名前、出身地の由来は、幕末の歴史上の人物の名前と出身地がモデルになっています。
近藤勇美(こんどういさみ)
本作の主人公。極度の勉強好き。
家庭の事情により、入学金・学費が無料の上に、毎月給料が支給される防衛大学校を知り、見事入学を果たす。
そんな家庭の事情も相まって、お金が絡むとうるさく、周囲も呆れている。
テスト対策用のノートを、メモ帳やベルト、歯ブラシなどの消耗品と交換することで、自分の出費を最大限抑えている。
しかし、毎月支給される給料は、実家への仕送りで消えていく。
相手の事を本気で考えることができ、簡単には見捨てない心優しい性格を持つ。
沖田蒼司(おきたそうじ)
主人公と一学年前期同部屋だった。
父親が海上自衛隊の海将補である。
父親を憧れに日々努力している。
しかし、行動が遅かったり、抜けているところが多いため、よく叱られている。
主人公に助けられることも多い。
それでも着実に少しずつ成長していく。
とても穏やかな性格をしており、坂木のモノマネは鉄板ネタ。
岡上乙女(おかがみおとめ)
主人公と同期で、同じ校友会である儀仗隊に所属する。
防衛大学校では数少ない女子生徒。
高校時代になぎなたで全国優勝している。
趣味は手芸と裁縫。
まっすぐで芯の強い女の子。
実は坂木の妹でブラコンである。
坂木竜也(さかきりゅうや)
主人公が1年前期の時の部屋長。
小柄だが、目つきがとても恐ろしい。
しごきは人一倍厳しい。
だが、それは後輩達の成長を願っていることの裏返しである。
人に厳しい分、自分に対してもとても厳しい一面を持つ。
岡上乙女の兄でシスコンである。
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いつまでもお客様じゃいられない!?
防衛大学校に合格し籍を置く学生の身分は、特別職の国家公務員で、毎月給料が支給され、
卒業時には学位が授与され、その先の幹部候補生学校への道も保障されています。
そんな夢のような大学で、あなたが思い描く、大学生活を過ごせるわけがありません。
寮に入った当初は、とても優しく接してくれた先輩達の態度が、入校式が終わった日に
「お客様の時間は、終わりだ」
この言葉と共に急に変わります。
かけ声に圧がかかり、雰囲気がピリッとします。
その後の点呼で、雰囲気にのまれた沖田が、テンポ良く点呼を行えませんでした。
たったそれだけのことで、全員が連帯責任で腕立て伏せをします。
そしてそれは、罰ではなく、反省と言われます。
上級生は後輩への指導が至らなかったとして。
同期はそんな仲間を救い上げることができなかったとして。
こんな厳しい世界の存在なんて、普通の大学に通っているだけでは、知る機会なんてありませんよね。
それでも主人公は、ただ怒られるのではなく、「なぜ理不尽に怒られているのか」という本質を考え続けます。
それは自分がいざ先輩となったときに良い経験となり、主人公の力になります。
さらに防衛大では「廊下は走るところ」と教わります。
3歩以上は走れと言われ、一学年は多忙なため廊下を全力疾走します。
そうしなければ、数多い仕事を一日でやり遂げることができません。
しかし、小、中、高では廊下は「歩くところ」と教わってきています。
今まで自分が習ってきたことが、全く通用しない環境があることを知ると、驚きますね。
そんな環境で、周りにいるのはつい最近、知り合ったばかりの人たち。
とても厳しい環境ですが、ストレス耐性や自分の限界を超えていくためには、こういった環境に身を置くのが一番かもしれませんね。
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ヘルウィーク
防衛大での生活にも慣れてきたある日のこと。
防衛大での唯一の安らぎである休養日に、1学年の学生が帰校遅延をしてしまいます。
そこから地獄の一週間、ヘルウィークが始まります。
ヘルウィークとは、腕立て伏せに始まり、
整理整頓した部屋を台風が通った後のように荒らされ、
朝の点呼後に全力ダッシュします。
日々の生活が元々厳しいにも関わらず、さらなる追い打ちがかかります。
