漫画紹介

料理だけじゃない!逃げずに向き合う勇気をくれる漫画「パパと親父とウチご飯」

あなたが「パパと親父とウチご飯」を読んでみようと思ったきっかけは何ですか。

タイトルにもあるように

ウチご飯が気になったから

ということが多いと思います。

僕の知り合いのMさんも、読んだきっかけは、グルメ・料理漫画が好きで、

美味しいもの見てるだけで癒されるから、だったそうです。

ですが、この漫画を全巻通して読んだことで、

グルメ・料理漫画としてだけでなく、

家事も育児も1人ではできない父親たちが、

2人で暮らすことで子どもや自分と向き合い、

一緒に成長し、変わっていく様子が、目で見て感じられたそうです。

これを読んでいたMさんは、自分の過去について話してくれました。

就職活動時に、自分がどうしたいのかをちゃんと考えていなかったMさん。

なかなか就職先が決まらず焦っていたこともあり、

とりあえず決まった会社に入社します。

そのことを両親に報告すると、

就職先が決まったことを喜んでくれると思っていたのに、否定されてしまったのです。

Mさんはそれ以来、両親に話せば否定されると言う思い込みが強くなり、

両親に自分の本音を話せなくなってしまったそうです。

この漫画を読んで。そんな過去を思い出したMさんは、

私も向き合って前に進まなきゃという気持ちになった

と言っていました。

自分自身や家族と向き合えていない

そんなあなたに、

Mさんから「パパと親父とウチご飯」をご紹介してもらいましょう。

 

「パパと親父とウチご飯」ってどんな漫画?

作品名:パパと親父とウチご飯
作者:豊田悠
出版社:新潮社
掲載誌:月刊コミックバンチ(リニューアル前:月刊コミック@バンチ)
コミック:全13巻(完結)
内容:千石と娘、晴海と息子でルームシェア生活を始め、

ご飯を食べない子どもたちのために、

父親たちがゼロから家庭料理を始める物語。

「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2018」グルメ部門2位を受賞。

スピンオフ作品として「パパと親父のウチ飲み」が

コミックバンチwebにて連載中。

 

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あらすじ

元カノから娘を預けられた整体師の千石、妻と離婚し息子を引き取った編集者の晴海。シングルファーザーとして子育てに奮闘する2人は、互いの利害の一致からルームシェアを選択した。しかし父2人、子ども2人の生活は一筋縄ではいかない。子どもたちがご飯を食べない、という問題にぶつかった2人は、食事から格闘していく。

出典元:Wikipedia

 

登場人物

この作品では、魅力的な登場人物がたくさんいるのですが、

今回は主要人物のみ、ご紹介いたします。

千石 哲(せんごく てつ)

愛梨の父親で、「千石整体院」の整体師として1人で切り盛りしている。

ある日、元カノ・真希から、娘の愛梨を預かることになり、

突然シングルファーザーとなる。性格は短気で喧嘩っ早く、潔癖症なところがある。

高校時代は不良になってしまい、整体院の前で喧嘩をしていたところ、

当時の整体院を経営していた師匠に雇われ、店を継ぐことになる。

高校生の時、就職活動のため上京していた晴海と整体院で出会い、

追試を逃れるため、晴海に勉強を教えてもらった過去がある。

晴海 昌弘(はるみ まさひろ)

清一郎の父親で、真潮社の青年向け漫画雑誌「バンク」の編集者。

仕事が忙しく、家庭に構えなかったため、奥さんが家を出て行ったことで、離婚。

息子・清一郎と暮らすシングルファーザーとなったが、家事が苦手。

過去に仕事で、担当作家の自殺を止めようとした時、

包丁で相手を傷つけたことがトラウマとなり、包丁を握れなくなるが、

千石たちとの生活していくなかで、徐々に克服していく。

就職活動時にぎっくり腰でお世話になった整体院で、高校生の時の千石と出会い、

面接先の会社まで、千石がバイクで送ってくれた過去がある。

愛梨(あいり)

