あなたはバトル漫画は苦手ですか?
友人Yくんは、漫画といえばバトル漫画一筋です。小学校時代に週刊少年ジャンプを毎週欠かさず買って読み、本気で舞空術を練習し、かめはめ波も本気で出ると信じていました。
社会人になった今でも有名どころのバトル漫画は読み続け、影分身やゴムゴムのピストルの真似事をしては彼女に白い目で見られています。
彼女は漫画は好きとのこと。でも、バトル漫画は戦いシーンをずっと読んでいると息が詰まりそうになるし、各キャラが持つ特殊能力や必殺技を覚えるのが大変と嫌っているらしいです。
そんなYくんが先日、ついに彼女と一緒に読める漫画を見つけたと嬉しそうに教えてくれた漫画があります。
それは「銀魂」です。
バトル漫画とギャグ漫画の2つのジャンルの要素を持つ漫画「銀魂」。
あれだけバトル漫画を嫌っていた彼女が読む気になった理由とは何なのでしょうか。
友人Yくんに教えていただきましょう。
「銀魂」ってどんな漫画?
作品名:銀魂
作者:空知英秋
出版社:集英社
掲載誌:週刊少年ジャンプ
コミック:77巻(完結)
内容:普段は怠け者の坂田銀時(主人公)は万事屋をやっています。普段はだらしないけど、いざという時は強く、情に熱く、頼れる男。そんな彼の元に色んな仲間が集まってきます。そんな仲間達と江戸・かぶき町で起こるさまざまな問題に立ち向かっていく物語です。
2020年1月8日から映画「銀魂 THE FINAL」が公開されています。公開直後の2週は、全国映画動員数(興行通信社調べ)であの鬼滅の刃を抜いて1位になった程の人気ぶりです。

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あらすじ
江戸では、突如宙から舞い降りた異人「天人」の台頭と廃刀令により侍が衰退の一途をたどっていた。しかし一人、侍の魂を堅持する男が…。その名は坂田銀時。甘党&無鉄砲なこの男が、腐った江戸を一刀両断…するかも!?
出典元:ebookjapan
登場人物
坂田銀時
腰に木刀を携えて万事屋をやっている主人公です。
毎日、仕事もなくダラダラと暮らし、家賃も払えない状況です。好物は宇治金時とお酒。
こんな坂田銀時ですが、攘夷戦争の時は「白夜叉」と呼ばれる程の凄腕の侍でした。
自然に周りに人が集まってくる不思議な魅力がある男です。
神楽
ヒロイン役。万事屋メンバー。
宇宙最強の戦闘種族である夜兎族(やとぞく)の生き残り。やとは直射日光に弱いため、いつも日傘を持ち歩いています。
チャイナドレスに紫色の日傘を持っている姿がとても可愛いのですが、ヒロインとは思えないお行儀の悪いシーンが多くあります。
戦闘シーンでは他の二人よりもズバ抜けて強いです。主人公の坂田銀時より特殊能力を持ち、戦闘力が高いなんて不思議な設定ですね。
志村新八
ツッコミ担当でいじられキャラです。万事屋メンバー。
万事屋で一番まじめ。袴姿にメガネをかけていて、優しそうなイメージですが、実家は剣道場で剣の腕前はなかなか。竹刀一本で戦い、誰よりも勇気のある人物です。
寺門通というアイドルの親衛隊。
万事屋3人を取り囲むキャラクター達
真選組(近藤勲、土方十四郎、沖田総悟など)、徳川茂茂、猿飛あやめ、西郷特盛、吉田松陽、桂小太郎など歴史上の実名に似た名前のキャラクターも多く登場します。
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バトル漫画でも楽しめる理由
銀魂のバトルシーンは、紅桜編、吉原炎上篇、烙陽決戦篇、銀ノ魂篇など長編と言われる中で出てきます。
バトルシーンだけではどうしても息が詰まっちゃうんですが、そんなバトルシーンも意外とサクッと読めちゃう要素をご紹介します。
必殺技がない
「銀魂」にはバトル漫画によくある必殺技がありません。
バトル漫画を読んでいるとよく次なる敵を倒すための修行や戦闘中に覚醒して必殺技が増えていきますよね。
必殺技はすごくかっこいいと思うのですが、彼女からすれば覚えるのが大変だそうです。例えば、かめはめ派のような気功波を色んなキャラクターが出しているので、誰の持ち技か分からなくなってしまうらしいです。
銀魂は、基本、坂田銀時は木刀一本(真剣の場合もあり)、神楽は強靭な体一つ、志村新八は竹刀一本で戦っていきます。だからこそ、現実離れし過ぎないバトルシーンを楽しむ事ができます。
変身しない
服装や髪の色が変わったり、容姿が大きく変わるような変身はありません。
途中から「このキャラクターは誰だ!?」とパニックになることはありません。
バトル漫画的にはパワーアップの意味を込めているのでしょうが、これもバトル漫画をあまり読まない人にとってはもう一つの混乱ポイントになってしまいます。
神楽こそ戦闘種族の夜兎だけあって、バトルシーンで覚醒はしますが、容姿が大きく変わることはありません。
可愛らしいキャラクター
エリザベス
中に誰が入っているかは不明ですが、パッチリした目に黄色い大きなくちばしがついた大きな布を被っています。正体がバレないために、声を出すことはありません。フリップなどに書いた文字で発言します。
