
何かに挑戦することって、簡単なようにみえて、すごく難しいことですよね。
失敗したときのリスクを考えると、挑戦できなくなってしまうこともありますよね。
そんな、第一歩を踏み出せないあなたに、オススメの作品があります。
それが、「ブルーピリオド」です。
この作品の熱い思いが込められた名言を知れば、
「好きなことをしよう」「一歩踏み出してみよう」と、あなたの挑戦したい気持ちを、後押ししてくれる事、間違いなしです。
「ブルーピリオド」ってどんな漫画?
作品名:ブルーピリオド
作者:山口つばさ
出版社:講談社
掲載誌:月刊アフタヌーン
コミック:既刊9巻(連載中)
内容:月刊アフタヌーンで、2017年8月号から連載中。
2021年2月時点で単行本の累計発行部数は300万部を突破している。
絵を描くことの楽しさに目覚めた主人公を中心に、美術大学受験予備校や入学試験での苦悩が描かれる青春群像劇。
あらすじ
友人たちと朝まで遊んだりして、楽しい高校生活を過ごしている2年生の矢口八虎。それでいて学校では成績優秀。何事もそつなくこなせるからこそ、生きる目標を定められなかった彼が、偶然見出したのが美術の世界でした。上級生が描いた1枚の絵をきっかけに絵を描くようになり、やがて、最難関の東京藝大油画科入学を目指して、本格的に勉強を始めていきます。
学校の美術部から、美大受験の予備校へと通い始めた彼が、個性溢れる受験生たちと出会い、触発されながらも前へ進んでいくストーリーです。出典元:BookLive
登場人物
ブルーピリオドは、芸術家を目指す人たちの作品です。
芸術家のイメージである、「個性的」が当てはまる登場人物たちなので、それぞれの登場人物に注目してみるのも、面白いかもしれません。
矢口八虎(やぐちやとら)
本作の主人公。
高校生で、友人たちと徹夜で飲酒したり、タバコを吸うなど、素行はあまり良くないです。
見た目も金髪に軟骨ピアス。
しかし、非常に要領がよく、成績は学年トップクラスで、私立大学の、慶應、早稲田レベルなら余裕で合格できると言われています。
慶應も早稲田も、日本の有名大学なので、相当賢いんでしょう。
愛嬌もあり、協調性まあるので、クラスでの人気も非常に高いです。
しかし、勉強や人付き合いは、自分の中のノルマだと思って励んでいます。
反面、何をやっても達成感が得られず、空虚な毎日を過ごしていました。
そこで、美術室で一枚の絵に心を惹かれ。美術にのめり込んでいきます。
鮎川龍二(あゆかわりゅうじ)
八虎と同級生の美術部員。
男性だが、心は乙女。
ロングヘアで学校では、女子用の制服を着用しています。
女子からの人気がすごいが、男子にもファンがいます。
街中を歩いていると、「あの子かわいい」という声が聞こえるほど、美人です。
本当に男なのか?と思う見た目なので、見てみてください。
また、女子の友達からは、「あゆかわ」の真ん中に文字をとって、「ゆかちゃん」と呼ばれています。
八虎が絵に興味を持ち始めた頃に、美術部の手伝いをお願いします。
それが、八虎が美術部に入るきっかけになりました。
八虎にきっかけを与えた、非常に重要な人物です。
高橋世田介(たかはしよたすけ)
八虎とは、美大専門の予備校、東京芸術学院(東美)の冬季講習で出会った、同い年の天才少年。
その才能と技術と孤高の性格は、八虎を興奮させる存在です。
東京藝術大学、油画専攻という、八虎と全く同じところを、志望しているライバルです。
高校時代は、美術コースではなく、特進コースを選択していたにも関わらず、「普通科の美術の授業に死ぬほど絵が上手いやつがいる」と、噂になる天才ぶり。
しかも、デッサンをはじめたのは高校2年からです。
また、東美を「受験用の美術ばっかり教えられる」ということで、それに腹を立てて辞めてしまいます。
そのため、独学で東京藝術大学を目指すことになりました。
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正解のない世界で、自分はなんのために、何を描くか
美術作品には、数学のように絶対コレと決まった答えがありません。
そのため、10人の芸術家がいたら、10通りの絵ができます。
学校の芸術の授業で、1つの共通のテーマが与えられたら、それぞれの価値観やイメージで、作品ができます。
似た作品はあったとしても、全く同じ作品は存在しないですよね。
この作品で、自分が何を表現したいかが非常に重要ということです。
あなたは、「自画像」というテーマがあったら、どのような作品を描きますか?
