漫画紹介

双子の兄妹は秘密の恋愛関係。漫画「僕は妹に恋をする」は恋にぶつかる勇気をくれる

禁断の恋というのは、誰にも言えない辛さがあります。

血のつながらない義理の兄妹、既婚者との恋。

許されない恋愛は、どんなに深く想い合っていても公に出来ず、苦しい思いをすることもあります。

関係を進めようとすれば、拒絶されて全てを失ってしまうかもしれません。

僕の知り合いのMさんは、少女漫画「僕は妹に恋をする」を読むたびに、禁断の恋につい涙してしまうのだそうです。

決して結ばれない双子の兄妹。

二人の恋はとても純愛で、悩み苦しみながらもお互いを好きでたまらない姿に、思わずジーンと来てしまうのだそうです。

そして、自分もここまで誰かを好きになって、ぶつかってみたくなる勇気がもらえると話してくれました。

少女漫画「僕は妹に恋をする」の魅力について、Mさんに解説してもらいましょう!

「僕は妹に恋をする」ってどんな漫画?

作品名:僕は妹に恋をする
作者:青木琴美
出版社:小学館
掲載誌:Sho-Comi
コミック:10巻(完結)
内容:

「神様。本当にいるなら、僕に、世界でたったひとりの大切な女の子を、僕にください」

頼と郁は、全く似ていない双子の兄妹。

幼い頃はとても仲が良かったのに、頼はいつしか郁に冷たく当たるように。

しかしそれは、郁への許されない恋を強制的に諦めるためでした。

頼からの突然のキスで想いを知ることになった郁は、頼を大切に想う気持ちから頼を選び、二人は秘密の恋人同士に。

双子の兄妹だけど、好きな気持ちは止められない。

決して公に結ばれない二人の恋は、どこへ向かうのか?

切なくて苦しい恋愛に、あなたもきっと涙する。

「僕は妹に恋をする」を試し読み

あらすじ

妹の郁(いく)と兄の頼(より)。幼いころはとっても仲のよい双子だったのに、15歳の今、なんでもできる頼と、なんにもできない郁は似てない双子。そんなとき、頼が郁に突然キスを!「子供のころからずっと、一番大切な女の子だった」と言う頼は、「オレを選ぶなら郁からキスして」と郁に迫るが…!?

出典元:ebookjapan

 

登場人物

結城家の双子の兄である頼、妹の郁、頼の親友で理解者の矢野立芳について解説します。

結城頼(ゆうき より)

結城家の双子の兄。

勉強をしなくても学年トップでスポーツ万能。愛想の悪さ以外は完璧な美青年。

物心ついた頃から郁に恋愛感情を持っていますが、決して許されない恋に悩み郁に辛く当たるようになります。

しかし想いをどうしても抑えられず、寝ている郁にキスをしてしまいます。

晴れて郁と両想いになると、秘密の関係を守るため全寮制の進学校へ入学し、郁とは別の高校へ進学しました。

しかし郁との仲を疑う元カノの策略により、郁との関係を隠し切れず問題を起こしてしまい退学。

郁と同じ高校へ戻ります。

結城郁(ゆうき いく)

結城家の双子の妹。兄の頼とは全く似ていません。

可愛い女の子ですが勉強もスポーツもまるでダメで、ものすごいドジ。

ちょいデブな体型が悩み。

冷たい態度の頼に嫌われているのかと寂しさを感じていましたが、思ってもいなかった頼からの告白に動揺しました。

やがて頼の想いを受け入れ、道ならぬ恋に悩んでいきます。

矢野立芳(やの はるか)

