SF・ファンタジー(アニメ)

自分の存在意義って何?シリアスなおすすめアニメ「ミュウツーの逆襲」

近年「マウンティング」という言葉をよく見かけるようになりました。

・SNSでのプライベート充実アピール

・さりげない学歴・年収自慢

以上のように、自分の優位性を示すことで、

集団における存在意義を証明しようとする行為のことです。

僕の知り合いに、20代のOLであるMさんという女性がいます。

彼女の職場では、彼氏の年収や、服のブランドなどによる、いわゆる「マウント合戦」が横行していました。

Mさんも「ダサい彼氏や安物の服では、自分の存在意義は守れない」と思い、無理をしてブランド物のバッグを購入していました。

しかし、あるアニメ映画に出会い、自慢話や仲間外れで一時的な優越感を得るだけでは、自分の存在を証明したことにはならないと気付いたそうです。

そのアニメ映画こそが、「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」です。

この映画を知らない人は、「あのポケモン?」と驚くと思います。

明るいストーリーでお子様向けのイメージがありますよね。

ところが、この映画はお子様向けとは思えないほど、シリアスで考えさせられるストーリー。

Mさんの職場での考え方を大きく変えた「ミュウツーの逆襲」の魅力について紹介していきます。

 

ミュウツーの逆襲ってどんなアニメ?

スタッフ

監督:湯山邦彦

脚本:首藤剛志

製作:吉川兆二/五十嵐智之/盛武源

製作総指揮:久保雅一/川口孝司

音楽:宮崎慎二/たなかひろかず

主題歌:「風といっしょに」小林幸子

撮影:白井久男

編集:辺見俊夫/伊藤裕

制作会社:OLM

ナレーター:石塚運昇

キャスト

松本梨香/大谷育江/飯塚雅弓/上田祐司/こおろぎさとみ

山寺宏一/村正親/小林幸子/佐藤藍子

あらすじ

幻のポケモン・ミュウから人間のエゴによって生まれたミュウツーは、

人間への逆襲を計画する。

そんなミュウツーの罠にかかったサトシ達を待ち受けていたのは、

本物のポケモンとクローンのポケモンの戦いだった……。

出典元:映画マガジン FILMAGA

2019年に3DCGの「ミュウツーの逆襲 Evolution」が公開されています。

内容的にはほとんど変化ありませんが、当時の雰囲気も楽しめるため、

1998年のほうをお勧めします。

 

視聴できる動画配信サービス

Amazon prime video

※本ページの情報は2021年5月時点のものです。

最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

 

アニメを見るなら動画配信サービス

動画配信サービスも色々ありますよね。

実は、アニメを見られるサービスをいろいろ試しました。

そのことを記事にしているので、よかったら見ていってくださいね!

アニメが見られるサービスをいろいろ試してみた話はこちら

アニメ「ポケットモンスター」について

ポケモンについては、今更説明不要かもしれませんが、

「ゲームはしてたけど、アニメは見たことない」

「アニメも最初のほうはちょっと…」

という方のために、軽く説明しておきます。

この世界には、「ポケットモンスター」縮めて「ポケモン」と呼ばれる不思議な生き物がいます。

主人公のサトシは、相棒のピカチュウや旅の途中で出会ったカスミ、タケシと共に、ポケモンマスターを目指して旅をしています。

また、このポケモンを悪用して世界を支配しようとしている組織があります。

それが、「ロケット団」。

そのボスであるサカキは、ミュウツーの利用をもくろんだ張本人でもあります。

 

登場人物

サトシ cv:松本梨香

ポケモンマスターを目指し、冒険を続けるポケモントレーナー。

作中では、最強のポケモントレーナーを自称する謎の人物からの招待で、ポケモン城へと向かうことになる。

カスミ cv:飯塚雅弓

サトシと共に旅をする、本作のヒロイン。

世界一の水ポケモン使いを目指している。

タケシ cv:上田祐司

ポケモンの育成について勉強をしながらサトシ達と共に旅をしている。

年上の美人女性が大好きで、作中でもミュウツーに操られた行方不明の女性を見抜いた。

ミュウツー cv:村正親

幻のポケモン「ミュウ」の遺伝子から作られた最強のポケモン。

強力な超能力で、催眠術や天候を変えること、

そして、テレパシーを使った人間との意思の疎通が可能。

さらに、高い知能も有している。

 

ミュウツーの逆襲の魅力

ミュウツーの逆襲の魅力は、子供向けアニメとは思えないテーマの深さとシリアスなストーリーにあります。

ここでは、大きく二つ取り上げたいと思います。

科学の奢り

ミュウツーは幻のポケモン「ミュウ」の細胞を使って、人間の手によって作り出されたポケモンです。

「人間によって作られた」という点が、ミュウツーが人間を憎む要因になっています。

誰が生めと頼んだ?誰が作ってくれと願った?

