
テレビや雑誌に出てくる、モデルさんやタレントさんを見て、「センスがある人」「おしゃれな生活」に、少なからず憧れるところがあると思います。
でも一方で、自分には「無理なこと」「できないこと」と、行動することなくあきらめてしまうことも多いです。
今回紹介する漫画「服を着るならこんなふうに」は、そんなあなたの考えを変えてくれるものになると思います。
「自分におしゃれは無理」、でも「おしゃれになれれば楽しいだろうな」と思っているあなたに読んでほしい漫画です。
「服を着るならこんなふうに」ってどんな漫画?
作品名:服を着るならこんなふうに
作者:縞野やえ
企画協力:MB
出版社:KADOKAWA
掲載誌:ヤングエースUP
コミック:11巻(連載中)
内容:主人公である佐藤祐介(さとうゆうすけ)は、「おしゃれな人」になる必要がないと思っている会社員です。
ですが、おしゃれを難しく考えず、必要な知識を得れば、楽しめることを知っていきます。
実際に手に入れることができるアイテムを使って、「コーディネイト」を理解できるようになっている、史上初のファッションコミックです。
あらすじ
オシャレに必要なものはお金?センス?そんなものは必要ありません!大切なのはコーディネイト理論を理解することだけ。それを紹介する史上初のメンズカジュアルファッションコミックが登場!全男子必読!!
出典元:ebookjapan
登場人物
佐藤祐介(さとうゆうすけ)、佐藤環(さとうたまき)、樋口リカ(ひぐちりか)が、主な登場人物になります。
他にも、おしゃれがわからずに戸惑っている友達や、自分のポリシーをしっかり持っている人など、自分の周りにいそうな人たちが登場します。
佐藤 祐介(さとう ゆうすけ)
中小企業で営業をしている会社員。
両親が田舎へ移住したため、今まで住んでいた家で、妹の環(たまき)と2人暮らしをしています。
会社ではスーツですが、家に帰れば、上下スウェットのリラックスウェアで、ゲームを楽しむ、オタク気質。
おしゃれに無縁な生活を送っています。
佐藤 環(さとう たまき)
祐介の妹で、大学生。
2人暮らしでは、兄の祐介が何もできないため、家事全般をいやいやながら引き受けています。
同窓会に着ていく服に悩む兄、祐介のためにアドバイスをしたことから、ファッションが趣味だと公言することに。
祐介にとっての、ファッションの先生です。
樋口 リカ(ひぐち りか)
祐介の小学校時代の同級生で、フリーター。
洋服が大好きで、明るい性格です。
中学生のころ、祐介のファッションに辛口の意見をしたことがあり、そのことが今でも気にかかっています。
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祐介の「おしゃれな人」への、気持ちの上での第一歩!
主人公である祐介は、仕事と趣味であるゲームしかない生活を送っています。
ある日、小学校の同窓会の打ち合わせに、懐かしい友達と地元で待ち合わせて、飲みに行くことに。
祐介はその飲み会に、リラックスウェアであるパーカー&ジーンズ、というラフな服装で出かけました。
しかし、待ち合わせ場所に現れた友達はみんなおしゃれで、祐介は一気に落ち着かなくなり、せっかくの再会も、全然楽しむことができずに帰宅します。
自分で納得して着てきた洋服のはずなのに、周りの人と比較して、「違う服にすれば良かった…」と思うことは、誰でも1度は経験したことがあることですよね。
ファッションセンスがない!
飲み会が終わって、家に帰ってきてからも落ち込んだ気分は上がらず、それを見かねて環が話を聞いてくれます。
「俺にはファッションセンスはない それが俺を外に出るたびに苦しめるんだ」(コミック1巻より)
自分がおしゃれに苦手意識を持っている人が、たいてい言ってしまうこの言葉、「センスがない」。
ですが、そもそも「センス」って何なのでしょうか?
では手っ取り早くおしゃれになるには、センスがいい、ハイブランドの高い服を着れば解決する、という問題なのか?
答えは当然、そうではありませんよね。
祐介の言っているセンスとは、飲み会で会った友達のような、「全身を見た時に統一感のある、バランスが取れた、好感の持てる」服を選べる感覚のことだと思います。
ですが環は、「どんな人間にとっても 一番大事なのは服じゃないよ」(コミック1巻より)
と言って、励ましながら、アドバイスもしてくれます。
「大事なのはコーディネイト」であり、つまりは「全身のバランス」なのだと言います。
どんなものにも基本があるように、ファッションにもそれがあること。
そして、基本を知ることで怖いことは無くなる、と言ってくれるのです。
確かに、センスがいいと思う人は、全身のバランスが良く、統一感のある色遣いや、清潔感などが感じられるものですよね。
おしゃれってハードルが高い?
