
泣ける漫画を読むと、なぜかスッキリした気持ちになりますよね。
涙を流すことで、癒され、ストレス解消にもつながります。
子供を育てる母としては、毎日が目まぐるしく、疲れがたまるばかり。
そんな時こそ、泣ける漫画を読んで、心を洗い流して清々しい気持ちになりませんか?
今回は命の尊さ、母としての人生の奥深さを伝える漫画「セブンティウイザン」を紹介します。
定年後の老夫婦の妻が70才で妊娠、出産、そして育児を経験をするという物語。
しかし、70才というのは漫画をキャッチーにするコミカルな背景設定であり、
この作品が伝えたいのは、「人生は尊い」ということです。
夫婦の人生の味わい深さ、そして命の尊さに涙が溢れます。
「セブンティウイザン」ってどんな漫画?
作品名:セブンティウイザン
作者:タイム涼介
出版社:新潮社
掲載誌:くらげバンチ・コミックバンチweb
コミック:全5巻(完結)
続編:「セブンティドリームズ(既刊4巻・連載中)」
テレビドラマ:「70才、初めて産みます セブンティウイザン。」NHK BSプレミアム 2020年4月5日 – 5月24日(全8話)
あらすじ
その日、江月朝一(65歳)は定年退職を迎えた。 家に帰ると妻、夕子(70歳)から信じられない事実を告げられる。
「私、妊娠しました」
終活。そんな言葉もよぎる夫婦が、突然授かった大きすぎる未来。
これから二人の毎日は、すべてが初体験だ。出典元:コミックバンチweb
登場人物
江月 朝一(えづき あさいち)
定年退職したばかりの65才。
25才の時に、5才年上の夕子と結婚。
定年退職後は妻を連れて、たくさん旅行へ行こうと決めていた。
妻の妊娠を聞いて、嬉しいような、よく分からない気持ちを抱えている。
江月 夕子(えづき ゆうこ)
朝一の妻、70才。
昔は美人で、朝一のひと目惚れで結婚した。
長い間、子供を欲しがっていたが恵まれなかった。
愛犬・オードリーを飼っていたが、半年前に亡くなり、落ち込んでいたところに妊娠が発覚。
妊娠が発覚後は、なにがなんでも産むと決意。
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泣ける漫画が読みたい!
ふと泣ける漫画が読みたいな、と思うことがありますよね。
涙を流すと、なんだか心が洗われるような、スッキリとした気分になることができます。
疲れやストレスが溜まっている時は、自律神経の交感神経が活発に働いていて、興奮状態にあるのです。
涙を流すことによって、脳が交感神経から副交感神経にスイッチします。
副交感神経は、脈を下げて、呼吸を穏やかにしてくれる作用があり、癒しを与えてくれます。
ストレスフルな状態で涙を流すと、心の混乱や緊張、不安がとけて清々しい気持ちになることができるのです。
疲れているときこそ、泣くことは大事ということですね!
そして、もうひとつ重要なのは「心を動かされる涙」。
自分の中に湧きあがった感情、相手の気持ちに共感した時に流す涙です。
相手の思いや意図を汲み取ることは、人間にしかできない特別な力です。
そして本作は「母」そして「命」を題材にした作品。
誰しもが「命」を持って生まれてきているからこそ、あなたにもきっと共感できるはず。
父と母という存在があってこそ、生まれてきた「命」を慈しむ気持ちは誰にだってあるものです。
親になり、「新しい命」を守らなくてはいけない使命感を強く感じるあなたには、心に強く響くでしょう。
そして、たくさんの苦労を乗り越えての育児。
そんな苦労ですらも夫婦の喜びに変わっていくことは、育児の幸せであり、人生の一部になっていきます。
そんな「命」の素晴らしさに心を動かされ、涙を誘われしまうのが、この作品です。
心が疲れている時だからこそ、泣ける漫画を読み、清々しい気持ちを取り戻してもらいたいです!
70才で出産!?
