あなたは周りの意見を気にするタイプですか?
親に「もっと女らしくふるまいなさい!」と言われてしぶしぶ従っている
同意を求められると、嫌われたくないから、YESと言ってしまう
本当は好きな趣味や服装があるのに、周りにバカにされたくなくて隠している
そんなあなたは、きっと家庭、職場、学校と人がいるところで、
毎日周りに気を使いながら生活しているのではないでしょうか?
それってスゴク疲れますよね。
何を言われても気にしない、ハッキリものが言える
ブレない自分がある人ってカッコよく思えるし憧れますよね。
僕の友人Nさんも学生時代に周りの意見が気になって、ブレない人に憧れていたそうです。
Nさんはおっとりした性格で口数の少ないタイプで、話好きの母親には押されてばかり。
反抗することを知らず従順に育ってきました。
その後、親に勧められて入学した女子校には、いろんなタイプの同級生がいました。
幼稚舎から上がってきたセレブやギャル、帰国子女、オタク系やガリ勉系の子。
アクが強い同級生に囲まれ、自分ってどの属性?何が好きなの?とアイデンティティが揺らぎます。
ブレブレの中迎えた夏休み、
母親の実家の本棚で少しほこりをかぶった、ある漫画に出会います。
まず主人公が男装した女性騎士なことにビックリ!
フランス革命前の戦乱の最中、
王妃様を守るため、迷うことなくさっそう駆け回る姿に心奪われます。
読み進めていくと格好だけでなく、主人公がなぜブレることなく
凛とし続けられるのか、少しわかったと言います。
その後Nさんはブレるたびに、漫画で学んだ秘訣を実行し続け、
心の平穏を取り戻し少しずつブレない自分を築いていっているそうです。
ではそんなNさんにさっそく、その漫画
『ベルサイユのばら』について話してもらいましょう。
ベルサイユばらってどんな作品?
・作者:池田理代子
・出版社:集英社
・掲載誌:週刊マーガレット(1972年21号~1973年)
・単行本巻数:完全復刻版全10巻(完結)
新書版・文庫版・愛蔵版など多くの単行本が発売され、
現在は文庫刊行15周年記念の新装版が発売中。
この作品はフランスの都市ベルサイユを舞台にしたのフィクション漫画です。
フランス・ブルボン朝後期、ルイ15世やマリー・アントワネットといった
歴史上の人物やフランス革命前から革命前期の事実を基に描かれています。
単行本は2013年12月時点で、累計発行部数は2000万部を突破し、
1974年には宝塚歌劇団によって舞台化されました。
2014年6月27日には通算観客動員数500万人記録と大成功。
そしてテレビアニメ、劇場版アニメなどが制作されて社会現象化しました。
あらすじ
1755年、この年ヨーロッパの3つの国で、やがてフランスのベルサイユで宿命的な出会いを持つことになる3人の人間が生まれる。スウェーデンの上院議員の長男として生まれたハンス・アクセル・フォン・フェルゼン、フランスの将軍家の末娘として生まれたオスカル・フランソワ・ド・ジャルジュ、そして、オーストリア、ハプスブルグ家の皇女として生まれたマリー・アントワネット!!少女漫画史上に輝く大傑作、ついに登場!
出典: ebookjapan
主な登場人物
マリー・アントワネット
本作の主人公その1。実在した歴史上の人物です。
オーストリアのハプスブルグ王朝を築いた、女帝マリアテレジアの第9子。
長年敵対関係にあったフランスとオーストリアの同盟を結ぶため、
ルイ16世と政略結婚させられます。
性格はあまったれ、素直で考えるのが嫌い。
無邪気でお転婆、遊び好きでおおらかに育ちます。
皇女として誇り高く、会う人誰をも惹き付ける天性の魅力を持ち、フランス中を虜にします。
しかし、結婚後祖国を離れた寂しさやルイ16世にほっておかれることで、
公務や周りの世継ぎの声から逃避するように自由で贅沢三昧をし、
事件を起こしてはオスカルの頭を悩ませます。
オスカル
本作の主人公その2。ベルサイユのばらといえばこの人。
フランス王家の軍隊を代々統率してきた由緒ある家の末娘。
後継としての男児が産まれない中、期待した父親に
あまりの元気の良い泣き声という理由で男の名「オスカル」と名付けられ、
息子として軍人になるべく育てられます。
王太子妃付きの近衛士官に選ばれ、フランスとオーストリアの同盟が結ばれて
輿入れしたアントワネットを護衛することになります。
冷静沈着に見えて父親譲りの怒りっぽい性格。
アントワネットの産まれもった気高さに触れ、誠心誠意仕えるように決意します。
フェルゼン
本作の主人公その3。スウェーデン貴族。
生まれながらの莫大な資産と高い身分をもつ、物静かで知的なハンサムガイ。
オスカルを親友として慕います。アントワネットと禁じられた不倫の恋をし苦悩します。
アンドレ
オスカルの実家ジャルジェ家の馬の世話係。オスカルの部下で幼馴染。
ジャルジェ家に仕える唯一の肉親の祖母に引き取られ、オスカルの遊び相手兼護衛として屋敷で暮らすようになります。
幼少期よりオスカル一筋で、公私ともに右腕としてオスカルを支えます。
ロザリー
オスカルがパリの下町で出会った娘。
母の敵を討つためベルサイユに来ますが、その際間違ってオスカルの母親を殺めそうとします。
事情を知ったオスカルに引き取られ、貴婦人としての教育を受けさせてもらうある意味ラッキーガール。
ブレないための秘訣①
イケてる主人公は美形でなんでもできて悩むことなんてない、っと思いますよね?