千石と元カノ・真希の娘。

千石のことを「親父」と呼び、晴海のことは「晴海パパ」と呼んでいる。

幼い頃からいろいろな人に預けられていたせいか、

人見知りしない無邪気で明るい性格。

すぐ手が出てしまい、喧嘩になることも多いが、のちに成長していく。

晴海 清一郎(はるみ せいいちろう)

晴海の息子。

晴海のことを「パパ」と呼び、千石のことは「あいりパパ」と呼んでいる。

人見知りであまりしゃべらないが、とても優しい性格。

自分の気持ちを我慢して、言えないことがあったが、

次第に自分の想いや、やりたいことなどを言えるようになる。

檀 ゆかり(だん ゆかり)

千石たちが通う料理教室の先生。

野菜を食べない子どもたちに悩んでいた千石に、

アドバイスしたことがきっかけで出会った。

檀 茜(だん あかね)

ゆかりの妹で、料理教室のときは手伝いをしている。

姉思いで、初めの頃は料理教室に現れた千石のことを、

下心を持って姉に近づいてきたと思い込み、かなり警戒していた。

 

子どもたちと向き合う父親の姿

それぞれ子育てに奮闘(ふんとう)していた千石と晴海。

1人だと余裕がなくて、子どもとの生活がうまくいっていませんでした。

でも、2人になってから、子どもたちと向き合い、変わることができたのです。

2人ならきっとうまくいくルームシェア

元カノから娘の愛梨を預けられ、突然シングルファーザーになった千石。

引き取った当初は、母親を恋しがり、わがままを言ったり、

食べ物の好き嫌いが多い愛梨と、うまくいかない生活が続いてました。

一方、晴海も奥さんと離婚をして、

息子の清一郎と2人で暮らすシングルファーザーとなったが、仕事が多忙で、

ろくに家事ができなかったため、家がゴミの山となっていました。

そんな時、過去に知り合っていた千石と晴海は、子どもたちの幼稚園で再会します。

ある日、晴海がぎっくり腰になってしまい、心配した千石が、

泊まり込みで生活の世話をすることになります。

千石は家事はできますが、性格が短気なので、子どもに泣かれたりしてしまうと、

なだめたりすることがうまくできません。

晴海は逆に、家事が苦手ですが、性格が優しいため、なだめるのがうまく、

千石が怒ったとしても、子どもたちに言い方を変えて、

優しく、わかるように伝えることができます。

晴海は千石がいてくれた間の生活で、子どもたちが楽しそうにしている姿を見て、

2人でなら半人前の父親でもうまくいくと、

千石に提案し、ルームシェアが始まりました。

父親同士のルームシェアなんて、考えつかないですよね。

でも千石が泊まりに来ていた間、お互いにできること、できないことを見極め、

できないことは補い合って、子どもたちと接していけばうまくやっていける

と、晴海は思ったのでしょう。

1人より、2人ならできることってありますもんね。

変だけど「楽しい家族」にしていこう

父親同士のルームシェアは、周りから見たら噂の的ですよね。

噂の声を聴いた子どもが「変な家族」とからかってしまうこともあるでしょう。

言われてしまう子どもは、家族を馬鹿にされたことで、怒りを覚えます。

そのことに対し、父親たちは子どもと向き合うのです。

ある日、愛梨が幼稚園の友達に

「パパしかいない家は変だ ママがいないなんてかわいそう」

からかわれてしまい、愛梨は「変じゃない」と言って、ふさぎ込んでしまいます。

そんな愛梨に千石は「うちは変で、よそから見たらうちは変わっているが、

それはお前のせいじゃなく俺のせいなんだ」と愛梨に謝まります。

そして、千石は子どもたちに宣言するのです。

「変わってるけど よそに負けねーくらい楽しい家にしてやる 俺たちが」

出典元:パパと親父とウチご飯 第1巻

「変な家族」と周りから言われても、「変だけど楽しい家なんだよ」と

子どもたちが笑顔で言えるように頑張るぞ、といった千石なりの宣言でした。

この言葉を聞いた晴海も、

