漫画紹介

楽しいはずのピアノが辛く感じる時におすすめの漫画「のだめカンタービレ」

知り合いのMさんは幼少期からお姉ちゃんの影響でピアノを習っていました。

最初は、難しい曲を弾くお姉ちゃんにあこがれて始めたそうです。

ピアノを練習して高みを目指していたMさん。

なかなかうまくなれず、コンクールでも賞など一度もとったことがありませんでした。

もう自分には才能がなくて、やっている意味がないんじゃないかと思って、ピアノをやめようとしたそうです。

その時にこの「のだめカンタービレ」を読んで、ピアノを楽しむことを忘れずに頑張ろうと、心を入れ替えてピアノと向き合うことができたそうです。

やみくもに高みを目指していては、息が詰まって良い音楽を奏でることはできません。

一生懸命に頑張っているけれど、うまくいかないときに、この「のだめカンタービレ」の世界に浸ると、肩の力が抜けますよ。

「のだめカンタービレ」ってどんな漫画?

作品名:のだめカンタービレ
作者:二ノ宮知子
出版社:講談社
掲載誌:Kiss
コミック:25巻(完結)

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あらすじ

ピアノ科に在籍しながらも指揮者を目指すエリート音大学生千秋真一は、胴体着陸の恐怖体験による重度の飛行機恐怖症に加えて海で溺れたことのトラウマのため船にも乗れないことから、クラシック音楽の本場であるヨーロッパに行くことが出来ず、将来に行き詰まりを感じて思い悩む日々を送っていた。担任の教授の教育方針に反発し、口論の末に決別。別れた彼女にもつれなくされて自暴自棄になっていた。

ある日、千秋は酔っ払って自宅の前で眠ってしまう。目が覚めると周囲にはゴミの山と悪臭、そして美しいピアノソナタを奏でる女性がいた。彼女の名前は野田恵(通称・のだめ)で、なんと千秋と同じマンションの隣の部屋に住み、同じ音大のピアノ科に在籍していたのだった。入浴は1日おき、シャンプーは3日おきというのだめだったものの、千秋はのだめの中に秘められた天賦の才を敏感に感じ取る。そしてのだめもまた、千秋の外見と音楽の才能に憧れて彼に纏わり付くようになる。この出会い以来、千秋はのだめの才能を引き出すべく、何だかんだと彼女に関わるようになる。

将来に行き詰まりを感じていたため無愛想だったが、本来は面倒見が良い性格の千秋は、のだめとの出会いを機に彼女の存在が潤滑油となり、音大の変人たちに出会い、懐かれ、順調に道を踏み外しながらも音楽の楽しさを思い出し、新しい音楽の世界と指揮者への道を一歩一歩切り拓き始める。また、千秋の存在によりのだめもより高い技術を得るための指導者や、環境に出会う機会を得て、それぞれが成長していく。

出典元:wikipedia

登場人物

野田 恵(のだ めぐみ)(略して「のだめ」)

この漫画の主人公。

ゴミ屋敷に住む自堕落な生活を送る。

そんなごみとともに埋もれかけていた才能。

千秋との出会ったのだめは、千秋の指導や千秋に追いつこうと必死に頑張ります。

その過程でいろいろな世界を知り、ピアノがどんどんうまくなっていきます。

それでも幼稚園の先生のようにピアノを楽しみたいという気持ちを持ち続けながら成長していきます。

千秋 真一(ちあき しんいち)

