
今の自分を変えたい。
そんな風に思うこと、ありませんか?
後輩のIさんと先日お茶をしたとき、お互いの学生時代の話になりました。
彼は「本当に変わりたかった。でも、どうすればよいのか分からなかった」と語っていました。
退屈な、変わり映えしない毎日。適当にクラスメイトの話に相槌を打つ、鬱な日々。
そんな高校生時代に、Iさんはとてもワクワクする作品に出会ったそうです。
刺激的で、扇情的で、魅惑的なストーリー。
それが、「はじめの一歩」という作品でした。
Iさんはこの作品に出会って、自分のやりたい事を必死で模索し、大学進学を決めました。
そして勉強に勤しみ、志望大学で学んで、今とても充実していると笑顔で語りました。
「はじめの一歩」という作品は、自己主張が下手でいじめられていた気弱な少年がひょんな事からボクシングと出会い、のめり込み、全て捧げる彼の成長を描いています。
Iさんが影響を受けた「はじめの一歩」について今回はお伝えします!
「はじめの一歩」ってどんなアニメ?
作品名:はじめの一歩
キャスト
幕之内一歩:喜安浩平
宮田一郎:関智一
鷹村守:小山力也
鴨川源二:内海賢二(第一期)/飯塚昭三
青木勝:高木渉
木村達也:藤原啓治
スタッフ
企画:伊藤和明、伊藤梅男
企画協力: 野内雅宏、今西陽介、西村浩
監督:西村聡
助監督:川村賢一
シリーズ構成:浦畑達彦
キャラクターデザイン:杉浦幸次
総作画監督:神志那弘志、筱雅律
美術監督:金子英俊
撮影監督:白井久男→宮田崇弘(第76話のみ)
編集:寺内聡、伊藤勇喜子(第1話 – 第75話)、木村佳史子、土谷百合香(第1話 – 第75話)
色彩設計:磯崎昭彦→こしかわよしみ(第76話のみ)
音響監督:三間雅文
音楽:今堀恒雄
アニメーションプロデューサー:吉本聡、諸澤昌男
プロデューサー:山下洋、大島満、田村学、丸山正雄
アニメーション制作:マッドハウス
企画制作:日本テレビ
製作著作:VAP
制作年:2000年10月~2002年3月
簡単な概要:原作は森川ジョージ作、講談社「週刊少年マガジン」にて絶賛連載中。コミックスは130巻まで既刊。「はじめの一歩」テレビアニメ版第一期は、一歩が日本チャンプになるまでを描く。第二期「はじめの一歩 New Challenger」(2009年1月~6月)、第三期「はじめの一歩 Rising」(2013年10月~2014年3月)と続き、テレビスペシャルとして「はじめの一歩 Champion Road」(2003年4月18日)が放送された。その後、OVA「はじめの一歩 間柴VS木村 死刑執行」(2003年9月20日)が発売され、家庭用ゲームや舞台化やアプリゲームなど多岐に渡り展開されている。アニメ化の前にはドラマCDも販売されていた。
視聴できる動画配信サービス
※本ページの情報は2021年4月時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
あらすじ
引主人公・幕之内一歩は、母親と二人暮らしの高校生。小さい頃から実家の経営する釣り舟屋を手伝う、健気な孝行息子である。やさしい性格だがいじめられやすく、帰宅途中はいつもいじめに合う。しかし、ある日偶然通りがかったプロボクサー・鷹村 守に助けられ、ボクシングの魅力にとりつかれてしまう。日ごろ、「もっと強くなりたい」と願っていた一歩は、ひたすらに努力を重ね、プロボクサーになってゆく。
出典元:dアニメストア
登場人物
魅力的なキャラクターは沢山いますが、今回は絞りに絞って、初期から一歩と関わりのある、ジムメンバーから更に抜粋して紹介します。
幕之内一歩(まくのうち いっぽ)
主人公。気弱で引っ込み思案。
そんな性格が災いして、不良グループにいじめの的とされてしまう。
