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ヤンキーたちの戦いは猫同士のバトル!?漫画「NYANKEES(ニャンキーズ)」に見る野良猫たちの生き様

野良猫たちの生活について、考えたことはありますか?

彼らは毎日日向ぼっこをし、毛並みを整え、伸びをする。

何のしがらみも無く、気の向くまま楽しく暮らしているように見えますが、

実は強い縄張り意識や序列抗争が激しい習性を持っていることはご存知でしょうか?

猫はその愛らしいルックスで人間をメロメロにしていますが、

人間社会に溶け込み野良猫として生きている猫たちは、

常に強い者が支配する格差社会に生きています。

オス猫たちは毎日食料調達に苦労し、縄張り争いで常に神経を尖らせ、

子猫を抱える母猫は、常に子猫たちを守るため気を張り詰めて生活しています。

外には人間やカラス、他の野良猫など生活を脅かす存在がいっぱいです。

ケンカをし、大ケガを負うこともあります。

時には死んでしまうことさえあります。

冬の寒さに凍え、食料を満足に食べられないこともあります。

そんな野良猫たちの厳しい生き様を、人間界のヤンキー社会に当てはめた漫画があります。

それが漫画「NYANKEES(ニャンキーズ)」です。

可愛い猫たちと、リアルでいかついヤンキーたち。

一見不釣り合いですが、野良猫たちのケンカはまさにヤンキーたちの抗争に似ています。

野良猫たちの厳しい生き様に気持ちを高ぶらせ、

猫とヤンキーという描写の違いに笑ってしまう。

新ジャンルヤンキー猫漫画「NYANKEES(ニャンキーズ)」について解説します!

「NYANKEES(ニャンキーズ)」ってどんな漫画?

作品名:NYANKEES(ニャンキーズ)
作者:岡田淳司
出版社:KADOKAWA
掲載誌:月刊少年エース
コミック:6巻(完結)
内容:

これは、町の猫たちを不良として描いた物語である。

猫鳴町(ねこなきちょう)に住み、縄張り争いに命を懸ける野良猫たち。

可愛い猫たちも、人間であればガタイの良い男たちです。

毎日の食事と寝床の確保は命がけ。

誰にも縛られない生き方は、まさに野良猫の誇り高き生き方です。

「片目に傷のある三毛猫の雄」を探すため猫鳴町にやって来た、

主人公のオス猫リューセイ。

猫鳴町のヤンキーたち(全員猫)と戦い、心を通わせていくリューセイは、

やがて猫同士の大規模な抗争に巻き込まれていきます。

野良猫たちの生き様をヤンキーの世界に置き換えた、新感覚ヤンキー猫漫画です。

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あらすじ

不良たちの世界は厳しい。テリトリーを守るためなら喧嘩も辞さない。この世界は誰を頼れるわけでもない厳しいものなのだ!!なぜなら、彼らは野良猫…、これは町の猫たちを不良として描いた物語である!!!!!!

出典元:ebookjapan

 

登場人物

猫鳴町にやって来たキジトラのオス猫リューセイと、猫鳴町の野良猫ミイ、ボス猫タイガ、

そして隣町を取り仕切るチーム「猫鬼の尾」について解説していきます。

リューセイ(りゅーせい)

キジトラのオス。

猫描写では片耳が一部ありません。口元に傷があり、お腹に星のようなマークがあります。

ヤンキー描写では17歳の青年。星のロゴがある服を身に付け、頬に大きな傷があります。

ある目的のために猫鳴町にやって来ました。

恐ろしくケンカが強く、可愛いメスが大好き。

お腹がすくと一気に弱くなりますが、人間に甘えてエサをもらうことに長けています。

野良猫であることに誇りを持ち、強い信念を持っています。

ミイ(みい)

