アクション・バトル(アニメ)

アニメ「ゴールデンカムイ」でアイヌ民族について学べちゃう!?

アイヌ民族ってどんな生活していたのだろう?と気になること多いですよね。

アイヌ民族の衣食住や戦争に関わっていたのかなども、

解明されていることはまだまだ少ないのではないでしょうか。

北海道の先住民と言われているアイヌ民族について30代のEさんは、

学校で習ったくらいの知識しかないと言っていました。

そんなEさんは、幼いころ自宅にアイヌ民族の人形があり、民族衣装が可愛い、

自分も着てみたいと思っていたことを思い出し、

もっとアイヌ民族について知りたいと改めて思っていたそうです。

旦那さんにアイヌ民族について相談したところ、アニメ「ゴールデンカムイ」をおすすめされたと言っていました。

そして勉強も苦手なEさん、アニメを観て学べるということで意気揚々と見始め、

アイヌ民族についてこんなに詳しいのは初めてだ!と思いながら観ていました。

では、どのくらいアイヌ民族について詳しく描かれていたのか、

僕の知人であるEさんに詳しく聞いてきたのでお伝えしたいと思います。

「ゴールデンカムイ」ってどんなアニメ?

作品名:ゴールデンカムイ

キャスト:
杉本佐一:小林親弘
アシㇼパ:白石晴香
白石由竹:伊藤健太郎
鶴見中尉:大塚芳忠
土方歳三:中田譲治
尾形百之助:津田健次郎
谷垣源次郎:細谷佳正
牛山辰馬:乃村健次
永倉新八:菅生孝之
家永カノ:大原さやか
キロランケ:てらそままさき
インカラマッ:能登麻美子
二階堂浩平:杉田智和
月島軍曹:竹本英史
鯉登(こいと)少佐:小西克幸

スタッフ:
原作:野田サトル/集英社「週刊ヤングジャンプ」連載
監督:難波日登志た助監督:川越崇弘
シリーズ構成:高木登
キャラクターデザイン:大貫健一
メインアニメーター:葉山淳一
銃火器設定:渡辺浩二
プロップ設定:浅沼信也
動物設定:墨佳遼
美術監督:森川篤
色彩設計:茂木孝浩
撮影監督:戸澤雄一郎
CGディレクター:奥村優子/濱田康平
編集:定松剛
音響監督:明田川仁
音響制作:マジックカプセル
アイヌ語監修:中川裕
音楽:末廣健一郎
アニメーション制作:ジェノスタジオ

制作年:2018年©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

簡単な概要:明治末期の北海道・樺太を舞台にしたアイヌの金塊争奪戦サバイバルバトル

視聴できる動画配信サービス:

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※本ページの情報は2021年2月時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

あらすじ

明治時代後期。「不死身の杉元」の異名を持つ日露戦争の英雄・杉元佐一は、ある目的のために大金を手に入れるべく北海道にいた。

そこにアイヌから奪われた莫大な埋蔵金という、一攫千金のチャンスが舞い込む。

埋蔵金は網走監獄に収監中の男によって隠匿され、24人の脱獄囚の身体に刻まれた刺青がその在り処を示す手がかりだという。

そんな折、ヒグマの襲撃を受けた杉元を、ひとりのアイヌの少女が救う。名をアシㇼパというその少女は、埋蔵金を奪った男に父親を殺されていた。

さらに杉元の動きに呼応するように、かねてより埋蔵金を狙って暗躍していた北の最強部隊・第七師団や刺青を背負う脱獄囚たちの動きも顕在化。

果たして、雄大な北の大地を舞台に巻き起こった一攫千金サバイバルの行方は……!?

出典元:アニメ「ゴールデンカムイ」公式サイト

アニメ「ゴールデンカムイ」は現時点までにアニメ3期まで放送されております。

また、バトルや歴史、シリアスだったと思いきやギャグ要素があったりと、

色んなジャンルが集約されているアニメとも言えるかと思います。

そして、エグい描写もあるので苦手な人は、体調が万全な状態でご覧いただくことをおススメします。

登場人物

杉本佐一

日露戦争の英雄。

見た目は顔面に大きな傷がいくつかあり、軍服を着崩したり厚着をして寒さをしのいでいます。

誰も殺すことのできない「不死身の杉本」と恐れられています。

とある目的の為に、お金をが必要となり北海道へと足を運んだのです。

その北海道で酒に酔っぱらっていた中年男に出会い、アイヌの埋蔵金の話聞いたのです。

酒の酔いから覚めた中年男に話しすぎたと突如襲われ、

抵抗したのちヒグマが登場し逃げている最中にアシㇼパと出会ったのです。

アシㇼパ

アイヌ民族の美少女。

自称?「新しい時代のアイヌの女」と言っています。

アイヌの埋蔵金を持ち出した犯人に父親を殺されていのです。

仇を討つべく、狩猟などに精をだしています。

熊をも恐れない杉元を優秀な戦士と認め、ともに行動することにしたのです。

白石由竹

網走監獄からの脱走囚人。

「脱獄王」の異名を持っており、捕まっては逃げ出しを繰り返しすぎて、

元の罪で課せられた懲役よりも、脱獄の罪での懲役が上回っています。

見た目は丸坊主のドジっこのように見えます。

身体には、不可解な模様の刺青があります。

杉元たちと手を組んだほうがメリットがあると思い、協力することにしたのです。

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アイヌ民族の服装とは?