亡き父の店である釣り船屋を継いだ母親に、女手一つで育てられた。
その手伝いをする、母親想いの優しい少年でもある。
真面目過ぎる程の性格と、ボクシングに対する純粋な情熱で、鴨川会長の元、プロボクサーとして頭角をあらわしていく。
ファイトスタイルはインファイター。ピーカブースタイルという、独特な構えで前に突進してくるだけ、と揶揄されるが、その突進が最強の武器である。
階級はフェザー級。
宮田一郎(みやた いちろう)
主人公・一歩の最初のライバルにして、その成長に欠かせない人物。
父親も元プロボクサーであり、幼い頃からその姿に憧れて、父親の指導の元、鴨川ジムに所属していた。
一見クールで少し斜に構えたように見えるものの、ボクシングに対する熱は強く、一歩と出会う事で更に思いは強くなる。
ファイトスタイルはアウトボクサー。カウンターを得意として、閃光のようなカウンターは「伝家の宝刀」と称される。
一歩とプロのリングで戦う事を約束し、鴨川ジムを去る。
階級はフェザー級。
鷹村守(たかむら まもる)
不良達に暴行を受ける一歩を土手で見つけ、助けたプロボクサー。
元々手の付けられない不良だったが、鴨川会長の目に留まりボクシングの道に進む。
大きな体格に見たままのパワー。普段は理不尽に周りを引っ掻き回し、時に暴力まで働くが、根は情に厚く、仲間想い。
反発しながらも鴨川会長を慕い、その教えを享受している。
故に普段のファイトスタイルは豪快だが、理詰めのボクシングもこなす。
日本人としては規格外な体格の為、階級に合わせての減量は想像を絶する。
世界でヘヴィ級までの、6階級制覇をしてやると豪語している。
階級はミドル級(初世界戦時はジュニアミドル級から)
鴨川源二(かもがわ げんじ)
鴨川ジムの会長。
見た目は老人だが、一歩や鷹村を指導する情熱と体力は並大抵のものではない。
怒鳴り散らしながら杖を振り回して逃げる選手を追いかけたり、杖で殴ったり、一歩のミット打ち等も手がけている。
至極厳しい指導も、ボクシングは一つ間違えば命に関わる競技として、弟子を思いやる心からのもの。
かつて戦争を生き抜いて、焼け野原の中で日本人ボクサーとして活躍し、当時より拳闘としての根性論と、ボクシングとしての理論を兼ね備え、人々を湧かせていた。
青木勝(あおき まさる)
鴨川ジムのムードメーカー。木村とは腐れ縁。
ラーメン屋でアルバイトをしており、その腕も評価されている。
鷹村からの悪戯や嫌がらせを、主に受ける羽目になるが、それがオイシイ方向に流れる事が多い。
ファイトスタイルは決まった型ではなく、トリッキーな技を繰り出したりと読めない。故に対戦相手を動揺させる。
日本ランカーでもあり、実力は備わっているもののなかなかチャンスに恵まれないが……。
階級はライト級。
木村達也(きむら たつや)
鴨川ジムのお兄さん的存在。
昔は不良だったというのが信じられない程、温厚で面倒見もよく、割と博識で冷静沈着なところがあるが、何故かオチがつく器用貧乏気質。
実家は花屋で、2階に自身の部屋を持ち、ドラゴンフィッシュという魚を飼育している。
ファイトスタイルは、足を使ったアウトボクサー。
上手く立ち回り対戦相手を翻弄するも、泥仕合や判定にもつれる事が多く、今ひとつ決め手に欠けるところが。
とはいえ青木同様日本ランカーであり、宮田からも「アウトボクサーとしての実力は相当なもの」と評価を得ている。
そんな彼にボクシング選手としてのチャンスは……。
階級はジュニアライト級。
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いじめられっ子のはじめの一歩
いじめられる理由とはなんでしょうか。
Iさんも小学生の頃、軽いいじめに遭っていたそうで、何度か考えた事があると言っていました。
弱いから?