鼻先以外が真っ白なメス。

猫鳴町に住む野良猫たちのアイドル的存在です。

人間描写では17歳で、ショートヘアーにミニスカートの可愛い女性。

自分より大きなオス相手に猫パンチを食らわすほど気の強いメスですが、

身寄りの無い子猫たちの面倒を見てあげる優しい一面も。

リューセイに気に入られ、何かと言い寄られています。

タイガ(たいが)

茶トラのオス。

ヤンキー描写では18歳で、リーゼント頭のたくましい男性。

猫鳴町を取り仕切るボスで、手下たちに100個もの規則を守らせている厳しい存在です。

仲間想いで、リューセイと同じく野良猫としての誇りを胸に秘めた熱い漢。

猫鳴町の野良猫たちに慕われており、後にリューセイと固い友情を交し合う仲になりました。

猫鬼の尾(びょうきのお)

新しくボスとして君臨する巨大な三毛猫を中心に、

主に長毛種の猫たちで構成されている武道派チーム。

ボスの目指す「猫の王国」に心酔した手下たちとともに仲間を勧誘し、

反対勢力は徹底的に叩き潰します。

事情を知らずに縄張りの境目にいたリューセイを始末しようとします。

 

猫のケンカをリアルに描くとこうなる?

漫画「NYANKEES(ニャンキーズ)」の冒頭は、まさに一触即発のヤンキー集団の描写から始まります。

台詞を見ると、どうやら居酒屋のおじさんを取り合っているようです。

「ここのおっさんはな、俺らのもんなんだよ!」

「いっつも最高に美味い魚のアラくれんだよ!」

普通のヤンキー漫画では絶対に出て来ない台詞ですが、これには理由があります。

集団のヤンキーたちは、新参者が無断で食事にあやかろうとしたのを怒っているようです。

新参者と呼ばれたヤンキーの名はリューセイ。

ヤンキーたちは余所者が無断で「食堂」を使用するのは掟に反すると説明しますが、

空腹で聞く耳を持たないリューセイに業を煮やし、リューセイをシメようとします。

するとそこに、小さな女の子が近付いてきました。

子供相手に何故か怯えるヤンキーたち。

次のコマで、女の子が言います。

「ねこちゃ~ん!!」

すると、その場にいたはずのヤンキーたちは全て猫の姿に。

そうです。

今までのヤンキー漫画に不釣り合いな会話は全て、猫同士のケンカだったのです。

女の子の乱入でヤンキーたちが散り散りになったところで、リューセイはこっそり逃げ出しました。

この町、猫鳴町にやって来たリューセイはしばらく食事にありつけておらず、

空腹でフラフラと公園へ迷い込みます。

目の前に現れたスズメ(食料)を捕まえようとすると、

可愛い真っ白なメス猫、ミイが割り込んできました。スズメは逃げていってしまいます。

食料調達には失敗してしまいましたが、好みのメスの思わぬ登場に、

つい下心満載で迫った所、華麗な猫パンチを食らうリューセイ。

見ない顔に驚くミイは、リューセイにこの町に現れた理由を聞きます。

するとリューセイは「片目に傷のある三毛猫の雄を探している」と言いました。

三毛猫の雄はとても珍しく、3万匹に1匹程度という確率でしか生まれない希少な存在です。

こういった豆知識も漫画内に注釈として書かれています。

ミイはリューセイに、猫鳴町には厳しいルールがたくさんあり、目を付けられるとすぐにシメられると忠告します。

するとそこへ、先ほどのヤンキーたちがリューセイを追いかけてきました。

空腹のリューセイはあっという間にボコボコにされてしまいますが、

外でお弁当を食べていた人間の女性に甘えてお弁当の魚を分けてもらうことに成功。

またも襲ってきたヤンキーたちを全員殴り倒しました。

倒されたヤンキーたちの元へやって来たのは、立派な茶トラのオス、タイガ。

猫鳴町の掟を作り、野良猫たちの秩序を守るボス猫です。

説教を全く聞こうとしないリューセイを容赦なく殴り飛ばすタイガ。

しかし、リューセイは立ち上がります。

「かわいいメスが居たら声かける」

「美味い飯があればかっ喰らう」

「そんな自由のために」

「野良やってんだろーが!!!」

そしてタイガを殴り返し、ノックアウトさせてしまいました。

タイガは今までケンカで負けたことが一度も無く、無敗のタイガがケンカで負けるなどあり得ないことです。

呆然とするタイガたちを置いて、リューセイはさっさとどこかへ行ってしまいます。

タイガは、リューセイに負けたことでボスを引退することを決め、リューセイを追いかけていきました。

リューセイを激しく殴り飛ばすタイガのシーンは迫力があります。

しかし次のコマで、二人の姿は猫に。

ペチペチと肉球でたたく姿で、あっという間に迫力が無くなりました。

『あいつはマジで強ぇ…』

『あんなに痛ぇ肉球は初めてだ…』

リューセイにノックアウトされたタイガが胸中で呟くシーンは、

真剣なシーンなので恐らく笑うところではありませんが笑ってしまいます。

「リアルでかっこいい」「可愛い」が交差して、

「これ何の漫画だったっけ?」

と思わず見直してしまいます。

外では時に猫同士で「ニャオアアア~!!」と鳴き声をあげてケンカしていることがありますよね。

猫のケンカは見ていると可愛いですが、

実は人間に直すとヤンキー同士の抗争レベルで熾烈な戦いを繰り広げているのかもしれません。

 

