
「漫画を大人買いしたいな」って思ったことありませんか?
知っている漫画だったらいいけど、興味はあるけど中身をよく知らない漫画だったら買って「これいらなかった」とならないか不安になりますよね。
今回は、そんな後悔をさせない漫画を学生の頃から漫画をよく読むAさんに紹介してもらいました。
「なんでこんなにも大変なのだろう…」
「どうして私だけ…」
学校の勉強や部活、会社の仕事に接待時間がいくらあっても足りない…こんな疲労ばかりの生活自分だけだよ!!
こんな風にかんじたことはありませんか?
少なくともAさんは学生時代そのように感じていました。
当時、野球部に所属しており、厳しい練習が夜遅くまで行われクタクタな毎日でした。
土曜日、日曜日は試合のため休みはつぶれテストの勉強と同時に行わないといけない提出期限のせまる実習課題のレポート、もうすぐ資格試験だー!!時間が足りない…「自分は日本一忙しい学生だ!!」と思っていました。
しかし、ある漫画を読みAさんは日常の理不尽なこと嫌なことに対して向き合わないといけないときに軽い気持ちで物事をとらえることができるようになったのだそう。
結局、その漫画は全巻揃っていました。
今回紹介する漫画は、Aさんと同じように、日常の理不尽に立ち向かう人にとって気持ちが軽くなる漫画です。
その漫画が、「あおざくら防衛大学校物語」です。
国防という言葉をきいたことがありますか?
国を外的、侵略からまもることです。
国を守る自衛隊のリーダーを育成する神奈川県横須賀市にある防衛大学を舞台とした、防衛大学生たちの学校生活を描いた作品です。
防衛大学校とは
防衛大学とは、自衛隊のリーダーを養成する全寮制の4年制大学です。
学生ではありますが、警察、消防士と同じ公務員でもありますのでお給料をもらいながら学校生活を送ります。
学校生活は全寮制のため自宅ではなく全員が寮にて生活を送ります。
朝はやくに起床ラッパとともに起床し、寝ていた寝具などの身の回りの整理、上級生の食事の支度など自分の身の回りのことを含め上級生のサポートを行います。
また上級生に挨拶をし忘れた、自分のかぶっていた帽子が曲がっていたなど細かなルールをまもることができなかった…
そのようなときには、上級生にから呼び出されてお説教や反省文ときには班全員に連帯責任としてペナルティーを課されることもあります。
休日にも自宅や外での宿泊は原則禁止、門限が決まっており遅刻はご法度。
携帯電話も原則触れないといった普通の大学生活とはかけ離れた日常生活を送ります。
もちろんこのような厳しい学校生活を送るのにも理由があります。
彼らは将来自衛隊のリーダーとなり日本の国土を守っていく人たち…時には部隊を引連れて戦場に向かいその指揮をとらなければいけません。
学校生活の日常から現場を想定し理不尽なことにも対処できるように厳しい生活をおくっているのです。
つまり、理不尽の極みとも言える場所なのです。
作中に描かれている学校生活の中の理不尽を紹介
作中では、防衛大学校にまつわる厳しい環境が描かれています。
ここでは伝えきれない理不尽のオンパレードなのですが、選りすぐった一部を紹介します。
「外出時は制服を着用、公共交通機関では椅子に座れない」
1年生の間は、夏休みなどの長期休暇を除き服装は外出時でも制服を着用しなければいけません。
焼き肉を食べに行くときも、ラウンドワンで遊ぶ時も、デートに行くときもです。
学校の中だけならまだしも、学校の外であっても規制されるのですよ。
厳しいですね。
また、常に市民を支える意識を持つためにプライベートでの公共交通機関での着席は原則禁止です。
国を守る自衛隊のリーダーになる人といえども、人間ですから、体調が悪いときや疲れている時もあるはずです。
それでも座れないのは理不尽ですね。
「服装の乱れは許されない、どんなときにも誰かが見ている」
実家暮らしではないため自分のことは自分でやらなければいけません。
加えて上級生のベットメイキングなど自分のこと以外の仕事も多々あります。
洗濯・乾燥、シャツのアイロンがけ、靴磨きにボタンの修繕などを就寝時間までに終わらせないといけません。