上級生も同期も関係なく、連帯責任で厳しい生活を送ります。
こんな状況、逃げ出したくてしょうがないですよね。
しかし、こんな中一人だけ連帯責任を負っていない学生がいます。
帰校遅延をしてしまった学生です。
ふざけるなって言ってやりたいですね。
しかし、これにはしっかりとした理由があります。
「将来ミスをしてしまったら、自分ではなく、守るべきものが危険にさらされてしまう」
ということを実体験として、理解してもらうためです。
そのことを実感し、罪の重さを知り、素直に謝ることができたときに、ヘルウィークは終わります。
つまり、謝ることができなければ、ヘルウィークは一週間では終わりません。
帰校遅延した学生は、自分の譲(ゆず)れない事のために、謝ることができません。
その譲れない事とは「お前らみたいなモテる奴らには絶対に謝らない」という事です。
その事実を知ったときに、呆れを通り越して言葉を失ってしまいました。
主人公が、その学生と真摯に向き合い、話をすることで、2週間も続いたヘルウィークは、終わりを迎えました。
さすがは組織の完成形である、自衛隊の幹部候補生を養成する学校ですね。
自分が起こしてしまった失敗が、周囲にどれだけの被害を及ぼすかを、身をもって教える恐ろしい方法です。
意図を理解したとしても、理不尽さに、怒りがふつふつと芽生えてしまいそうです。
こんな体験、実際に味わえることはまずありません。
こういうのを見ると、自分の普段の行動が他の人にどういう影響を与えているのか考えずにはいられません。
この話を読むと、今までの自分の生活を振り返り、気が引き締まる想いです。
まとめ
今回は漫画「あおざくら 防衛大学校物語」を紹介させていただきました。
自分とは違う環境、価値観や考え方の下、彼らの懸命な姿を見ると、とても刺激を受けて頑張ろうと思わせてくれます。
今の自分よりも、ほんの少し上を目指すような日々を送るだけで、彼らのように日々が充実します。
あなたの今の生活にもハリを与えてくれるはずです!
もしかすると、ここまで読んだあなたは、こんなの現実の話じゃないでしょ?と、思っているかもしれません。
そんなことはありません。
1巻に掲載されている特別記事の防大OB覆面座談会によると、
「漫画の演出部分はあるものの、全体的にリアルに描かれている」そうです。
「あおざくら 防衛大学校物語」を読むと、今までの自分では創造できない、新しい世界の広がりを楽しむことができます。
案外身近な物が、自分に力をくれますね!
新しいことに挑戦して、充実した生活にハリがでるといいですね。
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自衛隊についてもっと知れる漫画もありますよ。
国防だけが仕事じゃない?存在意義が議論される自衛隊を漫画「ライジングサン」で知ろう
漫画を読むならスマホで!
漫画はシリーズによっては何十巻ともなるし、それを保管するとなると部屋の中の保管場所に困りますよね。
僕も、電子書籍が普及する以前は、すぐに本棚がいっぱいになって部屋の隅から机の隅にまで漫画が積まれていました。
さすがにそれではまずいと思い、泣く泣く売りに出したことも。
それに、外で読もうと思うと荷物になるので持ち運びも大変です。
1冊ならまだしも、何冊ともなるとカバンの中がかさばって場所をとるし、移動するにはちょっとした重さが結構負担になります。
肩掛けカバンだと30分もすると取手が肩に食い込んで痛くなります。
なので、スマホで漫画が読める電子書籍サービスは本当に助かってます。
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ここでは僕のよく使うサービスを2つお伝えしますね。
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実は、僕はいろいろな電子書籍サービスを試しました。
そのことを記事にしているので、よかったら見ていってくださいね!
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