漫画紹介

裏社会を舞台に恐怖心と想像があふれる。完結済のおすすめ漫画「うなぎ鬼」

あなたの前に「絶対、開けるな」って書かれた箱があったらどうしますか?

・迷わず開けて中身を確認する。

・振ってみて、確認する。

・書かれた通り開けず、気にしない。

・ただただ中身を想像する。

人はそれぞれ感じ方や思いが異なります。

裏社会に対しても知らない世界だけに怖そうだとか、いろいろ考えてしまいます。

僕が就職活動をしているときに、いつも不安感ばかり言っているYさんがいました。

Yさんはまだ働きもしないのに、うまくいかないのではないか、いじめられるのではないかと、就職する前から怖がっていました。

新人は最初、いじめられるなどの噂を信じていたのです。

想像だけ先に走ってしまい、マイナスな思考ばかりが膨らんでいます。

しかし、就職してみると今までの不安感や恐怖心は何だったのかって思うくらい普通に働いています。

一体、なんだったんでしょう?

Yさんは初めての仕事に不安感があり、その想像を思い込みだけで頭の中で現実にしていたことが考えられますね。

いざ不安感の中に入ってみると実は自分の思い込みだったことに気づき安心したみたいです。

実際、思い込みに恐怖しているだけのことって多いのです。

そのことに気づかせてくれるのが、今回紹介させていただく「うなぎ鬼」です。

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裏社会を舞台に起こる出来事に次々に不安や恐怖をつのらせる主人公。