楽しい家にするにはどうしたらいいか、考え始めていきます。

今の家族の形を否定しない、素敵な考え方ですよね。

「父親だけだけど、うちは変じゃないんだぞ」って言われるより

すっと心に入ってきたとMさんは言っていました。

愛梨には「変じゃない」と思って逃げないで、「変な家族」という現状と向き合って、

負けずに生きてほしいという千石の願いでもあるのでしょうね。

 

食を通して成長する父親と子どもたちの姿

食を通して、父親や子どもたちが向き合い、

成長していく場面があるので、ご紹介していきます。

子どもの食事のために取り組む父親たち

子どもって食べ物で遊んだり、食べるのが遅かったり、

食べてる最中に飽きてしまったりなど、ご飯をなかなか食べないですよね。

料理全般を任されている千石も、子どもたちに、

「あれが嫌い」「食べたくない」など言われ、

食べ物を投げられることが続き、イライラしてきます。

そんな時、料理教室をしているという、ゆかりと出会い、

嫌いな食材は細かくして、味の濃いものに混ぜてはどうかと、

簡単なアドバイスをもらったことで、その日の夜ご飯、子どもたちは完食します。

千石はこの日の夜、子ども達が食べてくれたことが、とても嬉しかったみたいで、

食べている子どもたちを見ては、ニヤニヤした顔をしていました。

普段食べ物を投げられてたら、

食べてくれただけでにやけてしまうのも分かる気がしますよね。

ですが、1食うまくいったから次も大丈夫!、とはいきません。

これをきっかけに、千石と晴海は、ゆかりの料理教室に通うことになり、

家庭料理や、子どもたちが食べやすくなる工夫などを教わるのです。

 

慣れないことって、なかなか一歩目が踏み出せないですよね。

慣れないことをやるなら、できることで簡単に済ませたくもなります。

でも、千石と晴海は、子どもたちに美味しく食べてほしい気持ちから、

慣れないことでも頑張って取り組もうとするのでしょうね。

食べてくれた時の子どもたちの喜ぶ顔は、とても可愛いですし。

そんな子どもたちのことを考えながら、美味しく食べてもらうために、

千石と晴海は、料理教室で頑張っていきます。

そんな料理に奮闘(ふんとう)している2人が、

話が進むごとに、お弁当やイベントにも力を入れてきたり、

同じ悩みを持つ父親の相談相手になったりしているんですよ。

そんな姿を見たら、成長したんだなと、とても微笑ましい気持ちになりますよね。

食べ物と向き合い、学ぶ子どもたち

好き嫌いが多い、愛梨と清一郎。

ですが食を通して、嫌いな食べ物の克服だけでなく、命をいただくことを学ぶのです。

魚を「ニガイ」「イガイガする」と食べない愛梨と清一郎。

晴海は興味を持たせるために、みんなで水族館に行くと、子どもたちは興味津々。

特にイワシのショーを楽しんでいた子どもたちに、

千石は喜んでくれるだろうと、魚屋で売っている死んでいるイワシを見せました。

そしたら、それを見た清一郎は「ごめんなさい」

と言いながら怖がって泣いてしまいます。

清一郎に晴海から話を聞くと、

「水族館で生きていたお魚が、おうちで動かなくなってて、

これを食べちゃうのって思ったら怖くなった」と話してくれました。

この時、清一郎は初めて、命を奪って食べることを怖いと感じたのです。

それを聞いた晴海は、清一郎に、食材という命をいただいて生きていること、

食べたものは体の栄養になっていることを教え、

「ごめんなさい」じゃなくて「ありがとう」と感謝しようと伝えるのです。

このあと、清一郎は千石がイワシを調理している姿をしっかり見て、

調理されたイワシに「いただきます」と感謝を伝えて、イワシを食べ切ったのです。

大人になっても、ピチピチ生きた魚を見てから食べるのは気が引けませんか。

Mさんは、ある釣り堀で魚を釣って、調理してもらったことがありました。

できあがった魚を見て、食べるまでは少しためらったそうです。

結局は食べちゃったんですけどね(笑)

