自分の信念を貫く器の大きい男というのものは、とても魅力的な人間に感じませんか?
特に幕末に登場する著名人は強い信念を持っており、日本の未来のために命をかけて戦いました。
そこで今回は幕末から明治初期を時代背景としたアニメ「るろうに剣心」のある人物についてご紹介したいと思います。
その人物とは主人公である緋村剣心の最強最大の敵志々雄真実(ししおまこと)です!
るろうに剣心(以下るろ剣)シリーズの中でも志々雄真実の登場する「京都編」は見どころ満載となっています。
・時代背景を考慮した内容
・今までのライバルとの再戦
・愛着の湧く味方の登場
・個性豊かな敵が登場
更にアニメでは声優陣の演技力の高さやオリジナルの台詞、シーンの追加でより見応えのある内容となっているんです!
その中でも志々雄の数々の名言や圧倒的な強さには心奪われるものがあります。
これは正に男の美学の集大成であると同時に、これほどまでにインパクトのある悪役は今までいなかったと思うのです!
ではそんな志々雄真実の魅力について紹介していきたいと思います。
作品詳細
作品名:るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚ー
監督:古橋一浩
音楽:朝倉紀行
キャラクターデザイン:室井ふみえ
アニメーション作成:スタジオぎゃろっぷ(第1話-第66話)→スタジオディーン(第67-第94話)
製作:フジテレビ放送局
放送期間:1996年1月10日~1998年9月8日
話数:94話
キャスト紹介
・緋村剣心…涼風真世
・神谷薫…藤谷美紀
・明神弥彦…富永みーな
・相良左之助…上田祐司
・高荷恵…土井美加
・斎藤一…鈴置洋孝→成田剣(新京都編)
・四乃森蒼紫…安原義人
・志々雄真実…池田政典
・駒形由美…入江加奈子
・瀬田宗次郎…日高のり子
・佐渡嶋方渡…高橋広司
・魚沼宇水…流山児祥
その他作品
OVA 新京都編
あらすじ
幕末に「人斬り抜刀斎」として恐れられた伝説の剣客、緋村剣心。明治維新後は「不殺」(ころさず)を誓い、流浪人として全国を旅していた。神谷薫との出会いや、同じ激動の時代を生き抜いた宿敵達との戦いを通じて、贖罪の答えと新たな時代での生き方を模索していく。
出典元:Wikipedia「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- (アニメ)」
登場人物
志々雄の魅力を語るうえで欠かせない登場人物を紹介していきます。
緋村剣心(ひむらけんしん)
幕末最強の人斬りと恐れられた「人斬り抜刀斎」。
討幕派の維新志士として数多くの人を斬っていることからこの名がつけられた。
明治維新後は決して人を殺めない「不殺」の誓いを立てて全国をあてもなく放浪している。
腰には人を斬れない刀「逆刃刀」と携え、赤く長い髪と頬の十字傷が大きな特徴。
性格は優しく温厚で困っている人や理不尽に虐げられている人を見過ごしておけない。
斎藤一(さいとうはじめ)
幕末に京都の治安維持の任を与えられた元新選組の三番隊隊長。
剣心が人斬り抜刀斎として暗躍していたころ、幾度も刀を切り結んだ剣心の宿敵。
明治維新後は「藤田五郎」と改名し主に警視庁の密偵を行っている。
戦いでは通常の刀を水平にした「牙突」を得意としており通常の平突を必殺技の域まで高めている。
奥の手はゼロ距離射程から繰り出す「牙突・零式」。
四乃森蒼紫(しのもりあおし)
江戸城の警護を務めた隠密御庭番衆の最後の御頭。性格は常に冷静で徹底した現実主義者。
剣心と戦うも敗れ、さらには仲間を悪徳商人に殺されてしまう。
それ以降、剣心を倒して最強という名の華を御庭番集の墓前に添えるため剣心の命を狙うようになる。
「京都編」では剣心の居場所を聞き出すため志々雄真実と同盟を結ぶ。
必殺技は小太刀二刀流から繰り出す「回転剣舞六連」
瀬田宗次郎(せたそうじろう)
志々雄の配下十本刀の一人。通称天剣(天賦の剣の才能の略)の宗次郎。十本刀最強の称号を持つ。
「楽」以外の感情が欠落しており相手に剣気や殺気の類を全く感じさせず、何食わぬ顔で人を殺す残酷さを持っている。
剣心の飛天御剣流の神速をも上回る超神速の抜刀術「縮地」を得意としている。
宗次郎のこの強さは志々雄から受けた影響が大きく影響している。
「所詮 この世は弱肉強食 強ければ生き 弱ければ死ぬ」という言葉が彼の中での行動理念である。
戦っているとき以外はあっけらかんとしていて、ごく普通の青年。
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志々雄真実プロフィール
・身長:170㎝
・体重:59㎏
・生年月日:1848年(嘉永元年)8月
・星座:獅子座
・出身地:京都府(新京都編では新月村)
・血液型:O型
・好きな言葉:弱肉強食
・嫌いなもの:弱者
・趣味:湯治
・流派:我流
幕末に長州派維新志士として活躍し、影の人斬り役であった剣心の後継者となった人物です。しかしながらその人物像は剣心とは真逆。
・底知れない野心
・人を踏みにじっても何とも思わない功名心
・尋常ではない支配欲
・信念は「弱肉強食」
そのあまりの強さと危険極まりない内面から味方からも恐れられていました。
そのため数々の要人暗殺に携わってきた志々雄を明治政府は暗殺しようとします。
そして同志からの不意打ちで重傷を負わされた上、体に油を撒かれて火をつけられてしまうのでした。
しかし志々雄は満身創痍(まんしんそうい)の状態でありながらも生きていてなんと全身を包帯で巻いた姿で復活するのです!
