漫画紹介

凡人にはついていけない!?天才たちによる高度な頭脳バトル漫画「デスノート」

一度読んだだけでは理解しきれないほど、高度な頭脳戦。

理解できた時、見破った時の快感は、ハイレベルな頭脳戦漫画を読んだときにしか得られないものですよね。

今回は、天才たちが知力を尽くす頭脳バトル漫画「デスノート」を紹介します。

ある程度の理解力がないと、何が起こっているのかさえ分からないほど濃い頭脳戦に、

あなたも釘付けになってしまうこと間違いなしですよ。

「デスノート」ってどんな漫画?

作品名:DEATH NOTE
作者:大場つぐみ
作画:小畑健
出版社:集英社
掲載誌:週刊少年ジャンプ
コミック:12巻(完結)
内容:そこに名前を書かれた人間が死ぬ「デスノート」。死神リュークが人間界に落としたデスノートを拾ったのは、秀才高校生・夜神月。彼はデスノートを使って犯罪者を抹殺し、悪の無い理想の世界を作り上げようとする。そんな彼は、いつしか「キラ」と呼ばれるようになる。キラと、キラを捕まえようとする世界一の名探偵・Lとの知力を尽くした頭脳戦が繰り広げられる。

原作完結後も、映画、アニメ、ミュージカル、ドラマなど幅広くメディア展開された人気作です。

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あらすじ

このノートに名前を書かれた人間は死ぬ…。死神リュークが人間界に落とした一冊のノート「DEATHNOTE」。ここから、二人の選ばれし者「夜神月」と「L」の壮絶な戦いが始まる!!かつてないスリルとサスペンス!!

出典元:ebookjapan

登場人物

主人公の月(ライト)と、彼に関係の深い人物を紹介します。

夜神 月(やがみ ライト)

本作の主人公。

模試で全国1位の秀才高校生で、日本一の大学にトップの成績で入学する。

死神・リュークが落としたデスノート(名前を書かれた人間が死ぬノート)を拾う。

デスノートを使って世界中の犯罪者を殺し、「真面目で心の優しい人間だけの世界」を作ることを理想としている。

世間からは、Killer(殺し屋)から由来して「キラ」と呼ばれ、キラを神と崇めるものまでいる。

かなりの負けず嫌いで、その性格が災いして窮地に立たされることもある。

L

世界中の迷宮入りの事件を、次々に解決してきた名探偵。

その恐るべき頭脳から、「世界の影のトップ」「最後の切り札」と評され、全世界の警察を動かすことができる唯一の人物。

名前も顔も居場所も非公開だったが、キラを追うために、信頼を置ける捜査本部の人間にのみ素顔をさらし、一緒に捜査する。

「天才と奇人は紙一重」を体現したようなキャラクター。

リューク

死神。

「退屈だった」という理由で人間界にデスノートを落とした、全ての元凶。

デスノートの所有権は拾った月にあるため、月の最期かノートの最後を見届けなければならない。

元々リュークが持っていたノートに触れた人物にしか、リュークの姿は見えない。

人間界のリンゴが大好きで、基本的には「月の味方でもLの味方でもない」というスタンスだが、リンゴのために月に協力することがある。

弥 海砂(あまね ミサ)

ティーン誌のモデルで、通称「ミサミサ」。

第二のキラ。

キラのことを崇拝していて、最初は「キラに会いたい」という強い想いのままに暴走する

キラを探す中で「月=キラ」と見抜く。

それと同時に月に一目惚れして、より一層月の力になりたいと願うようになる。

理屈より感情を優先する思慮が浅いタイプだが、第二のキラとして足がつかないよう、最低限の知恵は働かせられる。

夜神 総一郎(やがみ そういちろう)

月の父親で、警察庁刑事局局長。

キラ事件の捜査本部長でもある。

正義感が強く情に厚い人物で、仕事熱心なので部下からの信頼も厚い。

家族をとても大事にしており、月からも尊敬されているが、一方で、捜査本部長の立場を月にひそかに利用されている。

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デスノートの基本的なルール

この漫画の肝となるのは、もちろんデスノートです。

月はデスノートのルールを応用して、Lをはじめとする、キラを追う者たちを出し抜こうと知恵を巡らせます。

デスノートの基本的なルールは、以下の通りです。

  1. 名前を書かれた人間は死ぬ。
  2. 書く人物の顔が頭に入っていないと効果はない。ゆえに同姓同名の人物に一遍に効果は得られない。
  3. 名前の後に40秒以内に死因を書くとその通りになる。
  4. 死因を書かなければすべてが心臓麻痺となる。
  5. 死因を書くとさらに6分40秒、詳しい死の状況を記載する時間が与えられる。

これらのルールを、月はどのように応用してL達と戦うのか?

L達は、キラの殺人の物的証拠たるデスノートを押さえることができるのか?

