
結婚してから、「幸せ」とはなにか考えたことはありますか?
家族を笑顔にすることが幸せ。
理解してくれる人がいることが、幸せ。
など、結婚したからこその幸せの形は人様々だと思います。
知り合いのMさんも、自分の幸せについて考える機会があまりなかったと言います。
ですが、ふと自分の幸せとは何だろう?と思った時に答えが出なかったそうです。
ところがある日、「わたしの幸せな結婚」という漫画を読んで、自分の幸せに、改めて気づくことができたそう。
Mさんは、私を理解し、応援してくれる人がいるということが、私の幸せだと思います。
今の暮らしが幸せだと改めて気づいたから、いつまでも続く様に頑張らないと。
と話してくれました。
それではMさんに紹介してもらいましょう。
「わたしの幸せな結婚」ってどんな漫画?
作品名:わたしの幸せな結婚
原作:顎木あくみ
作画:高坂りと
キャラクター原案:月岡月穂
出版社:スクウェア・エニックス
掲載誌:ガンガンコミックスONLINE
コミック:2巻(連載中)
内容:異能を受け継ぐ名家の娘、美世。彼女には異能の才は受け継がれなかった。実家で使用人のような扱いをうける美世は父親に嫁ぎ先を勝手に決められてしまう。美世は幸せになれるのか。
作品補足:小説が元となっている漫画です。
小説と漫画と内容の差はあまりないので、どちらも読み進めやすいと思います。
あらすじ
主人公の斎森美世は、母親が亡くなってから継母と義妹に虐められ(いじめられ)、使用人のような日々を送っていた。
ある日、父親に呼ばれた美世は、久堂家に嫁ぐようにと言われた。
美世は異能の持ち主の斎森家の人間だが、才を持たずに生まれてきた一方で、義妹の香耶は、異能の持ち主。
斎森家を繁栄させるため、義妹に家を継がせ、美世は追い出されるような形で久堂家へ。
しかし、久堂家で過ごす日々が、美世に少しずつ変化をもたらすことに…
登場人物
主人公の美世の他、いじわるな異母姉妹の香耶、嫁ぎ先の美世の主人となる、清霞などが出てきます。
斎森 美世(さいもり みよ)
異能を受け継ぐ名家、斎森家に生まれたが、異能の才を持たない。
実母が亡くなってからは、実家で使用人として働いている。
父親からの命令で、久堂家に嫁ぐことになる。
久堂家で過ごすうち、少しずつ変わっていく。
久堂 清霞(くどう きよか)
美世が嫁ぐ、久堂家の当主。
軍人であり、異能の持ち主。
冷酷無慈悲(れいこくむじひ)と言われており、これまでに婚約者として家に来た者は全て逃げ出してしまうほど。
斎森 香耶(さいもり かや)
美世の義母姉妹(ぎぼしまい)で、美世のことをいじめる。
容姿がとても美しく、可愛がられて育ったため非常にわがまま。
斎森家を継ぐため、美世の想い人と結婚することになる。
辰石 幸次(たついし こうじ)
美世の幼なじみで、美世の想い人。
美世と気持ちは通じあっていたかに見えたが、義妹の香耶と結婚することになる。
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美世の生い立ち
美世は、実母が亡くなってからというもの、後妻に入った継母と、義妹の香耶に
虐められる(いじめられる)日々を過ごしていました。
まるで使用人のような扱いを受けます。
普段着るものも、庶民以下のボロボロの着物。
大切にしていた母親の形見は全て捨てられ、淹れたお茶が濃すぎると
熱々のお茶をかけられ、唯一の血縁者の父親も見て見ぬふり。
美世はこのような扱いを受け、自分の気持ちを押し殺し、素直に従うほど、精神的に追いやられます。
挙句の果てには、味方だと思っていた想い人の幸次と香耶の結婚が決まってしまう始末。
そして美世は、冷酷無慈悲(れいこくむじひ)という噂の久堂家当主に嫁ぐことを、父親から命ぜられる。
これは非道すぎないですかね…
実の父親からも見放され、継母や義妹には虐められて(いじめられ)、好きな人も取られ、
挙句の果てにはいい噂のない人の所に嫁入りなんて!
自分だったらこうするのに!と思っても、精神的に追いやられ、
自我を出すことさえもできなくなってしまっては、なにも考えることはできないですよね。
美世の婚約者、久堂清霞(きよか)とはどんな人物?
