
料理を作る人にとって、ご飯で人を元気にできたり、癒すことができたらとても嬉しいですよね。
食べている姿を見ていると、自分自身も元気を貰えたり、癒されたりしませんか?
仕事を頑張っている家族や恋人、そして自分。
学校や部活を頑張っている家族や兄妹。
落ち込んでしまった友人。
もちろん、お腹がペコペコな人も。
日々、色んなストレスにさらされている現代の人たち。
ご飯は栄養を摂るという目的もありますが、元気を与えたり、癒しを与えるものでもあると思います。
僕の知り合いのMさんも、家族にご飯を作る側の人です。
食べ盛りのお子さんに、毎日仕事を頑張っているご主人。
「疲れたぁ~。」と言って帰ってきたご主人が美味しそうにご飯を食べている姿を見ると、癒されるそうです。
そんなMさんが今回紹介してくれるのは、京都が舞台。
舞妓さんたちが住む屋形で、まかないさん(料理を作る人)として働く女の子と、舞妓さんたちの日常を中心に描かれたお話だそうです。
まかないさんが作るご飯を食べて元気になる舞妓さんや、気合十分でお仕事に向かう舞妓さん。
まかないさんは、舞妓さんみんなに元気や癒しを与える存在のようです。
Mさんはこの漫画を読んでから、ご飯を通して家族にもっと元気と癒しを与えたい!と言っていました。
それではMさんに紹介していただきましょう。
「舞妓さんちのまかないさん」ってどんな漫画?
作品名 :舞妓さんちのまかないさん
作 者 :小山 愛子
出版社 :小学館
掲載誌 :週刊少年サンデー
コミック:17巻(連載中)
内 容 :舞妓さんたちが住む「屋形」で、まかないさんとして働く16歳の女の子が舞妓さんたちのために日々ご飯を作る話です。
あらすじ
ここは京都のど真ん中にある花街。
舞妓さんたちが深夜、お仕事を終えたあと帰ってきて、共同生活を送っているのは、「屋形」と呼ばれるおうちです。
とある屋形で「まかないさん」として舞妓さんたちに毎日の食事を作っているのは、なんと弱冠16歳の少女・キヨ。
彼女がまかないさんになったのには、ある意外な理由があって――。出典元:pixivコミック
登場人物
舞妓さんになるために青森から京都にやってきたキヨとすみれ。
京都の屋形「市」の女将のおかあさんや、まかないのおばちゃん、百子姉さんやつる駒姉さんなど、キヨとすみれの周りには心優しい人たちがいっぱいです。
野月 キヨ(のづき きよ)
中学校の頃に見た舞妓さんに憧れて、卒業後に幼なじみのすみれとともに青森から京都の屋形「市」に仕込み(舞妓候補)としてお世話になることになる。
マイペースな性格で、いつも幼なじみのすみれと健太が世話を焼いている。
青森にいたときは祖母と二人暮らしで、料理を教えてもらっていた。
戸来 すみれ(へらい すみれ)
きよの幼なじみで、キヨと一緒に舞妓さんになるために青森から京都の「市」にやってきた。
しっかり者の頑張り屋さんで、いつもキヨのことを気にかけている。
稽古のお師匠さんに百年に一人の逸材と言われ、「百はな」という名前で舞妓デビューを果たす。
市のお母さん(いちのおかあさん)
市のおかあさん (いちのおかあさん)
屋形「市」の女将さん。舞妓さんたちからは「おかあさん」と慕われている。
花街の女将さんのなかでは年が若いため、気苦労が多い。
キヨやすみれのことをよく面倒をみてくれる。
理子(りこ)
きよやすみれの後輩にあたる新人の仕込みさん。
すみれのことは尊敬しているが、もうひとりの先輩、つる駒姉さんのことは少々軽く見ているため、たまに口論になることも。
つる駒さん姉さん(つるこまさんねえさん)
すみれの先輩にあたる舞妓さん。
後輩の理子に甘く見られている。
百子さん姉さん(ももこさんねえさん)
すみれの義理の姉。(ここで言う「姉」は芸姉妹の関係)
売れっ子の芸妓さんで、どこかミステリアスな雰囲気を持つ。
おばちゃん
屋形「市」の前任のまかないさん。
腰を痛めてしまい、まかないさんを辞めることに。
「市」を辞めた後もキヨと親交を持っている。
中渡 健太(なかのわたり けんた)
キヨとすみれの幼なじみで青森の高校に通っている。
二人のことを気にかけるのはもちろん、キヨが京都に行ってしまった後、青森で一人暮らしになったキヨのおばあちゃんのことも気にかける優しい少年。
きよのおばあちゃん
きよの祖母。キヨと二人で暮らしていた。
キヨにはたくさんの料理を教えてあげた。
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キヨがまかないさんになった理由
キヨは舞妓さんになるために、青森から京都へやってきました。
毎日、お稽古を頑張っていたキヨですが、いつもお師匠さんに注意され見学ばかりの日々が続きます。
そんなある日、キヨは屋形のお母さんに呼ばれます。
舞妓の才能がないため、おとめ(里へ帰ること)を宣告されてしまうのでした。
帰郷当日、それまで屋形「市」のまかないさんをやっていたおばちゃんが倒れてしまい、急遽キヨがご飯を作ることに。
メニューはいたって普通の親子丼でした。
おばちゃんの調子が悪く、お弁当の日々が続いていた「市」のお母さんや舞妓さんたちにとって、それはもう体中に染み渡るくらいホッとする味でした。
このことをきっかけにキヨは帰郷を止め、屋形「市」のまかないさんとして再スタートを切ることになったのです。
料理はするけど、その時冷蔵庫にある食材で作るというのが苦手…という人もいるのではないでしょうか?