野良猫として生きる厳しさ

時を同じくして、リューセイは猫鳴町と隣町の境目あたりにいました。

丁度良い段ボールの中で寛いでいたところを、「猫鬼の尾」と名乗るヤンキーたち(もちろん猫です)に絡まれていました。

縄張りを荒らした者として制裁を加えられているところに、タイガが追いつきます。

リューセイは反撃しようとしますが、段ボールにすっぽりハマってしまい出ることが出来ません。

このシーンは緊迫感のあるシーンなのですが、猫描写になると可愛くなってしまいます。

襲いかかる「猫鬼の尾」の猫たち相手に、タイガはリューセイを守り戦います。

めっぽう強いタイガを見て、「猫鬼の尾」の猫たちは傘下に入らないかと話を持ちかけます。

「猫鬼の尾」の新しいボスになった三毛猫は恐ろしい強さを持ち、

寝床や食事、安全を野良猫たちに保障した理想の国「猫の王国」を作る計画を立てていました。

「猫鬼の尾」の猫たちはその考えに心酔しており、猫鳴町の野良猫たちにとっても悪い話ではないと提案します。

タイガはその提案をはねのけました。

「俺ら野良は毎日飯や寝床の心配してよ、縄張りに気ィ張って命かけて喧嘩して…」

「それでも誰の助けも借りずに誇り高く生き抜いていくもんだろうが!!」

仲間たちに厳しいルールを課しているタイガを「頭の固い馬鹿なボス」と笑う「猫鬼の尾」の猫たちに対し、タイガは怒りをあらわにします。

「ルールを作ることで回避出来ることもある。実際危険な目に遭ってきたからこそわかんだよ!」

「仲間たちにはそんな目に遭って欲しくねぇだけだ!」

リューセイはタイガの思いを知り、愕然とします。

リューセイは初め、タイガが厳しい規則を仲間たちに押し付けていると思っていましたが、

タイガは自己満足や意地悪ではなく、大切な仲間たちを守るためにやっていたのでした。

野良猫たちは人間社会で、数々の危険と隣り合わせで生きています。

食事を満足に摂れず衰弱してしまうことだけでなく、車にはねられてしまったり、縄張り争いで命を落としてしまったり。

タイガはそれを分かっているからこそ、

秩序も無しに自由気ままな生き方をする野良猫たちを放っておけなかったのでしょう。

自分がボスになって秩序を守らせることで、少しでも不幸な死に方をする仲間が減らせるように。

自分と同じように野良猫としての生き方に誇りを持ったその姿を見て、

リューセイは段ボールを自力で破壊し、タイガと共に「猫鬼の尾」を追い払いました。

やがてタイガとリューセイの二人(二匹)は固い友情で結ばれます。

リューセイはもう一度猫鳴町に戻り、野良猫たちと仲間として心を通わせていきます。

しかしその裏では、猫鳴町を狙う謎の存在による不穏な動きが起きていました。

リューセイを始め猫鳴町の野良猫たちの運命は!?

リューセイは「片目に傷のある三毛猫の雄」を見つけることが出来るのか?

続きがとても気になります!

 

野良猫たちの生き様と、人間のエゴ

リューセイたち野良猫は、何にも縛られず自由に生きていくことに誇りを持っていますが、

人間との共生はそう簡単なものではありません。

