漫画紹介

子供を育てる勉強になる?漫画「ママはテンパリスト」は新米ママの味方!

子供というのは本当に可愛いものですが、大人の考える常識や予想を遥かに超えて来る不思議な存在でもあります。

特に初めての子供なら、右も左も分からずノイローゼになってしまうママも多いですよね。

生まれたての時は一日中抱っこをさせて、親の体力と睡眠時間を削りに削り、

歩けるようになるとものを散らかしまくり、大人が起きられないような早朝にランランと目を輝かせて覚醒します。

やがて外から虫を家に連れ込んでは共同生活にいそしみ、

その一方でおばけや着ぐるみにビビって大泣きしています。

一生懸命目を輝かせて喋っていると思ったら、脈絡も無く残酷なことを口走ったり、

はたまたママをキュン死にさせるような感動する言葉をくれたり。

奇想天外な行動を嬉々として行う姿も、舌足らずな言葉で一生懸命喋る姿も、本当に可愛いです。

そんな我が子に振り回されつつも、

風邪を引いたり病気をもらってきてしまう度に、心配で胸が潰れそうになるママたち。

子育ては誰もが思う以上に壮絶で、多忙で、気が狂いそうになることもありますよね。

イタズラばかりしているほど元気でいてくれるなら、本当はそれで良いのですが、

実際に起こっていないうちにあれこれ心配していたら、ママの方が心労で疲れ果ててしまいます。

そんな育児への心配を吹き飛ばしてくれる漫画「ママはテンパリスト」は、

初めての育児にテンパる(焦る、いっぱいいっぱいになる、慌てて動揺することの意)一人の兼業主婦、アキコの毎日を描いたエッセイ漫画です。

綺麗ごとや真面目でお堅い部分は一切無しの体当たりな子育ては、

未経験な育児に疲れ切った新米ママたちの心を軽くしてくれるでしょう。

 

「ママはテンパリスト」ってどんな漫画?

作品名:ママはテンパリスト
作者:東村アキコ
出版社:集英社
掲載誌:コーラス
コミック:4巻(完結)
内容:

「東京タラレバ娘」「海月姫」など数々のヒット作を生み出してきた、

売れっ子漫画家、東村アキコさん。

彼女は29歳で出産し、一児の母になりました。

初めての育児は、母の予想をはるかに超える息子の行動に振り回される大変な毎日。

漫画家としての自分と、母親としての自分。

その狭間で悩み苦しみながらも、あらゆる困難を人の助けで乗り越えていく!

母と息子の2人が奏でる、笑いと共感に満ちた渾身のノンフィクション狂想曲!

「ママはテンパリスト」を試し読み

あらすじ

革命的面白さの、新世代育児エッセイ!漫画連載を多数かかえる作者は、初育児に毎日テンパりまくり(=あわてて動揺する)!!息子ごっちゃんの、予想を裏切る驚愕リアクションの数々…。そのデンジャーな魅力に、やみつきになる!

出典元:ebookjapan

 

登場人物

漫画家兼一児の母アキコと、その息子ごっちゃんについて紹介します。

アキコ(あきこ)

〆切に追われる超多忙な漫画家。29歳で長男のごっちゃんを出産。

夫とは別居しており、漫画を描きながらのワンオペ育児に奔走しています。

仕事と育児の2足のわらじで、毎日テンパり中。

ごっちゃん

2歳。アキコの最愛の息子。

ごっちゃんの呼び名は本名の「悟空」から来ています。

常に母アキコを翻弄するイタズラ小僧。

 

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すいません、育児ナメてました!

