恋愛

【完結】恋愛ものなのに思わずツッコミ!おすすめラブコメ漫画「少女漫画のはじめかた」

王道の恋愛漫画というと、あなたはどのようなものをイメージしますか?

まず、舞台は学校で、主人公のヒロイン(スペックはなぜかいつも中の中くらい)がいて、かっこいいヒーロー(結構スペック高い)がいて。

そこにライバル(なぜかめっちゃ可愛い)が現れて、ヒーローを取り合って、色々ありながらも無事にヒーローと結ばれて、ラストはめでたくハッピーエンド…。

っていう感じじゃないですか!?

すみません、主張が強すぎました(笑)。

Mさんの恋愛漫画の王道って、上記に述べたイメージのようですね。

Mさんとは、今から、この記事でとある作品を紹介してくれる女性の方です。

彼女は、今でこそ幅広いジャンルの漫画を読みますが、学生時代はあまり恋愛中心の少女漫画は得意ではなかったそう。

なぜって?

「恋愛にあまり興味がなかったから!」と、きっぱり答えてくれました(笑)。

「恋愛中心の漫画はちょっと苦手。でも、少女漫画は読みたい」という、以前の彼女のような女性も、少なからず存在すると思います。

今からMさんが紹介してくれる作品は、そんな女性の方にぜひおすすめしたい。恋愛にコメディ要素がプラスされた「ラブコメ」作品です。

「王道からはちょっぴり外れた、笑える恋愛漫画を読んでみたい!」という方に、Mさんが自信を持っておすすめさせて頂きます!

その作品とは、

「少女漫画のはじめかた」(全1巻/筒井美雪著/2015年/「月刊LaLa」掲載)

です!

「少女漫画のはじめかた」を試し読み

裏表紙に書かれている「イケメンがオタクに惚れる=罰ゲームのフラグでしかない!!」というフレーズが、早くも心をワクワクさせてくれます。

イケメン王子がオタク女子に告白!?王道からちょっと外れた少女漫画の始まりです!

先ほど紹介した「イケメンがオタクに惚れる」という一文からも想像できるように、物語はオタクの主人公がイケメンのクラスメートに告白されるシーンから始まります。

この作品のヒロインは、自他共に認める漫画オタク・村瀬鶴子(むらせ・つるこ)15歳。

何よりも漫画が大好きで、家での時間や学校の休憩中はもちろん、登下校中や授業中でも(※良い子は真似をしてはいけません)ずっと漫画に夢中になっている女の子です。

「趣味=漫画、特技=漫画、属性=漫画オタク。青春の全てが漫画で本望!!」と漫画漬けの毎日に幸せを感じている鶴子ちゃんですから、クラスでは当然、全く目立たない存在。

片や、鶴子ちゃんに告白した爽やかイケメン・水嶋光(みずしま・ひかる)は、鶴子ちゃんとは真逆の立ち位置にいる、学校の王子様。

イケメンなうえ、成績優秀・スポーツ万能で、男女問わず人望があり、さらにクラスの委員長も務めている完璧な男の子です。

王道の恋愛漫画であれば、鶴子ちゃんが水嶋くんを好きになって、それから…というストーリー展開に進んでいくのが予想出来るかもしれませんね。

しかし!今回ご紹介するのは「王道からちょっぴり外れたラブコメ作品」ですから、そんなお決まりのスタートではありません!(笑)

王子様である水嶋君が、オタク女子の鶴子ちゃんに告白をする――。

「正反対のふたりが、これからどうなっていくんだろう?」とワクワクする場面から、この物語は幕を開けるのです。

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そのことを記事にしているので、よかったら見ていってくださいね!

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漫画オタクだけど、可愛くて強い!女性も守ってあげたくなるヒロインって?

常に漫画に夢中なオタク女子・鶴子ちゃんですが…。

良い子なんです!とにかく優しくて、良い子。

この一言に尽きます(笑)。

ふわりとした柔らかい空気を纏っていて、「同じ女性でも、思わず守ってあげたくなる女の子です!」とMさん。

少女漫画のヒロインにありがちな「元気で明るい、活発な女の子」とはまた異なるタイプのヒロインです。守ってあげたくなるヒロインなのに、なぜか嫌味がない。

最強じゃないですか?

