漫画紹介

一気にラストまで読んでほしいおすすめ完結済み少年漫画「明稜帝梧桐勢十郎」名言&裏話まで紹介

読み始めた漫画が未完結漫画の場合、新巻発売を待っている間に前回までの内容を忘れてしまったり、

熱が冷めてしまったなんてことがあるかと思います。

しかし、完結している漫画であれば、読み進めていっても、連載途中のために話が切れるということがないのがうれしいですよね。

今回はそんな完結漫画の中で、一気に読んでもらいたく紹介したいのが

「明稜帝 梧桐勢十郎」(全10巻(JC)全6巻(文庫版)/かずはじめ著/1997年~99年 集英社「週刊少年ジャンプ」掲載)

です。

今までにない破天荒な主人公に惹かれてしまいますよ。

「明稜帝 梧桐勢十郎」ってどんな漫画?

作品名:明稜帝梧桐勢十郎

作者:かず はじめ

出版社:集英社

掲載誌:週刊少年ジャンプ

コミック:全6巻(完結)

あらすじ

明稜高校第26代目生徒会会長、梧桐勢十郎!!超ワガママで超外道、生徒はおろか、先生までも支配しているという…。そんな生徒会にイジメを苦に転校してきた青木速太が書記として立候補してしまった!?しかも、梧桐と対立する四天王の一人、半屋に目を付けられて…!?

出典元:ebookjapan

 

登場人物

この漫画の主な登場人物を紹介します。

梧桐 勢十郎(ごとう せいじゅうろう)

明稜高校普通科の2年生だが、1年生で既に学校を仕切り、生徒会長になった。

学校は生徒も含めて全て、生徒会長である自分のものだと考えており、

自分のものを傷つけたりする者は決して許さず、問答無用で武道仕込みの鉄拳をお見舞いする。

凶暴な性格だが、どんな状況でも仲間を見捨てたりはしない。

青木 速太(あおき はやた)

明稜高校に転校してきたばかりの普通科1年生。

転校前の学校ではいじめられっ子だったことから、「反抗しても無駄」という考え方になっている。

しかし、勢十郎との出会いで様々なら騒動に巻き込まれていくうちに、自らの力で道を切り拓いていく男へと成長していく。

物語の語り部でもあり、生徒会の書記を務めている。

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凶暴で横暴!?「少年ジャンプ」にあるまじき主人公

タイトルにもなっている梧桐勢十郎(ごとう せいじゅうろう)。

もちろん、この作品の主人公です。

明稜高校2年生。

生徒会長であり、成績も良くスポーツも万能で、教師からも信頼されている優等生です。

ですが、優等生という評価とは裏腹に、性格は傍若無人で乱暴で、目立つことが大好き。

「明稜帝」と呼ばれ、近隣の高校にまでその名が知れ渡っているほどの有名人です。

「明稜生徒は全て俺のもの」と豪語しているため、一般の生徒からはひどく恐れられている存在。

サッカー部とラグビー部の些細なケンカを「喧嘩両成敗だ」と両方の部員全員を殴り倒して(一応)解決したり、

連敗が続いているサッカー部を鍛えると言って何日も山籠もりさせたり、毎回やり方が無茶苦茶です。

また、同じ生徒会役員の生徒はいつも勢十郎の我儘に付き合わされ(何か面白いことをやれ、呼んだら3秒以内に生徒会室に来い等)、常に疲弊している状態。

おまけに実家が古武術の道場で彼の父親が師範だったため、身体能力が非常に高く、その強さは並ではありません。

そこらにいる不良くらいなら、軽くあしらってしまいます。

ここまで紹介してきて、少年ジャンプの主人公なのにこんなに外道なキャラクターがいるのか…

とびっくりしている方もいるのではないでしょうか。

大丈夫です!(笑)

勢十郎は、実はすごく不器用な男なんです。

自分の感情を表現するのが下手なだけで、心では明稜生徒のことをとても大切に想っています。

言動が過激で若干…いや、すっごくキツイので誤解を受けやすいキャラクターですが、

全て相手のためを想っての行動であり、いつの間にか相手にもその想いが伝わっていることが多いです。

表向きは、横暴で凶暴。

けれども、誰よりも明稜生徒のことを想っている思慮深き生徒会長。

それが、勢十郎のいちばんの魅力です。

ラストはスカッと。この作品のストーリーの特徴

この作品は、読み終わるとスカッと爽快な気分になれるんです!

読後感も良いこの作品。

その理由は?

