漫画紹介

夢に向かって一歩踏み出そう!勇気が出ない人におすすめの漫画「ROOKIES」

今、あなたには、夢はありますか?

夢があるとしたら、それはとても素敵なことだと思います。

けれども、その夢を追いかけることに躊躇してはいませんか?

「だって、もう年齢的に遅いし…」

「今更その夢に向かって頑張ったって、お金になるわけじゃないし…」

「夢のために勉強する時間だってないし…」

そうですよね。あなたのお気持ち、とてもよく分かります。

でも、幼い頃って、誰もが「野球選手になりたい!」「CAになりたい!」と、自分の夢を堂々と宣言出来たはずなんです。

今から、ある作品を紹介してくれる女性・Mさんも、子供の時は「雑誌の記者になりたい」「漫画家になりたい」と言っていた記憶があるんだそう。

それが、大人になると、自分の夢を語るのがだんだんと恥ずかしくなってくるんですよね。

なぜでしょうか?

自分の能力では無理だと、次第に現実が分かってくるからです。

周りからも

「もっと現実を見たら?」

「いや、もう年齢的に無理でしょ」

等、色々言われちゃいますよね。

それで結局、何も出来ないまま、夢は夢のままで終わっていく…。

「自分は、何のために生きているんだろう?」

「やっぱり、大人になってまで夢を追いかけることは恥ずかしいことなのかな?おかしいことなのかな?」

そう悩んでいるあなたの背中を、力強く押してくれる作品があります!

「ROOKIES」(全24巻/森田まさのり著/1998年~2003年「週刊少年ジャンプ」掲載)

です!
「ROOKIES」を試し読み

高校時代は野球部マネージャーをしていたほど、野球が大好きなMさん。

高校野球を題材にしたこの作品の大ファンで、コミックは全巻集め、ドラマと映画は全て観ていたそうです。

今でもコミックは大切に保管し、時間があるとは時々読み返しているみたいですよ。

それでは、今からMさんに思いきり作品への愛を語って頂きましょう!

舞台は不良の溜まり場?主人公は、70年代を思わせる超熱血教師!

この作品は、二子玉川学園高校(通称ニコガク)の野球部を中心とした物語です。

野球部と言っても、実は不良の溜まり場。

春の公式試合で部員が暴力事件を起こしたことにより、活動停止となっています。

そのニコガクに新任教師として赴任してきたのが、この作品の主人公、川藤幸一(かわとう こういち)24歳。

熱くて真っ直ぐ。超が付くほど、真面目な性格の男性です。

野球部の顧問となった川藤先生が、自堕落な不良生徒と向き合い、野球部再始動を目指す――。

「ROOKIES」の物語は、彼がまず野球部を再建させていくところから始まるのです。

胸が熱くなる!熱血教師と不良達の強い絆

川藤先生は赴任早々、野球部の顧問を買って出ますが、野球部の不良達は曲者揃い。

「部活なんか真面目にやってられっか」と、努力している生徒達を見下すような生徒ばかりで、練習はおろか、野球部自体がもはや廃部のような状態でした。

それでも、彼は最後まで諦めず、野球部の連中ととことん真正面から向き合い、夢を持つことの大切さ、素晴らしさを熱心に教え続けます。

どんなに笑われても、バカにされても。

そして――頑なに先生を拒んでいた不良達は、ひとり、またひとり…と、先生に心を開いていき、野球部の部員として活動することを決めるのです。

野球部が一歩ずつ再建に進んでゆく過程は、それだけで感動ものです!

「先生の言うとおりだ…。暇だったんだよな…退屈でよ…。俺だって、笑って卒業してーんだ」

「あーあ、充実してーな、俺も!…俺もやらせろよ。野球やらせろってんだよ」

「野球やるつもりなのかよ」「仕方ねぇだろ…。忙しいけど!」

なかなか野球をやりたいと素直に言えない彼らが、意外と可愛かったりするんですよね(笑)。

ここで、注目したいポイントがあります。

川藤先生は、彼らにけして野球をしろと強制していないところです。

ただ、彼らにやりたいことを見つけてほしい。夢を持ち、充実した毎日を笑って過ごしてほしい。

その一心で、必死に伝えているのです。

ですから、不良生徒のひとりが「実はサッカーがやりたいんだよ」と嘘を付いても、その言葉を心から信じて、サッカー部の顧問に頼んだりするほど、彼らの夢を心底応援しているんですよね。

こんな先生がいてくれたらいいなあ…と、当時高校生だったわたしは、つくづく思いました。

先生の熱い想いが届いて、不良達は夢を持つことの大切さを日々実感していくのです。

次第に野球に夢中になり、高校生らしい笑顔が増えていく野球部の皆を見ていると、読んでいるこちらも嬉しくなっちゃいますよ!

