なんの変化もなく過ぎていく日常に、どこか飽きてしまう時ありませんか?
いつもと変わらない朝。いつもと変わらない仕事。
知り合いのMさんも、変化なく過ぎていく毎日に退屈を感じていた1人です。
かと言って、変化がある日や、刺激的な日がやってくるわけでもなく…
漫画なら刺激的な世界に入り込めるかな?と思い、読めそうな作品を探したそうです。
いろいろ探して見つけた漫画は、「ギフト±」という作品でした。
臓器売買と、命とはなにか。を題材にした「ギフト±」は、普段何気なく過ごしている日常の「裏」の世界を描いた作品。
Mさんは、漫画を読んで、
「自分の知らない世界で、起きていることにびっくりしました。何気なく送っているこの日常こそが幸せですね。」
と言っていました。
また、漫画を読んで、臓器売買や移植についても少し調べたようです。
だからこそ、何気ない日常に感謝できるようになったそうですよ。
臓器売買の恐ろしさ、裏社会に身をおかずに済んでいる自分の現状。
移植を待ち望む日々を過ごさずに済んでいる身体。
人生は歯車が狂うと、今まで日常だったことが一変してしまうものです。
そんなMさんの意識が変わった漫画「ギフト±」を、Mさんに紹介してもらいます。
「ギフト±」ってどんな漫画?
作品名:ギフト±(ギフト プラスマイナス)
作者:ナガテユカ
出版社:日本文芸社
掲載誌:週刊漫画ゴラク
コミック:21巻(連載中)
内容:主人公の環は、女子高生ながら臓器売買の組織メンバー。
更生の見込みのない犯罪者を捕え、解体し、臓器を必要としている人のところへ分配する。
あらすじ
鈴原環は女子高生にして狩りのプロ。その標的は、人…!
更正を期待出来ない犯罪者と、その肉体を必要とする患者。
需要と供給が一致した時、少女の“仕事”が始まる!
命の価値とは?
日本の地下社会で極秘裏に行われる“臓器売買”の闇に迫る衝撃作!!
出典元:ebookjapan
登場人物
主人公の環をはじめ、臓器売買組織のメンバーであるタカシ、敵対する「リュウ」など闇深い人物が多いです。
鈴原 環(すずはら たまき)
本作の主人公。
普通の女子高生に見えるが、実は臓器売買の実行メンバー。
感情があまりなく、クラスでは浮いた存在。
卓越(たくえつ)した解体技術を持ち、独特の死生観を持つ。
心臓手術の手術痕があるが、それには秘密が…
自身の手術を行った医師、英琢磨を探しており、想いを寄せている。
口癖は、「命は大事にしないと」・「命をありがとう」
秋光 崇(あきみつ たかし)/タカシ
環が所属する臓器売買グループのリーダー。現役大学生。
新興財閥・極秋会グループの御曹司。
環と行動を共にし、臓器を必要とする人のために、更生の見込みのない犯罪者を捕らえては環に指示し、解体させる。
環のことを自分のものにしたいと思っている。
英 琢磨(はなぶさ たくま)/林医師
元医師で、現在は名前を「林」と変え、闇医者をしている。
タカシの臓器売買グループと密接な関係がある。
自身が心臓手術を行った環の行方を捜しているが、タカシの臓器売買グループに環がいることを知らない。
加藤(かとう)
タカシが信頼する部下。臓器売買グループの一員だが、実は現役警察官。
闇の人間に太い人脈を持ち、タカシに隠れて別行動をとる謎の人物。
阿藤 圭介(あとう けいすけ)
元刑事で、現在は私立探偵をやっている。
英琢磨から、環の行方を捜して欲しいと頼まれ、調査をしている内に、国家レベルで隠すべき事件に気がつく。
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臓器売買について
「ギフト±」を紹介するにあたって、臓器売買について少し、説明させていただきますね。
臓器売買とは…
臓器移植のため、金銭授受を伴って、人間の臓器をあっせん・提供する行為。世界中で秘密裏に、あるいは公然と行われており、多くの事例が報道されている。しかしその実態はかならずしも明らかにされていない。臓器ブローカーの存在、世界的な闇取引ルートの存在が指摘されている。
なお、金銭授受の有無は明らかでないが、本人や遺族の了解なしに遺体から不正に臓器を採取する事例もある。
出典元:Wikipedia
現在の日本では、臓器売買は法律上、固く禁じられています。
臓器売買の禁止、罰則:臓器提供の対価として、財産上の利益を与えたり要求してはダメです。
違反者は5年以下の懲役または500万円以下の罰金が課せられます。
その他、書面作成などにも罰則が適用さされるようです。
ですが、実際に私たちの知らない世界では、臓器売買のグループが存在していると考えられているとのこと。
また、貧困差のある海外では、生活をするために臓器を売っている人もいるのです。
自分の臓器を売らなければ生活ができないなんて、想像するだけで辛いですよね。
実際に売ってしまえば、当然ながら元には戻りません。
自分自身の健康に影響が出てしまうことだってあるのです。
ですが、そういったことをしないと生活できない人がいること。
また、その臓器のおかげで助かる人がいるのも事実です。
環やタカシは、正規のやり方では臓器移植を受けることができない人のため、
臓器売買という闇に手を染めているのです。
環やタカシが狙う「クジラ」とは

少し話が逸れますが、日本の捕鯨調査(ほげいちょうさ)では、調査後のクジラは
完全利用することが義務付けられています。
ご存知でしたか?