時代劇やドラマ「ごくせん」のように、ストーリーが勧善懲悪。

父親や自らの権力を盾にして威張り散らしている輩をこらしめたり、

卑怯な手段を使って乗り込んできた他校の不良を倒したり等、最後にはしっかりと勢十郎が決めてくれます。

不条理な言動など、勢十郎にはいっさい通用しません。

「うわー本当に悪いなーこいつ…読んでいるこっちも気分悪くなる」と心がモヤっとすることも多いのですが、

ラストで勢十郎がきっちりと悪を成敗してくれるので、読み終わって心がスカッと爽快になれます!

また、ところどころ、勢十郎の常識知らずな行動や台詞が散りばめられていて、ギャグ漫画としての側面も楽しめますよ。

重くて、読者の心にも響く。主人公が放つ名言

こちらも、ドラマ「ごくせん」に似ていますね。

作中で、勢十郎が相手に向かって厳しく言い放つ言葉は、その相手だけではなく、読者の心にも大きく響きます。

勢十郎に諭された相手はぐうの音も出ません。

それがまたスカッとするんですよね。

例をちょっとだけ挙げてみましょう。

生徒会に入りたいという転入生が来た。彼は非常に自信過剰な性格で、生徒会役員達のことを「一般市民」と言い、下に見ている男だった。

典型的なナルシスト男。

しかし、勢十郎に

「人の上に立つ事しか考えていない人間が、自分以外の事を考えられるか。経歴・頭脳・人気・家柄、そんなものは生徒会役員には必要ない。必要なのは、人の事が分かる人間だ」

と一喝されてしまい、おまけに生徒会役員の生徒が優秀な人材の集まりであることを目の当たりにし、生徒会を諦めた。

教育実習生の男性が来たが、本人に全くやる気が感じられない。そこで、勢十郎は特訓と称して、大量の書類の打ち込みやホットドッグの早食い等をさせる。

「何でこんなことを一生懸命しなきゃいけないんだ!」
「おまえに欠けているものは、その一生懸命と情熱という言葉だ。情熱のない人間の話など聞くやつがいるか。すぐ諦める者に指導された生徒達が立派に育つと思うか?」

勢十郎の言葉に心を打たれた彼は、教育実習に真面目に取り組むようになる。

例はほんの一部ですが、勢十郎の名言はまだまだたくさんあります。

ラストでビシッと決めてくれるので、とっても気持ちが良いです!

それに、ひとつひとつの言葉が、人生において必要なことだったり大事なことだったりします。

改めて、自分の人生を振り返ってみるのもいいかもしれませんね。

もうひとりの主人公の成長物語。力だけが強さじゃない。

この作品には、もうひとりの主人公とも言うべきキャラクターがいます。

それが青木速太です。

前の学校では、酷いいじめを受けていた彼。

入会の動機はさておき、生徒会に入り、勢十郎をはじめ他の生徒会の生徒とも時間を共有していくうちに、

自分の意見もはっきりと主張出来るようになり、心身ともに強くなっていきます。

勢十郎にも、「強くなったな」と言われています。

この作品は、彼の成長物語でもあるのですね。

一話では、人生をすでに諦めていたようにも見えたのに…。

最終話において、いじめられている生徒に彼が自分なりの言葉で励ましているシーンを見た時は、

彼の成長ぶりにちょっと泣きそうになってしまいました。

彼の成長ぶりを感じられるのも、この作品のおすすめポイントです!

かずはじめ先生は女性だった!先生が語る「明稜帝」の裏話

この作品の著者であるかずはじめ先生は、「明稜帝」よりも「マインドアサシン」の方が有名かもしれませんね。

名前からはわかりにくいですが、実はかずはじめ先生は女性作家さんなんですよ!

最近は連載している雑誌や作品の内容から、男性だと思われている女性作家さんも多いですが、かず先生もそのうちのひとりだと思います。

また、「明稜帝」は、かず先生が連載前に描いた読み切り「外道」という作品がベースになっているのです。

「外道」のキャラクターを「明稜帝」でもそのまま使用しており(「外道」は、舞台が異国の地で勢十郎が高額賞金首という設定)、

最初は「明稜帝」もSF要素を含んだ学園ものにしようと考えていたらしいです。

しかし、なかなか編集部からOKがもらえず悩んでいたかず先生。

いっそのこと考えていた設定を全てぶち壊してみたらどうだろうと普通の学園ものにしたところ、あっさり連載が決定したのことでした。

こういった裏話を知ったうえで読むのも面白いですね。

まとめ

「明稜帝 梧桐勢十郎」は勧善懲悪のストーリーで、ラストはとってもスカッとする作品になっています。

全10巻(文庫版だと全6巻)と完結済みなので、全巻一気に購入してもそんなに高くはなりません。

完結まで一気に読めますよ!

そのうえ、ギャグテイストもふんだんに含まれているので、読んでいてとっても楽しい。

さあ、あなたも勢十郎のハチャメチャぶりにたくさん笑って、ラストでスカッとしてみませんか?

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