漫画家アキコの人生は、テンパってばかりのものでした。

忙し過ぎる仕事、妊娠、結婚、そして出産。

お腹を痛めて産んだ可愛い我が子との出会いに、アキコは良いママになるため頑張ろうと誓います。

しかしこの時のアキコはまだ知らなかったのです。

おむつ替え、授乳、ゲップ出し、離乳食作り、お風呂、寝かしつけ…。

他にも数えきれないほどある子供の世話が恐ろしく大変で、それが何と2年以上も続くのだということを。

初めての子供を授かった日から、アキコのテンパり育児の日々がスタートしました。

2時間おきの授乳に削られる睡眠時間、

手間暇かけて作った離乳食はあっという間にひっくり返され、

お風呂で1時間以上遊び倒し、

寝かしつけに1、2時間ほどつぶれるのは当たり前。

そのあまりの過酷さに、アキコは育児をナメていたと反省しました。

息子ごっちゃんは自分の足で立てるようになってから、持てる限りの体力をフルに使い、

アキコがほんの一瞬目を離した隙に部屋中のものを散らかします。

散らかされてイヤなもの1位は「液体」。

ごっちゃんは何故か真剣な顔でペットボトルの中身をペットボトルのふたに注ぎ入れ、床もテーブルもずぶ濡れにしています。

その中でも歴代で一番すごかったイタズラは、

トイレにある手洗い場の排水溝にティッシュを詰め込み、水道の水を出し続けていたことだそうです。

水は手洗い場を満タンにし、トイレの床はもちろん水浸し。

手洗い場の下に座り、溢れ出た水を浴びながら真剣な表情をしたごっちゃんの姿は、

まさに滝修行中のお坊さんのようでした。

なぜこんなことになるの?と大人なら思うところですが、

子供にとってはとても真面目に取り組んでいることのようです。

あらゆることに興味を持つ子供の行動は、ママの予想を一回りも二回りも越えていきます。

特に男の子は、行動範囲が急に広がり、有り余る体力でイタズラの限りを尽くします。

毎日対応に追われるママとしては、本当に勘弁してほしいですね!

 

母と息子の断乳ロード

ごっちゃんが1歳になった頃。

いずれ来るであろう断乳をどうしたら良いか悩んだアキコは、ひとまず本で調べることにしました。

しかし、育児書によって書いてあることがバラバラ。

1歳になったら飲ませないようにする、

4歳まで飲ませるように、

本人に自ら決めさせる、

など、もはや何が正しくて何が間違っているのか分かりません。

困ったアキコはひとまず結論を急がないことにしましたが、決めかねている間にごっちゃんは2歳になっていました。

未だにおっぱいが大好きなごっちゃんは、アキコにおっぱいを飲ませるよう求めます。

申し出を断るアキコに襲いかかるごっちゃんはまるでエイリアン。

よほど好きなのか、言いやすいのかは謎ですが、移動中にも関わらず「おっぱい」を大声で連呼しています。

大人になればなるほど、自分の欲望のままに動くことは出来なくなっていくものですが、子供はそんなことお構いなし。

アキコはどうにか断乳させなければと悩みますが、そんな危機感などごっちゃんには通じません。

そんなごっちゃんは、人前でおっぱいを飲むのが急に恥ずかしくなったのか、

アキコを誰もいない部屋へ呼び出し、テンション爆上がりでおっぱいを狙います。

グラビア女優の写真を見てニヤニヤしているごっちゃんの後ろ姿を普段から見ていたアキコは、

おっぱいにテンションが上がるわが子の姿にドン引き。

このままではごっちゃんが鶴○さんのようなエロ親父になってしまう!

