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ドラマで観た「のだめ」を漫画で!クラシック音楽の世界「のだめカンタービレ」

「のだめカンタービレ」というドラマをやってましたが、実は漫画があります!

友人Sさん、小さい頃ピアノは習っていたけど、大人になってからはもう全然触れていなかったそうです。

ただ、漫画「のだめカンタービレ」を読んで、ドラマとは違って音はしませんが描写の細かさに感動し、音楽ってこんなに楽しい世界だったと思い出しました!

そして、今は忙しくてピアノをまた始めることはできないけど、クラシック音楽を積極的に聴くようになったそうです。

今回はそんな、クラシック音楽の楽しい世界にどっぷり浸かることができる「のだめカンタービレ」についてお伝えします。

「のだめカンタービレ」ってどんな漫画?

作品名:のだめカンタービレ
作者:二ノ宮知子
出版社:講談社
掲載誌:Kiss
コミック:全25巻(本編は23巻で完結、24巻及び25巻は番外編)
第28回講談社漫画賞少女部門受賞

  • ドラマ:2006年10月~12月(全11話)
    2008年1月4日・5日の2夜連続で続編のスペシャル
  • 映画(ドラマ続編):2009年12月(前編)、2010年4月(後編)公開
  • アニメ:第1期 2007年1月11日~6月28日(全23話)
    第2期『巴里編』2008年10月9日~12月18日(全11話)
    第3期『フィナーレ』が2010年1月14日~3月25日(全11話)

「のだめカンタービレ」を試し読み

 

あらすじ

カプリチオーソ(気ままに気まぐれに) カンタービレ(歌うように)不思議少女・野田恵(のだめ)の奇行を見よ!クラシック音楽コメディ!!

出典元:講談社コミックスプラス

指揮者を目指すエリート音大学生・千秋真一。

幼少の頃に感銘を受けた指揮者にしか師事を仰ぎたくないゆえ、在籍はピアノ科。

しかし、千秋は幼少期のトラウマによる重度の飛行機恐怖症と船舶恐怖症のため、

クラシック音楽の本場であるヨーロッパに行くことが出来ず、将来に行き詰まりを感じて思い悩む日々を送っていた。

ある日、千秋は自暴自棄になり泥酔し自宅の前で眠ってしまう。

目が覚めると周囲にはゴミの山と悪臭、そして美しいピアノソナタを奏でる女性がいた。

彼女の名前は野田恵(通称・のだめ)、千秋の隣の部屋に住む同じピアノ科の音大生。

彼女の奏でるピアノは(汚部屋は別にして)天才的な才能が秘められていると千秋は感じ取る。

エリートゆえに高飛車な一面がある千秋だが、本来は面倒目の良い性格から、

のだめの才能を埋もれさせるわけにはいかないと、彼女に関わることになる。

変人でありピアノの天才であったのだめは、当初は幼稚園の先生になりたい、と言っていたが、

千秋に道を案内されるかのごとく、ピアニストへの道を歩き始める。

のだめとの出会いをきっかけに、千秋ものだめに振り回されながら音楽の楽しさを思い出し、自分の行くべき道を拓き始める。

2人がお互いに刺激しあいながら、音楽家としてそれぞれが成長していくサクセスストーリー。

登場人物(主人公)

野田 恵(のだ めぐみ/通称・のだめ)

第一話時点では、桃ヶ丘音楽大学ピアノ科2年生。

明るく人懐っこいが、生活態度は度を越してだらしがなく、掃除洗濯・料理は全くできない(風呂にもはいらない)。

奇行や奇声をあげることから、千秋からは「変態」と言われる始末。

ピアノに関しては、一度聞いたものはそのまま覚え弾きこなしてしまう天才。

しかし幼少期に受けた、過度な指導のトラウマから、音大入学まで正規のレッスンは受けてこなかった。

そのため、読譜や初見演奏(楽譜だけ見て演奏すること)は苦手。

千秋と出会ってからは、千秋に追いつきたいという想いと憧れから上昇志向が芽生える。

やがて最終目標は「千秋とピアノコンチェルトで共演すること」になる。

千秋 真一(ちあき しんいち)

世界的ピアニストを父に持ち、幼少期をヨーロッパで過ごし、音楽の英才教育を受けてきたエリート音大生。

桃ヶ丘音大ではピアノ科に在籍しているが、指揮者を目指しており、

幼少の頃に感銘を受けた指揮者以外からは師事を仰ぎたくないと独学で勉強。

母方は資産家の金持ち・容姿端麗・頭脳明晰・完璧主義で料理の腕前も「厨房のマエストロ」と評されるなど、非の打ちどころがない。

しかし、飛行機・船舶恐怖症ゆえに日本から脱出することができず、

海外留学や夢見る海外で指揮者として実践を積むことすらも諦めかけていた。

のだめに出会ってからは、のだめの奇行に巻き込まれながらも音楽の楽しさを思い出し、

大学で立ち上げたオーケストラの指揮者になる。

後にのだめとフランスへ渡航することに成功する。

最終目標は「世界的な指揮者」になること。

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クラシック音楽は誰でも楽しめる!

