
「部下のために一生懸命仕事のやり方などを伝えているのに、全然言うことを聞いてくれない」
「なんだか自分だけが必死で、空回りしているような気がしてむなしい」
「部下と長い時間過ごしているのに距離が離れているように感じる」
あなたにはそんなお悩みないですか?
僕にはKくんという同世代の会社の同僚がおります。そんな彼の最近の悩みも『部下がついてこない』ことにありました。
「どうしてみんな自分の言うことを聞いてくれないんだろう…このままだと本当にみんなバラバラで仕事どころではないよ…そのうち降格になるかも…」
そんな中、彼は変わるとある本に出会い、『リーダーシップとは何か』に気づいたそうです。
今回はそんなKくんの変わるキッカケになった本を紹介します。
それは漫画「キングダム」です。
彼と同じように、部下の育成に悩む中間管理職の方や新たにリーダーとなった若手のビジネスマンに読んでもらいたいですね。日々の仕事において、何かしらのヒントになれば幸いです。
漫画「キングダム」とは?
現在週間ヤングジャンプにて連載中で6,800万部の累計販売を誇る青年漫画。
古代中国の春秋戦国時代を背景に、後の秦の始皇帝 嬴政と主人公で後の大将軍となる信の出会いから中華統一に向けて話が進んでいく歴史ものの作品です。
引用 公式HP
https://youngjump.jp/kingdom/character/#shin06
最近はアニメ・ゲーム化、映画化するだけでなく、ビジネスの視点からキングダムのエピソードを紹介する本が出ているなど幅広い分野で人気を集めています。
リーダーシップの学び①部下を信じ、「任せる力」が重大な局面を乗り越える
この作品を読んでいる人は誰しもこの方の名前を知っているであろう、天下の大将軍 王騎。
引用 公式HP
https://youngjump.jp/kingdom/character/#shin06
彼は秦の六大将軍最後の一人で、主人公 信の憧れの将軍でもありました。彼自身、武に長けていることは勿論のこと、知略にも優れ、部下からの信頼も非常に厚く、まさに大将軍足るべき人物。
おねぇ言葉で話したり、笑い方が「ココココ」とかなりインパクトのあるキャラです(笑)
そんな彼が趙国との馬陽の戦いという重要な戦において、当時百人将である信に敵将を奇襲して討ち取るように指令を下します。
言わば、営業本部長・兼取締役から入社2~3年の係長に「今度、社外で行われる営業コンテストで表彰されてこい」と言われるようなもの。
一見無茶ぶりのようにみえる指令ですが、信は本人のポテンシャルと持ち前のガッツで見事、命令通り討ち取ります。これだけ見ると王騎の無茶ぶりに信が応えた、だけに見えますがそうではありません。
王騎は信が敵武将を討ち取る為に、様々なことを考え、シュミレーションし、ほかの部下たちの動きも全て計算・予測した上で、信の力ならやれる!と確信していたのでその命令を下しました。
社の命運がかかっているコンテストにいわばペーペーの若手に任せる。なかなか出来ることではありません。
しかし真のリーダーにはここぞと言うところで慌てることなく、必要に応じて「任せる」力が必要です。
Kくんはこの話を聞いて、自分の抱えているプロジェクトを部下に「任せる」ようにしていきました。
ただし丸投げするのではなく、なぜ「任せる」のか。という理由と共に期待を込めて話をしたそうです。
すると部下の方からから少しずつ質問が来るようになり、会話・コミュニケーションが増えていきました。
今までこちらから何度となく声をかけていても二言三言しか返ってきてなかったのに。
Kくんはその時、はじめて部下に対して本当の意味で「信用」をしていなかったことに気づいたと言っていました。
「任せる」=「信用する」これができる人はリーダーとして重大な局面を乗り越える力があると言えるでしょう。
リーダーシップの学び②ここ一番の時は自ら先頭に立つ。その姿が周りを奮起させる
この物語のもう1人の主人公である後の秦の始皇帝になる嬴政(えいせい)。彼が起こした奇跡のエピソードもリーダーシップのヒントになったそうです。
引用 公式HPより
https://youngjump.jp/kingdom/character/#shin06
秦の国が周りの国の共同軍(作品の中では合従軍と呼ばれる大軍勢)に責められ、函谷関という最大の関所で戦いを繰り広げる中、この蕞(さい)という城を抜かれると一気に首都が陥落してしまうという状況でした。
そのお城には函谷関に出兵中のためにまともな兵士はおらず、残っているのは年寄りと女子供だけ。そんな絶望的な状況の中、相手の大将格の将軍が大軍勢を率いて攻めてきたのです。
始めは勝負を諦めていた民でした。漂う悲壮感・絶望的な空気…。しかしそれを一変する出来事がおきます。
秦の国王 嬴政の賽出陣。
賽の民は心から驚きます。
民からすると、一生涯会うことはないであろう自国の王が自分たちの城に来て、まして先陣を切って戦う、共に血を流しに来た、と言うではありませんか。
そんな言葉に民は奮います。民から民兵に変わる瞬間です。
実際にこの戦いで嬴政は負傷し、死の淵をさまよいます。
その姿は民兵には見せることなくおりましたが、友人でもある主人公の信を始め近い配下の将軍たちを奮い立たせます。そしてその部下もその姿を見て奮起する…
Kくんは、部署で起きたクレームに対して、いつもは直接関わった担当に「任せて」いたそうです。
ですが、このエピソードを見て行動を変えたそうです。
Kくん自らが先頭を切って事態の収拾とリカバリーをしたそうです。
本当に現場がピンチの時、トップ自らが先頭に立って突き進む姿。
そんな姿を見た部下はきっと今まで以上の働きを見せてくれるでしょう。
このエピソードの中で嬴政の民に向けた言葉は本当に心震えます。
Kくんは、電車の中で読みながら泣いてしまうほどだったそうです。
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まとめ
「任せる」瞬間と「自ら先陣を切る」瞬間の見極め
この2つのエピソード。一見して相反する話です。
部下に対して、「任せる」のか「上司自ら先陣を切る」のか。
それを見極めるには色々な要素があると思います。
Kくんは「部下」をきちんと理解することが大切だと気付いたそうです。
部下が1番活躍できる時は任せ、ここぞ!という時は自らが先陣を切る。
そうすることで部下たちの信用を得て、彼の部署は良くなっていったそうです。
①自分の部下や仲間を知り、重大な局面でも落ち着いて適材適所に人を任せることが出来る人
②絶望的な状況の時こそ、自ら先陣を切って行動する人
こんな人がリーダーシップを発揮している人なのかと感じます。
キングダムにはここで紹介した以外にも、たくさんリーダーシップを学べるエピソードがあります。
部下をもちリーダーとして悩みを抱える人には、教科書のように頼れる漫画になると思います。
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