不安感や恐怖感の正体とは何なのか。

それでは紹介していきます。

漫画情報

漫画名:うなぎ鬼
作者:落合祐介
出版社:少年画報社
掲載誌:ヤングキングコミックス
コミック:全3巻完結

原作:小説「うなぎ鬼」
作者:高田侑

登場人物

・倉見勝
ギャンブルで借金を抱え首が回らなくなり、闇金から自殺を強要されている。

・富田(トミ)
倉見の同僚。

・千脇社長
倉見の借金を肩代わり、倉見に仕事をさせる。

・ミキ
夜の仕事をする女性で、倉見が思いを寄せている。

あらすじ

ギャンブルの借金で首が回らなくなった倉見勝は闇金から保険に入り、一年後に自殺を強要されるまで追い詰められていた。

千脇社長に体格の良さと無口な性格を気に入られ、借金の肩代わりに引き取られて、千脇の元で仕事を始める。

借金の取り立てや、夜の仕事をする女性たちの送迎をするボーイをしながら、不定期にクーラーボックスを配達する仕事を頼まれます。

中身は「知らなくていい、届けるだけでいい」とだけ言われてトラックで運びます。

届け先で見たもの、出会った人たちにより、その中身が何なのか想像が膨らみ、恐怖心へと変わっていく。

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人は見た目で変わる

体がデカくて、無口な主人公の倉見を千脇社長は最初、散髪に連れて行きます。

髪の毛を全部剃って、眉毛も全部剃られます。

もう、ごつくて怖い男にしか見えないです。

千脇社長は「見た目が大事なんだよ」と倉見に言って仕事をさせます。

無口で気の小さい性格なのに、ここまで変わるのかと思わせるシーンです。

電車で騒ぐ高校生に千脇社長が、「うるさいな」と倉見を見ます。

「静かにして来い」と受け取った倉見は高校生の隣に座ります。

それだけで静かになるのです。

見た目で高校生も、この人はヤバいって恐怖の想像が膨らんだようです。

中身は気の小さな性格の男なのに、外見で人に恐怖感を与えることが、できると分かります。

クーラーボックス

借金の取り立て、夜の仕事をする女性の送迎の仕事をこなしながら、クーラーボックスを配達する仕事を頼まれます。

中身は知らされません、知らなくていいのです、ただ届けるだけの仕事です。

届け先は千脇社長の故郷、黒牟(くろむ)にある「マルヨシ水産」というウナギの養殖所で、千脇社長の兄弟が経営しています。

到着したら、気さくな爺さんと暗い顔の若者、顔半分が火傷の男が出迎えてクーラーボックスを受け取ります。

そして、ぼろぼろの服を着た女の子が走っていく姿が見られます。

異様な雰囲気に倉見は、恐怖を感じます。

「うなぎはタンパク質なら何でも食べる」

「何でもね」

この言葉に、何を食べさせているの?って考えますよね。

一緒に配達する同僚の富田はすでに、この仕事を経験しており、届け先の噂話をします。

ぼろぼろの服の女の子は売春をさせられているなど、そして黒牟への仕事はしたくないと愚痴をこぼします。

この雰囲気で裏社会的なホラーな感じがしますね。

そして顔に火傷の痕ある男が、また恐怖心を掻き立てます。

クーラーボックスの中身って何なのか想像が膨らみます。

倉見は火傷の男が頭から離れなくなり千脇社長に聞きました。

あの顔は感電事故による傷であること、自分の子どもに怖がられて泣かれてしまったこと、酒におぼれて妻に暴力を振って別れたことなどを知ります。

配達の仕事が怖くて嫌になっていきます。

何が入っているかも分からないものを、不気味な黒牟に持って行くなんて恐怖でしかないですね。

踏みにじられた恋心

倉見は既婚で妻がいるにもかかわらず、夜の仕事をするミキに思いを寄せます。

ミキの悩み相談を受けているうちに、俺に役立てればと、お金を渡すのです。

涙を流して喜ぶミキを完全に信じます。

それから妻に隠れてメールをやり取りしたり、二人で会ったり。

この男は借金に浮気、あげくの果て女性に貢ぎ始めて、もう典型的なダメ男ですね。

ミキの同僚の女性から「あの子は気をつけたほうがいいよ」と情報が入ります。

ある時、車内に忘れられたミキのスマホを見つけます。

「ブタから、もっと金を引っ張れそう」

「金が引っ張れたら、旅行に行こうね」

スマホの中身を見てしまった倉見はメールに唖然とします。

車に戻ったミキを怒りで我を忘れて襲いかかり、気づいた時にはミキは息絶えていました。

黒牟へ運ぶ

ミキを死なせてしまった倉見は取り乱しながら、千脇社長に電話をします。

車に到着した千脇社長は状況を察してマルヨシ水産へ、「今から届ける、今回は生身なんだ」と連絡をして遺体を届けます。

そこに待ち受けていたのは顔に火傷の男で、倉見に掴みかかります。

「お前がやったのか!」

「こうなるってこと、よく見とけ!」

怒鳴って、淡々と作業を始めます。

やっぱり黒牟に運んでいたのは死体だったと分かるシーンですね。

今まで何を運んでいたのか、ここではっきりとします。

でも、もしかして、うなぎの餌にしてるの?

読んでいて、想像してしまいます。

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真実を知る

何もなかったように日常が戻ったときに死んだはずのミキからメールが来ます。

何故って思いながらも、誘われるがまま、行動すると車で連れ去らわれます。

運転手はマルヨシ水産にいた暗い顔の若者でミキの弟だったのです。

見覚えのあるスマホが捨てられており、姉の物だと分かり恨みを抱いての行為でした。

倉見は黒牟へ連れて行かれ復讐を受けるが、そこに顔に火傷の男が助けに来ます。

説得に応じて、何とか復讐をやめさせることができました。

倉見を介抱して、黒牟の真実を語りだします。

「マルヨシ水産で引き取っているは死体だ」

国籍がない、死亡診断書がないといった事情のある死体は火葬場が処理できない決まりになっている。

そういった死体が最後にたどり着くのが、マルヨシ水産で、死体は適切に処理しているとのこと。

うなぎには、死体は食べさせていないことなどを話します。

そして黒牟の人たちは、いろんなものを奪われてきた、だからこそ奪うことはしない。

助けに来たのも、ぼろぼろな服を着た女の子が「優しそうな、おじちゃんが危ない」と助けを求めに来たからだということ。

裏社会で見たもの、見た人をすべて思い込みだけで恐怖心を膨らませて、自分の中の思いを勝手に現実にしていたことが分かりますね

顔に火傷の男は、心に大きな傷を持っていて、本当は優しい男であることが想像できます。

見た目だけで怖いと判断されてしまうのが悲しい現実ですね。

そして、女の子は、こわもてな倉見を「優しそうな、おじちゃん」と中身がしっかり見えているところに、人の感じ方の違いが表れています。

まとめ

いかがでした「うなぎ鬼」、人は見た目や思い込み判断しがちであり、思い込みの恐怖に支配されてしまうってことが、よく分かる漫画です。

全3巻完結で裏社会での人の不安や恐怖、誰もが持っている感情についても奥深く描かれています。

普段の生活でも、これって、もしかして自分の思い込みかもって考える、きっかけにもなるように感じられます。

例え裏社会で悪い世界だいう思い込みであっても、見たものすべてが真実ではないってことも、分からせてくれます。

いろんな事が起きる毎日で少しでも不安な気持ちや恐怖心を振り返り、実はたいしたことないじゃないかって考えてみるのもいいんじゃないでしょうか?

恐怖を乗り越えた先にこそ、欲しいものはあるものです。

気の持ち方次第で、新たな挑戦にも不安や恐怖に対して落ち着いて考えることができて、進んでいけるかもしれませんよ

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漫画はシリーズによっては何十巻ともなるし、それを保管するとなると部屋の中の保管場所に困りますよね。

僕も、電子書籍が普及する以前は、すぐに本棚がいっぱいになって部屋の隅から机の隅にまで漫画が積まれていました。

さすがにそれではまずいと思い、泣く泣く売りに出したことも。

それに、外で読もうと思うと荷物になるので持ち運びも大変です。

1冊ならまだしも、何冊ともなるとカバンの中がかさばって場所をとるし、移動するにはちょっとした重さが結構負担になります。

肩掛けカバンだと30分もすると取手が肩に食い込んで痛くなります。

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