このテーマで、八虎は自分自身のことを伝えるのに、もってこいの作品を用意します。
それが、「自分の多面性」です。
周りに対して、いい顔をできる。
空気を非常に読める八虎らしい、作品です。
その作品は「手前」と「奥」の、奥行きを誇張するように、濃淡をつけて描き込んでいました。
完成した作品は、作中でみてみてください。
受験生の苦悩がリアル
大学受験。
もしかしたら、人生で最も辛いことかもしれませんね。
東京藝術大学は、東大より狭き門と言われています。
そのため、浪人する人も多く、現役で合格する人は稀です。
また、国立大学のため、日程は終盤。
みんなの進路が分かった状態で、合格発表があります。
周りが進路が決まることから来る焦燥感など、非常にリアルです。
また、受験勉強からくるストレスで、体調や身体に変化が出る人も。
八虎もその1人です。
彼の場合は、蕁麻疹(じんましん)やめまいなどの、症状が出ていました。
また、東美のクラスメイト、マキの友人は体調を崩し入院してしまったそうです。
しかし、そこで出たセリフは、受験生の辛さを表しているものでした。
「受験でメンタル落とすのは、自分自身の問題。」
プロのスポーツ選手でも、同じことですが、試合で100%を発揮できるように、調整するのが大事です。
受験でも、試験の日に100%を持ってくることが、大切なんだなあと改めて感じました。
挑戦を後押しする名言3選
1位の絵じゃなくて、「最高の絵」を目指さなきゃね
八虎が、受験対策で悩んでいるときに、東美の担任の先生である、大葉先生からもらった名言です。
ナンバーワンでなく、オンリーワンを目指そうという考え方ですね。
特に絵では、「自分はあの人に比べて上手じゃない。」というように他者と比較してしまいがちですよね。
ましてや、受験の実技試験で、絵を描くわけですから、なおさらです。
順位は、もちろん大事です。
しかし、合格する上で、最も大切なのが、自分の中の最高を目指すことでした。
急に飛躍的に絵が上手になったりもしませんしね。
だからこそ、自分の中の最高で、自分らしさをアピールすることが、どれだけ大事か理解できる名言でした。
「好きなことは趣味でいい」これは大人の発想だと思いますよ
八虎が美大に入ろうか、を高校の美術部顧問の佐伯先生に相談していた時の名言です。
確かに、美大を出ていなくても、絵が上手な人たくさんいますよね。
テレビ番組でも、絵が上手な人を取り上げられていても、芸能人だったりしますしね。
そういう方達は、趣味で絵を書いたりしています。
しかし、学生時代を思い出してみると、自分自身のやりたいことを、大多数の人がやっていたと思います。
いい例が、部活ですね。
ですが、大人になるとなぜか好きなことを我慢して、それ以外の道で食べていこうとするようになる人、多くないですか?
しかし、冷静に考えてみたら、1番好きなことで頑張る方がいいですよね?
その仕事が好きな人と、普通の人だと、好きな人の方が、成果が出やすいのはこのことでしょう。
後悔はないですよ、反省は死ぬほどあるけど
僕がこの作品の中で、言ってみたいセリフ1位です。
この名言は、受験が終わり佐伯先生に、手応えを聞かれたとき、八虎が放ったセリフです。
受験前は、「本気で楽しんで、努力して、ダメだった時が恐ろしい。」と怯えていた八虎。
二次試験は、3日かけて行うのですが、八虎は体調不良で1日目を無駄にしてしまいます。
残りの数少ない時間で、試行錯誤し、困難を乗り越えた彼は、試験を最後までやり遂げます。
自分の全力を出し切ったと言えるのだから、反省点はあっても後悔することはほとんどないだろう。
自分の全力を出せたことを表すような、セリフですね。
まとめ
八虎がゼロから挑戦を始めたので、その間の苦悩や成長がよくわかる作品でした。
「ブルーピリオド」を読んでいるうちに、「こういう考え方もあるのか」と、考えさせられるシーンもありました。
まだ一歩を踏み出せていない人には、非常におすすめな作品です。
現に、八虎は東京藝術大学へ挑戦する中で、
- 好きなことやり続けること
- 後悔のないよう、全力を出す力
- 自分を表現する力
など、多くの経験を手に入れてきました。
挑戦することって素晴らしいですね。
「ブルーピリオド」を読んで、挑戦する第一歩を踏み出してみましょう!
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