
ロボットアニメの主要登場人物たちは、10代などの若者が多いですよね。
若者が若者らしくいられる場所、それはやはり「学園での日常生活」ではないでしょうか。
今回紹介する「STAR DRIVER 輝きのタクト」は、今やジャンルとして確立している
「学園ロボットもの」の根幹となる作品の一つです。
青春とロボットバトル、どちらも楽しみたい方におすすめです。
「STAR DRIVER 輝きのタクト」ってどんなアニメ?
作品名:STAR DRIVER 輝きのタクト
キャスト:
ツナシ・タクト:宮野真守/アゲマキ・ワコ:早見沙織/シンドウ・スガタ:福山潤/ヘッド:石田彰/気多の巫女(サカナちゃん):戸松遥/ニチ・ケイト:小清水亜美/シナダ・ベニオ:千葉千恵巳/ワタナベ・カナコ:新名彩乃/オカモト・ミドリ:桑島法子/エンドウ・サリナ:坂本真綾/カタシロ・リョウスケ:三木眞一郎/マキナ・ルリ:加藤英美里/ホンダ・ジョージ:高木俊/ゴウダ・テツヤ:杉山大/ダイ・タカシ:赤羽根健治/シモーヌ・アラゴン:竹達彩奈
スタッフ:
原作:BONES/監督:五十嵐卓哉/シリーズ構成:榎戸洋司/キャラクター原案:水屋美沙×水屋洋花/キャラクターデザイン・総作画監督:伊藤嘉之/サイバディデザイン:コヤマシゲト/コンセプトデザイン:荒牧伸志/美術デザイン:永井一男/地下世界デザイン:岡田有章/インダストリアルデザイン:柳瀬敬之/特技監督:村木靖/美術監督:脇威志/色彩設計:中山しほ子/撮影監督:神林剛/編集:西山茂/音楽:神前 暁、MONACA/音響監督:若林和弘/プロデューサー:丸山博雄、大薮芳広、大山良、稲垣浩文、倉重宣之、古川慎/アニメーション制作:ボンズ
制作年:2010年/STAR DRIVER製作委員会、毎日放送
全25話
2013年には劇場版も公開されました。
視聴できる動画配信サービス:
※本ページの情報は2022年12月時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
あらすじ
日本の南方に浮かぶ緑豊かな島、南十字島にある南十字学園高等部へと入学したツナシ・タクト。明るく前向きな性格で、学園の生徒たちと出会い、交流を深めていく。だが、この南十字学園には大きな秘密が隠されていた。『青春の謳歌』が今、始まる…。
出典元:U-NEXT
登場人物
主な登場人物を紹介します。
ツナシ・タクト
本作の主人公である、第1話時点で15歳の少年。
青春を謳歌するため、南十字島に本土から単身泳いでやってきた。
明るく前向きな性格で、転校早々学園の人気者になる。
スガタとはワコをめぐってのライバル同士。
アゲマキ・ワコ
本作のヒロインで、タクトのクラスメートになる少女。
「一生南十字島から出ることができない」という宿命を背負う。
活発な性格だが、いわゆる「腐女子」的な妄想癖がある。
スガタとは幼なじみで、島のしきたりによる許婚関係。
シンドウ・スガタ
本作のもう一人の主人公で、タクトのクラスメートになる少年。
島の名家・シンドウ家の跡継ぎであり、古武術の使い手でもある。
穏やかでクールな性格と愁いを秘めた容姿が特徴。
しきたりによる関係だが、ワコを心から大切に思っている。
ヘッド
秘密結社「綺羅星十字団(きらぼしじゅうじだん)」の実質的なトップを務める青年。
外見はタクトの少し上程度に見えるが、それよりも大人びた印象を与える。
洞察力と駆け引きに優れ、基本的には冷静沈着。
実はその正体は…。
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「学園ロボットもの」という見事な融合
「コードギアス」シリーズや「新世紀エヴァンゲリオン」など、
学園生活とロボットものを組み合わせたアニメというのは今までもありました。
しかしその多くは物語が進むうちに学園生活がほとんど描かれなくなってしまい、
何だかもったいないなと感じた方も多いと思います。
「STAR DRIVER 輝きのタクト」(以下、スタドラ)もその点が課題だったようですが、
多くのキャラクターに「表の顔」と「裏の顔」を作り、
学園生活とロボットバトルを全て同じキャラクターで行なうという手法をとりました。
こうすることでストーリーやキャラクターの行動の軸がブレることなく、
日常と戦闘という真逆のテーマでも物語に一貫性を持たせることができます。
敵対組織・綺羅星十字団の本拠地は学園の地下に存在し、構成員もほとんどが学生と教職員です。
こうして「学園生活」と「ロボットバトル」を見事に融合させたスタドラは、
「学園ロボットもの」というジャンルを確立させたきっかけとなった作品の一つといえます。
南の島での学園生活
「青春を謳歌するため」本作の舞台・南十字島にやってきたタクト。
島唯一の教育機関である南十字学園で、彼の学校生活がスタートします。
ワコやスガタと同じく演劇部「夜間飛行」に所属することになり、
学園祭でも公演を行なうなど文字通り「青春を謳歌」していますね。
キツめの性格だが意外な一面も持つ学級委員長のニチ・ケイトや、
高校生にして人妻であるワタナベ・カナコなど、
演劇部以外のクラスメートたちも個性豊かなメンバーが揃っています。
また、恋愛要素も多いのが特徴の一つです。
これは監督の五十嵐卓哉さんとシリーズ構成の榎戸洋司さんが、
インタビュー記事で「学生の恋愛は本分だ!」と語るほど、
学園ものにおいて恋愛要素を重要視しているためです。
作品全編において「キス」が重要なものとして描かれているほか、
主人公とヒロインのタクト・スガタ・ワコの三角関係の行方も見逃せません。
さらにストーリーが進むと意外な人物がこの三角関係に加わり…?