そんな大人でもためらことを、幼い清一郎は、イワシが調理されているところも、

しっかり向き合い、学んだのです。

好き嫌い以外にも、食を通して大切なことを学ぶ子どもたちの姿があります。

子どもたちが学ぶ姿は、大人と物事の捉え方が違っていたりするので、

見ていて面白いものがあります。

子どもたちの大人と違う発想が、向き合うための参考になるかもしれないですね。

 

父親たちが向き合い、成長する姿

半人前な父親同士の千石と晴海。

子どもとのこと、相手の性格のこと、お互いに指摘し合い、

お互いに頼り、助け合いながら、2人は良い相棒になっていくのです。

言葉足らずなパパ、晴海

大切なことは言葉にしないと伝わらないですよね。

思っているだけで、相手に伝えられていない気持ちはありませんか?

そんな気持ちを、晴海のように相手と向き合い、

少しずつ言葉にして伝えられたらいいですよね。

晴海は、仕事が忙しいのを理由に、

「家族なら言葉にしなくても気持ちが伝わる」と思っていました。

奥さんと離婚の時も、普段清一郎と接しているときも、千石に対しても、

本音をぶつけず、言葉が足りないでいるから、

なかなか相手に自分の想いが伝わらないのです。

そんな晴海に対して千石は「ちゃんと話せ」と、事あるごとに言ってくれます。

千石がそう言ってくれるおかげで、晴海は、少しずつ、少しずつですが、

千石、清一郎、元奥さん、両親と、自分に関わる人たちに

自分の気持ちをちゃんと伝えられるようになるのです。

そうなった晴海は、編集者としても、父親としても、

最初の頃と比べて良い意味で変わってるんですよ、とMさんは言いってました。

Mさんは、父親として清一郎と向き合うお話で、とても感動し、

晴海のことを「立派になったなぁ」と涙ながらに読んだそうです。

人に頼れない不器用な親父、千石

千石は、人に相談したり、頼ることが苦手です。

ですが、あることをきっかけに、人に頼ってみようと思うのです。

定期的にお母さんに会いに行く清一郎を見た愛梨は、

「愛梨はママに会えないのにズルい」

我慢していた気持ちを千石に打ち明けます。

千石は自分がママの代わりになるからと伝えても、

愛梨は「ママがいい」と、今まで以上にワガママになります。

千石は、自分が面倒を見ているのにと、ひとり気持ちをモヤつかせます。

ある朝「ママのご飯がいい」と、ワガママが止まらない愛梨を見て、

「だったら食わなくていい」と、カッとなって怒ってしまいます。

幼稚園へ送った後、不本意に怒ってしまったことに頭を悩ませていた千石は、

晴海に相談せず、気分転換にバイクで遠出するのですが、

ガス欠になってしまい、帰りが遅くなってしまうのです。

帰ってきた千石に事情を聞いた晴海は「一緒に暮らしているんだから、

何かあったら僕に話してください」と、言うのです。

人のことを頼らない千石に、晴海は自分に頼るようにお願いしました。

それから、千石は自然と相談することができるようになるのですが、

これ以外にも変わったことがあります。

初めの頃は、子どもの食事を無理強いしたり、

怒って怖い顔をしていた千石ですが、

晴海の他、周りの人に頼るようになってからは、

性格が丸くなり、笑顔も増えてきました。

その変化が、内容だけでなく、漫画の表紙にも表れているそうですよ。

美味しそうな料理はもちろん、人の成長した姿までわかるくらい見えるなんて、

表紙だけでも楽しめそうですね。

 

