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長編の「鬼滅の刃」遂に完結!でもまだ読んでない?漫画に興味ない人からもおすすめされる魅力とは?

「鬼滅の刃」あなたはもう読みました?

その人気ぶりが社会現象になった事は記憶に新しいですが、元々は週刊少年ジャンプで連載されていた長編漫画です。

「子供が好きでコラボ商品を欲しがっている」

「親に単行本を貸したらいつの間にかハマっていた」

など、小さな子供から大人まで、広い世代でハマる方が多いようです。

普段漫画に興味の無い友人も「面白いよ!」と言っていることが増えました。

それでも「「鬼滅の刃」読んでないけど読んだ方がいい?」

と思っているあなたのために、「鬼滅の刃」がどんな漫画なのか?

漫画に興味がなかった人をも惹きつける魅力について解説していきます!

「鬼滅の刃」ってどんな漫画?

作品名:鬼滅の刃
作者:吾峠呼世晴
出版社:集英社
掲載誌:週刊少年ジャンプ
コミック:23巻(完結)
内容:主人公の竈門炭治郎が家族を鬼に殺され、唯一生き残ったが鬼になってしまった妹を人間に戻すために、鬼と戦う決意する。

補足:2016年より連載開始、2020年完結。

連載当初から面白いと評判でしたが、2019年のアニメ化をきっかけに人気がさらに過熱。

2020年には晴れて完結を迎えました。

コミックス累計発行部数は1億5000万部にのぼり、発売日にはその都度行列が出来るほどでした。

連載が終わってもその人気が留まることを知らない「鬼滅の刃」

これからそのおおまかなあらすじと、主なキャラクターについて解説していきます。

「鬼滅の刃」を試し読み

あらすじ

時は大正時代。

世には人を食う「鬼」と呼ばれる存在がありました。

主人公の少年、竈門炭治郎は家族とともに山奥に住み、町へ出て炭を売る生活をしていました。

しかし家族を殺され、妹を鬼にされるという絶望を背負わされてしまいます。

炭治郎は、妹を人間に戻すため、

「鬼殺隊」という部隊に辿り着き、入隊を志願します。

全ての鬼の始祖、そして禰豆子を鬼にした鬼舞辻無惨を倒すべく、炭治郎の旅が始まります。

家族を失った悲しみを胸に秘めながらも、希望を捨てずに立ち向かう炭治郎。

果たして鬼舞辻無惨を倒すことができるのでしょうか?

登場人物

「鬼滅の刃」はあらすじだけでなく、キャラクターたちも魅力の一つです。

竈門炭治郎(かまど たんじろう)

本作の主人公。
6人兄弟の長男として、亡くなった父親の代わりに家族を養っています。

貧しいながらも幸せな生活を送っていましたが、町へ出ている間に家族を殺されてしまいます。

唯一生き残った妹の禰豆子は鬼にされていました。

妹を人間に戻すための答えを探し、鬼狩り組織「鬼殺隊」の存在に行き着きます。

修業で水の呼吸を体得し、最終選抜を突破して鬼殺隊の一員となります。

面倒見が良く、滅多なことでは怒りません。

伊之助にご飯のおかずを奪われても、他のおかずまで譲ってあげていました。

しかし人を傷つけたり、鬼の苦しみを理解しようとしない態度には、例え同じ

鬼殺隊員であっても容赦(ようしゃ)無く怒る一面もあります。

竈門禰豆子(かまど ねずこ)

炭治郎の妹で、家族思いの優しい少女。

家族とともに鬼に襲われましたが、唯一生き残りました。

その際に鬼の血が体内に入り鬼となってしまいますが、鬼の中では珍しく、人間を守る存在と捉えています。

体の大きさを自由に変えることが出来、普段は小さくなって、炭治郎の背負っている木箱で運ばれています。

危険分子として鬼殺隊に命を狙われますが、人間を襲わない特例として受け入れられ、兄の炭治郎とともに奮闘しています。

我妻善逸(あがつま ぜんいつ)

炭治郎が参加した鬼殺隊の最終選抜に参加していた少年。

雷の呼吸の使い手ですが、最初の技しか使えません。

かなりのヘタレで任務も毎回泣いて嫌がる始末ですが、失神している時に繰り出す技の精度は圧倒的。

そのギャップが読者人気を呼び、ジャンプ誌面で開催された第二回キャラ人気投票では、主人公を抑え第一位に選ばれました。

女性が大好きで惚れっぽい性格。
禰豆子に一目惚れし、何かと世話を焼きたがります。

嘴平伊之助(はしびら いのすけ)