環から、コーディネイトを教えるから洋服を買いに行こう、と誘われた祐介ですが、渋り気味です。
その理由は、祐介自身が、手持ちの服があまりにもひどいことを自覚しているためなのでした。
そこで、ネットで洋服を買おうとしていたのです。
それを知らない環は、コーディネイトを教えるため、洋服を買いに行こうと誘ってくれたのです。
そこで祐介が言った言葉に、思わず大きくうなずいてしまいました。(祐介の気持ちがわかるだけです)
「服を買いに行く服がない!!!」(コミック1巻より)
まさに!!と言わざるをえないこのセリフ。
自分に自信がないが故(ゆえ)の、祐介の妄想が始まります。
今ある洋服で出かけたら、ショップの店員さんに「こんな洋服でよく来たな」とか、「適当に褒めて(ほめて)売ればいい」と思われるに違いない。
ですが、環の連れて行ってくれたお店とは、少しも気取らなくていい有名量販店のショップだったのです。
確かに少しも気取らなくていいのは良かったのですが、特別おしゃれな印象もないので、拍子抜け(ひょうしぬけ)してしまいます。
ここで言いたいのは、祐介のような思い込みをしている人は少なくないのでは、ということです。
ファッション初心者がおしゃれになりたいなら、それなりのブランドへ行くのが近道だし、当然のことだと思うでしょう。
そしてお店で、「よくそんな服で来たな」と思われないために、「買いに行くからにはおしゃれな洋服でなければ」と思いがちです。
つまり、「おしゃれになりたい」ために洋服を買いに行きたいのに、「おしゃれな服で買いに行く」という、持っていない洋服で出かける、という矛盾(むじゅん)した状態に。
このように、苦手意識ゆえに、自分でハードルを上げてしまっていることは、あるあるなのではないでしょうか。
この漫画の祐介と一緒に、自分自身が作ってしまっているおしゃれへのハードルが、少しでも下がればいいなと思います。
「おしゃれな人」へ近づく、第一歩めの行動!
次は、祐介が「おしゃれな人」になるための、具体的な行動に目を向けてみます。
選ぶ
ショップに着いて、まず環は、「最初に買うべき基本アイテム」があること、そしてそれを自分で見つけてくること、を祐介に言います。
祐介は、Tシャツや白シャツを持っていくのですが、ことごとく環に却下されます。
おしゃれな人は、Tシャツ1枚、白シャツ1枚だけでも決まって見えるので、祐介がこれだ、と思う気持ちもわかります。
時間がかかりそうなのでヒントをもらい、探すべきはボトムだとわかります。
そしてフロアを見て回っていると、腰から下しかないマネキンが履いて(はいて)いたボトムに目が留まり、「なんか形がいいなぁ」と思うのです。
そのボトムを環に見せると、なんとそれが環の勧める基本アイテムだったのです!
「印象のベースはボトムにかかっている」、逆に言えば、「ベースが整っていなければトップスもおしゃれに見えない」と環は言います。
それを理解してもらうのに、お味噌汁を例えにして説明してくれています。
だしがないお味噌汁は、高級食材を入れても美味しくない、でも、だしさえしっかりしていれば、豆腐やねぎだけでも十分美味しい。
ここで言う、「だし」はボトム、「中に入れる具材」はトップスのことです。
身近なお味噌汁を例えに持ってくるのは、実感として理解できるので、なるほど、と思いました。
ちなみに漫画では、具体的な商品名を挙げて説明しているので、「おしゃれな人」を目指しているなら、漫画を参考に選んでみてくださいね。
試着する
基本のボトムを見つけられた祐介は、環から試着するように言われます。
ここで、祐介の試着に関するちょっとした偏見を紹介してみましょう。
- 試着する服は全部買わないといけない気がする
- 試すだけで買わないなんて気まずい
わかる!って思いませんでしたか?(ただ気が小さいだけという気もしますが)
では話を戻します。
環は自分の体に合っていなければ意味がないと、祐介に試着をさせます。
「自分の体に一番合う服がおしゃれである」(コミック1巻より)
確かに、大きすぎても小さすぎても、服に着られている感じになってしまいます。
実際に履いてみて、大きさや履き心地を確かめ、そして自分の目で着用している自分の姿を確認する、祐介も試着することの重要さを実感します。
試着室を使うこと、履き替えること、店員さんとのやり取り、面倒くさいなぁと思う要素はたくさんあると思います。
ですが、「おしゃれな人」になるための大事な行動なので、この服を着たらどんなふうになるかな、と楽しむ方向に気持ちを持っていければいいですね。
まとめ
このあとも祐介は、妹の環や友達の樋口リカから、ファッションについてたくさん学んで、「おしゃれな人」になれるよう、努力していきます。
今回は本当にさわりの部分だけの紹介なのですが、おしゃれに苦手意識を持っている人なら、大きくうなずけるところもたくさんあったと思います。
こんなに身近なショップで、こんなに簡単なことで、これを知っているだけで、ということが学べて、実践できる、そんな珍しい漫画を紹介ました。
「服を着るならこんなふうに」を読んで、おしゃれを楽しみ、少しでも自分を好きになってくれれば、気分も明るくいられるのではないでしょうか。
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