漫画紹介

読者に「痛み」を与える漫画「殺し屋1(イチ)」グロ好きの人におすすめ

ガイコツ

ただのグロ漫画に飽きてしまった人へ。

僕の友人でホラー・スプラッターものに目がないK君という友人がいます。

彼からよく漫画のオススメ(もちろんグロいやつ中心)を聞いたりするんですがそんな彼が

「なんか内容が飽きるなぁ」

「グロいけどなんか嘘っぽい」

「ただグロいだけで話は単調」

「もっと読んだ後に悪夢として残るくらいのグロ漫画ないかなぁ」

と、ある意味目の肥えたことを言っていました。

そんな彼が先日、その願いを叶えてくれる作品に出会ったそうです。

興奮気味に彼が教えてくれたので今日はその漫画をご紹介します。

今まであなたはどんなグロ漫画を読んできましたか?

今まで読んできた中であなたの中に何が残りましたか?

漫画は、読者が絵を見て、セリフを読み、情景を想像して楽しみます。

作者の描写や表現が巧みであればあるほど、読者を作品に引き込み、あたかも現実に感じさせてくれます。

今日紹介する作品は、読んだ後に様々な「痛み」を与えてくれる一冊です。

そのタイトルは「殺し屋1(イチ)」。

少し紹介しましょう。

殺し屋1(イチ)とは

山本英夫の代表作として知られる、ヤングサンデーで連載されていたバイオレンスアクション漫画です。(連載期間は1998年~2001年)巻数は全10巻で完結しています。

累計発行部数は約500万部で、特に過激な暴力描写が特徴とされています。

2001年には三池崇史監督で映画化(主演は大森南朋、共演で浅野忠信)。

日本で初の「暴力描写による」R指定を受けました。

主人公は、普段は気弱だけど過去のトラウマのスイッチが入った途端にドSな殺戮マシーンに変貌する殺し屋の「イチ」。

彼は人を殺して射○するという究極の変態。

それに対して真正のマゾヒストだがサディストの顔も持つ全身ピアスだらけ、口もほほの真ん中まで裂けている安生組の若頭 「垣原」。

対する彼は「痛みは感じるんじゃない、痛みを考えるんだ」と到底理解できないこちらも究極の変態。

この究極のドSと究極のドMが織り成すバイオレンスアクション作品です。

この二人を中心に話は進みますが、キャラ一人一人の癖が本当に強い。

ジジイと呼ばれているけどジジイじゃない物語のキーパーソン

テレビの中に入りたがるシャブ中

中国人のヒモ

負けず嫌いの3つ子のヤクザ(登場時にはすでに兄弟喧嘩で長男を死なせている)

など、キワモノ・悪人が勢ぞろいです。

善人は誰一人として出てきません。

さらにこの作品はただのグロ描写がある漫画ではなく、「必然性とは何か?」について考えさせられる哲学的な要素や物語です。

キーパーソンによって練られたストーリーや張り巡らされた伏線。

最後の最後で、明らかになる謎や目的など。

毎回読むたびに感じる所・考えさせられる所がたくさん変わります。

K君が特に惹き込まれたのが、描写を通じて読者に「痛み」を感じさせてくれる所だそうです。

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特に過激な暴力描写

この作品は冒頭でも紹介したように、読者に「痛み」を与える漫画だそうです。

読み進めていくたびに様々な凄惨な場面において、読んでいるこちらが思わず

「イタタタ…」となりそうな場面がたくさん出てきます。

例えば…(エグい描写なので閲覧注意です。自己責任で読み進めてください。)

・体中を約20cmの針で刺していく
・両頬を針で突き刺し、テコの原理で針を引っ張り両頬を裂く(された側の人はは口裂け女状態に)
・天井からうつ伏せの状態で大きな釣り針を使って吊るされる
・天ぷらの油を素肌にかける
・舌先を自分で切断「甘いものを絶ちます」
・素手で腕を引きちぎる
・男性の股間を殴って破裂、ドスで突き刺す「対不起(ごめんね)」
・髪の毛を素手で引きちぎる
・乳首を切り落とす
・顔面をスライス、天井にパァーーーン
・頭の皿が切り落とされる。「あれ?頭の皿じゃねーか」
・切り落とされた腕の断面を顔に擦りつける
・陰茎真っ二つ