アイヌ民族の人々はオシャレでかっこいい模様(もよう)がはいった民族衣装を着ています。

そして、上記画像の模様を「文様」(もんよう)といい独特な柄が特徴的です。

アニメ1期1話でアシㇼパが登場した時は、

頭には上記画像のような文様がはいったマタンプシ(額飾帯)をしており、

季節が春先の雪解けの時期だったので、防寒着の毛皮を羽織っていました。

ですが、季節が春先ならば、外気温は氷点下ということは少なくなっているはずなのですが、

狩猟(しゅりょう)に行く際は、狩猟小屋(見た目は小さなテントのような形)という、

小屋にも泊まることも多い為、防寒着も必須だったのだろうと思います。

服飾を作るのは、家に残っている女性の仕事と役割分担がなされていると、

アシㇼパのおばあちゃん(フチ)が、アシㇼパが男性の仕事ばかりすると言いながら説明してくれていました。

Eさんは、刺しゅうという言葉にアイヌ民族の女性たちが、大事に1針1針細かく縫い付けてあるのを、

アニメでは細部まで、独特の文様を眺めることはできないなぁとも思ったそうです。

アイヌ民族の住処とは?

アニメ1期3話には、アシㇼパの産まれ育った村へと行くことになるのですが、「コタン」と言っていましたね。

「コタン」は村・集落の意味で、「チセ」は家屋という意味です。

アニメの中で、アシㇼパのチセで過ごしているシーンがあるのですが、

囲炉裏(いろり)を囲んでご飯を食べたり、

最終的には見た目は雑魚寝(ざこね)のような感じで、チセの広さが解るようになっていました。

実際の間取りはというと、なんとワンルームだというのです。

部屋全体を効率よく温めるには、囲炉裏の熱をひと部屋限定にする必要があったからということだと思います。

北海道の寒さが非常に厳しいことが、わかる造りとなっているのではないでしょうか。

アイヌ民族の食料調達はどうしていたのか?

どのように食料調達したのか、アニメで出てきた内容にそって、お伝えしたいと思います。

当時の食料調達方法はというと…

1、狩猟(しゅりょう)
2、漁撈(ぎょろう)
3、山菜・果実採集
4、農耕

の、4つのやり方から食材を集めていたということです。

1、狩猟(しゅりょう)

狩猟は、ほぼ1年中行っていたそうです。

ほぼなので、狩猟をしない時期もあり、盛夏(せいか)6月初旬~晩夏(ばんか)8月初旬ごろまで禁猟していたと言えるのではないでしょうか。


そして、主な獲物が、鹿(アイヌ語でユㇰ)だったそうです。

アニメの中で、アシリパが鹿は既に数が減った後だと説明するシーンがありました。

他には、ヒグマ(キムンカムイ)、ウサギ(ムイ)やシマリス(ルオプ)といった小動物系などの獣と、

エゾライチョウ(フミルイ)やマガモ(コペチャ)等の鳥類を獲物としてたそうです。

「狩猟の対象となる動物」をアイヌの人たちは「神(カムイ)が人間の為に、

毛皮と肉を土産に持ち、この世に現れた姿」と考えていたんだとか。

アニメの中でもアシㇼパが杉元にアニメ1期1話や2話で熊の倒し方やリスの捕まえ方を説明しているシーンがあり、

「アマッポ」という矢に毒を塗った仕掛け弓を用いて退治したり、

小さな罠を、仕掛けておき罠にかかるのを待つという方法で、捕獲していたのではないでしょうか。

ただ、熊の場合人を襲ってしまった際は人間を襲った罰として、

人間しか食べられなくなり、悪い神(ウェンカムイ)になってしまう為、

毛皮も肉も手をつけないのだそうです。

また、母熊を獲物とした際に小熊がいれば、自分の住むコタンへ連れ帰り1年から2年ほど大切に育て、

その後、神(カムイ)のもとへ送り返すイオマンテと言われる儀式を、盛大に行うのです。

アニメで小熊の説明を観たEさんは、神に送り返すということは…とかなり切ない気持ちになってしまったと言っていました。

2、漁撈(ぎょろう)

