SF・ファンタジー(アニメ)

実現しそうな近未来を疑似体験できるおすすめアニメ「電脳コイル」作り込まれたSFの世界観が魅力

SFアニメや映画などで、「メガネをかけると、目の前にコンピューターの操作画面が現れる」のようなシーンがありますよね。

最近ではARやVR技術を用いて、実際に旅行しているかのような体験をしたり、ゲームをしたりすることができるようになってきました。

今回ご紹介するアニメ「電脳コイル」では、近い将来、開発・実用化されるのではないかと思えるアイテムが使われています。

「電脳メガネ」という、ウェアラブルコンピューターが、子どもから大人まで普及した日本で、

メガネをかけることで見ることができる、「電脳世界」で巻き起こる様々な出来事に、子ども達が挑んでいくアニメです。

近未来なツールを使いながら遊ぶ子どもたちの姿が、意外にもあなたの子ども時代と重なって、懐かしさを感じるでしょう。

今後の科学技術の発展との付き合い方についても、考えさせられますよ。

 

「電脳コイル」ってどんなアニメ?

作品名:電脳コイル

キャスト:
ヤサコ:折笠富美子/イサコ:桑島法子/京子:矢島晶子/ハラケン:朴璐美/フミエ:小島幸子/デンスケ:麻生智久/ダイチ:斉藤梨絵/メガばあ:鈴木れい子/オバちゃん:野田順子/アキラ:小林由美子/デンパ:梅田貴公美/ガチャギリ:山口眞弓/ナメッチ:沼田祐介/アイコ:進藤尚美/猫目:遊佐浩二/タケル:日比愛子/ヤサコの父:中尾みち雄/ヤサコの母:金月真美/マイコ先生:堂ノ脇恭子/ウチクネ:西脇保/教頭:水野龍司

スタッフ:
原作・脚本・監督:磯光雄/アニメーションキャラクター:本田雄/総作画監督:井上俊之、本田雄、板津匡覧/美術監督:合六弘/色彩設計:中内照美/撮影監督:大庭直之(1話~15話)、泉津井陽一(16話~26話)/編集:定松剛/音楽:斉藤恒芳/音響監督:百瀬慶一/監督補:安川勝、高橋知也/制作デスク:渡辺隆之、櫻井健一/音響効果:高野寿夫、佐藤秀国/選曲:宇井孝司、坂口由洋/録音調整:松岡義昭、佐藤忠治/キャスティング:五十川愛(青二プロ)/音響制作:Mediarte/オフライン編集:杉並スタジオ/オンライン編集:久保田隆史、立川貴巳/編集担当デスク:岡本昌明(キュー・テック)/アニメーションプロデューサー:丸山正雄、吉本聡/協力プロデューサー:牧田謙吾、濱田啓路、岩瀬智彦、石田潤一郎、落合美香子、国崎久徳、松家雄一郎、清水博之、塩浦雅一、斉藤健治/プロデューサー:三ツ木早苗、渡辺繁、松本寿子/アニメーション制作:マッドハウス

制作年:(例)2007年©磯光雄/徳間書店・電脳コイル製作委員会

簡単な概要:「電脳」と呼ばれる技術が一般に普及している近未来、「電脳メガネ」を持つ子ども達の物語。

視聴できる動画配信サービス:

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※本ページの情報は2021年7月時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

あらすじ

どこでもネットに接続しさまざまな情報を表示できるアイテム・電脳メガネが流行している202X年。

大黒市に引っ越してきたヤサコこと小此木優子は、イサコこと天沢勇子と出会う。

そして、ヤサコは電脳空間で起こるフシギな出来事に巻き込まれていく…。

出典元:U-NEXT

 

登場人物

ここでは主人公を含む二人の「ゆうこ」と、主人公と行動を共にする仲間を紹介します。

ヤサコ/小此木 優子(おこのぎ ゆうこ)

主人公。「ヤサコ」とは、「優」の訓読みをもとにしたあだ名。

金沢市から引っ越してきた女の子。大黒市立第三小学校に転入し、6年3組に在籍。

メガばあにデンスケを助けてもらう代わりに、コイル電脳探偵局に入局させられます。会員番号は八。

優しくて、大人しめの性格。

はじめは、金沢市と勝手が違う大黒市での生活に戸惑います。

しかし、イサコやフミエ、ハラケンたちとの出会いにより、不思議な出来事に向き合っていきます。

イサコ/天沢 勇子(あまさわ ゆうこ)

もう一人の「ゆうこ」。「イサコ」とは、優子との区別のため、フミエに付けられたあだ名。

「勇」の訓読みをもとにしていますが、本人はこのあだ名で呼ばれることを嫌がっています。

強気な性格で友達をつくろうとしないなど、他者を寄せ付けない振る舞いをします。

一方で、危機に陥るヤサコの妹を助けたり、入院中の伯父を見舞ったりと優しい一面も。

大黒市にある「何か」を探し、様々な事件を引き起こしていきます。

フミエ/橋本 文恵(はしもと ふみえ)