彼らの目標は、ズバリ「甲子園」です!

ニコガク野球部は大半が初心者なので、普通は口にするのも恥ずかしい夢だと思うんですよね…。

けれども「初心者でも何でも、甲子園を目指すことは何も悪いことじゃない!」と、素人であることをコンプレックスに感じず、夢に向かって努力する彼らの姿はとってもかっこいいです!

野球部が再建するまでの道のりも見どころ満載ですが、再スタートを切ってからの彼らの成長ぶりも必見ですよ!

元気が出る!キャラクターの名台詞集

「ROOKIES」には、全巻に渡って数多くの名言が登場しています。

ここからは、わたしが名言だと思うキャラクターの台詞を一部紹介していきましょう。

特に、川藤先生の台詞は、人生において元気をもらえる言葉ばかりですよ。

きっと、あなたの背中を押してくれるはずです!

夢を持つことって?川藤先生が読者に教えてくれること

●「人間として、最も大切なこと。夢を持ち、夢を貫く事の大切さを忘れないこと」

教育者とは何かと教頭に問われ、川藤先生がきっぱりと答えた言葉です。

夢を持つことがどんなに大切なことなのか、読者に教えてくれます。

●「志の大きさは、その人間の大きさだ。夢を持った人間をバカにするな」

部活を頑張っている生徒を揶揄した不良生徒に言った台詞です。

何歳だっていい、夢を持ち、頑張っている人間はそれだけで素晴らしい。

●「ハタチになろうが、30になろうが、何かを始めるのに遅すぎるということは絶対にない」

新人教師として初めて教壇に立った時、教室の生徒に伝えた台詞です。

当時、わたしはとても勇気づけられたことを覚えています。

●「どんな人間だって、何か素晴らしいことが出来る可能性を持っています。ましてや、何かやりたいことを見つけた人間は、それだけで尊敬に値します」

野球部の生徒達をバカにした教師に言った台詞です。

先生が彼らのことを信じ、大切に想っていることが伝わってきますね。

一読者が泣いた。作中でのキャラクターの名台詞

こちらでは、わたしが個人的に感動したシーンの台詞を紹介します。

それにしても、わたし泣きすぎじゃないですか?(笑)

●「人に好かれたいなら、人を好きになることだ。優しくされたいなら、優しくしよう。自分を信じてほしいなら、人を信じよう」

人間関係に悩んでいた不良生徒に、川藤先生が伝えた台詞です。このシーンは泣いた。

当時高校生だったわたしですが、この台詞はわたしの心に深く刻まれました。

人生のひとつの指針となっています(実行するのはなかなか難しいですが…)。

●「行けないよ、甲子園なんか。行けるかもしれない…って…。そういうのでいいんだ。俺、そういうのでいいんだよ」

川藤先生が野球部を立て直すにあたって、最初に手伝ってくれた生徒・御子柴(みこしば)が言った台詞。

夢を見ることさえも許されなかった状況から、ようやくキャッチボールが出来るまでになった。

まだまだ甲子園には程遠いけど、夢を想えるだけでも嬉しいという彼の心情が伝わってきてすごく泣きました…。

●「俺が今からアメリカ大統領になりたいっつっても、あいつだけは真剣に聞いてくれるよ。そんな奴だ」

川藤先生の想いに動かされた生徒・若菜(わかな)が言った台詞です。

先生のことを信じてくれたんだな、と嬉しくなったと同時に、生徒に対する先生の想いの深さが伺えますよね。

●「やっと夢を見つけられたのに…。俺達のことバカにすんなよ!一所懸命やって…何が悪いんだよ…」

なかなか素直になれず意地を張っている不良仲間に、御子柴が涙ながらにぶつけた台詞です。

下手でも、夢に向かって頑張っているのに――!野球に対する強い想いが感じ取れて、このシーンも泣きました。

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あなたの背中を押してくれる。この作品からのメッセージとは