青春を謳歌する若者たちの甘酸っぱい恋からも目が離せなくなります。
バトルシーンに説得力のある設定
スタドラに登場するロボットの名前は「サイバディ」です。
サイバディに搭乗するパイロットは「スタードライバー」と呼ばれます。
「シルシ」を持つ者がサイバディとアプリボワゼ(関係を構築)することで起動し、
固有の姿と能力を取得するという仕組みです。
サイバディが起動すると「ゼロ時間」と呼ばれる異空間が生まれます。
この異空間の中でサイバディ同士の戦いが行なわれ、さらに通常の時間は止まる仕様です。
そのため、島のド真ん中で戦闘が行なわれても本来の島には影響がありません。
ロボットアニメによくある「周りの建物や人的被害は?」という疑問を解決しています。
ゼロ時間は、サイバディを作った古代文明人が悪用防止のため施したものです。
「四方(よも)の巫女」と呼ばれる者の力によりサイバディはゼロ時間の中に封印されており、
封印を守るため巫女となった人間は島の外に出ることができません。
皆水(みなみ)の巫女であるワコが、島から出られないのもこれが理由です。
綺羅星十字団はこの封印を解き、サイバディをゼロ時間の外でも使えるようにすることを目的としています。
しかし、最終目的は一致していながらも「なぜ封印を解くのか」は団員によってまちまちです。
大切な人を守りたい者、サイバディの特殊能力を得たい者、それぞれの思惑が渦巻いています。
おすすめのバトルシーン3選
僕が個人的に好きなバトルシーンを紹介します。
タウバーンVSアレフィスト(第1話)
やはり最初の戦闘であるこれは外せないでしょう。
タクトが綺羅星十字団に拉致されそうになったワコを救うため、
彼らすら知らなかった22体目のサイバディ・タウバーンとアプリボワゼします。
「やりたいこととやるべきことが一致する時、世界の声が聞こえる」
「アゲてこうか!共に青春を謳歌しようぜ!」
「颯爽登場!銀河美少年、タウバーン!」
などなど、初回から名言がたくさん飛び出てくるのがたまりません。
特に最後の台詞は今後もタクトがタウバーンに搭乗する際に何度も登場し、
ヒーローアニメの変身のような演出もかっこいいです。
「銀河美少年」というフレーズはこの作品のテーマにもなっており、
ここからタクトたちの戦いが始まる…と思わせてくれます。
タウバーンVSヨドック(第5話)
綺羅星十字団の技術開発部隊「科学ギルド」のプロフェッサー・グリーンとの戦闘です。
相手の数秒先の動きを読めるシステム「プレコグ・モード」が搭載されているヨドックとの戦闘に、
タクトはかつてないほど苦戦を強いられます。
これにはそれまで科学ギルドを見下していた他の綺羅星十字団のメンバーも、
プロフェッサー・グリーンへの評価を改めることになるのですが…。
この回の戦闘はオチが非常に面白いので、ぜひチェックしてください。
タウバーンVSシンパシー(第25話)
最終話でのヘッドとの戦闘です。
四方の巫女の一人、ひが日死(にし)の巫女の封印が解かれ、
「王のサイバディ」とも呼ばれる最強のサイバディ「キング・ザメク」が登場します。
キング・ザメクは本来はスガタのサイバディで、スガタ以外はアプリボワゼすることができません。
しかしヘッドはシンパシーの能力を使い、スガタごとキング・ザメクを操ってしまいました。
ここで初めて、ヘッドの本当の目的が明かされます。
スガタを取り戻すため、ヘッドに立ち向かうタクト。
しかしキング・ザメクの力を得たヘッドは強大で、一方的になぶられ続けます。
負けてしまうのか…と思ったその時、戦闘を見ていた綺羅星十字団のメンバーに異変が。
ここから起こる奇跡的な展開に、僕は思わず声を上げてしまいました。
最後のシーンも、胸が熱くなること間違いありません。
まとめ
スタドラは今もなお続く「学園ロボットもの」というジャンルのパイオニア的存在で、
それまでのものとは一線を画した説得力のある設定が特徴です。
学生の青春感あふれる日常もロボット同士の手に汗握る戦闘もどっちも見たい、
そんな欲張りなあなたにはぜひおすすめしたくなる作品です。
「STAR DRIVER 輝きのタクト」が見られる動画サービス
※本ページの情報は2022年12月時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
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