眼鏡をかけた美青年で、文武両道、しかも御曹司。

頼の親友で、郁との関係を知る理解者。

郁に想いを寄せていますが、頼と郁の恋を応援してくれています。

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苦しい片思い

結城家の子供である頼と郁。

双子の兄妹とはいえ、二人は全く似ていません。

幼い頼は郁と本当に血がつながっているのか疑い、母に聞いたことがあります。

母は頼と郁は双子の兄妹で、父と母の間に生まれたのだと諭していました。

物心ついた時からずっと郁を運命の女性だと信じていた頼は、幼い頃郁と結婚するのだと両親に宣言します。

その時両親は笑って認めてくれていたので頼は喜んでいましたが、

後に兄妹同士では結婚出来ないと知りショックを受けます。

どうして結婚出来ないのか。兄妹だというだけで。

僕はこんなにも郁を好きなのに。

そして大人になった今でも郁を想い続け、自分の異常さに嫌悪感を抱くようになりました。

やがて自暴自棄になっていた頼は、真剣に頼を想ってくれる郁の親友と成り行きで関係を持ちます。

彼女と付き合うことにはなりましたが、それでも頼は郁を諦められませんでした。

頼は彼女ではなく結局郁を選び、郁も頼を選びます。

やがて二人は愛し合い、ついに結ばれます。

実の兄妹同士で恋愛関係になるような漫画は数多くありますが、ただただ性的な描写ばかりのものが多い印象です。

「僕は妹に恋をする」にも性的描写は多いですが、二人の間にあるものは純愛です。

実の妹を愛してしまった頼の気持ちは、私たちが叶わぬ恋に悩む気持ちと何ら変わりません。

そして郁も、いけないことだと分かっていても、頼への恋心を止めることが出来なくなっていきます。

恋は一度落ちてしまえば、自分の意志ではどうにもならないもの。

二人の恋に、幸せな結末を望んでしまいます。

 

普通の恋がしたいだけ

とうとう郁を抱いてしまった頼。

郁との恋を守りたい頼ですが、実の妹との恋愛などとても世間に認められるものではありません。

自分の犯してしまった罪を背負うことは耐えられますが、大切な郁にも背負わせてしまう辛さに頼は苦しみます。

好きな人とただ、普通に恋愛がしたいだけなのに。

実の兄妹でさえなかったら良かったのに。

やがて全寮制の進学校に一人進学した頼でしたが、郁とのことで問題を起こしてしまったため退学し、

再び結城家に戻ってきます。

同じ屋根の下で再び暮らし始める頼と郁ですが、お互いの気持ちを知ってしまった以上、もう元の関係には戻れません。

二人は幼い頃から共に過ごしてきた相部屋で、両親にバレないようこっそりと愛を育んでいました。

しかしそんな二人の雰囲気に、違和感を覚える人物が。

秘密の恋に、暗雲が立ち込め始めます。

その一方で頼は郁と血が繋がっていない疑惑を追及するため、

親友である立芳の助けを借りながら証拠をつかもうと調べ始めます。

そして郁は何でも出来る頼とずっと一緒にいるために、

慣れないバイトをしたり大嫌いな勉強を頑張ったりと、健気に努力しています。

頼の郁を守ろうとする姿勢を見ていると報われてほしいと思ってしまいますし、

頼を追いかけて、空振りしながら必死に努力する郁を見ていると、その健気さについ泣きそうになります。

すると実は頼と郁の誕生日が違うこと、両親の大学時代の友人が何故か頼にそっくりなことなど、

段々疑わしい事実が浮き彫りに。

そして最後、兄妹の衝撃的な秘密が明らかになります。

決して結ばれてはいけない頼と郁の恋は、果たして報われるのか?

続きがとても気になります!

 

そばにいて当たり前の存在に、恋をする怖さ

人は誰でも恋をすると、

その人のことで頭がいっぱいになったり、ちょっとした言葉に喜んだり、傷ついたりします。

出会ったばかりの相手であれば、過去のことなどをもっと知りたいと思うものですが、

幼い頃から知っている相手を好きになるのは、分かっているからこそ関係が壊れる怖さがあるものです。

頼と郁は双子として、生まれた時からずっとそばにいました。

兄妹で恋愛するということは、あくまで一般的なことではありません。

頼と郁は兄と妹という垣根を超えて、恋人同士として互いを想い合うようになっていきます。

当たり前の存在である相手を好きになり違う関係として生きていたいと思うことは、

安定した関係を捨て、失うことに怯える辛さも背負うことになるものです。

恋愛は、クラスの同級生や会社の同期、先輩と後輩などの一つの関係を壊してスタートするものですよね。

関係が変わる怖さと、「それでも付き合いたい」という気持ちは相反するものですが、

どちらかが強ければ強いほど苦しくなってしまいます。

もし拒絶されてしまったら、と思うと、なかなか前へ進めなくなるものです。

拒絶されるかもしれない恐怖に負けず、想いを伝えた頼の勇気。

苦しい道だと分かっていながら、頼の想いに応えた郁の勇気。

頼と郁の勇気ある恋への姿勢は、恋に悩む人にとって勇気を与えてくれますね!

 

まとめ

「僕は妹に恋をする」は、双子の兄妹同士で恋愛関係になるという禁断のテーマを描いた漫画ですが、

あまりに切なく純粋な恋愛に思わず胸が痛くなってしまいます。

どんなに好きでも結ばれない恋は、誰でも辛いもの。

胸が苦しくなるほど誰かに恋してみたくなる、そんな漫画です。

もし誰かを本気で好きになる時が来れば誰でも不安になりますが、

頼と郁のような恋への勇気ある姿勢に気持ちが押され、

恋に全力でぶつかっていけるようになれるかもしれませんね!

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