どんなに疲れていても朝には校舎の清掃などやるべきスケジュールは決まっているため後回しにすることはできません。
作中では200メートル離れている上級生に服装を指導されるという描写もありました。
休日にも上級生が服装のチェックを校門目前にて実施していて合格しなければ外出できません。
自由な時間がありませんね。
Aさんも部活は厳しかったけど、ここまで服装で言われたことはないと自分の置かれている環境の甘さにショックを受けたようです。
「休日にも点呼があり遅刻は許されない」
基本的に外泊はできないため、休みの日にも門限までに寮に戻らないといけません。
作中では主人公の仲間が門限に間に合わず、1年生全員が連帯責任、日常生活の取り締まりがより厳しくなるというヘルウィークというペナルティーが行われました。
自分一人のミスが他の人たちを巻き込んでの罰則へと発展するのはとても心がすり減ります。
自分の身に置き換えるとゾッとしますよね。
息抜きの暇さえない。
でも、だからこそ国を守れる強いリーダーが育つのも納得です。
気持ちが軽くなるポイント
理不尽なのは自分だけではない
そんなこと分かってるよ!!と思うかもしれませんね(笑)
ですが改めて見直してみる気が楽になりませんか?
私も現在サラリーマンとして仕事する日々ですが時にはなぜ自分だけ怒られてるんだろう…といった場面があります。
隣の芝生は青く見えるとよくいったもので周りの人を
うらやんだり自分が不幸に見えてくる…そういった感情になります。
ですが、この作品を読むことによりとても気持ちが楽になりました。実際の学校が舞台になっているからこそ自分の生活と照らし合わせることのできる作品なのだと思います。
仲間ってなんだろうと考えさせられる
主人公は作中にて小隊学生長付に選ばれます。
小隊学生長付とは同学年のリーダーのようなポジションですが実際はミスした同学年の仲間と先輩のところへいき一緒に指導されるというポジションです。
「こいつがこういうミスをするということは少付のおまえがサポートしないのが悪いんだよ!!」
これが作中の指導方法です。
つまり自分だけしっかり日常生活をこなしていても仲間まで気を配らなければ自分の時間がない…ということです。
「部下のミスは自分のミス」それがリーダーの責任ですから、学生のうちから学んでいるのでしょう。
でも、あなたがこの立場だったらいったいいつまで平常心でいられますか?
僕には無理そうです。
そんな中、主人公の仲間の平山が退校すると言い出します。
「あきらめるなよ」
「入学時の気持ちをおもいだせよ!!」
他の仲間たちは、なんとか考え直すように促します。
しかし「新たな目標を見つけた平山を俺は応援したい!!」と主人公は退校を応援します。
後日仲間に「本当に平山に辞めてほしいと思ったの?」聞かれた主人公は、「俺だって平山と一緒にここを卒業したかったよ。一緒に頑張ってきた仲間なんだから…」と答えます。
もし自分の仲間が理不尽(実際はちゃんと理由があるのですが)な厳しさに耐えかねて、学校の部活や、生徒会、あるいは会社などをやめたいと言い出したら、あなたならどのような言葉をかけますか?
まとめ
「あおざくら防衛大学校物語」はとても厳しい環境で学校生活を送っている大学生がモデルになっている作品で我々の日常では体験しない理不尽さや過酷さを乗り越えて主人公たちが日々成長していくという物語になっています。
そんな理不尽を乗り越えて成長していく主人公たちに
「自分なんてまだまだだ」
と心が軽くなってきます。
この記事を書いている時点で「あおざくら防衛大学校物語」は週刊少年サンデーで連載されています。
単行本は現在18巻まで発売されていて主人公は2年生になっています。
今ならまだ巻数も少ない方だと思うので、大人買いすれば連載に追いつけます。
大人買いする人は「全巻揃ってから」という人もいると思いますが、理不尽なことが目立つ今の世の中だからこそ、今すぐ読んでみてほしいなと思います。
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