歴史

泣ける戦争漫画で心を落ち着かせてみませんか?「この世界の片隅に」

日々の疲れが溜まっていると、心に余裕がなくなってしまってほんの少しのことでも気に障(さわ)ってしまいますよね。

「前まではそんな小さなことでイライラしなかったのに、なんで自分はこうなの?」と

余裕のない自分にもイライラしてしまって、そのことがよりストレスになってしまう時もあります。

何か大きな出来事があったわけではなくても、知らぬ間に小さなことで疲れが溜まっているんですよね。

そんな時には泣いてストレスを発散し、心を穏やかにしてくれる漫画を読むことがおすすめです。

なかでも戦争を題材にした漫画は、過去に実際にあったことなのでフィクションのものより心に響き、涙を流してしまうものが多いです。

僕は今回「この世界の片隅に」をご紹介したいと思います。

昭和の広島の呉(くれ)が舞台で「すず」という女性が主人公です。

素朴でほのぼのとした絵の中に戦争の理不尽さ、悲惨さが描かれています。

戦争中のお話で、大事な人との突然の別れや、ただ生活していても戦争の理不尽さに振り回されるすず達に感情移入してしまい、自然と涙を流してしまいます。

読んだ後には平和な世の中に感謝して丁寧に生きようと思わせてくれるんです。

今回は「この世界の片隅に」をご紹介していきますね。

 

「この世界の片隅に」ってどんな漫画?

作品名:この世界の片隅に
作者:こうの史代
出版社:双葉社
掲載誌:漫画アクション
コミック:上・中・下巻(完結)
内容:時代は第二次世界大戦中。広島市に住む浦野すずは隣町の港町である呉に嫁ぐ。少し天然なすずだが、懸命に戦時中を生きていく。戦時中の人々の生活を市民の目線で体感できる作品。

漫画だけでなく2016年にノベライズ化もされています。

2011年8月5日にテレビドラマ化され、

2016年には片渕須直監督による劇場アニメーション映画が全国公開されました。

そして、2018年7月期にTBS系の「曜劇場枠にて再度テレビドラマ化されるなど

反響の大きい作品でもあります。

あらすじ

戦中の広島県の軍都、呉を舞台にした家族ドラマ。主人公、すずは広島市から呉へ嫁ぎ、新しい家族、新しい街、新しい世界に戸惑う。しかし、一日一日を確かに健気に生きていく……。

出典元:双葉社

登場人物

浦野(北條)すず(うらの(ほうじょう) すず)

本作の主人公。広島市の海苔梳き(のりすき)の家に育つ。絵を描くことが好きだが裁縫は苦手。

18歳の時に突然舞い込んできた縁談により、呉(くれ)の北條家に嫁ぐ。

周作と幼少期に一度遭遇していたが覚えてはいなかった。特に断る理由もないまま嫁入りする。おっとりした性格であるが、働き者で芯のある強さを持っている。

北條周作(ほうじょうしゅうさく)

すずの夫ですずより4歳年上。海軍軍法会議所の録事を勤める。

幼い頃に会ったすずを探し結婚する。優しく穏やかな性格。

黒村径子(くろむらけいこ)

周作の姉。離婚し娘の晴美を連れて出戻る。

テキパキとした性格で思ったことは口にしてしまい、対照的なおっとりしたすずに対して厳しく当たる。

黒村晴美(くろむらはるみ)

黒村径子の娘で5歳。

すずと仲が良く、絵を描いたり一緒に船を見たりして過ごしている。

浦野すみ(うらのすみ)