シリアスな場面でいい事を言ったり(書いたり)するのですが、表情は変わりませんし、「その格好で言われてもなぁ。」と笑ってしまいます。
定春
神楽が拾ってきた犬です。真っ白の犬でとても可愛らしい顔をしています。
が、、、実は巨大犬で身長170センチ、体重300キロもあるんです。
じゃれてるつもりでしょうが、人の頭が丸ごと口に入ってしまいます。
戦闘シーンではあまり見かけませんが、読んでいると可愛らしい姿を見せてくれます。
ギャップ萌え
これは知らないうちに「あれ?知らないうちに好きになってるかもしれない。」そう言った感じに近いと思います。
普段は怠け者の坂田銀時をはじめ、いつもふざけてばかりの周りのキャラクター達。
ただ、バトルシーンになると顔つきが変わります。先ほど話したように、変身しないので表情や雰囲気だけバトルモードになるのです。
「え!?大丈夫?戦えるの?」という心配な気持ちから
「めちゃくちゃ強い!」と一変して感動し
結果、もっと好きになってしまいます。
バトルシーンでも笑える
バトルシーンでもボケとツッコミのギャグシーンがあります。
例えば、紅桜編の中では、戦いのクライマックスシーンでちょっとしたボケツッコミ。
坂田銀時と桂小太郎が背中合わせになり、これから襲いかかる大勢の敵の前に剣を構えています。その緊張感がある中で、
桂「どうしたその髪型は?爆撃でもされたか?」
銀時「だまっとけやイメチェンだ」
桂「どんなイメチェンだ」
また、敵からパラシュートで退散するシーンでは、
銀時「用意周到なこってぃ ルパンかお前は」
桂「ルパンじゃないヅラだ あ間違えた 桂だ」
シリアスな雰囲気の中で大爆笑とまではいかないにしても「ニヤッ」としてしまい、緊張が少し緩みます。
もちろんギャグ漫画の要素でも楽しめる
ギャグ漫画としての要素のある漫画なので、ギャグパートではもれなく面白いです。
サブタイトル
サブタイトルってあんまり印象に残ることが少ないんじゃないでしょうか。「銀魂」のサブタイトルは、独特です。
第一巻が「天然パーマに悪い奴はいない」です。どんな内容かすごく気になってしまいますよね。最終巻はちなみに「天然パーマにロクな奴はいない」になっていました。
他にも「髪切りながら交わす美容師との会話は世界一どうでもいい」、「娘の彼氏はとりあえず殴っとけ」など笑えるタイトルや
「女の一番の化粧は笑顔」、「自由とは無法ではなく己のルールで生きること」など考え深いタイトルもあるとのことです。
本を読む前の段階から楽しませてれます。
真似したくなるようなボケとツッコミ
小学生から大人まで分かるボケをテンポ良くだし、それにきれいなツッコミが入る。
また、真面目なシーンかと思ったら、ボケや笑いが突然出てきたりして、不意打ちで笑わされしまうこともあります。
新八のツッコミはたまに凄く長文な時もありますが、それでもきれいツッコミになっているんです。
まるで新しい漫才やコントを見ている感じがします。
パロディネタでドキドキ大爆笑
ちゃんと許可をとっているのだろうか。読んでいてそんな心配もよぎる程のパロディネタ。
ドラゴンボール、ワンピース、ドラクエ、金八先生、ジブリ映画、芸能人や国会議員まで多くあります。
頭の硬い大人の脳では、いろんな事情やあとで謝罪に行くんだろうかなど思い描いてしまいます。
でも、やっぱり面白い。笑ってしまいます。
下ネタで呆れ笑い
これは嫌いな人は不快に感じる部分かもしれません。
しかし、やはりギャグ漫画にはどうしても出てくる事が多い気がします。
呆れ過ぎて笑っちゃうというパターンもあります。「馬鹿だな。。。」そう単純に言われそうな感じです。
内情ネタで型破りの笑い
作者の空知英秋先生がゴリラという設定で漫画内にも登場します。空知先生はとにかく漫画の原稿が遅いらしいです。
最終回も「銀魂終わります」から3年もかかり、ようやく単行本で完結しました。しかし、この単行本もゴリラ、いや作者が原稿を遅れたせいで発売延期になりました。
そんなゴリラの愚痴や編集担当者とのやり取りをネタにして描いています。
また、ゴリラは漫画内の登場人物からもイジられる場面もあり、今までにないギャグで楽しませてくれます。
まとめ
普段はバトル漫画は苦手意識があって読まない。「銀魂」はそんな方におすすめの漫画です。
シリアスすぎず、複雑すぎないバトルシーン。そして、ギャグで大爆笑。ギャップ萌えです。
バトル漫画でも
- 必殺技がないから分かりやすい
- 変身しないから混乱しない
- 可愛らしいキャラクターがいる
- ギャップ萌えしてしまう
- バトルシーンでも笑える
ギャグ漫画として
- サブタイトルが面白い
- ボケとツッコミがある
- パロディネタでドキドキしながら大爆笑
- 下ネタで呆れ笑い
- 内情ネタで型破りの笑い
ギャグの要素とバトルの要素があることで読者層も広がって、今までと違う読者層の人と意気投合できるチャンスが増えるかもしれません。
新しいジャンルの漫画に挑戦してみるいい機会になると思います。

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