抵抗しないから?
何となくムカつくから?
多分、全部本当で全部嘘。
いじめっ子なんてきっと暇人だから、適当に矛先向けて攻撃したいだけ。
そして、大抵誰も助けてくれないですよね。怖いから。
そう語る彼は、とても悔しそうでした。
でも、助けてもらえたとしたら?
その人のようになりたいと、きっと誰もが思うでしょう。
物語は、土手でサンドバッグにされる一歩を、現役プロボクサー・鷹村守が助けたところから始まります。
そう、ボクシングをやりたいと。自分も強くなりたいと。
「強いって、どんな気持ちですか?」
この一歩の言葉に込められた意味は?
そして鷹村から厳しい言葉を浴びせられ、無理難題を押し付けられるも、それを一心不乱に行いクリアして、晴れて一歩はボクシングを始める事になるのです。
優しさが強さの秘訣
一歩は何故、力を、強さを欲したのでしょうか。
いじめっ子に仕返しをしたいわけじゃない。
強さは諸刃の剣だから。人を傷付ける事も、人を守る事も出来る。
いじめられる度に引き合いに出される「母さん」を守りたかったからです。
誰かの為って、綺麗事のように聞こえますよね。
でも人の原動力が最大限発揮するのは、大切なものを守りたい時だと思います。
貴方が守りたいものはなんでしょうか。家族、友達、恋人、自分?
いや、人じゃないものかもしれません。人によっては、立場、地位、名誉、お金かもしれません。
それは、決して悪いことではないと思います。
守りたいものがあるから、頑張れる。だから、変われる。だから、真剣になれる。
きっと誰でも持ってるんです、大切で守りたいものを。
時と共に変わっていくものでも、増えたり減ったりすることもあるでしょう。
今、貴方の一番大切なものはなんですか?
それに気付いて、向かう道が示されたら?
貴方はその道を
進みますか?
進みませんか?
守りたいものは何なのかを、今一度考えてみるのもいいかもしれませんね。
良き指導者とクソ真面目のタッグは最強
Iさんはこうも言いました。
「自分は、結構不精者で、言われてもなかなか動かない。努力出来るのも才能だと、勝手に諦めていた」と。
もっと言うと、「努力して報われるのはほんのひと握り、無駄でしょ」とも思っていたそうです。
でも、本当にそれだけでしょうか?
確かに、誰もが努力で報われるなら、もっとみんな楽しいでしょう。
努力をしても、必ず報われるという保証はありません。
それでも諦めないで努力するのは、少なからず結果がついてくるからではないでしょうか?
そして、
「努力の価値を教えてくれる師がいる」
という事は、とても稀有で何にも代え難い、人生の宝でしょう。
貴方の周りにも普段厳しい先輩や上司がいたとしたら、その人達は、貴方の師になり得る人かもしれませんね。
どんなにキツイ練習も厳しい叱咤にも、一歩は負けずに、自分に鞭打ってついていきました。
勿論、試合に勝ちたいけれど、仮に負けたとしても後悔しないよう。
鴨川会長の言う通りにして、メキメキと力がついていくのを実感したから、師弟共に、お互いに信じる事が出来たんでしょう。
努力の先の可能性。
ほんの少しでもそれがあるなら諦めないで教え、教わる。
最初から信頼関係がある訳ではありません。
しっかり言われた事をこなして、成長して、少しずつ固い絆が生まれてくる。
人間関係も希薄になっていく昨今、改めて人との繋がりの大切さを、思い知らされました。
その絆もまた、前述した「守りたいもの」になり得ますし、自分を理解し、客観的に見てくれる人がいるという事は、己の成長や変化に、不可欠な要素だと思います。
また逆も然り、教える立場に立つ事によって、新しい発見が生まれる事もありますね。
もし、貴方が会社や部活等で、誰かに教えるという機会が巡ってきたら、その時は是非、恐れずチャレンジしてみては?