すずの一歳下の妹。幼い頃からすずと仲が良かった。

陸軍の工場で働いている。

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すず達が生きた時代は、過酷な時期

物語の舞台である時代は、昭和の中でも第二次世界大戦が激化していた時期

今では考えられないほど大変な時代だったのです。

すず達がどんな時代に生きていたのか、少し見てみましょう。

生活環境の大変さ

日本は戦時中「ゼイタクは敵だ」という思想で国民の生活を制限していました。

食べ物は配給制で、服などの生活用品も限りある時代で、

限りある物資を上手くやりくりして生活していかなければ、生きていけなかった時代なんです。

現代では好きなものを好きなだけ食べられて、流行りの洋服を買ってファッションを楽しむ時代なので、真逆の生活です。

インフラが整備されているわけでもないので

足場の悪い道を歩いて生活水をくみにいく時代でした。

洋服を買えず、食べたいものを制限され、

毎日労働ばかりの生活だったら、今ではとてもストレスが溜まってしまいますよね。

人々は生活のため、当たり前のこととして行っていた時代なんです。

栄養が十分ではない状態で体力仕事ばかりの毎日を送っていた、

人々のたくましさを感じることができます。

昭和の人間関係

現代は親せきやご近所とのつながりが薄くなっていますが、

この時代は対照的に人付き合いが密なんです。

まだまだインターネットや公共交通機関が未発達の時代なので

身近にいる人との繋がりが強かったんですよね。

ご近所さんと顔を合わせることは毎日のことですし、家の事情なんかも話したりします。

何か起きた時にはご近所さん同士で助け合いができる上、話すことが情報交換や楽しみにもなりますよね。

現代ではネットの中で自分が好きな人と、そうできるだけで

人との繋がりを求める部分は変わらないですね。

そして、嫁いだ場合には嫁ぎ先へ住み、家事を担わなければなりません。

もしも姑(しゅうとめ)や小姑(こじゅうと)との折り合いが悪くても、1人で嫁いだお嫁さんは逃げ場がありません。

慣れない土地で慣れない人達と生活をしていかなければいけないことは大変な状況ですね。

そんな中で、すずは健気に頑張っていくんです。

溢(あふ)れるすずの魅力

この作品の魅力は、すずの穏やかなキャラクターです。

作品全体をふんわりと包むような、すずの優しさが心をほっこりとさせてくれます。

絵が上手なすず

幼い頃から絵が上手なすずは、その画力を生活に生かしていきます。

幼い頃には絵を描いて妹を楽しませたり、絵が苦手な同級生に代わって描いてあげたりもしていました。

大人になってからも、景色や人を描いていました。

ある時、遊郭(ゆうかく)にいる友人に会いに訪れた時

病床に伏す遊女に対応してもらいます。

そのお礼にリクエストに応えて道端に絵を描いていき、なかなか外に出られない遊女に喜んでもらいます。

他にも、径子の娘である晴美と出かけた先で空襲に合い、防空壕(ぼうくうごう)に避難します。

空襲が激しく、壕の中は熱くなり

母親とも一緒にいない晴美は、心細さを感じてしまいます。

その時に身近にある小石を使って地面に絵を描き、晴美の気を紛らわせてあげた場面もあります。

すずが絵を描く場面が何度か現れますが、誰かを楽しませたい、何とかしてあげたいというすずの思いやりが見られます。

どんなに大変な状況でも誰かを傷つけようとすることはせず、

優しさで包んでくれるすずの人柄をみていると

もやもやしていた心も、自然と穏やかになっていくかもしれませんね。

おっとりとしていても芯のある女性

すずは登場人物の中でも1番天然でおっとりしています。

嫁いだ先から実家へ手紙を書くときに住所を知らなかったり

時間を忘れて絵を描いていたことで切符を買い損ねて家に帰られなかったり

砂糖をアリから守ろうとして誤って水がめの中に全部こぼしてしまったり

何かと抜けている部分があり、要領がいい訳ではないんですよね。

そこが径子にとって気に障るポイントのようで、よくキツく当たられてしまいます。

キツく言われていも、怒ることなく穏やかなすずですが、

家や家族を守るために奮闘します。

食べ物が不足していても、工夫して家族分の食事をやりくりしたり

高価な炭の代わりに落ち葉とうどんの茹で汁を使用して代用の炭を作ったり

この時代には必要なことですが

生きていくために生活を工夫していきます。

嫁ぎ先の北条家ではキツく当たられたとしても文句を言わずに家事をこなす

健気な働き者なんです。

芯があり根気よく働いていたことで北条家でも次第に受け入れられる、愛されるキャラクターなんですよね。

戦争の悲惨さを学ぶ

生活環境だけでも、我慢を強いられ大変な日々なのに

命を脅かす空襲が激化していきます。

すず達が、戦争がどんな状況なのかよく分からないまま巻き込まれていき、

どんどん生活が苦しくなっていく様子がわかります。

物語の途中からは空襲が多くなり

すずも空襲に合い怪我を負うことになります。

怪我をしたすずは心にも傷を負います。

空襲では、身体的だけでなく精神的にもダメージを負わせてしまうものだったんです。

そして、舞台である呉は広島の近くです。

8月6日に広島に原子爆弾が落とされ、少し離れた呉では突然の閃光と地響き、大きなキノコ雲を見ます。

今でこそ原子爆弾の恐ろしさを習いますが、当時はよくわからない新型の爆弾としか把握されていなかったんですよね。

良くない状況ではあるけれども、何がどう悪くて命を守るためにはどうしたらよいのか、

それが分からない時は恐怖や不安を感じますよね。

人のみならず、家屋や自然も破壊され人々が安心して暮らせる環境ではなく、

常に不安や恐怖に襲われている状況だったんです。

理不尽さへの怒りや空襲により親しい人との別れもあるので、涙してしまう部分もあります。

そんな戦争の様子を見ることで、戦争の悲惨さを学び

平和であることのありがたさを再確認することができます。

命が脅かされる状況が少ない現代に生きていられることがありがたく

自分の中でのもやもやも、小さなことの様に思えてくるかもしれません。

あるいはその原因と向き合う気持ちが湧いてくるかもしれませんね。

まとめ

自分らしく丁寧に健気に生きる主人公すずの人柄に

ほのぼのと、心安らげる作品です。

悲しいシーンでは思わず涙してしまうかもしれませんが

終戦を迎えたラストでは、未来への希望を感じられるものになっています。

なんだか少し心が疲れたかもしれない、という時は

手に取って読んでみることをお勧めします。

忘れてはいけない過去の出来事に涙することで、辛さもあるのが人生だな、と思えそうですね。

イライラしていた気持ちも、生きていられるからこそ感じられるもの、と考えられて心に少し余裕が持てるかもしれません。

読んだ後には自分と世界が少し違って見えてくるかもしれませんよ。

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