猪の被り物をしている少年。

猪に育てられた野生児で、修業をせずにオリジナルで編み出した獣の呼吸を使います。

強い相手にも怯まず(ひるまず)戦いを挑みますが、負けるとひどく落ち込む一面も。

上半身は常に裸で筋肉質ですが、素顔は女性に見間違えるほどの美少年。

冨岡義勇(とみおか ぎゆう)

鬼殺隊の剣士で、最も能力の高い「柱」と呼ばれている剣士たちの中の一人。

炭治郎と同じ水の呼吸を極め、「水柱」と呼ばれています。

禰豆子を討とうとしましたが、炭治郎を守ろうとする素振りを見せた彼女を見て可能性を感じます。

結局禰豆子を殺さず、炭治郎を鬼殺隊への道に導きました。

普段はほとんど喋らず無愛想ですが、他人思いで優しい性格です。

鬼舞辻無惨(きぶつじ むざん)

世に生まれた最初の鬼で、全ての鬼の元凶。
かつては病弱な人間で、20歳までに死ぬと言われていました。

治療に当たった医師は善良な人物で、新しい薬を作るなど懸命に尽くしていました。

しかし処方した薬が、無惨を鬼にしてしまいます。

大人の男性から女性、子供の姿とあらゆる姿に擬態(ぎたい)し、人間に成りすまして生活しています。

一方で、自身に逆らう者を慈悲(じひ)も無く殺し、自身の名を口にした瞬間体を

破壊する呪いを鬼たちにかける、常に鬼たちの居場所を監視しているなど、性格は冷酷(れいこく)で非情です。

炭治郎の家族を殺し、禰豆子を鬼にした仇として炭治郎たちの前に立ちはだかります。

 

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「鬼滅の刃」人気の理由

「鬼滅の刃」は、世代男女関係無く人気がありますが、それはどうしてなのでしょうか?

