漫画紹介

明治維新を知り、今の日本を考える。おすすめ漫画「おーい竜馬!」

あなたは年号をどこまで言えますか?

明治、大正、昭和、平成で今、現在は令和です。

明治の前って、約150年前で江戸時代なんですね。

徳川将軍家が300年近く、日本を統治していた時代です。

明治生まれの人は今、100歳を越えていて現在、日本に2000人ほどいるそうです。

明治時代はまだ、ちょんまげの人がいたという話だから驚きです。

300年近く続いた江戸時代が、どうして明治へと変わることができたのか。

歴史の雑学が好きなMさんから今回、明治維新のことがよく分かる漫画「おーい竜馬」を紹介していただきました。

江戸時代は日本国内でも土地が藩で分かれ、今みたいに自由に電車や車で移動することはできませんでした。

手形という許可なしでは、他の土地に入れない決まりがありました。

僕たちが海外旅行へ行くのにパスポートが必要で、入国許可が必要なのと一緒ですね。

身分制度があり、上士(じょうし)、下士(かし)の身分があり、上士が道を通るときに下士の身分は道の隅に座り土下座の姿勢で通り過ぎるまで待つ必要がありました。

今では考えられないことです。

そして、鎖国国家で海外を受け入れない、外敵は寄せ付けず君主(天皇)を大切にします。

「尊王攘夷」(そんのうじょうい)という思想に基づいていました。

これが江戸幕府という、当時の日本の政治ですね。

その風景を目の当たりにした、坂本竜馬が何の疑問もなく、過ごしていたら明治維新はなかったのでは、とMさんは語ります。

坂本竜馬って何をした人?

「名前は有名だけど、何となくしか分からない」

「凄いことをした人ってのは分かる」

「歴史の教科書に載っている人」

そんな疑問も「おーい竜馬」を読めば分かるそうです。

それでは紹介させていただきます。

漫画情報

漫画名:おーい竜馬
原作・原案:武田鉄矢
作画:小山ゆう
出版社:小学館
掲載誌:少年ビックコミック→ヤングサンデー(1983~1996年)
コミック:全14巻(ワイド版・文庫版)全12巻(新装版)