もう一人の主人公。

幼少期から音楽のエリートコースを進む。

幼少期に起こった飛行機墜落事故により、飛行機、船にもと大きなトラウマを抱え、海外に出ることができない体に。

自暴自棄になっていたところにのだめとの出会うことで、もう一度一から頑張って指揮者になるため世界的に有名なシュトレーゼマンの元修行に明け暮れる。

フランツ・フォン・シュトレーゼマン

世界的に有名な指揮者。

落ちこぼれ音大生の中からも才能を見抜いてしまうほど音楽に関しては天才。

ただ、普段はただのエロじじい

日本通といえば聞こえはいいが、合コンであったりキャバクラであったり、そっち方面の日本通である。

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心から音楽をたのしめなかったのだめと千秋

プレッシャーを感じていたのだめ

幼稚園か小学校の先生になる夢を抱いて進学したのだめ。

幼少期から才能があり、通っていた先生からも可能性を見出されてスパルタ教育を受けていました。

先生のスパルタ教育は、のだめへの期待の表れだったのです。

しかし、のだめはそんな期待をプレッシャーに感じてしまい、コンクールなどで高みを目指す事をやめてしまいます。

本当は、音楽を楽しみたい!楽しいだけじゃだめなのか?と思うようになります。

大人になってからは、期待されているのだと思うことができたのかもしれませんが、Mさんも若かったころは、期待を受け止めきれませんでした

なんで、こんなに厳しくされるのかわからず、悔しい日々を過ごしたそうです。

そんなMさんは、こののだめの気持ちにすごく共感できたそうです。

孤独だった千秋

エリート音大生の千秋は、クラシック本場のヨーロッパに行って、指揮者になることを夢見ていました。

しかし、幼少期の飛行機事故によるトラウマで、飛行機もだめ、船もだめ。

ヨーロッパにたどり着くことができない体になってしまいました。

それでも指揮者になる夢を持ち続け、限られた環境の中で勉強を続けます。

すべては指揮者になるために頑張っていたのですが、やはり勉強するならヨーロッパで勉強しないとだめだと感じるようになります。

ヨーロッパで勉強したい!けど、いけない!もう、どうしたらいいんだ!と自分の気持ちもわかってもらえる人がいなくて、思い悩む毎日を過ごします。

あれもできない、これもできない、味方もいない中でやめることもできず、千秋は一人で孤独に耐えて頑張り続けていたのでしょう。

変わっていった2人

出会いによって楽しみが増える

やけになって家の前で酔いつぶれてしまう千秋。

朝になって目が覚めるとゴミの山と悪臭に包まれる中、美しいピアノソナタを奏でるのだめに出会います。

千秋は、その美しいピアノのとりこになってしまいますが、のだめのだらしない生活は、千秋にとって耐えがたいモノでした。

いてもたってもいられず、千秋はのだめの部屋の掃除をしたり、ご飯を作ってあげたりと世話を焼くようになります。

のだめとの出会いをきっかけに、孤立していた千秋は、音大生の変人たちと仲良くなってしまい、順調に道を外していきます。

その中で千秋は、本来の音楽を楽しさを思い出すようになっていきます。

ずっと結果だけをストイックに求めていた千秋ですが、恋愛友情、結果に直接結びつかないことでも、自分を大きく成長させてくれる大切なものだと教えてくれます。

「音楽を楽しみたい」という気持ちを思い出す

千秋は、どんどん道を外しながらも、ただ純粋に音楽を楽しみたいと思っているのだめの世界にいざなわれていきます。

音楽をひたすらに楽しんでいるのだめの影響を受け、ただただ音楽を楽しみたいといって始めたころの気持ちを思い出します。

しかし、楽しい楽しいのだめワールドと、指揮者になるという高みを目指す千秋自身の目標の間で葛藤していきます。

あまりにのだめに近づきすぎるとダメになっていく自分を正すために、千秋は自らのだめの元を去り、よりストイックに音楽と向き合います

時折、ストイックになりすぎる場面では、のだめを思い出すことで、もう一度音楽を楽しむことを思い出します。

その音楽を楽しむという気持ちが、音楽にも表れてより表現にみがきがかかって、世界から評価を受けていきます。

どんどん先へ行ってしまう千秋をおいかけるのだめ。

どんどん高みへと昇り詰めていく(逃げていく?)千秋。

しつこく追い掛け回すのだめ。

そうやって切磋琢磨していく2人そろってどんどん高みへと昇り詰めていきます。

ライバルであり、恋人?であるなんてとても素敵な関係ですね。

友情や恋愛は物事に打ち込むのに邪魔なものとみられがちですが、実は大切な要素なのかもしれないと気づかされます。

まとめ

のだめカンタービレは、のだめと千秋の恋愛事情を中心にお互い刺激しあって高みに上り詰めていく様子を、ギャグを交えながら描いています。

ピアノをひたすらに頑張って高みを目指していたMさんですが、

  • 自分がプレッシャーを抱えていたこと
  • 一人きりで頑張っていたこと

そんな自分の苦しみに気づいたそうです。

のだめと千秋のように

  • ムダだと思えることも頑張る原動力に替えることができる
  • 仲間と切磋琢磨する時間の大切さ

を思ったようです。

それは遠回りのように思えますが、意外と近道なのかもしれません。

のだめカンタービレ」はそんなヒントをくれるピアノ漫画です。

のだめワールドに浸って、一度肩の力を抜いてみてはいかがでしょうか。

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