愛梨と清一郎の成長する姿

この作品で愛梨と清一郎は、千石や晴海と一緒に料理をしたり、

食を通して学ぶことが多いですが、それだけではありません。

愛梨は初めの頃、清一郎や周りの友達に手を出すことがありましたが、

そんなことも少なくなり、喧嘩したときは自分から話しかけて仲直りするのです。

また、千石にたくさんワガママを言ってきましたが、後の方になると、

そのワガママが大人の発想を変えてしまうようなものになっています。

子どもだからこそ出る発想なのでしょうが、

Mさんは、目からうろこが落ちるような感覚になったそうですよ。

 

清一郎も初めは、無口で自分の気持ちをしゃべらない子どもでしたが、

晴海が清一郎に自分の想いを伝えたり、清一郎と向き合う姿勢をみてきたからか、

清一郎自身も千石や愛梨に、自分の想いを伝える場面が多く見えます

また、離婚した母親のことをまだちゃんと理解していなかった清一郎は、

父親と母親の3人で暮らせない事実を受け止め、晴海に自分の気持ちを伝え、

成長する場面もあります

 

小さな変化から明らかな成長まで、この漫画ではたくさんあります。

子どもなりに自分や現実と向き合う姿は、

大人が読んでみても学ぶことがありますよね

この子たちが頑張ってるから私も頑張ろう、って思えることでしょう。

ルームシェアを始めて1年近く、2人は子どもならではの壁にぶつかっては、

千石と晴海という父親と一緒に成長しているのです。

それぞれ悩みを持ったキャラクターの成長する姿

これまで、親子の成長についてお話してきましたが、

千石・晴海たちに関わる人たちは、それぞれ色んな悩みを抱えており、

物語を通して自分と向き合い、新たな一歩を踏み出したり、成長していくのです。

特に千石と晴海に関わりの深いキャラクターをご紹介します。

茜(あかね)

姉思いの妹・茜は、料理教室に来た千石のことを、

ゆかりに下心があると思い込んで警戒していましたが、

そう思わずにはいられない過去があったのです。

母親の再婚相手が中華料理人の男性で、普段はとても優しいのですが、

お酒を飲むと人が変わったかのように母親に暴力をしてきました。

義父(ぎふ)は母親だけでなく、ゆかりにまで酔った勢いで襲ってきたため、

それを見た母親は離婚することに決めます。

この状況を一緒に見ていた茜は、料理をする男性のことが嫌いになったのです。

千石や晴海は子連れだったからと、ゆかりは警戒していませんでした。

しかし茜は、変な男性にゆかりがまた襲われるようなことがあるんじゃないかと、

かなり警戒をして、千石に対しては「痴漢(ちかん)された!」

と噓をついてまで追い出そうとします。

そこまでする?!とかなり驚かれたことでしょう。

そんなことをしてしまうくらい、ゆかりのことが大好きで、心配だったんでしょうね。

こんなことをしていた茜が、男性に対してもですが、話が進むにつれて、

茜自身の変化が見てわかるようになっていきます。

いったいどんな風に変わるのか、楽しみですよね。

ゆかり

料理教室でいつもニコニコで料理を教えてくれる、ゆかり。

そんなゆかりも、ある悩みを持ってしまうエピソードがあるんです。

友達の結婚式の二次会に出席したとき、

「料理上手でモテるはずなのに、彼氏や結婚を考えてないとか普通じゃない

と周りから言われてしまったのです。

ゆかりには義父(ぎふ)に襲われた過去から、千石や晴海は大丈夫でも、

他の男の人の対しては、いまだに怖いと思ってしまっているのです。

結婚式で「普通じゃない」と言われたことで、

トラウマを乗り越えられていない自分に気づき、ゆかりは悔しさを覚えます。

そんな時、晴海が包丁のトラウマを乗り越えた姿を目(ま)の当たりにします。

トラウマを克服した晴海に話を聞いたゆかりは、新たな一歩を踏み出します

恐怖という共通のトラウマを持つ2人だからこそ、克服した晴海の言葉は、

ゆかりにとって心に響くものとなったんだなと、Mさんは言っていました。

晴海の言葉以外に、愛梨の一言がゆかりの気持ちを前向きにします

いったい2人はゆかりにどんな言葉を言ってくれたのでしょうね。

阿久津 竜也(あくつ たつや)