環は、学校で習った捕鯨調査の話を人間に例えています。
クジラには二種類あるってー
獲っていいクジラとそうでないクジラー
クジラにも無駄がないんだって
人間といっしょで
心臓 肺 腎臓 肝臓(しんぞう はい じんぞう かんぞう)
骨は標本
髪の毛だってカツラにするか溶かしてアミノ酸にして調味料に
しめて一体四千万くらいの値がつく…
膵臓 脾臓 それに腸ー(すいぞう ひぞう ちょう)
胃に眼球 人体に皮膚も移植に
むやみやたらに獲ったらダメだけどー
獲ったら完全に利用しないとね…
出典元:ギフト± 1巻
高校生の口からこんな言葉が出てきたら、ゾッとしますよね!
そう淡々と話す環の表情は乏しく、まるでAIのよう。
環は、授業で習ったクジラのことを人間に例えて、解体するために捕まえた
犯罪者を、「クジラつかまえた」と表現します。
環と琢磨の関係は
環は幼い頃に、心臓手術を受けています。
執刀医は英琢磨(現在は林と名前を変えています)。
環が想いを寄せている医者です。
環たちの臓器売買グループと繋がりがあった琢磨。
阿藤という探偵に「たまき」という名前の少女を捜すように依頼をしていました。
環の心臓を「自分が治す」と誓った約束を果たすために、環を捜し続けているのです。
環もまた、自分の心臓手術をしてくれた琢磨を捜しています。
近くにいるのに、再会できない2人。
環は琢磨に好意を寄せているようで、琢磨のことを考えては、再会できることを夢見ています。
琢磨もまた、かつて自分が心臓手術をした少女を捜し続けています。
その気持ちは恋なのか、責任感からなのか…
環と琢磨は、無事に再会することができるのでしょうか?
今後の展開が気になります。
環、出生の秘密
前述した通り、環は幼い頃に心臓手術を受けています。
その為、定期的に心臓の検査をしているのですが、主治医は環の心臓に異常がないのを毎回不思議に思っていました。
それもそのはず。
実は環の心臓は健康そのもの。
環の心臓手術は、誰かに健康な心臓を提供するために行われた手術だったのです!
この手術法は、「ドミノ移植」と言い、患者から摘出した臓器を続けざまに更に別の患者に移植する方法です。
環の心臓は一体誰の身体に移植されたのでしょうか?
環は、移植する臓器を用意するためだけの存在、「デザイナーベイビー」の1人でした。
その事実を知った時、環はどんな心境になるのでしょう。
自分がそういう存在だったら…と思うと、生きている意味、この世に存在すること。
全てが分からなくなってしまいそうですね。
まとめ
「ギフト±」を紹介してきました。
環の出生の秘密や、環の心臓が誰の身体に移植されたのか。
多くの謎が残されています。
また、環のような女子高生が、臓器売買グループに所属しているとは
考えにくいですが、「臓器売買」は実際に行われていることです。
環やタカシは、再生の見込みのない犯罪者たちを解体し、売買するという
違法行為を行っていますが、そもそも犯罪を犯していなければ、狙われることもなかったでしょう。
日々、私達が暮らしている社会にも犯罪者が潜んでいて、環たちのような臓器売買グループに狙われているとしたら…
うーん…巻き込まれたくないですよね。
危険と隣り合わせにならずに済んでいる生活に感謝を忘れずに、そして命を大事に、
時には刺激を求めてみるのもいいのではないでしょうか?
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