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自分は青春ゾンビだったと後悔してる?今からでも遅くない!漫画「青春はゾンビでした」

青春ゾンビという言葉をご存じですか?

青春ゾンビとは

  • 10代の青春時代に心残りがある人
  • 恋愛などの通過儀礼がなく大人になった人

といった、後悔ばかりの生きる屍(しかばね)のことをいうそうです。

知り合いのMさんもまさに青春ゾンビでした。

10代の学生時代に恋愛はせず、部活動も中途半端な気持ちで送ったことを後悔し、

30代になった今でも、学生を見かけるたびに、

「あのとき青春し損ねたな」と切なくなる時があったと話していました。

ですが「青春はゾンビでした」という漫画を読んで、大人になった今でも青春は送れるんだと、

今までのように悲観的に考えることがなくなったそうです。

今回はそんな「青春はゾンビでした」をご紹介します。

 

「青春はゾンビでした」ってどんな漫画?

作品名:青春はゾンビでした
作者:えばんふみ
出版社:集英社
掲載誌:Cookie(クッキー)
コミック:3巻(完結)
内容:恋愛経験もなく、漫画にだけ打ち込んできた雪村梓が、

実際に恋をして、漫画に活かしたいと思うようになり、

恋愛しようと頑張りながら、漫画家としても成長していく物語。

「青春はゾンビでした」を試し読み

 

あらすじ

梓は、少女漫画雑誌「シナモン」でデビューした漫画家。しかし、22歳になった今では掲載も危うい状態。今まで恋愛をしてこなかったけれど、もし恋愛をしたら、ときめく漫画が描けるのかな…と思った梓は!?

出典元:クッキー

 

登場人物

雪村 梓(ゆきむら あずさ)

本作の主人公。22歳の売れない漫画家で、ペンネームは星ノ宮ルル。

18歳でデビューし、九州から上京して1人暮らしを始めた。

「自分なんか」と卑屈(ひくつ)になりやすく、髪はいつもモサモサしている。

恋愛経験がないまま、10代の青春時代に心残りがある、いわゆる青春ゾンビ。

そんな自分には漫画しかないと、どんなに担当に厳しく言われても描き続ける。

人の集まりが苦手で、友達もいなかった高校時代を黒歴史としている。

北田 一哉(きただ かずや)

梓の漫画担当編集者。27歳。

言い方が厳しいうえに、容赦(ようしゃ)なく指摘するが、

その言葉に嘘はなく、たまに優しい言葉をかけてくれる。

クールに見えるが、漫画に対してかなりの情熱を持っている。

雨宮 繭子(あまみや まゆこ)

梓の隣の部屋に引っ越してきた19歳の可愛い女の子。

アパレル系のショップ店員として働いていて、

梓の服やメイクに困った時に手助けをしてくれる、とってもいい子。

浪川くん(なみかわくん)

梓の高校時代の同級生。

明るくて友達も多く、少女漫画の世界ならヒーローポジションになるだろう男の子。

東京の不動産会社に勤めている。

倉科 直子(くらしな なおこ)

北田さんの後輩で、梓の新しい漫画担当編集者。

容姿がキレイで女子力高い、入社2年目の23歳。

北田さん以上に容赦ないダメ出しと強気な発言で、梓と対立する。

 

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「自分なんか」と思うのはやめよう

自分に自信がないと「自分なんか」という言葉が出てきてしまいますよね。

「青春ゾンビ」の女性の中では、

恋愛経験がないことをネガティブにとらえてしまい、

自分が恋愛している姿を想像できない人も少なくないでしょう。

恋愛経験のない梓も、担当の北田さんから漫画の打ち合わせの時に、

「恋愛漫画なのに恋する気持ちが感じられない。どんどん恋愛していこうよ」

と言われてしまいます。

それに対して梓は、「自分なんかに恋愛の仕方がわかる訳ない」

と思ってしまい、漫画を描くことを辞めようかとも考えます。

ですが梓は、その後あるきっかけにより少しずつ恋する気持ちに触れていきます。

それからうまくいっていなかった漫画も掲載するようになるのです。

北田さんから「これからも自信持っていこう」と言ってもらったことから、

「自分なんか」と思うのをやめて、連載目指して頑張ることを決めます。

まずは自分を否定する言葉をやめて、頑張る姿勢を心掛けることは大切ですよね。

青春ゾンビの梓は、この心掛けにより、少しずつ変わっていくことになるのです。


変わるキッカケは人との出会い

いくつになっても何気ない出会いで、

モノの見方や考え方がガラッと変わるきっかけになることもありますよ。

梓が青春ゾンビから変わろうと思えるきっかけを作ってくれたのも、

ある人との出会いでした。

 