そのことが、あなたが「変われる」ことに繋がるかもしれません。
ライバルとの切磋琢磨で強くなる
唐突ですけど、学生時代の体育のお話をします。
短距離走の練習って、一人で走るより同じくらいの速さの誰かと走った方が、タイムが良かったりしませんでしたか?
誰かと比べないオンリーワンなんて言われますけど、やはり競争心は取り払えない本能だと思います。
だから、階級と順位でマッチメイクするボクシングの試合は、一戦一戦の相手がライバルで、一人一人に全く同じ戦法では勝てない。
毎回分析して、研究して、実践して、吸収して、その積み重ねの引き出しで応用していく。
それは相手もしているのだから、二度目、三度目と戦えばまた違った展開になります。
最近でこそAI将棋なんて、自力で勉強して、最善手を指してくるコンピュータもありますけど、コンピュータには努力した記憶はないですよね。
最終的な踏ん張りって、努力してきた過程を思い出して発揮されませんか?
一歩もリングの上で何度も、もう駄目だって思っても立ち上がって、練習を思い出して、もう体が覚えてて自然に動くんです。一歩だけではなく、ライバルも。
スポーツに限らず、勉強でもそうだと思います。
成績は大して良くはなかったIさんのクラスメートが大学受験を目前に焦って、これでもかというくらい勉強に打ち込み、順位が上がったそうです。
すると、彼とつるんでいた仲間にも火がついて、模擬試験の結果などを見せ合うようになり、勝った負けたと大騒ぎしていたと、Iさんは話してくれました。
そんな感じで誰かと競い合って上がっていくということは、しんどい時もありますが、とても楽しい事なんですよね。
もし身近に目標とする人や競い合うような人がいるのなら、追い抜く気持ちを持つことは、日常や自分自身の変化に多大な影響をもたらすでしょう。
自分が変わると周りも変わる
さて、いじめられっ子一歩は、ボクシングを初めてどうなったでしょうか。
晴れてプロボクサーになり、鮮烈なデビューを飾ります。
いじめっ子の不良達は?一歩に無関心だったクラスメイトは?
不良達は一歩を友達だと周りに紹介し、卒業式では何人もの生徒が一緒に写真を撮って欲しいと集まり、すっかり人気者です。
あからさま過ぎて、僕が一歩なら、不良達を一発ずつくらいは殴ってたかもしれません。
いつも隅でこじんまりとしていた、目立たない主張のない少年は、いつしかみんなのヒーローになっていたのです。
人気者になりたいからじゃなく、ただ純粋に強さを求め、ボクシングにのめり込んだ。
その結果、知らないうちに周りが変わっていたんですね。
何かに真剣に取り組んだ時
人はキラメキを放ち、周囲を惹き付けるのでしょう。
あなたも、何か真剣に取り組めるものを見つけてみてはいかがでしょうか?
まとめ
高校時代はいじめられっ子だった。
一歩は隠さず公表しました。
この公表は全国のいじめられっ子に勇気を与えたと賛辞され、けして驕らず、真摯に謙虚であり続け、ボクシングロードを走り続ける一歩。
数々の出会いと別れ、強敵との死闘を繰り広げながら
「強さとは何か」
それを求めて、これからも進むのでしょう。
たとえ、それがどんな形であろうと。
変えたいと嘆いているだけでは何も変わりません。
やりたいと思ったことを、全力でやってみませんか?
その先がもし望んだ形ではなくても、変わりたいと燻ったまま何もせず後悔するより、きっとずっと楽しいと思います。
「はじめの一歩」が見られる動画サービス
※本ページの情報は2021年4月時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
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僕はアニメも好きです。
昔はよくビデオやDVDを購入したり、某レンタルショップにを借りに行ってました。
ただ、借りものだと気を使うし、返却期限があるため、見るのを急かされてしまいますよね。
それに、そもそもビデオやDVDは見るたびに入れ替えないといけないのが結構おっくうだったりします。
購入すると、やっぱり漫画と同じく場所をとってしまいますし。
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