友人から聞いた人気の理由について解説します。

緻密なキャラクター構成

「鬼滅の刃」では主要キャラクターの他にも、多くのキャラクターが存在します。

鬼殺隊の中で最も高い位「柱」を名乗る9人の隊員達(義勇もその中の一人)や、

桁違いの強さを持つ「十二鬼月」と呼ばれる鬼たちなどが登場します。

その中で、キャラクター一人ひとりの個性、辛い過去の話なども丁寧に描写されていますから、

敵味方関係無くそれぞれのキャラクターにファンがつくほどです。

例えば、冨岡義勇は炭治郎を鬼殺隊へ導いた人物で、炭治郎の兄弟子にあたります。

冷静沈着(れいせいちんちゃく)で無口なので、普段は何を考えているのか分かりづらい人物ですが、

そうなったのには理由があります。

義勇は少年時代、姉を鬼に殺され、鬼殺隊に入るための修行を始めます。

その際に、同じく家族を鬼に殺された錆兎(さびと)という少年と出会い、同期として、親友として共に過ごすことになりました。

そして最終選抜を迎えますが、義勇は最初に鬼に襲われ怪我をしてしまいます。

錆兎が助けてくれましたが、意識が朦朧(もうろう)としていた義勇はそのまま気絶。

気付いた時には最終選抜が終わっており、錆兎が鬼に殺されてしまったと聞かされます。

一体も鬼を倒せず鬼殺隊に入ったこと。

姉も錆兎も自分を守って死んでしまったこと。

自分には何の力も無い。だからこそ自分は柱の器ではないし、鬼殺隊の一員を名乗れるような人間ですらない。

二人が助かるなら自分が死んだ方が良かった、とずっと己を責め続けているのです。

こういった細かい背景が、一人ひとりのキャラクターに対して描かれています。

人は誰でも、過去があるから今があります。

感情移入することでキャラクターに愛着が沸きやすくなりますので、自分の好きなキャラクターを見つけられるのも魅力の一つです。

仲間や家族の大切さ、思いやりが学べる

第一話で、炭治郎は大怪我をした禰豆子を医者に見せるため、山を下ります。

しかし途中で禰豆子が襲い掛かってきます。

禰豆子は鬼に変えられていたのです。

炭治郎が抵抗しつつ必死に呼び掛けると、禰豆子がポロポロと涙を流します。

鬼になっても、人間としての禰豆子の意識はまだ生きていました。

そこへ義勇が現れ、禰豆子を捕まえ殺そうとします。

炭治郎は禰豆子を取り戻そうとしますが、義勇に刀の鞘(さや)で殴られ、気絶してしまいます。

倒れた炭治郎を見た禰豆子が義勇を引き剥がし、駆け寄ります。

そして炭治郎を守るような動作を見せ、義勇を睨みつけました。

本来ならば有り得ない光景です。

鬼は怪我を治すために相当な体力を使うので、飢餓状態になると親や兄弟でも構わず殺してしまいます。

ただでさえ大怪我をしていて飢餓状態にもなっているのに、兄である炭治郎を殺さず守ろうとするシーンは、

人間でなくなっても家族を守る強い絆を感じられます。

物語が進んでいく中で、仲間同士の絆、深い家族愛など描かれており、

思わず涙が…そんなシーンも多いです。

生と死を巡るハラハラドキドキ感

人食い鬼と戦う鬼殺隊は、家族や友人、愛する人を鬼に殺された人が多く在籍しています。

特に「柱」と呼ばれている隊員達は、これまでに多くの仲間が死んでいく場面を何度も目の当たりにしてきています。

だからこそ鬼に対する憎しみは誰よりも強く、鬼である禰豆子を連れている

炭治郎のことは到底受け入れられるものではありませんでした。

結果的に炭治郎は許されましたが、鬼殺隊員として柱たちと関わっていくうちに、

その胸のうちに秘めた様々な思いを背負っていくようになります。

鬼にもかつて人間だった過去があり、鬼になりたくてなっている者ばかりでないことは分かっていても、

人を殺し、のうのうと生きている存在であることは変わらないのです。

大切な人を失う辛さ。

昨日まで元気だった家族や仲間が突然いなくなる。

出会いと別れが交錯する場面は、読者も感情移入してしまう切ないシーンです。

物語が進むにつれ、鬼たちとの戦いはより激しくなっていきます。

特に、「十二鬼月」の中でも上位の存在である鬼たちは「上弦」と呼ばれており、

数百年間生き続け、何十人もの柱を殺してきました。

彼らとの戦いは熾烈(しれつ)を極め、炭治郎をはじめ柱たちですらも苦心(くしん)することになります。

果たして彼らの運命は?

ハラハラドキドキして続きが待ち切れなくなりますよ!

勉強になる

勉強になると思うポイントが2つありますので紹介します。

歴史が学べる

大正時代を舞台にしているので、その当時の服装や風景なども忠実に書かれています。

山育ちの炭治郎と禰豆子は和柄の着物を着ていますが、

二人の着物の模様は「市松模様」と呼ばれ、「子孫繁栄」「事業拡大」など縁起の良い模様なのだそうです。

大正時代とは、明治時代から入ってきた外国文化と日本文化が入り乱れ、

人々が新しい思想に目覚め始めた時代でもあります。

そのため服装にも和と洋の特徴が両方取り入れられています。

例えば、鬼殺隊の隊服は学ランのようなデザインになっています。

学ランが学生服として日本で導入されたのは明治時代からですが、大正初期頃までは都市部でしか普及していませんでした。

また、無惨は普段人間に擬態する際、実業家の青年としての顔も持っていますが、洋風の紳士服を着ています。

装飾が施された(ほどこされた)上等なスーツにハットを被り、当時の裕福な者しか着られないハイカラな服装です。

時代背景についても詳しく書かれています。

炭治郎が無惨と初めて対峙(たいじ)した浅草の町は夜でも活気に満ち溢れており、

和装と洋装の大衆が行き交い、路面電車が走っています。

炭治郎は見たこともない景色に驚きを隠せずにいました。

「大正時代ってこんな感じなんだな」と思いながら読めるので、歴史の教科書だけでなく、漫画でも勉強出来ちゃいます。

漢字が学べる

「鬼滅の刃」は台詞にとにかく四字熟語や難しい漢字が多いです。

キャラクターの名前も難しい漢字が多く使われています。

例えば炭治郎の名字である「竈門」の「竈」という字は「下から火を炊いて食料を煮炊きするときに使う設備」という意味です。

炭を焼く火仕事を代々行っている竈門家にぴったりの漢字ですね。

また、義勇の名台詞「生殺与奪」(せいさつよだつ:他人に対し、生かすも殺すも自分次第であるという状態)、

炭治郎の技の一つ「生生流転」(せいせいるてん:全てのものは何度でも生まれ変わり、変化していくという意味)など、

「なるほどなぁ」と思える熟語表現がたくさんあります。

漫画を読みながら辞書で調べてみると、作者さんの意図がより分かって楽しいです!

勉強は嫌いでも、好きなことなら覚えやすいですよね。

漫画を読んで楽しみながら学ぶことも出来て一石二鳥ですよ!

まとめ

「鬼滅の刃」を紹介してきました。

この作品は、

仲間を大切にする心。

家族を大事にし、守る心。

当たり前のことかもしれないですが、

昔から変わらないものですよね。

それらを強く感じられる作品になっています。

だからこそ、漫画に興味がない人でも魅力に感じるのかもしれませんね。

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