漫画紹介

アニメとの違いを楽しむ新しい視点の漫画「機動戦士 Vガンダム」

宇宙

『アニメから漫画になった作品、読んでみたら全然違うじゃん!』

こんな経験はありますか?

僕の先輩のKさん。

40代の彼は小学校の頃に見たガンダムにどっぷりハマり、今でも色々な作品を見ることがとても好きです。

そんな彼はアニメで見た作品が漫画で発売されるとすぐに買って読むほどガンダム好き。

最近だと『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』を全巻そろえたりその他オムニバス作品も手を出す具合に…

そんな彼がある日、一冊の漫画を持ってきました。

『アニメと漫画で主人公が別人レベルに違う…』

そういって彼が教えてくれたのは

『主人公が別人』

『大筋の内容は同じだけどキャラが微妙に違う』

『アニメに登場していない機体がある』

『何それ?(笑)っていう突っ込みを入れるくらい変な設定』

などなどアニメとのギャップに驚いたそうです。

同じ作品なのに、書き手が変わるとこんなに解釈やイメージが変わるもの!?と思い、それから彼はアニメと漫画を見比べて違いを楽しむ新しい楽しみ方を覚えたそうです。

今日は彼の新しい世界を開かせたきっかけとなった作品『機動戦士Vガンダム』をご紹介します。(もちろん漫画版をベースにした紹介です。)

機動戦士Vガンダム

作品について

人気アニメ、機動戦士ガンダムのテレビシリーズ第四弾として製作、放映された作品。

今回は今までのシリーズを知らない世代でも楽しめるよう主人公の年齢を13歳に引き下げたり、関連性をそこまで出さないようにしています。

物語序盤は当時の子供向けアニメとして主人公が幼馴染の女の子や憧れの女性を守るためにガンダムに乗って敵を倒していくという方向性になっています。

しかし物語が進んでいくについて宗教・民族主義などの重いテーマにウェイトがかかってくるように…。

その中で登場人物の多くが戦争という特殊な環境に置かれ続ける事で精神的に追い詰められていき人間が変わっていってしまう様などが細かく描かれています。

他のシリーズに比べて、残酷な描写や性的な描写など子供が見る時間帯にも関わらず多いの点も、この作品の特徴です。

さらにこの作品は「富野(原作者)が病んでいる」とまで揶揄された要因となった、終盤に連れて登場人物がバタバタと死んでいく点もこのVガンダムの特徴であります。

コミック版について

・タイトル 「機動戦士Vガンダム」
・作者 岩村俊哉
・出版社 講談社
・掲載誌 コミックボンボン
・単行本巻数 全2巻(完結)

あらすじ

宇宙世紀0153年、地球圏を統治している地球連邦政府はもはや形骸化し、宇宙に存在している各サイド(住居区域)は地球を離れ独自の道を歩み始めていました。

しかしながら各地域毎で紛争が絶えず、この時代はいわば宇宙戦国時代と呼ばれています。

その中でもサイド2に存在するザンスカール帝国はギロチンによる恐怖政治と救いと許しを基調とするマリア主義を掲げて地球への侵攻を始めていきました。

地球の抵抗組織リガ・ミリティアもヨーロッパにおいて帝国相手に抵抗活動を起こしていました。

主人公である13歳の少年、ウッソ=エヴィンは偶然にもこの戦乱に巻き込まれ、幼馴染シャクティ=カリンを守るべくリガミリティアに参加。

多くの仲間と出会いと別れを繰り返し成長していきながら日常を取り戻すためにV(ヴィクトリー)ガンダムを駆り戦いに身を投じていくが…。

物語終盤では多くの仲間と共に、親友や家族を失っていく中で、ニュータイプに覚醒。この戦争に巻き込んだ宿敵クロノクル=アシャーとの最終決戦に臨んでいきます。

登場人物

・ウッソ=エヴィン

宇宙世紀140年頃の生まれで地球の東欧の居住区ポイント・カサレリアにて行方不明の両親(父ハンゲルグ・エヴィン、母ミューラ・ミゲル)の帰りを待ちながら暮らしていました。

偶然にも戦火に巻き込まれ、戦いに身を投じながら様々な経験と共に成長をしていきます。

なお、テレビ放送された作品の主人公およびパイロットとして登場する主人公としてはガンダム史上最年少です。

趣味は何かを知ること、特技は女の人に好かれること(オデロ談)だそうです。

13歳という微妙なお年頃を割と忠実に表しており、憧れの女性への行動や幼馴染との甘酸っぱいやり取り、年上の女性へのたどたどしい接し方など少しおしゃまな男の子として描かれています。