電脳ペットを探していた所でヤサコと出会う、背の低い女の子。

ヤサコにとって大黒市で初めての友達であり、クラスメイトとなりました。

主張の強い性格で、お節介。

ダイチの嫌がらせの数々に対抗していたため、ハッキング技術や違法な電脳ツールの扱いに長けています。

ハラケン/原川 研一(はらかわ けんいち)

少し無愛想な、背の高い男の子。大黒市立第三小学校6年1組。

感情をあまり表に出さないため、普段は無表情でボーっとしているように見られています。

交通事故で亡くなった「カンナ」とは幼馴染。

彼女とケンカ別れしてしまったことに負い目を感じています。

その事故の真相を探るため、カンナとの共同研究であった「イリーガルの観察」を1人で続けています。

 

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電脳コイルの世界

「電脳コイル」の舞台となるのは、202X年の日本、石川県金沢市からそう遠くない「大黒市」です。

「電脳メガネ」というウェアラブルコンピューターが普及し、子どもから大人まで、幅広い層に使用されています。

電脳メガネでできること

電脳メガネをかけることで、物質として存在しているもの以外にも、様々なものを見ることができます。

例えば「電脳ペット」

メガネをかけることで、AR技術と同様に、現実世界にそのペットがいるように見えるのです。

もちろん電脳ペットは自由に動き回りますし、鳴き声も発します。

しかし、触れることはできても、感触を感じることはできません。

ちなみに主人公のヤサコは、「デンスケ」という犬型の電脳ペットを飼っています。

自由に動き回るため、デンスケが迷子になることも。

「電脳コイル」に出てくるペットは、どれも可愛いものばかりです。

あなたのお気に入りを探してみて下さいね。

他にも、電脳メガネをかけていることで、「電脳ツール」というものも使うことができるようになります。

電脳ツールは、電脳世界で使うことのできるもので、子ども達でも扱うことができます。

電脳物質を壊すビームを発射する「メガビー」や、吹き付けた部分の画像データを欠損させる「黒バグスプレー」。

ビームから身を守るために使う「レンガ壁」や「鉄壁」。

攻撃用のミサイル発射機「直進くん」など。

これらのツールを子どもたちは購入し、友達同士で戦うことに使ったり、電脳関連で困っている人を助けるために使ったりします。

実際に電脳ツールを使ってみたいなと思ってしまいます。

子どもの頃に、「ビーム!」や「バリア!」と何も出ないのにも関わらず、声と動きだけで、戦いごっこをしていませんでしたか?

やっていることは、それと一緒です。

子ども達が電脳ツールを使う様子は、確かに近未来的ですが、「子ども心」は変わっていないのです。

子ども達を見ていると、「子どものやることは変わらないんだな」と、何だか懐かしい気分になりますよ。

違法電脳体駆除ソフト

ウェアラブルコンピューターが普及していることもあり、当然のごとく、ウィルス対策もされています。

それが、違法電脳体駆除ソフト「サッチー」と「キュウちゃん」です。

サッチーの正式名称は「サーチマトン」ですが、「ボクサッチー、ヨロシクネ」と音声を発しながら移動します。

実際に観ると感じるのですが、ちょっと怖いです。

子どもからしたら、相当怖いと思います。

キュウちゃんは、見た目が球体に見えることから、子どもにはこの呼び名で呼ばれています。

サッチーのボディにある穴に、収納されていたり、キュウちゃん単体で動くことも可能。

キュウちゃんはビームを放ち、小規模なバグを初期化したり、データの破損を修復したりすることができます。

このサッチーはあまり高度な識別機能をもっていません。

わずかなバグがある電脳ペットや、子ども達が使う電脳ツールにも、

見境なくビームを発射してきます。

登場人物のフミエは、飼っていた電脳ペットをサッチーに消去されたという過去があります。

そのため、サッチーに対する敵対心をもっています。

電脳メガネに仕込んだメガビーなどの電脳ツールが、サッチーの駆除対象と認識されてしまいます。

多くの子供たちは電脳ツールを仕込んでいるので、日々サッチーに追い掛け回されています。

ここだけ聞くと、サッチーが街中でビームを連射しながら、子ども達を追いかける様子が目に浮かびます。

しかし、サッチーもビームも、電脳メガネをかけなければ、見ることはできません。

サッチーもあくまで、違法な電脳体に対して修正をかけようとしているだけなので、人間本体に攻撃はしません。

そもそもウィルス駆除ソフトなので、実際の目には見える訳がないですよね。

また、サッチーとキュウちゃんは、「郵政局」の管轄の元、動いています。

そのため、「文部局」管轄の学校や、「文化局」管轄の神社などには、入ることができません。

それを利用して、子ども達は学校や神社に逃げ込みます。

何だか、子どもの頃に遊んだ「たかおに」みたいではありませんか?