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登場人物

・坂本竜馬
土佐藩(高知)出生。坂本家の末っ子で、髪の毛は天然パーマでちぢれており勉強も運動も苦手でいじめられっ子。

人一倍優しい性格と好奇心の多さを持った少年時代を得て青年へ。

剣術での才能を認められ上達して北振一刀流の免許を得る。

江戸への剣術の修行で見た黒船、そして出会いがあり竜馬の人生が始まります。

あらすじ

坂本竜馬の幼少期から大人になるまでの話で、当時、前代未聞の黒船の来航から時代の出来事と同時に、いろんな人物との関わり影響を受けながらを成長していきます。

そして日本を変えようと、あらゆる人物と協力しながら日本の為に邁進して明治維新を起こしていく実話とフィクションを混合させた物語です。

竜馬が見た風景

上士と身分の違いがあり、生まれながらに下士である竜馬は12歳の時に目の前で、上士に友達が処刑されます。

切り捨て御免の時代で簡単に人が切られた時代があったのです。

下士を人として、扱わない上士に竜馬は怒りを抱きます。

あろうことか、怒りで向かって行き、周りの人から止められて、大事には至らず謹慎で済みます。

もし許されなかったら、この時点で、竜馬の話は終わっていた、くらい奇跡的な出来事ですね。

竜馬は強くなるために剣の腕を磨くが、上士と下士の溝は埋まらないことを自覚します。

それでも強くなるため、剣術の修行で18歳の時に江戸の千葉道場へ行きます。

すごい向上心です。この向上心と好奇心の強さが世の中を変えるまでに発展していきます。

江戸の文化にショックを受け、故郷の小ささを思い知ります。

生まれ育ったところしか体験していないから、他所に行った時の経験は新鮮で今までの常識や考えも、ひっくり返った瞬間です。

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黒船来航

江戸へ剣術の修行中に海岸で見た黒船に、生まれて初めて見る巨大な船に無力感を感じて、剣術がいくら強くたって、敵いはしないと強く思います。

幕府側は何も対応できず、あわてふためくばかりです。

あんな巨大な船が来たら今の日本では何もできず、無力だと考えます。

江戸で体験した出来事を故郷の土佐藩へ持ち帰り、仲間たちに話します。

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出会い

黒船が来航した海岸で吉田松陰と、その門下生の桂小五郎、高杉晋作と出会います。

彼らの「異人におびえる、腐った幕府など、ぶっ壊してしまえ」という言葉に感銘を受けます。

それまでに想像もつかなかった言葉です。

土佐に帰った時に、その話を仲間たちにします。

上士の差別に従うしかなかった下士たちは吉田松陰の言葉に生きがいを見出します。

やがて土佐勤皇党が結成されますが、土佐藩から弾圧を受けます。

土佐藩主の山内容堂の上士以外は人とは思わぬという真の姿に、がっかりする竜馬は脱藩を決意し故郷を捨てます。

生まれ育ったところを出て行ってまで、やるべきことがあると強い思いがあることが描かれています。

江戸へ行った竜馬は軍艦を独占しているという勝海舟のことを知り、会いに行きます。

またも想像のつかない発想の言葉が聞かれます。

勝海舟からは「開国して軍艦を増備し、列強と対等に渡り合う」

当時の外国を受け入れない鎖国国家の時代での言葉に感動した竜馬は勝海舟に弟子入りします。

坂本竜馬の行動力は時代を駆け抜け、日本初の海運会社「亀山社中」や貿易会社の「海援隊」など設立します。

そして江戸幕府に対抗するために行動したことがあります。

薩摩藩士(鹿児島)の西郷隆盛と長州藩(山口)の桂小五郎に会い行きます。

すごい行動力ですね。

この二人を会わせて武器や食料の供給でお互いWIN-WINの関係を築くことで薩長同盟を結んだのです。

何よりも願いは「今のままの日本ではいけない、幕府を倒す」といった意思が同じ方向に働いていたことも強かったことありますね。

これには江戸幕府も薩長同盟と戦はしたくありませんでした。

時代の反感

尊王攘夷を思想とする当時の日本の政治は、新しい思想を受け入れないのです。

松下村塾(しょうかそんじゅく)で教える吉田松陰の「異人におびえる、腐った幕府など、ぶっ壊してしまえ」という思想に対して危険人物として吉田松陰は投獄されます。

しかし、獄中でも、その教えを中にいる人たちに説いて共感を得た人達がいるのです。

その後、吉田松陰は処刑されてしまい、返された遺体は頭がなかったという話が残されています。

吉田松陰が教えた松下村塾の門下生の中には日本初代総理大臣の伊藤博文がいるのです。

長州藩の高杉晋作に桂小五郎がいて、吉田松陰の意思が伝わった門下生たちが活躍します。

幕府を倒そうとすると、逆に幕府を守ろうとする団体も出てきます。

近藤勇を長とする「新選組」です。最盛時には200名を越えていたそうです。

時代は変わっていくものですが、そのまま変わらず守りたい人たちも存在するのが、この時代の背景ですね。

時代を変えて世界を見てみたいという思想を持つ坂本竜馬も、もちろん江戸幕府に命を狙われます。

生涯で二回も襲撃を受けて、一回目は命は助かったが二回目の襲撃で致命傷を負い亡くなってしまいます。

出る杭は打たれるではありませんが、時代をが変わることに反対する力も強かったことが考えられます。

31歳という若さで亡くなりますが、竜馬の行動力があってこその明治維新であり、

今の日本があることは間違いないように思えます。

まとめ

江戸幕府に対する倒幕運動が明治維新であり、これによって日本に改革が起こる結果となりました。

その範囲は、思想政策の改革・近代化を含み、政治そのものを大きく変えます。

身分制の撤廃、流通、金融、産業、経済、文化、教育など多岐に渡り今の日本を築き上げてきました。

坂本竜馬以外にも多くの同士の存在があり、出会い共感することで実行に移り江戸時代から明治へと変化する激動の時代だったことが分かります。

坂本竜馬に影響を与えた吉田松陰や勝海舟といった人物も立派に思えて読んでいて感動します。

他にも海で遭難して救助されてアメリカにいち早く渡り別世界を見たジョン万次郎や、三菱商事の創始者の岩崎弥太郎の話も漫画に含まれており読みごたえ抜群です。

教科書で見たことある明治維新ですが、こうやって漫画でストーリーで、コミカルにも描かれて楽しく日本の歴史を知ることができます。

漫画「おーい竜馬」を読んで、明治維新の歴史を学び、今の日本がどう変化してきたのか考えてみてはいかがでしょうか?

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