この場合は偶然親子丼の材料があったのだと思いますが、16歳にしてささーっと作ってしまうあたり、すごいですね!
キヨの作る料理はホッとする要素がたくさん!
キヨが作る料理は特別なものではなくごく普通のものばかりですが、心がこもっているものばかりです。
キヨのおいしそうな料理と舞妓さんとのほっこりエピソードを少し、紹介しますね。
・つる駒姉さんに作ってあげたパンプディング
仕事が終わって屋形に帰ったつる駒姉さんの楽しみはとっておいたプリン。
しかしプリンは誰かに食べられてしまっていたのでした。
翌日、つる駒姉さんがキヨにプリンの愚痴を話すと、キヨは残っていたパンを使ってパンプディングをつる駒姉さんに作ってあげました。
つる駒姉さんがプリンの味がするー!と感激したほっこりするエピソードです。
・すみれに作ってあげたお休みギョウザ
舞妓さんは普段、臭いの強いものは食べられません。
そんな中、翌日がお休みのすみれはキヨにギョウザを作ってもらうことに。
仕事から帰ってから、ニンニクたっぷりのギョウザを食べるため、晩ご飯も食べずに仕事に向かいます。
ギョウザのことを考えながら踊りを披露するすみれ。
いつにも増して気合が入ってます笑
仕事が終わるまで我慢したギョウザは、格別だったに違いありません。
おいしそうにギョウザをほお張るすみれを見て、私も次の休みにはギョウザを作ってもらおうと心に決める姉さんたちなのでした。
食べたくて我慢していたものを食べた時の幸せって、何にも代えがたいですよね。
ギョウザを食べているすみれの表情が可愛らしくて、読んでるこちらもギョウザを食べたくなりました。
他にも、キヨが自身のお休みの日に作るカレーの話や、寒さ厳しい日に作るほかほかシチューなど、ほっこりするエピソードがありますよ。
キヨが持つ不思議な魅力
キヨは舞妓には向いていませんでしたが、まかないさんとして自分の居場所を見つけました。
すみれも頑張り屋さんですが、キヨもなかなかなものです。
冬場にお皿洗いをしていた時に手が滑ってお皿を落としそうになったのをきっかけに、水で洗い物をするようにします。
それを知った姉さんたちは自分も頑張らなければ。と気合を入れ直し、稽古に向かいます。
京都の冬はとても寒そうなイメージがあるので、水で洗うのは相当冷たいのでは?と思いました。
キヨが何気なく行っていることが、知らない間にすみれや姉さんたちに伝わり、屋形全体が活気づくのです。
自分が気づかないうちに、他の人に元気や癒しを与えているなんて、キヨは不思議な魅力を持っているなぁと感心しました。
まとめ:「舞妓さんちのまかないさん」は優しい気持ちで料理を作りたくなる漫画
舞妓さんのまかないさんは、舞妓さんたちが生活する屋形と花街の日常を描いた作品です。
キヨが作る料理は実際に家庭でも出せる料理ばかりなのですが、読んでいるとほんわかした気持ちになります。
それはキヨが料理を食べてくれる人のこと思いながら作っているからだと思います。
- 料理で元気や癒しを与えている
- 出てくる料理がおいしそう
- ほっこり優しい気持ちになれる
心を込めて料理を作ること。それはきっと、料理にひと味もふた味も違うスパイスとして加わってくれると思います。
読んだあとはほんわか甘い気持ちになると同時に、大切な人の顔を思い浮かべながら食事の支度をしたくなるような漫画です。
キヨやすみれ、健太が歳を重ねて成長していく姿も見られるので、そこも楽しみのひとつだと思います。
気になった方はぜひ、読んでみてくださいね。
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