クラシック音楽というと、お金持ちの人だけが楽しむような、敷居の高さを感じますよね。

のだめカンタービレでは、クラシック音楽は誰もが楽しめるものだと教えてくれます。

作者の二ノ宮先生も連載開始前は、楽譜が読めないどころか、クラシック音楽への知識は全く無かったそうです。

この漫画では、

オーケストラの基礎知識から、それぞれの楽器の特徴曲に込められた作曲家の想いなど、

とても詳しく説明があります。

もちろん漫画ではドラマと違い、音楽はないので実際にその曲を聴くことはできませんが、

登場する曲はきっとどこかで聴いたことのあるクラシック曲ばかりです。

例えば、誰もが子供のころに聴いたことがある「きらきら星」もモーツァルトが作曲したクラシック音楽です。

クラシック音楽は敷居が高いように思えますが、意外と身近なところに寄り添ってくれているのですね。

少し知識が付くだけでも、クラシック音楽により馴染みやすくなるでしょう。

演奏描写も細かく、音はないのに、まるで音楽が聞こえてくるようです。

クラシック音楽は誰もが楽しめるものなんだと、千秋と一緒になってに気づかされる作品でもあります。

個性豊かな大学生が集まる音大

音大には個性豊かな音楽家の卵たちが、日々練習にいそしんでいます。

聞いたところによると、音大生でも卒業後、演奏家になれるのはほんの一握りという狭き門だそうです。

千秋とのだめの親友である峰くんは、自己陶酔型のバイオリン奏者

当初はエレキバイオリンでロック志向でしたが、のだめ達と出会ってからはクラシック一本でやっていくことを決意。

後に、オペラの舞台演出のプロデュースをするなど、試行錯誤しながら己の道を見つけます。

体は男でも心は女の子(つまりオカマ)のティンパニー奏者真澄ちゃん

極度の閉所恐怖症のため、練習室に長時間いることができません。

ティンパニーの腕は確かなのに、奇行が多くオーケストラから追い出されることも…。

卒業後は晴れて、プロのオーケストラへ入団することがきました。

実際の音楽大学は普通の大学とは違い、とてもシビアな世界だそうです。

しかし、本作ではそれぞれの音楽家の個性を引き立たせ、音大生の苦労や悩みをコメディー調に描いています。

音大生やプロの演奏家になる大変さ、真面目に取り組む先に何が見えるのか、感動に溢れています。

そして花の都・パリへ!

日本の桃ヶ丘音大から、舞台は花の都・パリへと移ります。

紆余曲折あり、飛行機恐怖症を乗り越えた千秋は、のだめと共にパリでの指揮者修行を始めます。

パリでも、個性豊かなキャラクターたちと刺激され合いながら、音楽家として千秋とのだめは成長していくのです。

フランス語が分からないながらも、フランスの音楽学院に通うのだめ。

パリの落ちこぼれオーケストラで指揮者としての1歩を歩みだす千秋。

パリはクラシック音楽の本場とされるだけあり、日本とはスケールが違います。

オーケストラの規模、演奏家たちの技術、世界中から集まる天才たち。

才能溢れる音楽家たちにも、それぞれの苦悩はあり、プロの音楽家たちの世界を垣間見ることができるのです。

本場のクラシック音楽に触れながら描かれる、パリの街の様子にもうっとりさせられます。

のだめは、クラシックの本場で本格的にピアニストとしてのレッスンを師匠から受けることに。

音楽の楽しさを見失いそうになりながらも、パリがのだめの才能を一段と引き出してくれるようです。

漫画で丁寧に描かれるパリの街の様子、学校の様子から、まるで自分も留学しているような気分になるでしょう!

まとめ

音楽が人を繋ぎ、誰でも楽しめるクラシック音楽の魅力を伝えてくれる「のだめカンタービレ」

ドラマでは音楽が付くため、作中で登場する曲をイメージしやすいですが、原作はそれに負けないほどの細かな演奏描写があります。

まるで演奏家たちの息遣いと、音楽がそこから聴こえてくるようですね!

桃ヶ丘音大の個性豊かなキャラクターたちが、音大という奥深い世界を色鮮やかにコミカルに表現しています。

舞台がパリへと移ってからも、世界中から集まる演奏家たちや、本場クラシック音楽の世界の迫力に圧倒されるでしょう。

音楽がのだめと千秋を繋ぎ、音楽家としてだけではなく、2人の世界が完成していく様子は、

原作漫画だからこそのテンポ感や、心理描写で伝わる感動があります。

ドラマでは描き切れなかった「音楽って楽しい」という魅力と、

のだめと千秋、2人の音楽の天才の世界に、さらにのめり込むことができるでしょう!

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