私は私を生んだ全てを恨む。

だからこれは、攻撃でもなく宣戦布告でもなく、

私を生んだお前達への、逆襲だ

これは、タイトルの由来にもなっているミュウツーの印象的なセリフ。

「命を作る」という不可侵の領域に踏み込んでしまった人間たちの、愚かさや傲慢さを象徴しています。

もしも、ミュウツーが祝福と共にこの世に誕生していれば、未来は変わっていたと思いませんか?

しかし、残念なことにミュウツーは誕生した後、悪の組織ロケット団に道具として利用されてしまいます。

幻のポケモンの遺伝子を利用しているため、生まれながらにして最強の力を持っていたのですね。

人間が科学によって得た万能感が、これでもかと描写されています。

その時のロケット団のボス、サカキの言葉が胸に刺さります。

この世で別の命を作り出せるのは、神と人間だけだ。

命を作るというと、とても大きな話に聞こえます。

しかし、私たちは自分たちの周りのすべてを制御しようとしてしまいます。

自然や文化、友人や気になる異性まで。

しかし、それほど多くのものを制御する力は、科学にはありません。

だから「共に生きる」ことが重要なのです。

ミュウツーの逆襲を通して、私たちが知らぬ間に陥っている幻想から目覚めさせてくれます。

存在意義の見つけ方

こちらが、今回最もお伝えしたい魅力であり、

ミュウツーの逆襲で一貫しているテーマ

「自分とはなにか」です。

幼いころに、「自分は何でここにいるのだろうか」という疑問を持ったことは無いでしょうか。

しかし、大人になるにつれ、学歴や職歴、家族ができます。

「自分の名前は○○で、△△大学出身です。

□□商事に勤続10年目で、妻と二人の子供がいます。」

人間の場合は、こうして自分の存在を証明することができます。

会社に行けば役職があり、家に帰れば父もしくは夫です。

友人に会えば、さらに複雑な存在になるでしょう。

しかし、ミュウツーにはそれがありません。

作られた命である以上、野生に存在しているわけでもない。一方で人間でもない。

こうしたミュウツーは自身の存在の証明をするために、

「ある方法」を思いつき、実行に移します。

しかしそれは、あまりに不毛で、矛盾を抱えた方法だったのです。

どのような方法を使ったのかは、実際に映画を見て確かめてみてください。

ピカチュウ史上屈指の名シーンもあります。

ちなみにMさんはこのシーンが切なすぎて、画面を直視できなかったそうです。

ミュウツーの存在証明を見て言えることは、他者の拒絶によって生まれる存在意義は、とても虚しいものであるということです。

自分と違うグループを仲間外れにしても、自分自身が認められたことにはなりません。

自分も他者も、この世に生み出された以上同じ命であり、どちらも未完成です。

そこに、優劣など存在しないのですね。

 

まとめ

非常に重いテーマを扱ったシリアスなポケモン映画、ミュウツーの逆襲について紹介しました。

映画を見た後、Mさんは、昔から興味があった登山に挑戦することにしたそうです。

キラキラのファッションとは程遠いですが、

「世界に自分が認められている感覚がわいてくる」

と語ってくれました。

周りの目を気にせず、自分の好きなことをする。

やはり存在意義とは、相手を倒すのではなく、自分の中から見つけるしかないのです。

それは、ポケモンであろうと人間であろうと、同じことではないでしょうか。

ポケモン好きな人はもちろんのこと、あまり知らない人でも楽しめます。

最初のほうのポケモンしか出てこないので、もしかしたら懐かしいポケモンに出会えるかもしれません。

ポケモンというタイトルで食わず嫌いせずに、大人にこそ是非見てもらいたい作品です。

ミュウツーの逆襲を視聴して、現在の自分の在り方について振り返ってみてください。

アニメを見るなら動画配信サービスを利用しよう!

僕はアニメも好きです。

昔はよくビデオやDVDを購入したり、某レンタルショップにを借りに行ってました。

ただ、借りものだと気を使うし、返却期限があるため、見るのを急かされてしまいますよね

それに、そもそもビデオやDVDは見るたびに入れ替えないといけないのが結構おっくうだったりします。

購入すると、やっぱり漫画と同じく場所をとってしまいますし。

しかし、便利な世の中になったもので、今では動画配信サービスでいつでも気軽に数クリックすれば見ることができるようになりました。

月額一定の料金を払えば、好きなアニメが見られます。

しかも、料金もDVDだったら数枚借りれば同じくらいの料金です

DVDだったらその中身のタイトルしか見れないですけど、動画配信サービスなら見切れないくらいの種類の中から選べます

だから、アニメを見るなら動画配信サービスが良いなって思ってます。

とはいっても、動画配信サービスって今はいろいろありますよね。

実は、アニメが見られる動画配信サービスはいろいろ試しました。

その話を記事にしているので、よかったらこちらも覗いてみてください。

アニメが見られるサービスをいろいろ試してみた話はこちら

コメントを残す