スマホで漫画を読めるサービス

漫画以外の本も買うなら「honto」紙と電子の書籍の合わせ技が便利!

今回は「honto」についてご紹介します。

「honto」ってあまり聞いたことがないという方も多いと思います。

実は僕が知ったのも、たまたま知り合いの人が使っていたからです。

他にも聞いてみるとそこそこ使っている人がいたので、試しに利用してみることにしました。

hontoとは?

「honto」とは大日本印刷という会社が運営する、マルチプラットフォーム型電子書籍配信・販売サービスです。

実は僕が知らなかっただけで、会員数600万人を超える大きなサービスでした。

ところで、「マルチプラットフォーム型」だけ聞くと「?」となると思いますが、

電子書籍ストア、本の通販ストアのネット書店

丸善、ジュンク堂、文教堂などのリアル書店

が協同でつくった「読みたい本を、読みたいときに、読みたい形で」提供するサービスのことを指しているのですね。

つまり、ネットとリアルが合体したサービスというわけです。

調べてみると、大日本印刷は元々パソコン向けの電子書籍配信サイトとして「ウェブの書斎」を2001年より運営していました。

そこから、同サイトの機能やコンテンツを大幅にリニューアルする形で2010年から「honto」として開始したのです。

ネット書店(=電子書籍)とリアル書店(=紙の本)

この両方を上手に使い分け出来るのがhontoなのです!!

honto公式サイトはこちら

hontoのメリット

honto公式サイトでは6つのコンセプトを挙げています。

この6つのコンセプトは、そのまま利用者のメリットになってます。

以下ではそれらを、詳しくご説明していきますね!

紙の本と電子書籍の両方が購入できる!

honto公式サイト1つ目のコンセプトは「電子書籍と紙の本は、敵ではなく仲間です。」

そうそう。

本は「電子派か?紙派か?」という対立構造の話にされがちです。

でも本来同じ書籍なわけで、どちらかしか使ってはダメという話でもないので、争う必要がないのです。

hontoでは電子書籍だけでなく、通販サイトと連携しているので紙の書籍も購入することが可能です。

そこでお得なのが「読割50(よみわり50)」というhonto独自の制度です。

この制度を使うと連携しているリアル書店で過去に購入した紙の本を電子版で50%OFFで購入できます!

漫画ではあまりないことかもしれませんが、電子書籍で買った本でも、ペンやマーカーで書き込みなどしたい本があったりしますよね。

そういう場合にはとても助かるサービスです。

ただし、全ての書籍に対応しているサービスではないので、サイト内を検索する際に「読割50」というマークがあるか確認しましょう。

在庫検索や取り置きができる!

2つ目が「日本一大型書店と連携している。」です。

hontoのすごいところが、リアル書店の丸善、ジュンク堂、文教堂などの大型店舗と連携しているところです。

これにより、「honto with」アプリを使って近くの店舗の在庫を調べたり、取り置きをしてもらって受け取れたりできます。

「実際に本屋さんで見たものをやっぱり自宅に帰ってから欲しくなった」

「スマホで見ていたものを紙の本にマーカーで引いたりペンで書き込みたいな」

となった場合に便利です。

僕も実際に在庫状況を確認して取り置きしてもらったりしましたが、本屋さんでその本がどこにあるのかを探す手間も省けるのでとても便利ですよ!!

プロが本について提案してくれる!

3つ目が「このサイトの中には、ブックキュレーターがいます。」

これは「ブックツリー」というサービスを利用して、本を勧めるプロがこちらの気分や関心などに合わせて本を提案してくれるサービスです。

リアル書店と連携したサービスで各ジャンルに詳しいキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を紹介してくれます。

「本の専門家」が常におすすめの本を紹介してくれるわけです。

本屋にふらっと本を探しに行くのが好きな人もいると思いますけど、それがネットでできちゃうんですね。

ログインすればトップ画面に表示されます。

「自分で探すのがいい」という考え方もありますが、自分の視点だけでは見つからない意外な本と出会うことになるかもしれません。

すごく参考になる部分もあるかと思います。

全部をまとめて一括管理できる!

