頭を使った謎解きに知的好奇心を高められ、さらに同時に物語が進んでいくミステリーはおもしろいですよね。
それもホラーミステリーになると、謎解きに怖い描写も加わって、最後の結末が予想外!になったり、ひと味違う展開に魅力的ですよね。
ホラーにもホラーだけではなく、サスペンスとミステリーの2種類あるのは知ってましたか?
サスペンスは、謎があるかどうかは関係なく、不安感や緊張感、恐怖心といった「感情、心理」に主眼を置いたものを言います。
ミステリーは、主人公と共に謎を解明して犯人を推理するという「謎解きや謎そのもの」に主眼を置いたものを言います。
今まで読んでいたジャンルではなく、たまには謎解きをするミステリーを読みたい!と思ったりしませんか?
それも予想外の展開を期待できるホラーミステリーを。
今回、Nさんがそう思っている人におすすめなホラーミステリーを紹介してくれます。
そのおすすめの漫画は
「死にあるき」(全4巻/作者:了子/出版社:小学館)
マンガワンでも連載されており、今でも1日1話で無料で読めます。
表紙の不気味に微笑む少女にNさんはビビっときたそうです。
内容は、サスペンスなのかな?と思いながら読み進めていたら…最後は予想を遥かに超えるミステリー作品でした。
早速、Nさんに紹介してもらいましょう。
あらすじ
黒須家に養子として迎えられた朱鷺子(ときこ)。
彼女が歩くと次々と人が死んでいく…。
殺人なのか?事故なのか?
なぜ彼女の周りでは「死」が連続するのか?
彼女の微笑みに意味をするものとは、一体何なのでしょうか?
あなたもこの謎に引き込まれること間違いなし!
主な登場人物
黒須朱鷺子(くろすときこ)
漫画の主人公。
冷静沈着でいつも何事にも動じない女子高校生。
なぜか、彼女の周りにいる人は死んでしまう。
黒須時宗(くろすときむね)
朱鷺子の義父であり、最初の変死した資産家。
その死をきっかけに、家族一同集まったが次の変死につながる。
青谷蒼(あおやそう)
フリーの記者であり、朱鷺子の周りで起きている事件をつなぐ人物。
最初は影があり、事件解決に大きく貢献してくれる人物だと思っていたら…。
北村夏生(きたむらなつき)
朱鷺子のクラスメイトで親友。
朱鷺子のことを心配し、朱鷺子のために泣いたりする心優しい人。
よく朱鷺子の心なしの言葉を怒っている。
朱鷺子の不思議なキャラに惹かれる
主人公、朱鷺子は現実世界に存在していたとしたら不思議な人だと思います。
なぜなら、義父が亡くなっていても横に落ちている本に興味が向かう人はいないですよね。
そんな朱鷺子はもしかして普通の人間ではなく、異常者なのかな?と思ってしまうこともあります。
朱鷺子の言い回しが独特であり、言動に読んでいる人もゾッとします。
死体を見ても異常に落ち着いており、一つ一つに不気味さを感じると思いますが、それと同時に彼女の行動から目が離せなくなります。
「朱鷺子は不気味だけど、次の行動が気になる!」とNさんは思いながら読んでいたそうです。
それに、朱鷺子には人と違う、死生観や価値観を持っています。
「死ぬとはなにか?」
「幸せとはなにか?」
問題のように、問いかける朱鷺子に非常に考えさせられます。
考えてしまうことで自分の意見よりも遥かに超えてくる朱鷺子の世界観に惹き込まれているのがわかるような気がしてきます。
朱鷺子とは、どんな人間なのか?と考えながら読んでいくことで、Nさんのようにどんどん朱鷺子に惹かれていくのかもしれません。
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人間の不安心や助かりたい気持ちが描かれている
実際、ドラマのように人が次々死んでいくと必ず「次は自分かもしれない」と思いますよね。
黒須家の人々は朱鷺子が冷静で何事にも動じないことで「実は朱鷺子が殺してるのでは?」と思い、朱鷺子に問います。
朱鷺子はそれに否定をしますが、黒須家の人々は
「朱鷺子さえいなくなれば、この惨劇も終わる。」
そう考え、朱鷺子の殺人計画を提案をしたが、計画は実行されず、殺人計画に関わった人が謎の死を迎えることになります。
「やられる前にやってしまえ」や「今、朱鷺子を殺さないと自分が殺されてしまうかも」という人間の不安心や助かりたい気持ちを描かれている。とここが一番、人間性を感じるところとNさんが言ってました。
朱鷺子自身も殺人を犯してないと否定しているのにも関わらず、黒須家の人々に殺人計画を提案されてしまうのには、同情してしまいますね。
この現象がなぜ起きているのかもわからないまま、朱鷺子に疑い始めることに黒須家の人々が精神的に辛いことを感じます。
不安心や助かりたい気持ちになると正常な判断ができず、判断を間違えてしまうのかもしれません。
黒須家の人間性がわかる場面なのだと思います。
この事件はオカルトなのか?人為的なのか?
朱鷺子の周りでは次々と人が死んでいく現象にあなたも釘づけになると思います。
義父の変死から始まり、次々と朱鷺子の身近な人が犠牲になります。
偶然にしては、可笑しすぎるくらいに。
Nさんは「偶然ではなく、必然なのではないだろうか?」と思ったみたいです。
読み進めると朱鷺子に悪霊が憑いているのではないのか?もしくはそういう運命なのか?と思うところもあります。
もし、オカルトが元に起きていることなら、なにが原因なのか?
人為的なら朱鷺子に恨みがある人物が犯人なのか?
気になるところはいっぱいあります。
それを解明しながら読み進めることもホラーミステリーならではの魅力ではないでしょうか?
最後の結末を知ったあなたは同じ答えだったのか?
気になりますよね。
オカルトなのか、人為的なのか、片方に絞って読み進めるよりも同時に考えることによって、結末をより一層楽しめるのではないでしょうか?
まとめ
Nさんにおすすめのホラーミステリー漫画を紹介してもらいました。
頭を使う部分が多い上に、グロい部分もありますが、最後まで読んでみるとまさかの結末が待っている漫画だと思います。
Nさんはこの漫画を読んで、謎を楽しむことができ、謎以上に朱鷺子の言葉を重く感じたそうです。
一般的にホラーミステリーは謎を解決することを優先にするため、死への価値観、幸福の価値観を話す部分があまりないと思います。
恐怖を感じながら解決するだけではなく、死生観が入ることによって、朱鷺子がなにを伝えたいのかをNさん自身、すごく考えたそうです。
謎がわかった時、伝えたいことがわかった時にそうだったんだ!と納得します。
明日生きている可能性は100%ではない。
人生を肯定しなければ、死を否定することになる。
毎日、悔いの残らない生活をすることが大切なのかもしれません。
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