その後、日本を自分の支配下に置くため大型鋼鉄艦や特攻部隊「十本刀」を有するなど一大組織をまとめ上げることに成功します。
圧倒的な戦闘能力とぶれない信念
明治政府の策略から生き延びたとはいえ、志々雄は大火傷を負った影響から全身の発汗組織が全滅してしまいました。
その結果全力で戦えるのは15分とかなりの制約を負った体となってしまいます。
しかし戦いではそんなハンディギャップも全く感じさせません。
また志々雄の強さは単純な戦闘能力以外にもその強い精神力や志の高さからも表れています。
僕は志々雄は自分の体に大火傷を負わせた明治政府への復讐だと思っていました。
しかし志々雄は復讐の類(たぐい)といったものに捕らわれるような小悪党ではなかったのです。
暗殺されかけた件も「むしろ感謝している」と言いきってしまうほどで、その器の大きさに感服してしまいました。
「志々雄真実の名台詞4選」
「油断?なんのことかな?これは余裕というもんだ」
斎藤一の奥の手「牙突・零式」を回避したと同時に斎藤に手刀を突き刺したときの一言です。
奥の手をあっさりとかわしてしまったことから志々雄の戦いにおけるセンスの高さが伝わってきます。
台詞からも強者ゆえの余裕が感じられますね!
「攻撃できないのか?それとも攻撃したくないのか?」
四乃森蒼紫が志々雄を隅に追い込んだのにも関わらず、攻撃をためらっていることに対して志々雄が放った一言です。
心理戦でも志々雄は相手を揺さぶります。戦いを心底楽しんでいることが伝わってきます。
また勝つことへの絶対の自信からくる発言なのでしょう。
迷ったあげく蒼紫は必殺技である回転剣舞六連を繰り出すのですが、当然のように志々雄に阻まれてしまいます。
しかも振り向きざまに!
「動乱が終わったのなら俺がもう一度起こしてやる!」
初対面となった剣心に自身の野望を語る志々雄の一言です。
幕末という戦国以来の動乱の時代は「待ってました!」と言えるほどの好機だったのでしょう。
しかし自分1人抹殺できない明治政府に志々雄は心底失望していました。
こんな政府では日本の未来はおぼつかない…。
自身の掲げる「弱肉強食の正義」を持って日本を支配することを宣言します。
「何をするにも1度は頂点に上りつめてみたい」
これは男であれば誰もが思い描く理想であり本来の姿ではないでしょうか?
しかし人は人生で挫折を味わったときそういったことは諦めてしまいがちです。
なぜなら現実と理想のギャップに打ちのめされるからです。
しかし志々雄は同志に裏切られても体に大火傷を負わされてもその信念が揺らぐことはなかったのです。
志々雄の決してぶれない信念と志の高さが伝わってくるシーンでした。
「生まれがどーのこーのじゃねぇ。お前が弱いから悪いんだ。」
米問屋の主人の子として生まれた宗次郎は家族からひどい虐待を受けながら育ちました。
その過程で無意識に自身の感情を封印していた宗次郎に志々雄が放った一言です。
幼い宗次郎にとってこの言葉は衝撃でしたが、次第に彼の中で心のより所となっていきました。
しかし宗次郎は志々雄を米倉にかくまっていたことが家族にバレて殺されそうになってしまいます。
そして志々雄に宿代代わりとして渡された刀で家族全員をその手にかけてしまったのです。
宗次郎が「所詮 この世は弱肉強食 強ければ生き 弱ければ死ぬ」ということを身を持って実感した悲劇でした。
しかし宗次郎は自分の弱さを他人や周りの環境のせいにしていたのかもしれません。
これはそんな宗次郎に対する志々雄からの叱咤激励であり、男として強くあるための力強いメッセージだと思います。
まとめ
今回は男の美学の象徴とも言える志々雄真実の魅力について紹介していきました。
台詞の一つ一つから強者ゆえの絶対の自信と、ぶれない信念がビリビリ伝わってきましたね!
最後まで「弱肉強食」の信念を貫き通した志々雄は正に「悪」のカリスマと呼ぶのに相応しいと思います。
アニメるろ剣「京都編」をご覧頂き、志々雄真実の数々の名台詞と戦いにおける強さに酔いしれてみてはいかがでしょうか?
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※本ページの情報は2021年4月時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
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