コンセプトの4つ目が「世界のどこでも、指1本で本棚を整理できる。」

hontoでは読んだ本、購入した本、気になった本を全てまとめて本棚で管理できます

以前購入したことあるのに同じ本を2冊買ってしまったという経験ありませんか?

電子と紙の両方を読む人ならなおさら。

hontoを利用していればそういったことを防げるわけです。

大量に購入した電子書籍をジャンル別や自分で好きな棚を作ることもできるので分類することができます。

ただし、鍵付きの機能はないので見られたくない本の管理はできません。

家族で共有する場合は注意です。

また、専用アプリでは機能が充実しています。

シリーズをまとめて表示できたり、関連書籍を探すことができたりします。

ブックマーク、辞書機能での検索も可能です。

同時に利用できる端末は5台までです。

利用できる端末はパソコン、タブレット、スマートフォン等でシチュエーションに合わせて使えます。

書籍データをダウンロードして保存できる機能もありますのでネット環境のない場合でもオフラインで読むことができます。

ただし、容量が大きいのでダウンロードする際にはWi-Fi環境は欲しいですね。

いつでもどこでも試し読みできる!

5つ目が「24時間立ち読みできる本屋。」

これはスマホやパソコンを利用して立ち読み=試し読みができることを指しています。

自宅や外出先でも空いている時間に本屋さんに行かなくても立ち読みができる感覚です。

品揃えとしては

無料作品が19,000冊以上

全ジャンルの総数は85万冊を超えます。

全ての本が試し読みできるわけではないようですが、無料作品が充実しており、

空いている時間を利用して読んでみてから気に入った本を実際に購入するのもアリですね!

漫画だと1巻が無料になっていることもあるので気になる作品があれば要チェックです!

ポイントを上手に利用しよう!

最後の6つ目が「本好きなら、ポイントでもっと本が読める。」

hontoが書店と連携していることを活かして、ネット書店とリアル書店のどちらでも共通してポイントが貯まり、使えるようになっています。

書籍を購入した際にもらえる「hontoポイント」は全サービスで利用できます。

なお、リアル書店では専用の「hontoカード」か「honto with」アプリを提示することで利用できます。

それぞれの店舗での購入した場合のポイント還元率は以下の通りです。

honto電子書籍ストア 100円ごとに1ポイント
honto通販ストア 100円ごとに1ポイント
リアル書店(丸善、ジュンク堂、文教堂など) 200円ごとに1ポイント

獲得したポイントを支払いに充てることができますが、ポイントで支払った分に対してはポイント還元にならないので注意が必要です。

ポイントを上手に貯めるには「hontoクラブ」を利用することをおすすめします!

hontoクラブは上記に挙げた3ストアの利用状況によってポイント獲得が自動的にアップする仕組みのサービスです。

具体的には2ヶ月間で3つのストアを全て利用すると翌月4倍2つのストアを利用すると翌月2倍になるというサービスです。

ただし、利用条件として合計税込み1,000円以上になる必要があります。

本を2冊も買えば1,000円は大概超えてくると思うので、2ヶ月間で1,000円以上というのは、「めちゃくちゃ本が好き」というわけではない人でもハードルが低いのではないでしょうか。

また、毎日アプリを見るだけで貯まる「あしあとポイント」も有効的です。

アプリのメニュー「あしあとポイント」をタップし、獲得ページに移動しますので

「あしあとをつける」をタップするだけで1ポイント貯まります。

それを1ヶ月間継続すると

「20日間賞:電子書籍100円OFFクーポン」

「皆勤賞:電子書籍200円OFFクーポン」

が獲得できるのでコツコツ貯めればお得に本が読めます。

hontoのデメリット

メリットが多く非常に利用しやすいhontoなのですが、やはり他のサービスとくらべてデメリットと感じてしまうところもいくつかあります。

大型の還元キャンペーンが少ない

hontoでは50%以上のポイント還元キャンペーンが他サイトに比べ、少ない印象があります。

新規会員登録での対象商品30%OFFクーポンや定期的に出版社や掲載誌限定の20%OFFクーポンは見受けられますが、本の種類を問わないキャンペーンはほとんどありません

