
自衛隊のイメージって、どう思いますか?
・訓練が厳しい
・体育会系である
・危険な任務が多い
こういったイメージが強いのではないでしょうか。
日本の陸・海・空の自衛隊の基地や駐屯地の数。
・陸上自衛隊 160か所
・海上自衛隊 31か所
・航空自衛隊 73か所
日本全国に約264カ所あるのです。
活動内容は幅広い。
災害派遣や不発弾の処理、道路や橋の建設する部隊もあり、それって自衛隊の仕事なの、と思うこともしています。
国を守るため、戦争が起これば、出動するために頑張っているの?
日本国憲法第9条では「武力による威嚇または武力行使は国際紛争を解決する手段としては、これを永久に追放する」と定められています。
憲法をみると、何のために自衛隊はあるのか、分からないことばかりですね。
今回は自衛隊が好きで実際に試験に合格したが勇気が持てず、入隊を断念したHさんに「ライジングサン」という漫画を読んで自衛隊について知る人が増えてほしいと紹介いただきました。
Hさんが住む地域の近くには、航空自衛隊の基地がありました。
子どもの頃から空を飛ぶ戦闘機を見て育ったのです。
そして、いつか戦闘機に乗ってみたいと夢を抱いたそうです。
ただ、高校3年の時に受けた試験で、小柄で体力に自信がなかったHさんは、周りに圧倒されました。
なんとか合格はできましたが、最初の自衛隊候補生としての訓練に耐えれられるかどうか自信がなく、断念してしまったそうです。
それでもHさんの自衛隊好きは変わらず、サラリーマンをしている今も、趣味で自衛隊の祭に出かけては戦闘機や戦車、軍艦を見学に行ったりしているそうです。
僕はその趣味を聞いて自衛隊って地域住民との交流があることを知ることができました。
ちなみに自衛隊の祭ではコンパの募集もしてるって話も聞きました。
国家公務員と結婚したい女性は行ったほうがいいかもしれません(笑)
さて、「ライジングサン」は自衛隊候補生の訓練が、おもに描かれています。
Hさんは高校生の時に読んでいれば、入隊する勇気が持てたかもと、当時を振り返り少し悔しそうに言います。
自衛隊の疑問について、よく分かることができるそうです。
それでは紹介させていただきます。
漫画情報
漫画名:ライジングサン
作者:藤原さとし
掲載誌:漫画アクション(2012~2018年)
単行本:全15巻
続編:ライジングサンRで連載中
あらすじ
自衛隊に入隊してから3か月間の教育訓練を受ける、まだ階級を持たない「自衛官のタマゴ」である自衛官候補生。
主人公の甲斐一気をはじめ、生い立ちや入隊目的が異なる自衛官候補生たちが、一つの教育隊で厳しい訓練を受ける中で友情を育み成長していく。
登場人物
・甲斐 一気(かい いっき)
高校3年生、お気に入りの山で自衛官の伊達と出会い自衛隊を志す。
・新海(しんかい)
甲斐一気たちの担当教官でレンジャー有資格者。
・伊達(だて)
レンジャー有資格者であり、山で自主訓練中に甲斐一気と会い、きっかけを作った。
自衛隊へのきっかけ
高校3年で就職も決まり煮え切らない日々を退屈していた甲斐一気は、学校を抜け出して山へ逃げました。
そこで一人で自主訓練をしている陸上自衛官の伊達と出会います。
初めて見る自衛隊に驚きながら、どうして自衛隊に入ったのかを聞くと。
「よくわかんねぇ、一人の社長のために働くより」
「国のために働く方が面白そうじゃねーか」
その言葉に強く影響され決まっていた就職を蹴って、自衛隊に入ることを志します。
就職するって、社長や経営者の為に雇われて働くってことですよね。
国のために働くってところが説得力があります。
洗礼を受ける
まず自衛隊に入ってすることは候補生としての3か月間の訓練です。
ただ運動して訓練して体を鍛えるだけではありません。
服装から靴、装備品、銃の手入れ、ベッドメイキング、礼儀、挨拶、歩き方など、すべての生活において、厳しい規則が設けられます。
時間厳守で遅れたら1秒に一回の腕立て伏せ、一気は当日から5分の遅刻で担当教官の新海に300回するように言われます。
当然できるはずもなく、それでも意地を見せようとする。
根性がある姿に見えますよね。
しかし、新海は、頑張る一気に、自衛隊に向いていないと言います。
40回以上で力尽きかけていたところ、新海が残りをもらういい、300回までの腕立て伏を目の前でこなすのです。
一人では自衛隊はできないってこと、隊員同士で助け合わなければ、どんな困難も乗り越えていけないことを伝えます。
一人のミスや不備が連帯責任となって度々、全員で腕立て伏せをさせられるシーンがあります。数をこなせない候補生もいますが全員で協力して乗り越えていきます。
これには助けられた方も、次は頑張るという思いと、みんなに迷惑かけてはいけないって思いで努力につながります。
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銃
射撃訓練に向けて候補生に銃が支給されます。