そんなことはありません、オスカルだって周りの意見に心揺らぎます。
長年、なんの疑問も感じず男として育てられてきたオスカルは、フェルゼンと出会うことで初めての恋を経験します。
自分は長年男のつもりだったのに、この胸の高鳴りはなに?…無理もありません。
だって経験したことない気持ちだもの!(ニヤニヤ)と甘酸っぱい気持ちにさせてくれます。
でもフェルゼンの口から、アントワネットに想いを寄せていることを告白されてガーンとショックを受けるオスカル!!
しかもフェルゼンとの不倫を怪しむ国民の様子からアントワネットに注意するも、
「あなたに女の心をもとめるのは無理だったの?」と言われる始末…ダブルショーック!!
職務に没頭することで気を紛らわせますが、フェルゼンへの気持ちは募るばかり。
そんなオスカルはある舞踏会でドレスに身を包み、正体を隠し女性の姿でフェルゼンの前に現れます。
他の女じゃなくて私も見て♡的な感じで、いじらしさいっぱいです。
このように、自分の心の中の燃え上がる炎を拒絶したりねじ伏せて蓋することなく、
自分の気持ちを認めて、とことん向き合うことが
のちのち炎上しない秘訣なのかもしれませんね。
ブレないための秘訣②
オスカルは代々王族に仕える由緒正しい貴族のお嬢様です。
でも自分の身分や生活にあぐらをかくことなく、平民の苦しみに目を向けたり
王侯貴族優勢の体制に疑問を抱きます。
職務中、平民側の盗賊に「王妃のイヌ」や「王室のお飾り人形」と
陰口を叩かれ一度怒るのですが、
そう言われる背景を理解し徐々に自分の身の振り方を変えていきます。
ふつう、自分が精魂かけて務めてきた仕事をバカにされたら、
怒って相手の言うことを無視したりはね退けませんか??
私だったら激情してブレまくります。
これはオスカルの冷静な性格に加えて、視野が広い点につきます。
視野を広く持つために日々行動するのです。
平民が書いた書籍に目を向けたり、
町娘だったロザリーや幼馴染のアンドレを含めて身分違いの平民と付き合いを多く持ったり、
しまいには、わざわざ平民の多い衛兵に降格願いを出したり!!
最終的には王室ではなく平民の味方になり、フランス革命時に一役買います。
ただ、この柔軟な考え方やしがらみに囚われない生き方を選択できたのには、
もう一つ理由があります。
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ブレないための秘訣③
自分の意見や生き方を肯定し、
見守り続けてくれる存在がいることです!!
オスカルには幼少期から苦楽を共に生きたアンドレがいます。
オスカルは彼から自信や勇気をもらい、平民のために軍人として戦いに臨むことができたのでした。
現実世界でも仲間や味方がいると、スゴク心強いですよね。
でもそう簡単にできないよ、と声が聞こえてきそうです。
確かに自分のことを昔から知っていたり、
肯定してくれる人物なんて親以外ごく限られると思います。
でも、ちょっと待って。
オスカルもはじめはアンドレの想いやありがたみに、存在が近すぎて気づきませんでした。
もしかしたら、あなたもそうかもしれません。
意外に気が付いていないだけかもしれませんよ?
まとめ
Nさんがオスカルから学んだブレないための秘訣は3つありました。
一つ目は自分の気持ちを認めて、とことん向き合うことでした。
二つ目はその気持ちが周りと比較してどうなのか、
視野を広く持つために自分とは違うタイプの人とも交流をもつなど、日々行動することでした。
最後は自分の意見や生き方を肯定し、見守り続けてくれる存在を見つけることでした。
人とかかわると違う意見を言われそうで怖いかもしれません。
でも、もしかしたら同じ意見を持った人かもしれませんし、
さらには自分の味方にになってくれるかもしれませんよ?
周りの意見を気にしてブレてしまう人はぜひ、オスカルの勇姿を心の平穏を取り戻し、自分に素直に生きてみましょう!
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