教室でもオタクであることを特に隠してはいない為、一部の女子生徒からは「ずっと漫画読んでるよね」「ガチオタってやつ?」と陰口を叩かれるシーンもあります。

それでも「色んな人がいるから、自分を分かってくれる人と楽しく話せればそれでいい」と、仲の良いクラスメイトに微笑む鶴子ちゃんはまさに天使!

自分に当たりの強い言い方をされても、彼女は反抗することもなく、普段通りにこやかに相手に接することが出来る優しい女の子なんですね。

Mさんは、彼女を「ちゃんと自分を持った女の子」だと評しています。

自分が漫画オタクであることに自信を持っているんです。

「自信を持っている」という言い方は少し語弊があるかもしれませんが、漫画オタクである自分を無駄に卑下せず「実際オタクですから」と己を貫いている。

周りに流されることなく、趣味に熱中して楽しんでいるんです。

Mさんが彼女を好きな理由は、ここにあります。

ふんわりした穏やかな女の子ですが、彼女の中にちゃんと一本通った芯がある。

「村瀬鶴子というキャラクターの魅力は、可愛いけど芯が強いところ!」とMさんは強く断言してくれました。

学校の王子様・水嶋くんも「自分の好きな事に熱中していていいなあと思ったんだ」と、鶴子ちゃんに想いを伝えています。

分かる…分かるよ水嶋くん!

周りの目を気にせず、自分の好きなものに熱中している人って、それだけで既に魅力的ですよね。

ツッコまずにはいられない!恋愛漫画なのに、ラブより多いコメディ要素

「ラブコメ」作品ですから、ここからは思わず笑ってしまうコメディ部分について、Mさんに語って頂きましょう!

三度の飯より漫画が大好きで、恋愛経験はほぼ皆無に等しい鶴子ちゃん。

冒頭シーンで告白された時に、まず彼女が叫んだ台詞が「イケメンがオタク女子に惚れる=罰ゲームのフラグでしかない!!」

ここで、裏表紙に書かれているフレーズが飛び出しました!

続いて、勢い良く校舎の陰を指差して「あの辺りに見学の友達がいる事でしょう!」

そんなわけないだろう!とついツッコミを入れたくなってしまいます(笑)。

少女漫画の読みすぎで、常に思考が漫画的展開になってしまう鶴子ちゃんが面白い!愛しさすら感じてしまいます。

予想だにしない返答に、水嶋くんは笑いを堪えきれません。

鶴子ちゃんのそんなところも好きだと伝える水嶋くんは、彼女への猛烈アピールを開始します。

しかし、彼のアピール開始と同時に、彼女の漫画的コメディ思考が長きに渡って華麗に始まった瞬間でもありました(笑)。

●例1:一緒に帰ろうと水嶋くんに誘われて断っても、「普通に同級生と帰るだけだよ、深く考えないで?」と引かない彼に

「あえて断り辛い言い方を!!イケメン王子の腹黒説確定…!?」

●例2:「楽しい学園祭になるといいね」と言われれば

「=イベントで勇気出して、カップルが増えるフラグ!!(ワクワク)」

●例3:「初恋はいつ?」と聞かれた時は

「ピッコロさんです。3次元は初恋まだです。ですが、この恋は実らず終わりまして…」

●例4:車に引かれそうになって、水嶋くんに腕を引っ張られた時は

(腕グイ――!!これがあの有名な!!)

などなど(笑)。

他にもたくさんのコメディシーンがあるのですが、鶴子ちゃんのコメディ思考が次々と爆発しているので、読み進めていてとても楽しくなります。

水嶋くんがどんなに正攻法でアタックしても、全て漫画的展開に置き換えられてしまいますからね!オタクって厄介だな…(笑)。

水嶋くんのアピールを、少女漫画的思考で次々と華麗に(?)かわしていく鶴子ちゃん。

イケメン王子といえども、水嶋くんにとって鶴子ちゃんは、ある意味非常に手強い相手だと言えるでしょう。

恋愛漫画だけれども、思わずツッコミを入れたくなるコメディ要素がふんだんに盛り込まれている点がとても楽しい!

