
日々生活していると、疲れて「何も考えたくない…」と思う時がありませんか?
疲れきって何も考えたくなくて、ぼーっとしていたい…。
でも元気が欲しい…と思う時がありますよね。
そんな時は「日常系アニメ」を観るのががおすすめです。
日常系アニメと呼ばれる作品は、1クールで1作品はあると言われているものです。
代表的なものは「日常」や「けいおん!」など。
登場人物の何気ない日常を淡々と描写しているので、ハラハラドキドキ感はありませんが、代わりに安心感を得ることができるんです!
登場人物がほのぼの生活している様子をぼーっと観る。
それだけなのに、不思議と元気が湧いてきたり、安心感を感じたりするんですね。
そんな日常系アニメのはじまりともされているのが、今回紹介する「あずまんが大王」です。
女子高生の日常を描いた作品なのですが、ぼーっとしながら観ることができて、かつクスッと笑えて、いつの間にか楽しい気分になっています。
日常系アニメの原点とも言える「あずまんが大王」を知らなきゃ損ですよ!
「あずまんが大王」ってどんなアニメ?
作品名:あずまんが大王
キャスト:
美浜ちよ:金田朋子/春日歩:松岡由貴/滝野智:樋口智恵子/水原暦:田中理恵/榊:浅川悠/神楽:桑島法子/谷崎ゆかり:平松晶子/黒沢みなも:久川綾/木村:石井康嗣/かおり:野川さくら/千尋:大前茜
スタッフ:
原作:あずまきよひこ/監督:錦織博/シリーズ構成:大河内一楼/キャラクターデザイン:加藤やすひさ/音響監督:鶴岡陽太/音楽:栗原正己/アニメーション制作:J.C.STAFF/製作:あずまんが大王製作委員会
制作年:2003年©あずまきよひこ/アスキー・メディアワークス/あずまんが大王製作委員会
簡単な概要:とある高校を舞台にした、女子高生の日常を描いた作品。
視聴できる動画配信サービス:
※本ページの情報は2021年6月時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
あらすじ
舞台は、とある高校。ゆかり先生のクラスに、10歳の天才少女ちよちゃんが飛び級で編入してきた!さらにそのクラスには、個性的なメンツが揃っていた!果たして、彼女たちは、まともな高校生活を送れるのか!?
出典元:アニメ動画見放題 dアニメストア
登場人物
「あずまんが大王」では、高校を舞台の中心としてお話が進んでいきます。
高校でほのぼのとした生活を送る、メインとなる個性豊かな6人を紹介します。
美浜 ちよ(みはま ちよ)
通称「ちよちゃん」。
身長133cm、髪型は両サイドからのおさげ。高校1年生の4月に、小学校から飛び級で編入してきた10歳の天才少女です。
かわいらしい見た目で、性格も素直で明るく人懐っこいです。
勉強も料理もできるという、絵にかいたような優等生ですが、運動能力は10歳相当のため体育は不得意という一面も。
礼儀正しく、同級生との会話でも基本的には敬語を使っています。
自宅は豪邸で、別荘も数件所有しているという、裕福な家庭環境にいます。
春日 歩(かすが あゆむ)
高校1年生の時に大阪から転入してきた女子高生です。そのため通称「大阪」と呼ばれています(以下大阪)。
身長は156cm、髪形はストレートのセミショート。
マイペースでいつもボーッとしていて、授業中はよく居眠りしています。独特な思考の持ち主で、突拍子もない発言をすることが多いです。
運動が大の苦手で、走りではちよよりも遅いばかりか、体が堅く前屈運動がほとんどできません。
勉強も苦手で、同じく成績の悪い智や神楽と共に「ボンクラーズ」と呼ばれていますが、その一方で柔軟な発想力を持ち、なぞなぞが得意なキャラクターです。
彼女のくしゃみはとても特殊で、「へーちょ」と発します。
滝野 智(たきの とも)
名前の「とも」で呼ばれています。
身長154cm、髪型はセミショートやセミロング、ショートヘアと度々変わっています。
常に元気一杯ですが、イタズラ好きで周囲に迷惑をかける事も少なくありません。その為、良くも悪くも仲間内でのムードメーカー的存在です。
運動はできる方ですが、勉強が苦手で「ボンクラーズ」の一員。
小学校以来、暦とはクラスがずっと一緒でした。
水原 暦(みずはら こよみ)
通称「よみ」。身長163cm、髪型は栗色がかったストレートのロングヘア。
