アニメ紹介

ドラマから20年経って現在に更新されて復活したアニメ「池袋ウエストゲートパーク」

今から20年前にドラマで人気となり、見る人の心を動かした「池袋ウエストゲートパーク」。

池袋、ギャング等の言葉を流行らせ、ギャングという存在をかっこよく描いていました。

そして、その当時の社会問題を取り入れていく事で、見る人の心をくぎ付けにいていました。

若者の中で社会現象となり、ギャングに憧れた青春時代を送った人も多いのではないでしょうか。

そんな、「池袋ウエストゲートパーク」が20年の時を経て、現代版としてアニメ化しました。

現代版のギャングや青年達の青春は、どの様に描かれているのでしょうか?

そして、どんな社会問題を取り入れていくのでしょうか?

アニメ「池袋ウエストゲートパーク」の魅力について紹介していきたいと思います。

「池袋ウエストゲートパーク」ってどんなアニメ?

作品名:池袋ウエストゲートパーク

キャスト/マコト:熊谷健太郎/タカシ:内山昂輝/キョウイチ:土田玲央/ヒロト:木村昴/磯貝 :花江夏樹/谷口マサル:小林千晃/藤本ミツキ:村瀬歩/ミノル・タモツ:新垣樽助/クロウ:小野賢章/サル:木村良平/ゼロワン:諏訪部順一/シャドウ:津田健次郎/横山礼一郎:櫻井孝宏/吉岡:檜山修之/マコトの母:甲斐田裕子

スタッフ/原作:石田衣良/監督:越田知明/シリーズ構成:志茂文彦/キャラクターデザイン:谷口淳一郎/サブキャラクターデザイン:豊田暁子、吉川真帆/プロップデザイン:秋篠Denforword日和/美術監督:中村典史/美術設定:高橋武之、塩川美里、相川みどり、品川麗子/色彩設計:伊藤裕香/撮影監督:呉健/編集:平木大輔/音響監督:土屋雅紀/音楽:中川大二朗、高田龍一/音楽制作:日本コロムビア/音楽プロデューサー:植村俊一/プロデューサー:菊島憲文、安江拓人、鎌田肇、北條真、池内矩史、木村学、髙木宏動、内山祐紀、金庭こず恵、金鮮伊、谷本千明/制作プロデューサー:齊藤真吾、小林涼/アニメーション制作:動画工房/製作:IWGP製作委員会

アニメ/全20話、完結

小説/出版社:文藝春秋/掲載誌:オール讀物/巻数:既刊17巻

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※本ページの情報は2022年2月時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

あらすじ

東京・池袋にある西口公園、通称・池袋ウエストゲートパーク。その近くにある果物屋の息子・真島誠は、警察が手出しできない難事件を解決する「池袋のトラブルシューター」と呼ばれていた。今日も池袋の平和を守るため、事件解決に向け奔走する。