高い場所にいれば、鬼にタッチされないあの鬼ごっこ。

近未来な世界の中に、昔の遊びの要素が垣間見えて、懐かしい気持ちになります。

このように、ウィルス対策なども細かく設定されているのです。

2007年の作品ですが、当時ここまで現実的な設定でアニメを作ることができたのは、素直にすごいと思いませんか?

 

都市伝説

近未来な道具やウィルス駆除ソフトが動き回る世界では、SF感が満載ですよね。

「電脳コイル」では、これらの電脳ツールが元となって「都市伝説」を生み出しているのです。

物語の鍵になる都市伝説を、いくつか紹介しますね。

イリーガル

電脳ペットに感染する、新型のコンピューターウィルスで、巨大化した違法電脳体です。

古い空間以外では、電脳ペットの中でしか存在できないため、電脳ペットを見付けると、追いかけます。

イリーガルの存在は、なぜか公にはされていません。

イリーガルには様々な形が存在します。

スライムのような形で、這いずり回ったり、足を生やして走ったり。

はたまた恐竜のような姿のものも。

登場人物のイサコは、ある目的のため、このイリーガルを執拗(しつよう)に追いかけています。

ミチコさん

ミチコさん呼び出すと、呼び出した人の願いを叶えてくれるそうです。

しかし、呼び出した子どもは「あっち」に連れて行かれる、といった噂が。

「あっち」とは、「現実世界ではない世界」のことです。

都市伝説なので、子ども達の間では「あっち」という表現をされますが、はっきりと「ここ」という表現がされないことで、逆に怖さがありますよね。

登場人物のハラケンは、かつて親しかった「カンナ」の事故と、ミチコさん・あっちの世界が関係しているのではないかと、考えています。

ミチコさんについては、アニメを観て正体を明らかにしてください!

イマーゴ

「電脳メガネの隠し機能」と言われる謎の機能です。

何と、頭で考えただけで、電脳メガネを操作することができるとのこと。

現代では、「ヘイ、Siri」や「OK、Google」と声をかけることで操作できるものはありますよね。

「電脳コイル」の世界では、手を電話の形(グーの状態から親指と小指だけを立てる)にすることで、電話をかけることができます。

このように、何らかの「動作」は必要とされているはずなのです。

それを頭で考えただけでできるとなると、さらに未来のお話ですよね。

ここで、考えてみてください。頭で考えるということは、脳とコンピューターがつながっている状態です。

「脳への負担」が心配されませんか?

実はこのイマーゴ、主要人物達の中で使える子どもがいるのです。

こちらも、物語の進行に大きく関与することなので、注目して観てほしいなと思います。

 

本物・信じられるものとは?

ゲームやスマホなど、技術の発達とともに懸念(けねん)されることの一つとしてあげられるのが、「子どもの依存」だと思います。

作中もほとんどの場面で、子ども達は電脳メガネを装着しています。

電脳メガネのない生活など、考えられないかのよう。

物語の途中、あることがきっかけで、子ども達は大人に電脳メガネを取り上げられてしまいます。

今までは、電脳の世界で見ることができていたものがあって、それを楽しんでいた子ども達。

それを失ったことで、「やることがない」と言います。

また、子ども達は大人から

「ちゃんと手で触れる何かで、遊んだ方が良いかもしれない」

「触れるものが、あったかいものが、信じられるもの」

と告げられます。

ここは非常に考えさせられる部分です。

ヤサコはこれらの言葉について考え、自分なりの結論を出します。

メガネを通してでしか、見ることができないものがある。

それは偽物で、信じることができないものなのでしょうか。

ヤサコのデンスケは、確かに現実世界にはいません。

しかし、メガネを通して見ることができて、声を聞くことができて、笑わせてくれたり、元気付けてくれたりしていたことは、確かなのです。

いつか「電脳コイル」のような世界が実現したとしたら、これはよく、考えなければいけないことだと思います。

「電脳コイル」が近いうちに実現しそうなほど、世界観が作り込まれ、リアルだからこそ、このように考えさせられてしまいますね。

あなたはどう思いますか?

 

まとめ

近い将来、実現しそうなツールが使われているSFアニメ

「電脳コイル」

を紹介しました。

電脳ツールやウィルス駆除ソフトなど、近未来な世界観が非常に良く作り込まれています。

また、近未来な世界の中にも、小学生がやりそうな「遊び」が垣間見えます。

子どもの遊ぶ媒体は変わっても、心は変わっていないと、懐かしい気持ちにさせてくれるアニメです。

また、SF要素から生まれる、ミステリー・ホラーチックな要素も面白いです。

そして、発展していく科学技術と、どう付き合っていくのか。

「電脳コイル」を観て、大人のあなたも考えてほしいです。

 

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※本ページの情報は2021年7月時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

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