眼鏡をかけ、黒のオーバーニーソックスを愛用しています。勉強も運動も得意な優等生。
周囲のツッコミ役で、中でも智の無鉄砲な行動は容赦なくたしなめています。
胸が大きくスタイルも良いですが、体重を非常に気にしており、食べ物の誘惑に負けながらも度々ダイエットを試みています。
一見すると目立った欠点が見つかりませんが、実は物凄い音痴(歌うことは好き)。
普段は至って冷静で常識的なのに、極限状態に置かれると暴走します。
榊(さかき)
身長174cmの長身で、髪型は腰まで届くロングヘアです。下の名前は不明。
ほとんどの同級生からは「さん」付けで呼ばれます。
やや内気で感情を表に出すことが少ないので、親しい友達がいませんでしたが、ちよ達との交流を経て、孤独感は薄れていきました。
勉強と運動が得意でスタイルも抜群なため、男女問わず人気があります。
冷静な面持ちとは裏腹に、怖いものが苦手で、かわいいもの好きであるなど、人一倍女の子らしい一面があります。
猫が大好きですが、母親が猫アレルギーで猫を飼えず、猫に会えても嫌われるという報われない境遇です。
神楽(かぐら)
身長156cm、髪型は毛先の尖った独特なショートヘアです。下の名前は不明。
メインの6人では唯一、運動部に所属しています。水泳を愛する水泳部員でスポーツ万能少女です。
がさつでボーイッシュな言動が目立ちますが、根はうぶで純粋な一面もあります。
また体育祭の準備中にふざけてテントを倒してしまい、涙ぐむなど繊細な一面も持ち合わせています。
学力は低めで「ボンクラーズ」の一員。
1年生の体育祭で榊と対決した事から榊に興味を抱くようになり、2年生で同じクラスになってからはよく勝負を挑んでいます。
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ゆるく流れていく学校生活
「あずまんが大王」では、どこにでもありそうな日常生活の一部を切り取ってエピソードが作られています。
今回は、二つのエピソードを紹介しますね。
しゃっくり事件
ある日、学校で大阪の身体に異変が起こります。
それは何ということはない、「しゃっくりが止まらない」というもの。
そこで大阪、ちよ、智、よみは、しゃっくりを止めるために色々な方法を試します。
しかし、鼻をつまみ、耳をふさいだ状態で水を飲んでみても止まりません。
他にも「お箸の上にコップを乗せて飲む」という方法を試しますが、大阪は不器用なので飲むことすら叶わず。
音楽の授業に入っても、しゃっくりは止まりません。
リコーダーをみんなの前で吹く大阪ですが、しゃっくりの影響で音が変にズレるという、何とも微妙な演奏をします。
「そんなことしたらそうなるだろうなぁ」「しゃっくりが止まらないままリコーダーを吹いたらそうなっちゃうよね」と、観ていてクスっと笑ってしまう場面です。
下校時刻になっても、大阪のしゃっくりは止まりません。
「しゃっくりが一日続くと死ぬ」という話を聞いたことはありますか?
この迷信を智が持ち出してきて、みんな大慌て。榊も加わって何とかしゃっくりを止めようとします。
びっくりさせる、意味もなく背中を叩く、みぞおちにパンチ。しばらく息を止める(10秒ともたずに終了)、眼球を圧迫する、舌を引っ張る…。
それでも、大阪のしゃっくりは止まりません。最終的に「人にうつす」と胡散臭い方法しか出なくなりました。
方法が出尽くしたところで、どうしても止まらない場合は脳の病気かもしれないという話になります。
大阪は「自分の脳はどこがおかしい?」と焦り始めますが、そんな中、気付いたちよ。
「あの、しゃっくり止まってませんか?」
何が効いたのかは分かりませんが、大阪のしゃっくりは無事止まります。これでめでたしめでたし、となるはずが…
「ひくっ…ひくっ」
なんと今度はちよがしゃっくりを始めたのです!
大阪は「ちよちゃんにうつってたんやぁ」と呑気に言いますが、今度はちよのしゃっくりを止めなくてはいけません。
「大阪にやったやつをはじめからやってみよう」
智のこの発言に、ちよは大慌て、なエピソードでした。
友達がしゃっくりになって、それを止めようとする、という体験は、あなたもしたことがあるのではないでしょうか。
試した方法では止まらず、笑ってしまったこともあるのでは?