出典元: U-NEXT

登場人物

「池袋ウエストゲートパーク」の主なキャラクター達を紹介していきたいと思います。

マコト

本作の主人公で、通称「池袋のトラブルシューター」と呼ばれている。

池袋の工業高校を卒業後にフリーターになり、実家を手伝い小遣い稼ぎしながら、池袋西口公園(池袋ウエストゲートパーク)で過ごしている。

池袋では名の知れた存在で、周りに一目置かれている。

タカシ

池袋西口を勢力下に置くカラーギャング集団「G-Boys」のヘッドで、メンバーに「キング」と呼ばれている。

マコトとは工業高校の時の同級生で親友。

天才的な反射神経と運動神経に裏打ちされた喧嘩の実力を持ち、自身のカリスマ性でストリートの不良少年少女たちをまとめ上げる。

警察ですら目をむくほどの動員力を持ち、その存在は裏社会でも侮れないものとなっている。

ヒロト

カラーギャング「Gボーイズ」の№2。

体も大柄でチームきっての武闘派。

タカシの運転手をしているが、池袋を巡って意見が合わないこともある。

「Gボーイズ」ではタカシ派閥とヒロト派閥に分かれており、ヒロトを慕う人間も多い。

キョウイチ

最近池袋に現れ、池袋東口を勢力にするカラーギャングの新勢力「レッドエンジェルス」のヘッド。

タカシ並の圧倒的なカリスマ性を持っている。

人もを魅了するダンスが得意で、見る人を引き込みメンバーを増やしている。

「Gボーイズ」とは抗争は避けているが、常に緊張状態にある。

磯貝

カラーギャング「レッドエンジェルス」の天使長。

人なつこい性格でギャングには見えないが、実質№2。

キョウイチ以外に、どこのチームにも属してないマコトを気に入っている。

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現代のギャングとして綺麗に描かれている

このアニメの主体となるのが、ギャングという存在です。

ギャングと言うのはそもそも、日本では少年の近隣的集団の場合と犯罪的な組織集団をギャングと呼びます。

20年前のドラマのギャングは後者のイメージが強かったと思いますが、現代ではあまりイメージがわきませんよね?

そんな危なそうな集団を、このアニメでは現代に合わせた、

クールかつスタイリッシュで、力(勢力)は持っているが池袋の均衡を保つ存在

として綺麗に再現されています。

今までとは違うギャングに、新しいかっこよさがあり、ドラマを見た人でも違った視点から楽しむ事ができると思います。

そして、ドラマと変わらないマコトとタカシの友情・地元愛が、どんな困難なトラブルもスマートに解決していきます。

もし今の現代にこの様なギャングがいるなら、一度はなってみたいと思うかもしれませんね。

現代の社会問題に沿ったストーリー

「池袋ウエストゲートパーク」といえば社会問題に触れていくストーリー展開が魅力の一つです。

ドラマでは、援助交際や恐喝、ねずみ講、覚醒剤等の当時の問題に触れていましたが、今回のアニメでは、

  • 外国人研修生の問題
  • ブラック企業のバイト
  • シングルマザーの貧困問題
  • SNSでの誹謗中傷

等が取り入れてられています。

現代の社会問題に触れることでドラマとは違うストーリーとなり、アニメを楽しめる一つの見どころとなっています。

今の若者達が抱える闇を、解決していくマコト達を見る度に、少し考えさせえられ、切ない気持ちになります。

その他にも、ゼタムーバー(ユーチューバー)等の職業も出てきたりして、かなり身近な感覚で見る事ができます。

普段普通に生活していても、あまり気に留めない社会問題も多いと思いますが、問題に目を向けるきっかけになるのではないでしょうか。

魅力も健在!相変わらずギャングの抗争が熱い

ギャングといえばやっぱり、敵対チームとの抗争が見どころですよね。

ドラマでも抗争シーンは見どころでしたが、アニメの中でもしっかりと迫力がある抗争シーンが描かれていて、

チーム内での揉め事や、集団での殴り合い、ヤクザが裏で暗躍したりとギャングらしい魅力が詰まっています。

特に、Gボーイズとレッドエンジェルスの抗争では、2人のカリスマ同士の喧嘩シーンがあり、アニメならではのかっこよさが見られます。

仲間の為、何かの為に争う少年達の行動力には、青春そのものが感じられ、

ドラマを見ていた頃の熱い気持ちを思い出し、テンションが上がる事間違いなしだと思います。

そして逆に、争い事の悲しさ、争いの為に何かを利用する卑劣さ、そして言葉を交わして和解する事の大切さが伝わってきます。

抗争に発展するまでの流れも、今の若者ならではの展開になっているので、違った視点から楽しめるのではないでしょうか。

まとめ

懐かしさがありながらも、現代ならではのアレンジで生まれ変わった、アニメ「池袋ウエストゲートパーク」いかがだったでしょうか。

この作品のギャング達は、一度見れば目が離せなくなるほど、クールでスタイリッシュに仕上がっています。

そして、アニメだからこその迫力や、この時代にだからこそ伝えたいメッセージがしっかりと描かれています。

昔と変わらないマコト達の友情や行動力には胸が熱くなり、ドラマを見た人でも楽しめるアニメとなっています。

ギャングと言う存在や輝いている青春、社会問題をテーマにする事で、いつの時代でも人の心を掴むのだと思います。

これが、見る人の心を動かし続ける、20年の時を経ても色あせない魅了なのではないでしょうか。

ドラマとは違う魅了が詰まった、アニメ「池袋ウエストゲートパーク」を見て、20年前の様に心を動かしましょう。

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