わたしがおすすめするポイントです。

「少女漫画のはじめかた」を試し読み

感情移入しちゃう…。繊細に描かれるヒロインの葛藤とヒーローへの想い

この作品で、もうひとつのおすすめポイントがあります。

これまで全く恋愛経験がなかった鶴子ちゃんの繊細な心の動きが、丁寧に描かれている点です。

オタクな彼女の心が、学校の王子様によってどのように変わっていくのか…。

水嶋くんの言葉で揺れ動く鶴子ちゃんの心情が、この物語の最大の見どころとなっています。

告白を受けた時は、「罰ゲームですか?人違いですか?」と全く信じていなかった鶴子ちゃん。

自分が漫画オタクであることには自信を持っていますが、恋愛のこととなると完全に自信を無くしてしまう彼女の気持ちがよく伝わってきます。

どうしてオタクのわたしなんかと…って、つい自分を卑下してしまいますよね。

それでも、どんな時でも真っ直ぐに「好きだよ」「かわいい」と想いを伝えてくれる水嶋くんに、少しずつ少しずつ鶴子ちゃんは惹かれていきます。

一緒に帰れなくて淋しい。

一日話してないだけで、彼をすごく遠くに感じて淋しい――。

なぜかそう思ってしまう自分に、また困惑してしまう。これが漫画の世界ならうまくいくのに――!

ヒロインの葛藤。徐々にヒーローに惹かれていく心情の描写。

知らず知らずのうちに、主人公に感情移入してしまうこと間違いなし。

わたしがおすすめする、二つ目のポイントです。

一読者が語りたい!筒井美雪先生ってこんな人

ここで、Mさんが、作者の筒井美雪先生について言いたいことがあるそうなので、引き続き語って頂くことにしました。

筒井先生は、わたしの友人の親友なんです!

友人が「Mって少女漫画あんまり読まないでしょ?これは、恋愛っていうよりコメディに近いから読みやすいと思うよ!」と勧めてくれたのが、この作品との出会いでした。

学生時代、友人は筒井先生のことをよく話してくれました(一緒に写ったプリクラをもらったこともありますが、とても可愛らしい方です)。

漫画が大好きで、高校卒業後は漫画の専門学校に行き、勉強していたようです。

読み切り作品を描く機会は多いものの、なかなかデビューまでには至らず、漫画家と両立しながら、普通のお仕事をしていたこともありました。

デビューするまで苦労したというお話を聞いていたので、筒井先生の初の単行本が発売された時は、自分のことのように嬉しかった記憶があります。

筒井先生の記念すべき初単行本が、この作品なんですね!

彼女自身もあまり恋愛中心の物語が得意ではないらしく「鶴子がそんな簡単に水嶋に惹かれるわけないよな…」と、この作品を描くにあたって苦労したそうです(笑)。

わたしの友人は筒井先生のアシスタントをたまにしているので、この作品でもスクリーントーンを貼ったり等、お手伝いをしたと言っていました。

「どのページを友人が手伝ったのかな」と、他の読者さんとは違う見方も出来たので、とても嬉しかったですね。

筒井先生には、これからも漫画で読者をたくさん楽しませてほしいです。

キュンとするけど、すごく楽しい!改めてお伝えしたいラブコメ漫画のおすすめポイント

恋愛漫画というと、ヒーローをめぐる人間関係がドロドロしがちになってしまう作品も数多く存在します。

ですが、コメディ要素がふんだんにもりこまれているこの作品。

「恋愛漫画にも、読んでいてこんなに楽しいものがあるんだ!」と、恋愛漫画に対するわたしのイメージを変えてくれました。

恋愛初心者のヒロインと、思わずツッコミを入れてしまうコメディシーン。そして、キュンとするキャラクターの想い。

そのどれもが、あなたを楽しく、爽やかな恋愛の世界へと導いてくれますよ!

「少女漫画のはじめかた」を試し読み

漫画を読むならスマホで!

漫画はシリーズによっては何十巻ともなるし、それを保管するとなると部屋の中の保管場所に困りますよね。

僕も、電子書籍が普及する以前は、すぐに本棚がいっぱいになって部屋の隅から机の隅にまで漫画が積まれていました。

さすがにそれではまずいと思い、泣く泣く売りに出したことも。

それに、外で読もうと思うと荷物になるので持ち運びも大変です。

1冊ならまだしも、何冊ともなるとカバンの中がかさばって場所をとるし、移動するにはちょっとした重さが結構負担になります。

肩掛けカバンだと30分もすると取手が肩に食い込んで痛くなります。

なので、スマホで漫画が読める電子書籍サービスは本当に助かってます

スマホであれば普段から持ち歩くし、外出の際も楽ちんです!

実は、僕はいろいろな電子書籍サービスを試しました。

そのことを記事にしているので、よかったら見ていってくださいね!

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スマホで漫画を読めるサービスをいろいろ試した話

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