ボンクラーズ結成
辛かったテスト期間が終わりを告げ、英語のテストが返却されました。
勉強が得意ではない神楽は何と30点。神楽的には難しいテストだったらしく、この点数でも仕方ないかといった感じです。
しかし、榊は87点、周りで話す女子生徒も80点台ばかり。どうやら神楽の予想には反して、易しめのテストだったようです。
自分の点数がまずいことに気が付いた神楽でしたが、ここで大阪と智の会話を耳にします。大阪は42点、智は31点と、こちらは低レベルな争いが。
仲間を見付けた神楽は、二人の元へ走りこう言います。
「わーい!ボンクラーズ!」
自分と同じくらい点数が低い人がいると、安心してしまう気持ちって分かりませんか?
自分だけじゃなかったーと、ほっとしてしまうんですよね。
42点の大阪が、自分がボンクラーズのリーダーになるの?と聞きますが、他の二人は何とも複雑。
「そもそも、ボンクラーズとしては点が低い方が偉いのではないか」
と智が言い放ちます。
筋が通っているんだかいないんだか分からないセリフですね。
ここで一番点数の低い神楽が「リーダー」と呼ばれます。
「リーダー」といっても「ボンクラーズ」のもの。全然嬉しくはないですよね。
そんな新生ボンクラーズの耳に、ちよの点数が聞こえてきました。さすが優秀なちよ、驚異の100点です。
ボンクラーズはちよの元へ行き
「42点!」「30点!」「31点!」
「三人合わせて103点!ボンクラーズの勝ちー!」
と喜び自慢するのでした。
思わず「なんじゃそりゃ」とツッコミたくなるところですが、ちょっとだけ気持ちが分かってしまいますよね。
あまりにもレベルが違いすぎると、何人かで対抗したくなる気持ち…分かりませんか?
でも、飛び級してきたとはいえ、相手は小学生。三人がかりで勝ってもな…と、つい笑ってしまいます。
このようにほのぼのとした日常を観ることで、いつの間にかこちらもほのぼのとした心になっているのに気づくんです!
行事を楽しむ
キャラクターたちは高校生活を送っているので、もちろん学校行事にも参加します。
体育祭
体育祭では、毎年担任であるゆかり先生と、同級生の黒沢先生が賭けをします。
彼女達が担任しているクラスで、勝った方が焼き肉を奢るというもの。
ちよ達の担任であるゆかり先生は、黒沢先生に奢らせたい。
そのため「黒沢先生のクラスにだけは負けるな!」と生徒たちに訴えるのですが、そんな担任の思惑はよそに、生徒は体育祭をそれぞれ頑張り、楽しみます。
榊と神楽は、持ち前の運動神経を活かして大活躍。
一方、運動が苦手な大阪は、「自分がやりたい競技をやる」というポリシーで、パン食い競争や障害物競走、借り物競争を楽しみます。もちろん、結果はついてきませんが。
大阪と同じく、運動が苦手なちよは、みんなの足を引っ張ってしまうと落ち込んでしまいます。
しかし、身長133cmという小学生の体格、ちよの可愛らしい見た目によって、チアガールでは大人気!
応援の中心となってクラスを盛り上げることができました。
どんなに大阪やちよの足が遅くて、全員リレーで負けそうになっても大丈夫。
クラスメートは応援してくれますし、榊や神楽が遅れた分を取り返してくれます。
高校1年生から3年生まで、毎年体育祭のエピソードは描かれていますが、どの年のエピソードを観ても、くすっと笑えて、みんなの優しさにほのぼのしちゃいますね。
文化祭
行事と言えば、体育祭の他にも文化祭が代表的ですよね。
「あずまんが大王」でも、もちろん文化祭のエピソードがあるんです!
文化祭では、クラスの委員長であるちよが大忙し。
クラスで何をするかの話合いや、準備などに奔走します。
結果としてぬいぐるみ喫茶をすることになったのですが、あまりにも忙しい!
この時、ちよはつい叫んでしまいます。
「このままじゃ間に合わない~!誰か時計の針を戻して~!」と。
すると、彼女の横を椅子を持った大阪が通過。何をするかと思いきや、椅子に乗って時計に手を伸ばしたのです!