アキコは心を鬼にして、本で調べた「おっぱいマン作戦」を実行することにしました。

おっぱいマン作戦とは、おっぱいにマジックで顔を描き、「おっぱいマン、バイバイだよ?」と言い聞かせるという方法です。

怖い顔までは描かなくても大丈夫と本には書かれていましたが、凝り性のアキコは無駄に上手いゴルゴ13を描きます。

早速始まった「ごっちゃん断乳大作戦「○光にならないで!!」」。

アキコはごっちゃんを呼び寄せ、おっぱいを見せました。

ごっちゃんはおっぱいが飲めると喜んだのもつかの間、アキコのおっぱいにくっついているゴルゴの顔にビックリ。

泣きながら怖がり、その夜はおとなしく眠りました。

アキコはこの調子で断乳も上手くいくだろうと喜んでいたのですが、

当の本人は次の日にはゴルゴのこともすっかり忘れ、おっぱいにありつこうとします。

アキコがまたゴルゴを描いておっぱいを見せると、ごっちゃんは再び怖がります。

が、次の瞬間ごっちゃんは驚くべき行動に出ました。

ぎゅっと目をつむり、おっぱいに飛びついたのです。

母の予想を超えるおっぱいへの恐ろしい執念に、アキコは完敗しました。

子供にとって、生まれた時からずっと飲んできた母乳やミルクからは、なかなか離れがたいもの。

ママたちはおっぱいや哺乳瓶を欲しがって泣いている子供と、毎日戦いの日々を繰り広げています。

断乳させる時は可哀想だからついあげてしまおうかとは思うけれど、ママも子供もお互い覚悟が必要なようです。

 

子供を育てるお堅い勉強本としては描かれていない

漫画「ママはテンパリスト」は、

主人公アキコとその息子ごっちゃんの毎日をノンフィクションで描いたある意味の暴露本です。

子育てに関する悩みはとても深いものですが、

それにも関わらず育児の誰にでも当てはまるようなマニュアル的情報というのは世間に存在していません。

子供は一人ひとり違いますから、誰でも同じような教育をすれば良いわけではありませんからね。

しかし子育ての責任は重いもの。

周りから悪く言われないか、うちの子は変なんだろうか、と人知れず悩むママたちの、何と多いことか。

子供を育ててみてその辛さを痛いほど味わったアキコは、

「正しい育児」という概念に囚われ過ぎず、体当たりで子育てに挑んでいます。

実際、「ママはテンパリスト」のあとがきには、

「育児に関するハウツー的な情報を一切描かない」と書かれています。

育児本には、「○ヶ月にならないと○○を飲ませてはダメ!」「○ヶ月まで○○すべき!」など、

やたら厳しめな言葉が並びます。

しっかりとマニュアル通りに出来なければならないという訳ではありませんが、

責任感の強いママたちにとっては何故か脅迫概念のようなものを感じてしまいます。

適当はもちろんダメですが、

ちゃんとしなきゃ、しっかり育てなきゃ、と気負い過ぎてしまうのはママにも子供にも悪影響です。

勉強とは言えお堅いものではなく、

「こんなこともあるんだな」「もう少し気持ちを軽くしても大丈夫かも」と思える内容になっています。

また、東京の中野に住んでいるのにおむつを取り扱っているお店が全然無いこと、

保育園に子供を預けているママたちは殺人的に忙しいから、ママ友同士でお茶なんかしている暇は正直無いこと、

パパの言うことは聞くのにママの言うことを聞かないこと、

その度夫にマウントされるのがかなりムカつくこと、

お高めでオシャレな服を買ってあげても、大人から見て死ぬほどダサい服をヨレヨレになっても着たがること、

そして極めつけは汚いものを外で拾ってきては大事そうに抱えていること…。

子供を育てる上で誤解されがちなことに対する複雑な気持ちや、ストーリーの随所でつい漏れてしまう本音は、

疲れ切ったママたちの共感を多く得ています。

 

まとめ

小さなワガママ小僧に振り回されるアキコですが、

ごっちゃんはアキコにとって、命よりも大事な最愛の息子。

アキコの愛を一身に受けることで自信に満ち溢れた「小キムタク」、ごっちゃん。

優しいアシスタントさんたちに可愛がられて調子に乗るごっちゃん。

ココアの粉を盗み食いし、平然と嘘をつく能力を身に付けたごっちゃん。

いつの間にかアシスタントの娘さん(同い年)とデキているごっちゃん。

いつもはふてぶてしいのにおばけ(正体はアキコ)に本気でビビるごっちゃん。

ママにとっては、死ぬ思いで産んだ我が子ほど可愛いものはありません。

「ママはテンパリスト」を読むと、予想を超えるごっちゃんのイタズラに笑いながら、

アキコの息子愛に共感してしまいます。

常日頃頑張り過ぎているママたちが読めば、もう少し肩の力を抜いて子育てが出来るようになれるかもしれませんね!

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