その為、まとめ買いをしたい方だとお得感が低いと感じてしまうかもしれません。

ただし、メリットであげた「あしあとポイント」と「皆勤賞の200円OFFクーポン」を利用して購入すると500円の本なら50%OFF以上で買えます。

毎月1冊程度の購入であればhontoがお得とも言えます。

送料がかかってしまう

hontoでは紙の本も購入できるとお伝えしましたが、

通販サイトで購入する場合、税込み3,000円未満の注文の場合、330円の送料が発生してしまいます。

送料が嫌なら、買うと決まっている本があったとしても合計額が3,000円を超えるようにまとめて購入することになりますね。

せっかくポイントをコツコツ貯めても、送料がかかってしまうともったいないですからね。

僕も電子書籍の半額になる「読割50」のサービスを利用して紙の本を購入しようとしましたが、

3,000円を超えるのには思ったよりたくさんの本をえらばなければならず、結局まだ購入できていません(笑)

また在庫状況にもよるのかもしれませんが、配送に少し日数がかかる気がしました。

急ぎで欲しいという場合や、送料が気になるならまとめて買うか、店舗受取にすれば送料もかからず、自分で取りに行けるのでいいかもしれません。

慣れるまでに時間がかかる

便利機能万歳のhontoですが、人によっては逆に機能が多すぎて分かりにくいと思う人もいるかもしれません。

僕も実際に利用していて機能が多くて慣れるまでに少し時間がかかりました。

一度慣れてしまえば便利かとは思いますが、利用しはじめの人にとっては面倒くさいかもしれません。

hontoの利用手順・退会方法

利用方法もお伝えしておきますね。

利用手順

まずはhontoサイトの無料会員登録が必要です。

「氏名」「性別」「生年月日」「メールアドレス」「パスワード」を入力して登録ボタンをタップすれば会員登録は完了です。

次にお手持ちのデバイスにアプリをインストールします。

アプリからログイン画面で先ほど登録の際に使用したメールアドレスとパスワードを入力。

そうすればもうお好みの本を選択して読むことができます。

ただ、1つ注意しなくてはいけないのが本の購入はアプリではできません

本の購入をするにはhontoサイトにアクセスしてログイン後、購入する必要があります。

本を購入すると自動でアプリに追加されます。

後はウェブで読むかアプリで読むかはお好みです。

本を購入する際の支払い方法

支払方法には以下の方法があります。

・クレジットカード(電子書籍・通販ストア共通)
・hontoポイント、クーポン(電子書籍・通販ストア共通)

・携帯会社キャリア決済(電子書籍ストアのみ)
・LINE Pay(電子書籍ストアのみ)

・コンビニ支払い(通販ストアのみ)
・電子マネー(通販ストアのみ)
・代引き(通販ストアのみ)

それぞれストアによって利用できる支払方法が異なるのでよく確認しましょう。

退会方法

退会手続きはMyページよりできます。

「Myページ」→「アカウント」→「退会手続き」を選択
「退会申請」をタップ
「退会理由」を選択し「退会する」をタップ

なお、この時点で通販ストアに出荷前の注文、未払いがある場合には退会できないようになっています。

そして退会後は購入済みの電子書籍を読むことはできなくなり、再ダウンロードも不可能になります。

余ったhontoポイントもすべて失効してしまうので注意しましょう。

月額料金が発生する訳ではないのでよほどの理由がなければ退会する必要はないかと思います。

まとめ

これまで紹介したことをまとめると

・本を紙と電子版で両方買いたい
・在庫検索や取り置きをしたい
・購入した本を一括管理したい
・毎月1冊程度の本を購入する

という方々にはおすすめできるサービスです。

一方、

・シンプルに使いたい
・送料や配送日が気になる

という方々には向いていないかもしれません。

まあ、送料や配送に関しては店頭に受け取りにいけば済む話なので、そこまで大きなデメリットにはならないでしょう。

電子書籍が主流になっている一方で、やっぱり紙の本を大切にじっくり読みたいというときもありますよね。

紙の匂い。

ページをめくった音。

書き込んだり折り目をつけたり。

自分好みの本にできるのも紙の本ならではです。

ちょっと漫画の話があまりできませんでしたが、

紙の本も電子書籍も利用するなら、hontoは最適なサービスになると思います。

honto公式サイトはこちら

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