本作のストーリーは、定年退職を迎えた江月朝一の妻・夕子の妊娠が発覚し、
老夫婦にとって初めての出産・育児を経験するという物語です。
70才で妊娠・出産というのはあくまでも、漫画のフィクション・ファンタジーのひとつとして捉えて頂き、
歳を重ねた人生の経験があるからこそ、「命」の奥深さを伝える作品です。
定年退職をして、妻と温泉めぐりをする、穏やかな老後を過ごそうかと考えていた朝一。
妻の妊娠を聞かされた朝一はもちろん驚き、何かの間違いではないのかと信じられません。
しかし長い間、子供に恵まれなかった江月夫妻。
若い頃は不妊治療を受け、産婦人科で見る赤ん坊に心を痛めていました。
友人の出産・育児の話を聞けば、なんと返事してよいのかわからず、夫婦でも気まずなり、人付き合いも減っていきました。
そんな定年後の夫婦の元に訪れた天使のような存在。
最初に出会う周囲の人々はビックリし、傷つけるような言葉を投げかける人もいます。
しかし、ちょっと他の親より体力がないだけで、
若い人にはない、歳を重ねた年齢だからこその包容力と思慮深さがあります。
「子供が成長するまでの親の健康問題」「子供の障害」「出産に際しての事故」
これらの問題は高齢出産に関わらず、すべての親が必ず心配する問題ですよね。
まだ見ぬ子どものために、妻を命の危険にさらすのか。
完璧ではない自分が子育てできるのか。
おそらく自分が先に死ぬにも関わらず、子供を幸せにできるのか。
けれど生まれてくる命にとって、母親は自分しかいません。
自分の他にあなたを守れる人間なんて、この世に存在しないのだから。
70才の夕子が、これから何年一緒に子供と生きることができるのか分からない不安を抱えながら、
新しい命への喜び、そして自分がこの世に生まれてきたことの素晴らしさに涙を誘います。
70才というのは極端ですが、そもそも今の社会で出産に完璧に適した年齢、立場の人なんていないのではないでしょうか。
みんな少しずつ無理をして出産・子育てをする中で、その苦労を喜びと幸せに変えています。
70才で妊娠した、というコミカルな設定を背景にクスクスと笑わせられながら、
母親が子供を思う気持ちに心を揺さぶられることでしょう。
人生の尊さに涙
この作品で作者が伝えたいことは、70才で子供を産むことではなく、「夫婦2人の人生そのもの」です。
2人だった人生が3人になることで、夫婦の人生がより味わい深いものになっていきます。
「新しい命」が生まれる時、「自分はどうだっただろう」と振り返りませんでしたか?
自分が生まれる時、親はどのような気持ちだったのだろうと思いを巡らせて、
きっと自分の親も、自分が生まれるまでにたくさんの苦労があって、自分を慈しみ育ててくれたはずです。
自分の親への思いを馳せて、その思いを次の世代へ繋ぐことは素晴らしいことだと気づかされますよね。
当たり前に親や子がいて、いつでも話ができると思っていても、
それが叶わなくなることがある、という可能性はゼロではありません。
特に、この70才の夫婦においては、いつ自分たちの身に何が起こるのかは分かりません。
それを分かっているからこそ、妻・夕子は出産の直前に自分の思いを、
お腹にいる子に話しかけながら、ビデオを撮影します。
その言葉は、70年という長い時間をかけたからこそ分かる「人生の尊さ」に溢れていて、言葉が心に突き刺さります。
それはお腹の子供への言葉であり、夫である朝一への言葉であり、自分自身への言葉でもあります。
「生きてきて良かった、生まれてきて良かった。」と、
「命」に対するとても深い愛情と思いに心を打たれて涙が止まりません。
生きることや命の尊さを噛み締めさせられます。
「人生は有限だけれども、命ある限り前を向いて歩いていこう。」
忙しい毎日の中で、「人生の尊さ」を考えることはあまり無いと思います。
この作品があなたに、人生の奥深さを思い出させて、命の尊さを改めて心に染み込ませてくれるでしょう。
まとめ
命の尊さ、母が子供を思う愛情深さに泣いてしまう漫画「セブンティウイザン」。
70才で出産するというコミカルな設定が、読者をクスクスと笑わせてくれて、
そして、その長い年月があったからこその人生の奥深い味わいを描いています。
夫婦が辿ってきた人生に、様々な苦労を乗り越えてきたあなただからこそ共感できるエピソードがあるでしょう。
「新しい命」のことを考えながら、自分の人生を見つめなおす、そんな夫婦2人の心情に涙が溢れます。
自分の人生の尊さ、そして新しい命へ繋ぐ未来に希望を持とう、そう改めて考えさせられる作品です。
この漫画「セブンティウイザン」を読んで、たくさん泣いて、疲れた心を洗い流してもらいたいと思います。
そして清々しい気持ちで明日を迎えてくださいね。
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漫画はシリーズによっては何十巻ともなるし、それを保管するとなると部屋の中の保管場所に困りますよね。
僕も、電子書籍が普及する以前は、すぐに本棚がいっぱいになって部屋の隅から机の隅にまで漫画が積まれていました。
さすがにそれではまずいと思い、泣く泣く売りに出したことも。
それに、外で読もうと思うと荷物になるので持ち運びも大変です。
1冊ならまだしも、何冊ともなるとカバンの中がかさばって場所をとるし、移動するにはちょっとした重さが結構負担になります。
肩掛けカバンだと30分もすると取手が肩に食い込んで痛くなります。
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