「あー、ちぃと手が届かへん」
「大阪さん!仕事してー!!」
大阪はボケているつもりはなく、本気でちよの願いを叶えようとしたのですね。
本気なのは嬉しいけれど、ちよ的には仕事をしてほしい。
彼女たちのちぐはぐさがとても面白いエピソードですね。
また、他のクラスとの差別化を図るため、他のクラスにはないもの――ちよに特別コスチュームが与えられます。
それは、ちよが着ると何とも愛らしいペンギンの着ぐるみ。低身長のちよが着るからこそ実現できる愛らしさです。
ちよのペンギン姿にクラスの友達だけではなく、担任もメロメロ。
ペンギンの着ぐるみを着たちよがお客にコーヒーを運ぶ姿は、誰が観ても頬が緩んでしまいます。
休憩時間に、大阪と一緒にちよがたこ焼きなどを買いに行った際には、着ぐるみのせいで手が塞がってしまい、彼女は自分で食べることができません。
そこで、大阪がちよに「あーん」してあげるのですが、無邪気に食べるちよの姿!
周囲の人がデレデレしながら見つめてしまうほどの可愛さ。
これが宣伝効果となり、より喫茶店は繁盛したのです!
何気なく過ぎていく文化祭という行事。
ですが、ちよの可愛さによって、とても癒されるエピソードになっています。
作品内のごくごく普通の日常が、視聴者にとっては癒しに変わる。
これが日常系アニメの良さですね。
もう、とにかく可愛い!
学校以外でも楽しそう
ちよの家は裕福なので、別荘も何軒か所有しています。
夏休みになると、その別荘に遊びに行くのが毎年の定番。
海で泳いだり花火をしたり、スイカ割りをしたり、近くでやっている夏祭りに行ったり…。
夏を満喫しています。
みんなで夏祭りに行ったエピソードでは、ちよと大阪が「カメすくい」を発見します。
僕は金魚すくいしか知らないのですが、あるのでしょうか、カメすくい。
ちよが「かわいいですね。どうしようかなぁ。」とやるかどうか悩んでいると、大阪が一言。
「でも冷静に考えたらカメなんかいらんよなぁ」
その後、気まずそうなお店の人を前に、
「かわええなぁ」「そうですね」と二人してカメを見つめるのでした。
お祭りって、実際に行ってみると、その場の雰囲気で色々とやりたくなってしまいますよね。
帰宅後のことを考えずに金魚すくいをしちゃう…など。
そんな勢いでやってしまいそうなことを、大阪の天然な発言一つで回避した二人なのでした。
ここも、クスっと笑ってしまう場面の一つ。
他にも、榊が可愛いぬいぐるみを射的で入手して喜ぶも、神楽に「打ち殺したぞ!」と言われショックを受ける場面も。こちらも、彼女たちのちぐはぐさが面白い!
ちよの別荘へ行くイベントは毎年ありますが、少しずつメンバーが増えたり、過ごし方が若干変わったりしています。
そのため、観ていて飽きません。
それぞれのキャラがひと夏の思い出を作っている様を観ていると、ホッと安心感を得ることができますよ。
まとめ
日常系アニメのはじまりとも言われている「あずまんが大王」を紹介しました。
高校1年から3年までの女子高生達の日常を描いた作品で、大きな事件もなく毎日が過ぎていきます。
そして、その中から感じられる各キャラの良さや雰囲気が、安心感を与えてくれるのです。
これが、日常系アニメの醍醐味。
何も考えたくない時、何もしたくない時、ただぼーっとアニメを観たい時、ぜひ「あずまんが大王」を観てください。
ドキドキハラハラはなくとも、いつの間にかホッと安心していて、ほのぼのしていることに気づくはずです!
「あずまんが大王」が見られる動画サービス
※本ページの情報は2021年6月時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
アニメを見るなら動画配信サービスを利用しよう!
僕はアニメも好きです。
昔はよくビデオやDVDを購入したり、某レンタルショップにを借りに行ってました。
ただ、借りものだと気を使うし、返却期限があるため、見るのを急かされてしまいますよね。
それに、そもそもビデオやDVDは見るたびに入れ替えないといけないのが結構おっくうだったりします。
購入すると、やっぱり漫画と同じく場所をとってしまいますし。
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実は、アニメが見られる動画配信サービスはいろいろ試しました。
その話を記事にしているので、よかったらこちらも覗いてみてください。