
スポーツ漫画の多くが、チームで団結することの大切さを教えてくれますよね。
しかし、最近、その考え方を否定するような内容の、一冊の漫画が注目を集めています。
それは、「ブルーロック」というサッカーの最強のストライカーを目指す漫画です。
この作品は、チームよりも個人の力を重視した内容になっています。
最強のストライカーになるために、青春全部をかけて挑む選手たちの熱い闘志に背筋がゾクゾクしてしまいますよ。
今までのスポーツに対して、考えが変わると思います。
今回は、「ブルーロック」をご紹介します。
「ブルーロック」ってどんな漫画?
作品名:ブルーロック
作画:ノ村優介
原作:金城宗幸
出版社:講談社
掲載誌:週刊少年マガジン
コミック:既刊15巻(2021年8月時点、連載中)
内容:W杯優勝を目指すため、最強のストライカ―を育成するための青い監獄(ブルーロック)プロジェクト。
潔世一(いさぎ よいち)はそこに招集され、同じく招集された周囲を蹴落としあい、ストライカーとして、最強を目指す話。
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あらすじ
2018年、W杯、日本代表ベスト16敗退…。これを受け日本フットボール連合は、W杯優勝のため、300人の高校生を集めた育成寮“青い監獄(ブルーロック)”を設立。コーチを務める男・絵心甚八は、日本に必要なのは「エゴイズムにあふれるストライカーだ」と断言。無名のFW・潔 世一たちは、己をエゴイストに変える蹴落とし合いの選別に挑む!
出典元:ebookjapan
登場人物
ブルーロックの登場人物を紹介します。
潔 世一(いさぎ よいち)
本作の主人公。高校2年生。
全国大会をかけた県大会決勝で、自分で決めれたところをフリーの味方にパスしてしまい、全国進出を逃してしまう。
その後、青い監獄プロジェクトに招集される。
全国トップクラスの猛者(もさ)が揃う中で、突出した能力はなかったが、
一次、二次と選考が進む中で、自分の能力を開花させていく。
蜂楽 廻(ばちら めぐる)
青い監獄の一次選考の時に、世一と豹馬と同じチームになったチームメイト。
自由奔放な性格。
テクニカルなドリブルと精度の高いパスが武器。
千切 豹馬(ちぎり ひょうま)
青い監獄の一次選考の時に、世一と廻と同じチームになったチームメイト。
女の子と間違えてしまいそうな赤い髪が特徴の男子。
足の速さが武器。シュートの威力やコントロール力も優れている。
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チームスポーツでも、個人の力を重要としている
冒頭でも、紹介したように「ブルーロック」では、チームとして強くなることは、重視して描かれていません。
それが表れているのが、以下の2つです。
青の監獄プロジェクト
このプロジェクトは、W杯優勝するために必要な最強のストライカーを得るために、
日本フットボール連合によって創られたプロジェクトです。
全国の有望なFWの高校生300人を集め、全寮制でサッカーに励みます。
この中から、将来のストライカーとして選ばれるのは1人だけです。
最強のチームを作るわけではないので、300人の中から1人だけが、代表戦で戦えるのです。
狭すぎる門だと思いませんか?
さらに、それぞれの選考で脱落した選手は、今後、代表選手になる権利を与えられないそうです。
将来を期待されている高校生からしたら、リスクが大きすぎますよね。
しかし、ここで日本フットボール連合の、W杯優勝への本気度が見えるはずです。
チームではなく、最強のポジションを決まるために始まった青の監獄プロジェクトで、
誰が生き残るかわからないバトルロワイヤルな展開に、ハラハラドキドキしてしまうこと間違いなしです。
エゴイストであることが望ましい
私生活では、エゴイストは求められることは少ないですよね。
しかし、この漫画では、スポーツにおいてはエゴイストであることを求められます。
それは、常に自分が決めたほうがいいという考えが、大事だからということです。
いざという時も、仲間に頼るのではなく、自分で決めるのがストライカーには、不可欠なものとして描かれています。
作中でも、世界トップレベルのストライカーは、
「みんなと力を合わせて1-0で勝つよりも、自分がハットトリック(一人で3点決めること)して負けたほうがいい」
というように言っています。
一見、自分勝手な考え方だと、思うかもしれませんが、これは自信の表れでもあります。
大舞台で活躍するためには、エゴイストでないといけないのかもしれませんね。
また、エゴイストの自信を持つためには、実力も備わってないといけません。
強くなろうとする登場人物たちの、ガツガツなハングリー精神に奮い立たせられてしまうはずです。
青春全部かけて挑む招集選手たち
最強のストライカーとして、戦いの中で強くなる招集選手にも注目です。
青の監獄プロジェクトは、全寮制で、高校生活を投げうって、全てをサッカーに注ぎ込まなければなりません。
それを覚悟してまで、最後の1人になるためには、常に成長することが必要とされます。
負けたら終わりのデスゲームのような環境で生き残ろうと、頭と身体をフル回転させて、
強くなっていく選抜選手たちを応援したくなってしまうと思います。
また、チームではなく、自分のエゴのために、サッカーボールを追いかけていく姿は、
まるで猛獣の様で、背筋がゾクゾクしてしまうくらい興奮してしまいます。
現実世界とリンクしているストーリー
現実世界の出来事や実在の人物をモデルとしているのも、この漫画の特徴です。
本作の青い監獄プロジェクトが、開始されたきっかけは、2018年ロシアW杯の決勝トーナメント敗退です。
現実世界でも、同じ年にW杯が開催されましたよね。
結果も作中と同じように、決勝トーナメント敗退でした。
この日本のサッカーが世界と戦えるレベルでないことの悔しさと、
W杯で優勝するという目標から青い監獄プロジェクトが始まったのです。
現実の出来事とリンクしているので、登場人物たちの悔しさや夢に共感ができるので、
より作品に引き込まれてしまうと思います。
また、作中で活躍している選手やサッカー関係者の中には、実在の人物をモデルとしている登場人物もいます。
他にも、名前だけ登場する選手もいるので、知っている選手の名前が出てくるとテンションも上がってしまうと思いますよ。
どんな人物がモデルになっているのかや、どんな選手の名前が登場するのか探すのも、面白いでしょう。
まとめ
今回は、「ブルーロック」をご紹介しました。
チームワークを重視する従来のスポーツ漫画とは、180度違うスポーツ漫画は、読めば飲み込まれてしまうはずです。
世界一になるためには、一番重要なのは、チームワークではなく、
エゴイストであることが、スポーツで強くあるために必要だということを、
青の監獄プロジェクトを通して証明してくれます。
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ブルーロックについては、エゴの大切さをテーマに他の記事でも書いてます。
協調性だけでは勝てない!スポーツ漫画「ブルーロック」から学ぶエゴの大切さ
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