時々ヤンキーの姿で描かれているためつい忘れそうになりますが、彼らは人間ではなく猫。

毎日のんびりと自由気ままに生きているように見えても、その生き様は壮絶です。

食事と寝床の確保に苦労し、縄張り争いで傷を負い、そして抗争で命を落とす。

野良猫たちの毎日は、常に死と隣り合わせです。

漫画「NYANKEES(ニャンキーズ)」では、

野良猫として強くたくましく生きていくリューセイたち野良猫の姿だけでなく、

人間の身勝手によって作られた厳しい環境についても描かれています。

登場人物(登場猫?)の中には、

人間に虐待され心に深い傷を負った者、

人間に飼われていたために狩りが満足に出来ない者、

余所者として迫害される者など、あらゆる事情を抱えた猫たちが登場します。

自由と引き換えに人間に飼われるのか。

危険であっても誇りを胸に野良として生きていくのか。

猫にとっての本当の幸せは、人間には到底分からないものですね。

そんな重いテーマを描きつつも、

可愛い猫とヤンキーのケンカというアンバランスな組み合わせについ笑ってしまう描写もたくさんあるので、

猫漫画としても十分楽しめる内容になっています。

いかついヤンキーたちが公園に寝そべっていたり、

マタタビやちゅ~るにゴロニャンしている姿は、不釣り合い過ぎて面白いですよ!

 

まとめ

漫画「NYANKEES(ニャンキーズ)」は、野良猫たちの毎日をヤンキー描写で描く、

ヤンキー漫画としても猫漫画としても楽しめる漫画です。

リューセイたち野良猫の生き様と、新しく登場するライバルたちとの戦いは、

読んでいてワクワクすること間違いなしです!

ヤンキー姿のデザインも、猫の柄から取り入れられているので、確認しながら見ているだけでも楽しめます。

段ボールでゆったりと寛いでいる姿や、

のんびりと日向ぼっこをしている姿の可愛さも楽しめるので(ヤンキー描写では笑ってしまいますが)、

猫好きな方やヤンキー漫画のような気持ちの高ぶる漫画が好きな方は、

強くてかっこいいヤンキーたちの描写を楽しみながら、猫の可愛さも同時に楽しめるかもしれませんね!

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漫画はシリーズによっては何十巻ともなるし、それを保管するとなると部屋の中の保管場所に困りますよね。

僕も、電子書籍が普及する以前は、すぐに本棚がいっぱいになって部屋の隅から机の隅にまで漫画が積まれていました。

さすがにそれではまずいと思い、泣く泣く売りに出したことも。

それに、外で読もうと思うと荷物になるので持ち運びも大変です。

1冊ならまだしも、何冊ともなるとカバンの中がかさばって場所をとるし、移動するにはちょっとした重さが結構負担になります。

肩掛けカバンだと30分もすると取手が肩に食い込んで痛くなります。

なので、スマホで漫画が読める電子書籍サービスは本当に助かってます

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