漁撈というと文字から連想すると、漁業?と思いますよね。

意味を調べたところ、漁撈は捕獲・収穫する活動のことをいうそうです。

アニメでは、川漁から紹介されており、ウライという柵みたいな物をV字状に川に設置して、

V字状の先にラオマㇷ゚という籠(かご)を川に設置し、魚を籠へ誘導するという捕まえかたで、

川魚(エゾハナカジカ)を捕獲してましたね。

基本色んな魚を捕獲していたようですが、特に鮭(カムイチェプ)を得ていたようです。

アニメでは、アシㇼパのおばあちゃん(フチ)が口伝を教えてくれるシーンがあり、

人間が川を汚したから、鮭の捕獲量が減ってしまったと話してくれていました。

他には、釣りや網でも川魚を収穫してたと言われています。

また海での漁もおこなっていたそうで、アニメ1期8話にて捕鯨しに行くお話がありました。

その際、毒を塗った銛(もり)を使い、捕鯨していたそうです。

それと、海浜採取でホタテやアサリ、ホッキ等の貝類なども採取していたということです。

3、山菜・果実採集

狩りや、川漁が男性の仕事だったので、役割分担したかのように山菜や果実を採取してくるのは、女性の仕事でした。

アニメでは山菜を採取してる様子はなかったのですが、少しだけ山菜や果実採取について、アシㇼパが説明してくれています。

アシㇼパも持っていた「メノコマキリ」(女性用の小刀)のほかに、

「サラ二プ」というシナノキの繊維で編んだ袋と

「イタニ」(堀り棒)、「シッタプ」(鹿の角で作ったツルハシ)を持って、

山へ山菜取りに行ったということです。

アニメで、出てきた山菜は「行者ニンニク」、「ニリンソウ」等が、オハウという料理になってました。

4、農耕

農耕については、アイヌ時代の前から行われていたようです。

農作物はヒエやアワ、キビといった雑穀類、他には小麦、大麦も栽培していたそうです。

こちらも、アニメでは少し触れた程度くらいだったとEさんは言っていました。

アイヌ民族の食事とは?

アイヌ民族の食事は伝統的な料理があり、「アイヌ料理」と呼ばれています。
主な料理は下記の5つとなります。

1、オハウ(煮込み汁)
2、ラタㇱケㇷ゚(野草による煮物や和え物)
3、サヨ(粥/かゆ)
4、シト(団子)
5、チタタㇷ゚(肉や魚のたたき)

アニメの中で、オハウのことを杉元が「肉のつみれ汁」と表現していましたが、

実際はつみれ汁以上に、ボリュームのある鍋料理に近い物だということです。

そして、非常食用にだと思われる杉元が持っていた「味噌」が登場しますが、

アイヌ料理には「味噌」を使うという概念がないことは、

アニメ1期3話の冒頭にてアシリパの顔が胡散臭い(うさんくさ)ものを見るかのような顔つきになっておりました。

ただし、作中に生食場面がありますが、あくまでも当時の食生活を描くために必要な創作なので、

ウイルス感染や食中毒などになってしまう危険性がありますので、絶対に真似はしないでくださいね。

何故こんなにアイヌ民族について、沢山描かれているのか?

ひとえに、「ゴールデンカムイ」の作者 野田サトル先生の、

取材の賜物(たまもの)と言えるのではないでしょうか。

実は、野田サトル先生のご出身も北海道ということと、

野田先生の曽祖父(ひいそぼ)が日露戦争に屯田兵として出兵なさっていた経緯もあったそうです。

最初は、日露戦争帰りの若者がサバイバル生活をしていく狩猟漫画になる予定だったのですが、

野田先生の担当さんの更なるアドバイスを受け、

「脱獄王」や「土方歳三」、「埋蔵金」、「アイヌ」を組み合わせ出来上がったのが、

この「ゴールデンカムイ」だったということです。

まとめ

ここまでアニメ「ゴールデンカムイ」にて、アイヌ民族とは何ぞや?ということを、お伝えいたしました。

アニメを観てEさんは、少々偏りがある気もしたが、

アイヌ民族について教科書に掲載されていた以上のことを、

知ることや学ぶことができたと言っていました。

そして、今もなお北海道のいたるところには、アイヌ語由来の地名が沢山残っています。

(北海道の一部ではアイヌ語由来ではない、その当時入植した人や屯田兵などが由来となっている地名もあります。)

いつか「ゴールデンカムイ」に登場した地域へも行ってみたいとEさんは言っていました。

アニメでアイヌ民族を知れるのは、「ゴールデンカムイ」だけかもしれないですね。

エグい描写もあるので、苦手な人は体調が絶好調なときにおすすめします。

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