密かに想いを寄せていた店長から、食事に誘われるという初めての経験に戸惑う梓。

どんな格好をしたらいいか困っているところ、繭子が協力してくれます。

おしゃれをして店長との食事を過ごした梓は、ドキドキしっぱなし。

結果的には失恋しましたが、その時感じた気持ちをもとに漫画を描いたら、

今までダメだしされていたのが嘘のように掲載が決まったのです。

その体験から梓は、

「(前略)漫画を変える”恋”ってすごいって思った(中略)…いつかまた恋をしたい

…恋をしてドキドキする少女漫画を描きたいってそう思った」

出典元:青春はゾンビでした 第1巻

と、脱ゾンビ宣言をするのでした。

繭子と出会い、恋の手助けをしてもらったことで、

今まで踏み出せなかった恋をしたいと思えるようになったんですね。

 

一歩踏み出せば恋という春に出会える

人は一歩踏み出して積極的になると、

何気ないチャンスだって見逃さないようになりますよね

また恋をしたいと脱ゾンビ宣言をした梓は、

新しい恋という春をみつけたそうですよ。

 

梓がバイト中、店長にしたとき以上の恋ができるのかと考えていると、

高校時代の同級生、浪川くんに偶然出会います。

高校の仲間と集まって行われる飲み会に誘われて後ろ向きな気持でしたが、

脱ゾンビ宣言をした手前、参加すると答え、一歩踏み出すことに。

高校時代の浪川くんは、他の男の子とは違い、

根暗だった梓にも明るく接してくれました。

まるで少女漫画のヒーローのように感じていた浪川くんを懐かしみながら、

少しだけ甘酸っぱい気持ちを思い出すのです。

そんなときめきを感じながら、

この出会いをきっかけに浪川くんと少しずつ距離を縮めていきます。

この新しい恋という春がどうなったのか気になる方は、

ぜひ漫画で確認してみてくださいね。

 

全力を尽くしやりきること

部活や勉強などでなりふりかまわず全力を尽くすのも、

ひとつの素晴らしい青春ですよね。

梓もやるからには全力を尽くすという姿勢で、

漫画に魂込めてやりきることで、徐々に結果を残すようになります。

 

連載目指して頑張ることを決めた梓。

北田さんから連載コンペがあると聞き、それを目指してネームを描くことに。

しかし描いたネームは北田さんに容赦(ようしゃ)なくダメ出しされます。

落ち込んでいる梓を見て、北田さんはこう言うのです。

「”漫画”は人の心も世の中も変える事が出来るもの 

だけど そのためには作者の熱い魂が必要なんだ

(中略)「これを描けたら明日死んでも後悔はしない」

そういうものを絞り出して欲しいんだ」

出典元:青春はゾンビでした 第2巻

この言葉を聞いた梓は、漫画を描きめた頃の気持ちを思い出し、

自分自身がドキドキするような、魂を込めた漫画を描こうと、向き合うのです。

そして梓は、連載コンペに出す面白い漫画を描き上げることができたのです。

 

梓のように、初心を忘れずに全力を尽くしてやりきれば、

それは部活動か仕事かは関係なく、立派な青春なのではないでしょうか?

 

仲間と一緒に頑張ること

1人ではできなかったことが、2人ならできるってことありますよね。

大人になってからもそういった関係は大事だと思うのです。

梓も、担当の倉科とそういう関係になりそうですよ。

 

北田さんが担当を外れ、新しく倉科が担当についた梓。

初対面での倉科の「星ノ宮さんの漫画を面白いと感じたことがない」という発言や、

「私の指示通りにすれば面白い作品になる」といった強気な発言に、

梓は悔しさを覚え、倉科と対立します。

打ち合わせでは、倉科から容赦(ようしゃ)ないダメ出しばかり受けますが、

梓は「負けるもんか」という気持ちから、

倉科の指摘以上の面白い漫画を描き上げます。

一度OKがでた漫画でも、

梓は「まだ直せる」と自分の思いの丈(たけ)を漫画にぶつけ、

さらに面白い漫画を描きあげたのです。

そんな梓の気持ちのこもった漫画を見て、

倉科は編集者として、漫画家さんの気持ちや個性を尊重せず、

容赦(ようしゃ)ないダメ出ししかできなかった未熟者だと悔しがります。

ですが梓は、そのダメ出しのおかげでこの漫画が生まれたことを伝えるのです。

その後二人は、良い作品を生み出していけるように一緒に頑張ろうと誓うのでした。

 

初めに対立はしていたものの、最後には一緒に頑張れる仲間ができた梓。

これでもう青春ゾンビではありませんね。

 

まとめ

青春とは何も、10代の学生時代に限ったものではありません。

梓のように、

「自分なんか」と卑屈(ひくつ)になることをやめ、

人との出会いから変わるキッカケをもらい、新しい恋を見つけ、

仕事に対して全力を尽くしてやりきり、仲間と一緒に頑張ることで、

大人である今でも青春していると感じることができるのではないでしょうか。

これでもう、学生時代に青春できなかったと悲観的になることはないですよね。

これからの大人の青春を存分に楽しんでいきましょう。

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