などなど、かなり凄惨な描写が多いです。しかもほんの一部です。
(一部、セリフを添えています)

書いてあるだけだとイメージは伝わりにくいかもしれません。

ただ、この作品の描写に必ずと言っていいほど、「擬音」が入ります。

過激な描写に拍車をかける擬音やキャラのリアクション

天ぷらの油を素肌にかける描写は、究極のドMである垣原がイチの手がかりを知る身内に口を割らせようと拷問するシーン。

この時の描写が絵そのもののエグさだけでなく、「皮膚が焼けただれていく様子」と「皮膚が焼けていく臭い」が細かく描かれています。

思わず「クサッ」と言ってしまうようなさまが描かれています。

他にも垣原が自ら舌を切断するシーン。

これは自らのした行動の落とし前として行ったものです。

普通やくざは指をつめるのですが、究極のドМである彼は「罰として甘いものを絶ちます」

と言って甘味をより感じる舌先をドスで切り始めます。

切っている時の音が「ギコギコギコ」…想像するだけで痛みが伝わります。

「描写」だけでなく、「音」にも注目して読んでみると、より「痛み」が伝わってくるでしょう…

「殺し屋1(イチ)」を試し読み

ただグロいだけではない緻密に練られたストーリーと哲学的要素

この「殺し屋1(イチ)」が人気なのは、グロい描写だけではありません。

とにかくストーリーが面白い。

キーパーソンの緻密な計画、それによって必然的に出会っていく「イチ」と「垣原」。

物語の中で「必然性」という言葉が出てきます。

読み進めるうちに「必然」とは何か。について、考えを張り巡らされる人が多いでしょう。

必然性とは…

「そうなることが確実であって、それ以外ではありえない」

(Wikipediaより引用)

ドSのイチは「やられたくない」と考えている人は「本当はやられたい」。

だから「やられたくない」と言っているだけ。という思考。

ドMの柿原はイチが襲ってくることに期待しながらも、「イチが追ってくるから、こちらは逃げなくてはいけない。それを変えてしまうと「必然性」がなくなってしまう」

どちらも必然性で考えると

イチは、相手が「本当はやられたい」と思っていることが確実であると考えており、必然と捉えています。

対して垣原は「イチが追うから殺されないように自分は逃げる」ことが必然であると考えます。

このように、物語の主軸には「必然性」というワードがことあるごとに出てきます。

登場人物の行動に当てはめて読み進めると、また別の見方ができるでしょう。

一見、「何言ってんだコイツ?」というような場面が多々出てきます。

読み重ねていくと、だんだん登場人物の行動とリンクしていくのでとても面白いです。

その時にはもう「殺し屋1(イチ)」のとりこになっていることでしょう。

殺し屋1(イチ)のまとめ

凄惨な描写とそこに加えて臨場感、五感を刺激するような表現。

これが読み手に「痛み」を与える大きなポイントです。

そして読めば読むほど、登場人物の性癖を通じ人間の性を知ることができるでしょう。

ただのグロい漫画に飽きてしまった人はぜひ読んでみてください。

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漫画を読むならスマホで!

漫画はシリーズによっては何十巻ともなるし、それを保管するとなると部屋の中の保管場所に困りますよね。

僕も、電子書籍が普及する以前は、すぐに本棚がいっぱいになって部屋の隅から机の隅にまで漫画が積まれていました。

さすがにそれではまずいと思い、泣く泣く売りに出したことも。

それに、外で読もうと思うと荷物になるので持ち運びも大変です。

1冊ならまだしも、何冊ともなるとカバンの中がかさばって場所をとるし、移動するにはちょっとした重さが結構負担になります。

肩掛けカバンだと30分もすると取手が肩に食い込んで痛くなります。

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