美世の嫁ぎ先である、久堂家。
婚約者となる清霞は、冷酷無慈悲(れいこくむじひ)な人間という噂が…。
これまでに、父親が連れてきた婚約者が恐れをなして逃げ出し、何度となく婚約が破棄(はき)になっているようです。
そんな噂のある清霞の、美世に対する冷酷な態度をひとつですが、紹介しますね。
「毒でも盛ってあるんじゃないのか。」
朝食を作り、持ってきてくれた美世に放ったひと言です。
美世に先に食べてみろという清霞。
ですが、美世は食事を先に取るような生活をしていなかったため、戸惑ってしまいます。
すると清霞は上記のセリフを美世に言い放つのです。
怖いですよね…。こんなこと言われてしまったら、二度と作れなくなるレベルです。
美世のことを警戒してのひと言だったことが後に分かるのですが、これはキツイです。
しかも結局、ひとくちも食べてもらえませんでした…。
ここではひとつしか紹介しませんが、これだけでも心がえぐられそうな事件ですよね。
ですが、そんな清霞も美世と過ごすことで、心に変化が現れ始めます。
美世と清霞の心の変化
二人の心にも変化が現れ始めたそのきっかけとは?
清霞の心の変化
清霞は、美世の振る舞いや態度に、本当に良家の娘なのか。という疑問を持ち始め、
美世の実家である斎森家の調査をします。
調査の結果、清霞は美世が実家で酷い仕打ちを受けていたことを知ったのです。
清霞は、美世の事実を知ったことで、これまでの無礼を謝り、美世の笑顔を見たいとさえ思うようになりました。
また、斎森家と美世の縁を切るために、清霞は一人で斎森家へ話し合いに向かったのです。
美世にしてきたことの謝罪をすれば、結納金を多く渡すというものでした。
冷徹で通ってきた清霞が、「美世のために」完全に変わった瞬間でもあるのではないかと思います。
人は、誰かの為になりたい。守りたい。と思ったときに、素晴らしい力を発揮(はっき)することができるのですね。
異能よりも素晴らしい力なのではないかと感じました。
身近にいる人が、自分のために力になってくれる。
自分にとってこんなに心強いことはあるでしょうか?
美世の心の変化
一方で美世は、冷徹無慈悲(れいこくむじひ)だという清霞の性格に、疑問を持っていました。
美世は、清霞の小さな気使いに心が軽くなり、表情も柔らかく、笑顔も出るようになっていたからです。
清霞がかけてくれる何気ない言葉や、ボロボロだった美世の着物を何も聞かず
新調してくれる清霞の優しさに触れ、少しずつ美世の心には、清霞のそばにいたい。
という思いが芽生え始めていました。
冷酷無慈悲(れいこくむじひ)のはずの清霞に心を癒され、人間らしさを取り戻してきた美世。
清霞と美世は、少しずつ心を許せる間柄になってきていました。
結婚は、好きな人とするのが一番だと思っていましたが、お互いを知らないまま
始まった生活でも、こんなに心に変化が訪れることってあるんだと感じるできごとでした。
美世と清霞が、お互いに歩み寄ろうとした結果だと思います。
人と人が分かり合うためには、歩み寄り、理解していくことがことが大切なんですね。
異能について
「わたしの幸せな結婚」では、異能と呼ばれる能力を持つものが存在します。
超能力のようなものですね。
- 火を起こす力
- 水や風を意のままに扱う力
- 念動力(ねんどうりょく)
- テレポーテーション
- 空中を歩く力
- 透視能力のような力
美世の母方の薄刃家の能力は以下のものです。
- 夢に入り込む力
- 記憶を操作する力
- 思考を読む力
- 幻覚を見せる力
- 自我を消し、操り人形のような者を作り出す力
この力をめぐって、美世の想い人だった幸次の家、辰石家当主は、話が違うと斎森家に乗り込みます。
辰石家は、美世の異能を自分の家のものにしようと、幸次の嫁に美世を。と申し出ていたのです。
美世には受け継がれているはずのない、異能の才は、実は美世にも受け継がれていたのです。
幸次は、そんなこととは知らずに美世を守るために、香耶と結婚するつもりでいました。
しかし一方で香耶は、斎森家に話し合いで訪問していた清霞に一目惚れをし、
互いの結婚をなかったことにするため、美世を誘拐する計画を立てるのでした。
香耶…どこまで美世を虐めたら(いじめたら)気が済むんだ。と憤り(いきどおり)を感じたのは言うまでもありません。
誘拐された美世を助けるために、清霞は自身の異能の力を使って、必死に美世を探します。
お互いを想い、理解して、そばにいて欲しいと願う心。
もう二人の絆を確認するには、十分過ぎるできごとですね。
まとめ
今回は「わたしの幸せな結婚」を紹介してきました。
この作品は、過酷な状況でも頑張ってきた主人公美世と、冷徹無慈悲(れいこくむじひ)と言われた
清霞の二人の心の変化がうまく描かれている作品です。
異能という才を持つものと、持たないもの。
この部分も、こんなに扱いが違うものなのかと読んでいて感じ、涙が出そうになりました。
美世の幸せを心から願うばかりです。
また、心を通わせるのにはお互いに歩み寄り、理解を深めていくのが大事なのだと改めて実感しました。
理解してくれる人がいる。
支えてくれる人がいる。
ということが、
「幸せとはどういうことか」を
再認識させてくれるのではないでしょうか。
幸せを見直すよいきっかけになればと思います。
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