受け取る候補生一人ひとり反応が違います。
・プラスチックみたい
・こんなもんか
・重い、早く置かせて
・持つだけでガタガタ震える
銃とは「指一本で人を殺せるモノである」「人を殺す以外の使い道はないということだ」
この説明に候補生たちの顔は青ざめます。
引き金を引けば、指一本で人を殺せるって確かにそうですよね。
モデルガンなど趣味で集めている人がいて、サバイバルゲームで人を撃ったりしてますが、遊びだから、許されるのです。
本物の銃を使うときは、取れやすい部品をテープで止めますが、訓練中に候補生の一人が小さなカバーをなくしてしまいます。
弁償すればいいんでしょって思っていますが、一大事になります。
候補生から教官まで全員での大捜索の大掛かりな事件へと発展します。
「自衛隊の備品はすべて国民の血税で作られ、国から借りているモノだ」
自衛隊は特別国家公務員であって、僕たち国民の納めている税金で運営したり備品を購入したり、給料を受けているのですね。
そのことが、よく分かるシーンです。何も税金を無駄にしているわけではないのです。
バディ
自衛隊候補生の時から、バディといってパートナーが決まります。
小学校の時などプールの授業でしましたよね。
バディ組んで相手が無事か時々、確認するようにと、それと一緒です。
自分の名前、認識番号、血液型の刻印されたアクセサリーが支給されます。別名ドッグタグといって、バディと2枚で一組の物が、一人ずつ支給されます。
「いつか任務で、どちらかが死んだときに、その口にドッグタグを差し込む相手がバディだ」
「そして、もう一枚を、家族のもとに持ち帰る」
「それが、自衛隊のバディだ」
教官から教えられます。
候補生たちは実感が湧かないが、それだけ任務は過酷であることが想像できます。
肉体的だけじゃない訓練
自衛隊は体を使うので体力が必要であり、また射撃の技術を身に付けるため姿勢から集中力まで様々な訓練が行なわれます。
他にも日常生活からすべてが訓練と化しており、備品整備や服がしっかり片付けられているか、ベッドメイキングも、しわ一つなく、できているか隅々に至るまで、できないといけません。
しかし、いくら完璧にこなしても、教官からシーツは剝ぎ取られ、やり直しを強いられたり、台風といって部屋ををめちゃくちゃに荒らされたりされるのです。
「意見はするな、ハナクソどもに、意見する資格はない」と理不尽、そのものです。
こういったことがに日常的に起こるのです。
腹立ちますよね。しかし、何も言えず、ただやり直すしかできないのです。
理不尽をする新海教官の過去のシーンがあります。
災害派遣時に、土に埋まった母親を必死に掘り出そうとする、子どもがいます。
自衛隊は任務で助かる人が優先なので、手を貸すことができません。
新海教官は自分の休憩時間を使って、子どものところへ行き手伝おうとします。
そこで被災者たちに、こっちもやれ、あっちもやれと無理難題を突きつけられ、できないことを伝えると「この税金ドロボーが」と罵られます。
一生懸命しているのにどうしてと、悩み夜は眠れずにうなされます。
先輩の伊達が心配して声をかけるが、「なんだそんなことか」と軽くあしらいます。
「自衛隊に必要なものは、理不尽への耐性だ」
その時、新海教官が教えられた言葉です。
任務で起こる、どんな理不尽な出来事にも耐える精神力が必要なことが分かります。
そのために普段から、わざと理不尽的なことをしていた、又は、する必要があったんですね。
まとめ
自衛隊は国を守るために、いつでも対応できるように厳しい訓練をしています。
災害時にもっとも活躍していますが出動以外は、身を潜めて食事など保存食を冷たいまま食べたりしているそうです。
希望して自衛隊になる人、向上心があって自衛隊になる人、自分を変えたいと思い自衛隊になる人と目的はそれぞれですが、国のために働くって気持ちが他の仕事には経験できない職業だと思います。
日本全国に基地があるのも国を守るためのほかに、災害などで人を助ける役割も担っています。
もう日本は憲法9条のとおり、戦争はしないのだから自衛隊は必要ないではありません。
北方領土や対馬には、かなりの確率で外国が日本に接近しているのが事実です。
常に自衛隊が監視しているから、平和な日本で暮らすことができるのです。
国を守っている自衛隊については、あまり報道されませんから、よく分からないことが多いです。
漫画「ライジングサン」を読んで、それまでは詳しく知らなかったこと、自衛隊の精神や心の持ち方を僕は知ることができました。
大切な人を守るため僕自身も強くならなくては、という気持ちでいっぱいになりました。
今ある自衛隊に対しての感謝の気持ちも生まれました。
国防について議論されることの多い今だからこそ、「ライジングサン」で自衛隊のことを知ってほしいです。
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