また、母親との再会では膝の上で眠るなどあどけない姿も描かれています。

父親とも再会を果たしているが、複雑な心情での描写はとても心に残ります。

・シャクティ=カリン

主人公の幼馴染で、ウッソの心の支え的な存在でもあり、今作のヒロイン。

性格は、大人しく素朴な一面がありながら、芯が強く物語が進むにつれてその強さを見せる機会が増えていきます。

サイキッカー(ニュータイプ)の素養があり、その面から物語の中心として話が展開していき、最後は「人々の平和を願う」という一途なまでの想いが見る人の心を打ちます。

趣味はフランダース(飼い犬)と散歩、花の世話。特技はミルクの温度がわかること。

終盤の彼女の変わりようは見ものです。

・オデロ=ヘンリーク

戦災孤児の子供たちの中でリーダー格とされていた喧嘩っ早いお調子者。

しかし面倒見がよく、真っ直ぐな性格の持ち主で周囲からの信頼も厚い一面もあります。

ウッソと共にリガ・ミリティアに参加し、ザンスカール帝国と戦っていぎす。

戦時の最中、片思いが実り両思いとなったことで戦争に生き残ることを誓いました。

最終決戦ではウッソを助けるべく活躍を見せるが…

頼れる兄貴分的キャラで、口は悪いけれどどこか憎めない、そんないい感じの兄貴キャラです。

・カテジナ=ルース

劇中でウッソの憧れとなる人。

戦争に巻き込まれ、リガ・ミリティアに参加するも途中でザンスカール帝国に囚われてしまいます。

その中で、ザンスカール帝国将校のクロノクルに惹かれ行動を共にするうちに、帝国のマリア主義に傾倒し、次第に軍人として戦地へ赴くようになります。

さらに、驚異的なスピードでモビルスーツ乗りとしての成長を遂げ、最終的にはウッソの前にたちはだかる最強の敵キャラとして登場。

劇中で次第に心が壊れていく様が描かれていきますが、物語が進んでいく内に加速していきます。

何かに傾倒していくことで人はこうも変わるのかという点を如実に表していますね。

今作屈指の崩壊キャラ。簡単に言うとメンヘラ。

最後は本当に怖いキャラです。

・クロノクル=アシャー

ザンスカール帝国の将校。登場時は中尉だったが最終的には中佐以上の階級に上り詰めました。

物語序盤では、非人道的な作戦に嫌悪感を見せるなど優しく良心的な面が描かれていましたが、中盤以降、出世した影響からかそのような作戦に対しても躊躇なく実行するなど冷酷な性格と変わっていってしまいました。

ウッソとは物語当初からライバル的扱いにされており、その因縁は物語後半まで続いていきます。

とある事情で周囲から疎まれてながら過ごしていることが多いが、それ以上に高いモビルスーツの操作技術などを持ち、出世していく姿が描かれています。

物語を通して、シスコン的な扱いや残念キャラのイメージがありますね。

アニメ版と漫画版の違い

 

ここでは、特にアニメ版と異なる点についてご紹介します。

その1 主人公のキャラ変

前段で、主人公ウッソについて、13歳という微妙なお年頃をしっかりと描いていたアニメ版ですが、漫画版ではまさかの熱血キャラに変貌しています。

『よォ!オレ、ウッソ・エヴィンってゆ――んだ!よろしくな!』

…漫画の序盤で彼はこう挨拶していますが、アニメ版を見た人が読むと、「え?誰?」となること間違いなし。

しかも『~でんがなー!』とか時たま変な方言でるし…のっけからかなり衝撃でした。

その2 必殺技の登場

なんと漫画版ではゴッドガンダムも真っ青な必殺技が登場します。

『ヴィクトリー切り』『ビームシールドアタック』など

ただ、ビームサーベルで切るだけ、ビームシールドで体当たりするだけ、なんですけどね(笑)

その3 漫画版オリジナルキャラ

漫画版ではクセが強い、もとよりクセしかないオリジナルキャラが登場します。

例えば、ゴッドワルド中尉。

彼はビームサーベルをザンテツブレードと呼び、一振りで二回切りつけ、さらにはビームサーベルからビームを発すると言うガンダムシリーズの兵器を無視したキャラ。

他にもギンザエフ大尉というスト2のザンギエフをもじった見た目はマイク・ハガーというとんでもキャラがいます。

彼はモビルスーツ格闘家らしく、その技はスト2の技を丸々パクったもの…

ウッソも戦いの際に電龍衝撃波という名の波動拳、V昇鷹拳という名の昇竜拳を繰り出しています。

ちなみにアニメ版はこんな漢字を使った技は1ミリたりとも出ません。

他にもシューマッハ!プロスト!そしてセナ!三人そろってサンダーインパルス隊!

というもうツッコミしきれない敵キャラも登場します。

その4 アニメでは重要人物だったキャラがいない

漫画版ではこのようにオリジナルキャラがちょこちょこ出てきますが、なんとアニメ版では最強・最恐キャラ、カテジナ=ルースが出てきません。

ウッソの「そんなのおかしいよ!カテジナさん!」という声が聞こえてきそうです。(このセリフはアニメ版でウッソが放ったセリフ。)

まとめ

アニメ版と漫画版、見比べると違いがあるものも多いです。

僕自身、アニメと漫画、それぞれ見ることはありますがここまで違うと、ほぼ別の作品のようにも思います。

ですが、それは悪いことではなく、大筋の話を元に違う視点や楽しさを感じることができるのでより作品の理解をすることができるのだと思います。

さらにはアニメ版は終盤につれて重たいテーマだったり、残酷な描写も出てくるため、漫画版では少しでも読みやすくしたということのように思います。

アニメを見た方も一度漫画で出ているかどうか探してみると面白いかもしれません。

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