第6巻で初登場してくる、見た目やしゃべりがチャラい19歳の男の子です。

面接を受けに来た竜也は、千石整体院のバイトとして雇うことになりました。

ですが、仕事を始めた竜也は、隙あらば、勤務中にさぼったり、

休憩から戻ってこなかったりしていて、千石は手を焼いていました。

こんな竜也ですが、何か訳ありでお金が必要な様子です。

千石は竜也のことを、昔師匠に叱られていた自分を見ているような気持ちになり、

千石から竜也に向き合い、歩み寄っていくのです。

その後、竜也は千石のおかげで自分自身と向き合い、

逃げていたことに決着をつける行動を起こします。

信じてくれる人がいるだけで心強くなりますよね。

そんな竜也のこれからが楽しみになりますね。

出雲 ルカ(いずも るか)と栗山 要(くりやま かなめ)

第4巻で初登場する出雲ルカと栗山要。

2人とも、晴海が担当している漫画家です。

2人は同期デビューでしたが、出雲は売れているのに対し、

栗山はなかなか売れず、出雲のもとで長年アシスタントをしていました。

しかし栗山は30歳を節目(ふしめ)に出雲のアシスタントを辞め、

漫画家をも辞めようとしていましたが、栗山のやりきれない思いを聞いた晴海は、

栗山の良さと晴海自身の気持ちを伝え、説得するのです。

そこから栗山は新たな一歩を踏み出します

ですが、貴重なアシスタントをなくしてスランプに陥(おちい)る出雲、

新たな一歩を進んだことによって生まれた問題に悩む栗山

この2人は長年一緒に仕事をしてきたからこそ、

お互いの良いところや悪いところが見えて、

そのうえで自分の気持ちをぶつけながら、それを力に変えて前に進んでいきます。

その過程に晴海も関係していますが、あくまで補助的なものです。

愛梨や清一郎たちとは違う、大人の仕事への向き合い方なら、

この2人の関係を参考にしてみるのもいいと思いますよ。

 

まとめ

「パパと親父とウチご飯」についてご紹介しました。

この漫画は、グルメ・料理漫画としてだけでなく、

  • 子どもたちと向き合う父親の姿
  • 食を通して成長する父親と子どもたちの姿
  • 父親たちが向き合い、成長する姿
  • 愛梨と清一郎の成長する姿
  • それぞれ悩みを持ったキャラクターの成長する姿

を、見ることができます。

こんな父親や子どもたち、それぞれの悩みを持った人たちが、

自分や家族と向き合い、成長する過程を見ることで、

「変わらなきゃ」「向き合おう」「前に進みたい」

と、思えるきっかけをもらえるのではないでしょうか。

もし、料理が気になって読みはじめたなら、この記事の話を踏まえて読んでもらえると、新たな魅力が見つかるかもしれませんね。

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漫画はシリーズによっては何十巻ともなるし、それを保管するとなると部屋の中の保管場所に困りますよね。

僕も、電子書籍が普及する以前は、すぐに本棚がいっぱいになって部屋の隅から机の隅にまで漫画が積まれていました。

さすがにそれではまずいと思い、泣く泣く売りに出したことも。

それに、外で読もうと思うと荷物になるので持ち運びも大変です。

1冊ならまだしも、何冊ともなるとカバンの中がかさばって場所をとるし、移動するにはちょっとした重さが結構負担になります。

肩掛けカバンだと30分もすると取手が肩に食い込んで痛くなります。

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