デスノートのルールをしっかりと理解して、彼らの頭脳戦を楽しんでくださいね。

天才vs天才!互いに譲らぬ心理的攻防

デスノートを使って犯罪者を抹殺していく、「キラ」こと夜神 月(やがみ ライト)。

そんなキラを「凶悪な大量殺人犯」として、見つけ出して捕まえようとする世界一の名探偵・L。

序盤から彼らの鋭い洞察力が発揮され、そこから緊迫感あふれる駆け引きへとつながっていきます。

まずは、彼らがその鋭い洞察力を存分に発揮した序盤の心理戦を、ストーリーを交えながら紹介していきます。

何手も先を読んで行動する月

Lが捜査に関わってまもなく、Lはキラが日本の関東地方にいることを突き止めます。

さすが「世界一の探偵」と言われるだけあって、ものすごいスピードです。

これに対して、月は隠れるのではなく、むしろわざと「キラは警察かその身近な者である」と、Lが突き止められるよう仕向けます。

自分が不利になるだけの情報を、なぜ与えたのか。

それは、Lを捜し出し始末するためです。

月がこの時思い描いたシナリオは、次の通りです。

  • 日本警察とLとの間の信頼関係をなくす。
  • 日本警察にLのことを調べさせる。
  • キラは警察が見つけ出したLを殺す。

さて、「キラは警察かその身近な者である」というヒントを与えただけで、どのようにこのシナリオにもっていくのでしょうか。

月の高い応用力と先読み能力が発揮される場面です。

「キラは警察かその身近な者」という情報を与えたので、月はキラの容疑者の一人として、何者かに尾行されます。

邪魔者を消すため、そして日本警察とLとの間の信頼関係をなくすために、

月は、自分を尾行している人物の顔と名前、所属組織を知ろうとします。

そして、デスノートのルール⑤「死因を書くとさらに6分40秒、詳しい死の状況を記載する時間が与えられる」を応用して、

指名手配犯を操り、自分を尾行していた人物について知ることに成功します。

月を尾行していたのは、FBIのレイ・ペンバーでした。

LはFBIを使って、日本の警察とその身近な者を調べていたのです。

月は、レイ・ペンバーを利用して、日本で捜査していたFBIを12人全員殺します。

この一連の流れだけでも「頭良いな!」と感心するのですが、そもそもFBI殺しも、Lを追い詰めるために月が描いたシナリオの一部です。

このFBI殺しがきっかけとなって、FBIがLの指示で日本警察の関係者を調査していたことが、日本警察に伝わります。

これを知った日本警察は当然、Lを信頼しなくなりますよね。

また、Lに協力したせいで12人もの捜査官を失ったFBIも、Lに協力することを辞めてしまいます。

つまり月は、最初に思い描いた「日本警察とLとの間の信頼関係をなくす」を実現させると同時に、

邪魔者の抹殺とLの手駒を減らすことを成し遂げたのです。

もちろん、全てが月が最初に思い描いたシナリオ通りというわけではありませんが、

Lが捜査本部に素顔を晒さざるを得なくなるまで追い詰められたのは確かです。

大胆な行動に出て月の行動を制限するL

月のシナリオ通りに追い詰められてしまったLですが、ここから大きく動き出します。

FBI殺しの件で得られたわずかな糸口をもとに、さらに容疑者を絞っていきます。

そして、「キラである可能性は5%未満」と言いつつも、月がキラではないかと疑い始めるのです。

そこでLは、月と同じ大学に入学し、自ら月に近づいて「自分はLだ」と名乗ります。

月を直接監視するために彼に近づいたのですが、それだけならわざわざ名乗る必要はありません。

では何故、大胆にも名乗り出たのか。

それは、「Lだ」と名乗り出る者が現れたときの態度を観察するためと、月がキラであった場合に、その行動を制限するためです。

「Lだ」と名乗る者が月の前に現れた以上、その人物が本物であろうが偽物であろうが、

殺したら「月=キラ」だと捜査本部にバレてしまうため、月はその人物に対して何もできない、ということです。

プライドの高い月でさえも「いい手だ」と認めるほど、有効な防御かつ攻撃の一手です。

また、Lは、月の洞察力・推理力を高く評価しており、月がキラであってもそうでなくても、捜査協力をお願いしたいと考えています。

しかし月がキラであった場合、月が捜査に参加すると、L達が不利になってしまう可能性が高いです。

月も、捜査状況を知ることで有利に立てることがわかっているので、もちろんキラの捜査に協力したいと思っています。

そこでLは、「月がキラでないかと疑っている」と直接月に言います。

こう言うことで、捜査協力してもらう際に、月に捜査状況を全て知らせることも、月の要望に全て応えることもできない理由を作ったのです。

一見自分が不利になってしまうことを、自分の都合の良い方向に持っていったその手腕に、思わず目を見張ります。

理解するだけで精いっぱい!さらに緊迫していく頭脳戦

2人の天才たちによる頭脳戦は、直接対峙したことによりさらに緊迫感あふれるものになっていきます。

例えば、3巻21話の、Lが月に捜査協力を打診するシーン。

Lは、「推理力のテスト」と称して、月が「キラしか知りえないこと」を言わないか確認します。

同時に、月の言動や態度を観察して、月の性格を分析していきます。

一方の月は、Lが仕組んだ罠を即座に見抜き、絶対にひっかからないよう注意しながらも、信頼を得るために推理力を披露します。

一瞬の隙も見逃さないLと、一瞬たりとも隙を見せない月。

互いに会話を続けながら、頭の中ではこれ以上ないくらい思考を巡らせているのです。

2人のセリフもモノローグも、情報量が多すぎて、じっくり読まないと理解しきれません。

この時の2人の直接対決は、緊迫感がすごくて息が詰まるほどです。

そして、第二のキラ登場をきっかけに、物語は大きく動き出します。

月vsL、天才たちの勝負の行方は…。

その後もさらに多くの人物を巻き込んで、どんどん複雑になっていく物語に、最後まで目が離せません。

ちなみに、僕は何度も読んでいますが、未だに最終巻のトリックを理解できていません。

あなたは理解できますか?

ぜひ挑戦してみてくださいね!

まとめ

今回は、一度読んだだけでは理解しきれないほど高度な頭脳戦漫画「デスノート」を紹介しました。

頭も切れて、行動力も胆力もある天才たちの頭脳戦に、あなたも釘付けになってしまうこと間違いなしです。

天才達が繰り広げる高度な頭脳戦。

それを理解した時の快感を、あなたもぜひ味わってくださいね!

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