
海外旅行の楽しみ方は色々ですが、いずれにしても旅する国の文化などを頭に入れておいて損はないですよね。
特に、コロナ禍で海外に行けない今は、行きたい国の勉強をしておくこと自体が楽しみの1つになるかもしれません。
今回はそんな海外の歴史を学べる漫画を旅行好きのYさんに紹介してもらいました。
Yさんは頼れる姉御肌で、面倒見も良く、たくさんの後輩を連れて飲み歩いたり仲の良い同期や友人と良く旅行に行くのが好きだそうです。
そんな旅行大好きなYさん、実は今まで国内旅行だけで海外旅行には行ったことがないそうです。
旅行好きなのでもちろん海外旅行への興味自体はあったみたいです。
しかし、Yさんは歴史に疎く、海外文化についてもあまり知識がないとのことで今までなんとなく避けてきたんだそうです。
さらに、英語もそこまで得意じゃない。
「行こうと思えばいつでも行けるし…」「そのうち行こう…」とずっと後回していたとのこと。
ですが、このコロナウィルスの影響で海外旅行も制限されてしまい、「行こうと思えばいつでも行ける」状況ではなくなってしまいましたよね…。
いざ行けなくなってしまうと行きたくなってくるのが人間の性です。
Yさんも「コロナが終わったらすぐにでも海外旅行に行くぞ」と心に決め、そのために歴史などを学ぼうと決意されました。
そんな時にタイミング良く同僚に紹介されたのが、今回お伝えする「ヘタリア」だったのです。
「ヘタリア」の基本情報
「ヘタリア」とは日丸屋秀和さんによる作品で、ジャンルはコメディです。
大きな特徴として、各国を擬人化させているところです。
もともと、作者の個人サイト「キタユメ」で公開されたWEB漫画「Axis Powers ヘタリア」が始まりでした。
漫画は幻冬舎(既刊6巻)や集英社(既刊4巻)からコミックス、ドラマCD(計8枚)やアニメ(現時点で4期放送、累計103話)でも放映されています。
公式だけでなく、二次創作でも人気の高い作品です。
(女性の人気が高い要因の一つみたいです。)
「ヘタリア」というタイトルについて
もともとこのタイトルは、2ちゃんねるで誕生したと言われています。
元の言葉は「イタリア」のしょぼさを表した「ヘタレなイタリア」という表現です。
例えば砂漠での戦いの時に、パスタが食べたいがためにパスタを茹でてその残り湯を捨ててしまい、水不足に陥るなどこうした戦争エピソードが多く登場します。
さらに戦争に対する士気が低かったイタリアは、進軍よりも退却の方が早かったり、常に白旗を持ち歩くなどヘタレっぷりが面白おかしく描かれています。
これらは実際にあったおもしろおかしい歴史上のエピソードだったり、ネット上での国民性ジョークなどが元にされています。
それぞれの国の特徴がキャラにしっかりと投影されていることで、頭に入りやすく、国同士の過去のや関係性、歴史が抵抗なく頭に入ってくるのですね。
なお、名前はヘタリアですが、イタリアの話だけでなく、第二次世界大戦前後時の国際事情が学べます。
人物に見立てたキャラクターで国同士の関係性が学べる
この作品に登場するキャラクターたちをここで全てをあげることはできません。
なぜなら過去の国も含め40カ国以上が登場しています。
主要の国は列強8カ国(アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、ドイツ、イタリア、日本、中国)で、それぞれが各国の特色をキャラの性格に反映されています。
例えば、日独伊三国同盟の三国である日本、ドイツ、イタリア。
日本は外見は童顔で細身の青年。
髪の色は黒。
性格は島国育ちのせいか少し独特。
仲間に対しては何よりも大切にするし情には厚く、古くて伝統なものも、新しくて流行なものも好みます。
お人好しな性格で周囲に振り回されがちで良く、ドイツやイタリアに渋々付き合わされることもあります。
ドイツの性格は頑固で謹厳実直。
規律とマニュアルにとことん従う気質。
そのためカーナビなどにそのまま従ってはひどい目にあうこともしばしば。
全てにおいてきっちり従いすぎるところがあるので、それが原因で散々な目に遭います。
そして、気まぐれなイタリアにいっつも振り回されています。
イタリアは軍事面で士気が極端に低く、進軍より退却の方がずっとずっと早い。
戦闘アイテムはいつでも白旗(すぐに降参できるように)。
とにかく「ヘタレ」で憎めないキャラクターとして描かれています。
ここまでお伝えしたような人間関係を描いた根底にあるのは、作者がNYに在住しているとき、異文化コミュニケーションについてリアルに経験したことがまるまる活かされているようです。
この漫画を読むと、作者の体験した国ごとのリアルなお国柄が自然と学べるわけですね。
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女性に人気がある理由
この作品、圧倒的に女性読者が多く人気も高いようです。
その理由はいくつかあるようですが、主に挙げられる点は以下のポイントだそうです。
絵が読みやすい
この作品の絵の特徴として、線で表現するところと影の使い方に特徴があるようです。
陰影がはっきりとしており、カラーで見るときは鮮やかですが優しいタッチで女性的なラインで描かれています。
グッズがとても多い
公式、非公式問わず様々なグッズ展開されており、収集好きな女性の人気も高いようです。
二次創作作品が多い
公式ではないですが、二次創作の題材として描かれている作品が多いです。
基本的に全て男性のキャラクターなのでいわゆるやおい的な描かれ方が多いのも事実です。
これらの点が女性人気の高い店になりますね。
気をつけないと、本来の海外文化を学ぶという目的を忘れてのめり込んでしまうかもしれませんね。
まとめ
「ヘタリア」は擬人化されたキャラクターを通して世界の歴史、たくさんの国の文化や国同士の関係など学ぶことができます。
Yさんも
・歴史に興味が湧いた
・それぞれの国々の文化を知るきっかけになった
・異文化について、偏見を持たないようになった
・二次創作に興味が湧いた(それは大丈夫か?)
と色々な発見があったそうです。
ただ、何より一番の発見は「旅行の楽しみが増えた」こと。
やっぱり事前知識がないよりはある方が楽しみは増えますよ。
例えば、同じ歴史的建築物を見たとしても、その背景にあるストーリーを知っているかいないかで、見たときに感じることは違ってくるでしょうからね。
また、現地の方達の国民性や文化を少しでも理解することで、コミュニケーションがとりやすくなるかもしれません。
海外旅行に行けない今だからこそ、旅行に向けて予備知識を仕入れるチャンスです!
「ヘタリア」を読んで、自由に海外旅行に行ける日を待ちましょう。
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