川藤先生に導かれ、甲子園という目標が出来た野球部員。

その夢に向かって努力し続ける彼らに、当初の尖った雰囲気など最早どこにもありません。

野球部を恐れていた他の生徒とも徐々に交流が生まれていき、怠惰で退屈だった彼らの生活が希望で満ち溢れたものになっていきます。

夢を持ち、それに向かって努力することの大切さ、素晴らしさを、彼らは全身で伝えてくれているのです。

川藤先生自身も、野球に関しては全くの初心者。

しかし、監督であり指導者である自分が野球を知らないわけにはいかないと、24歳にして初めて、野球のルールを覚えるところから始めるのです。

甲子園を目指している野球部の監督が、24歳でルールを覚えるところからって…普通に考えて遅すぎると誰だって思いますよね。

けれども、彼は「夢を持つことは、何歳でも遅くない。夢を追いかける資格は誰だってあるはず」と笑顔で答えます。

年齢もキャリアも関係ない。先生は、そう読者に教えてくれるのです。

「ROOKIES」を試し読み

社会現象になった「ROOKIES」ドラマと映画。さらに続編も!

この作品は、佐藤隆太さん主演で2008年にドラマ化、さらに2009年には映画化されています。

わたしは原作の大ファンなので、もちろんどちらも観ました。

原作のイメージとあまりにかけ離れていたらテレビ局にクレーム入れてやるー!なんて思っていたのですが(笑)、期待以上の出来で、素晴らしいドラマだったことを覚えています。

毎回、自分でもびっくりするほど号泣していました(笑)。

主演の佐藤隆太さんが「ROOKIES」の大ファンであることは知っていたので、隆太さんが主演と決まった時は、とても嬉しかったですね。

ここで、隆太さんとこの作品に関する裏話を紹介しようと思います。

彼は高校生の時に「ROOKIES」を読んで、川藤先生を人生の師と仰ぐようになったそうです。

その時に「いつか役者になって、この作品をドラマ化したい」という夢を抱きました。

やがて彼は役者という職業に就き、作者である森田先生に以下の手紙を送ります。

「いつか川藤をやりたい。役者になって辛いこともたくさんあるけど、全て「ROOKIES」への道のりだと思えば乗り越えられる。でも、今はまだ川藤を演じられる年齢ではない。もっと自分が役者として成長してから演じたいので、ドラマ化の話が来ても、待ってもらえませんか?」

森田先生は隆太さんの熱意に感動し、ドラマ化の話が来ても、オファーを全て断っていたそうです。

そもそも役者になることも大変だし、たとえなったとしても、役者として成功するかどうかすら分からない。

けれども、彼は立派にその夢を叶えました。

これって、すごいことだと思いませんか?

夢を持つことの大切さを教えてくれる川藤幸一像を、隆太さん自身が自ら体現してくれているんです。

DVD付属のドラマメイキングを観たのですが、隆太さんはクランクインの時に少し涙ぐんでいました。

「いつか絶対に川藤を演じる」――この夢が、ずっと彼の役者人生の支えになっていたんですね。

わたしも、胸が熱くなりました。

夢を持つことって、本当に大切なことなんだなって改めて思いました。

映画の方も、とても良かったですよ!(わたしは予告を観るだけで泣きます…)

「ROOKIES」は、2009年に「週刊ヤングジャンプ」において完全新作の読切が掲載されました。

わたしは、これもウキウキで買いに行きました(笑)。

最終回後のニコガク野球部の皆が見れて、すごく嬉しかったし懐かしかったです。

年齢なんて関係ない。川藤先生ならきっとそう言ってくれる。

大人になってまで、夢を追いかけるなんておかしいことなのかな…?

そのように思う必要は、けしてありません!

川藤先生が熱く語りかけてくれるように、夢を叶えるのに年齢なんて関係ないと、わたしも思っています。

「バイクに乗ってみたい」と夢見て、50歳を過ぎて大型二輪の免許を取った女性、80歳を過ぎてスマホアプリを開発した女性等、世の中には何歳になっても夢を叶えた人達がたくさんいます。

川藤先生は、こうも言います。

「道を切り開くのは、自信と勇気だ」

どんなに小さな夢でもいいじゃないですか。

夢に大きいも小さいもありません。どんな夢だって、素晴らしい夢です。

ニコガク野球部の皆のように、あなたも勇気を出して、夢への第一歩を踏み出してみませんか?

きっと、今までとは違う世界が見えてくるはずです。
「ROOKIES」を試し読み

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漫画はシリーズによっては何十巻ともなるし、それを保管するとなると部屋の中の保管場所に困りますよね。

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