ワインがわかる大人になりたい…。
あなたも一度は憧れたことはありませんか?
でもワイン=難しそう
そう思ったこともあるのではないでしょうか。
今回漫画を紹介してくれるEさんもワインについてまったくの初心者。
そんなEさんでもワインについて楽しく学べた漫画があるようです!
その漫画とは「神の雫」
この漫画の主人公もEさんと同じワインの初心者なので一緒に学んでいく感覚が得られます。
ストーリーがおもしろいので難しい用語やワインについて自然と入ってきますよ!
あなたもこの漫画でワインの世界に踏み出すきっかけにしてみませんか?
おすすめワイン漫画「神の雫」とは?
あらすじ
世界の市場価値を左右するワイン評論家・神咲豊多香がこの世を去り、時価20億円を超えるワインコレクションが遺された。その頂点に立つ最上の一本こそが『神の雫』であるーー。彼が選んだ12本のワイン『使徒』と『神の雫』の銘柄、および生産年を言い当てた者のみが、遺産を手に入れることができるのだ。この『使徒』対決に実の息子・雫と養子である一青が挑む!
登場人物
神崎 雫 (かんざき しずく)
この漫画の主人公。
ビール会社・太陽ビールの社員。
世界的なワイン評論家を父に持つが
幼い頃よりワインの英才教育をさせてきた父親に嫌気が差し、ビール会社に就職した。
ワインに対する感覚は研ぎ澄まされているが知識は皆無。
神咲 豊多香(かんざき ゆたか)
雫の父親。
世界的なワイン評論家。
総額20億円を超えるともいわれる世界有数のワインコレクター。
膵臓癌で死亡し、雫と遠峯に遺言を残す。
遠峰 一青(とおみね いっせい)
雫とともに遺言を受ける雫のライバル。
雫の父のワインコレクションを手に入れるために養子縁組をする。
日々テイスティングの腕を磨き続ける努力家。
漫画「神の雫」の基本情報
- 巻数:全44巻(全439話)
- 原作:亜樹直
- 漫画:オキモト・シュウ
- 出版社:講談社
- 掲載誌:モーニング(2004年11月〜2014年6月)
- アニメ化:なし
- ドラマ化:全9話(2009年1月〜2009年3月)KAT-TUNの亀梨和也さん主演で当時話題になりました。
ワイン初心者でも大丈夫!主人公の設定
「神の雫」の主人公である神崎雫。
幼い頃からワインの産地を巡ったり、
さまざまな葡萄の匂いをかんだり、
ワインの英才教育を受けていましたが、
その教育に嫌気がさしビール会社に就職します。
なので実は、雫はワインの英才教育を受けながらワインを一度も口にしたことがないのです!
ちなみに幼い頃はブドウジュースばかり飲んでいたようです。
ワインの知識については素人な主人公に設定することで
主人公が様々な人物にワインの初歩的な知識を教えてもらうことになります。
この設定、仕組みこそがワイン初心者にとって親切な作品に仕上がっているのです。
ストーリーが面白いから初心者でも読める!
ワインには
- 産地
- 畑のランク
- 生産者
- ヴィンテージ
などさまざまなものが関わってきます。
ただでさえ小難しいワインの種類や用語など理解するのはなかなか難しいですよね。
でも大丈夫!
「神の雫」はストーリーがおもしろいので難しいワインの種類や用語について自然と入ってきます。
雫の父が遺言として残した12本+1本のワインの正体に迫る物語、
ワインを探す過程でさまざまなワインと出会うのも注目です!
ワインの飲み方・味わい方を漫画を読みながら学ぶことが出来るので
ワイン初心者でも全く問題ないですよ!
高級=美味しいを覆す?「神の雫」に登場するワインたち
「神の雫」で登場するワインたち、中には数百万を超えるような高級なものがあります。
しかし高級=美味しいというわけでもありません。
安くても美味しいワインも存在します。
今回は「神の雫」をきっかけにワインを飲み始めた私が
そんな初心者にもおすすめできるワインを紹介したいと思います。
初心者の方にもハードルを低くもってほしいので
「神の雫」で登場する中でも安めなワインを紹介します。
1,000円台:カサーレ・ヴェッキオ・モンテプルチアーノ・ダブルッツオ
イタリアの名門であるファルネーゼが造るカサーレ・ヴェッキオ(ワインの名前)。
(ファルネーゼとは、1994年に創設しイタリア・アブルッツォ州から始まったワイナリーのことです。)
1本の木に8房しか実を付けない葡萄を、2房に厳選して栽培しています。
飲んでみると納得の香りと味のコク、重厚感があります。
1,000円台でこの味わい、おすすめのワインです。
2,000円台:シャトー・モン・ペラ
ワインの中でもかなり有名なシャトー・モン・ペラ。
宅飲みでのご用達という方も結構多いみたいです。
とても人気のワインでシャトー・モン・ペラこそが、
漫画「神の雫」を代表するワインと言っても過言ではありません。
漫画では4万円以上するワインよりうまい!大げさな表現もあるぐらい、
2,000円台のワインとしては圧倒的な実力を誇ります。
ボルドースタイルのワインで、滑らかな口当たりと新鮮な果実感が魅力的です。
(ボルドースタイルとは複数の葡萄の品種をブレンドしてワインを作ること)
漫画で登場した当初は4,000円くらいに高騰していたこともあったようですが、
今は2,000円台で買うことができます。
このクオリティで2,000円と安く、人気のある美味しいワインです。
3,000円台:シャトー・ル・ピュイ
ワインの頂点「神の雫」ワインの候補として紹介されたシャトー・ル・ピュイです。
400年以上つづく超名門の老舗が作っているのでプレゼントとしても有名みたいですよ!
シャトー・ル・ピュイは酸化防止剤などの添加物を使わないオーガニックワインで
原料である葡萄は地下70mまで根を張った木から採っているそうです。
重すぎず軽すぎず、香りも含めて見事にバランスの取れたワインです。
「神の雫」で紹介されて1万円以上に跳ね上がったこともあったようですが、
今は3,000円台で買えます。
5,000円以上出してもまったく問題ないワインです。
以上今回はワインを飲み始めたばかりの私が1,000円、2,000円、3,000円台のおすすめワインを紹介しました。
あなたもチャレンジしてみてはいかがですか?
もっとワインについて知りたくなったら
「神の雫」でワインのことをもっと知りたくなったら
「神の雫 ワイン知ったかBOOK」という本がおすすめです。
「神の雫」でワインに興味を持った方に向けて
よりワインに詳しくなれる本まであります。
漫画を読んで終わりじゃない、
よりワインの世界を知ってもらいたい、
そんな作者の思いが感じ取れますね。
「神の雫」の描写も描かれているので楽しく読めます。
漫画よりもより具体的なワインの飲み方、
ワインの選び方などが紹介されていますよ!
美味しいワインには美味しい食事を!「神の雫続編マリアージュ」
実は「神の雫」には
「マリアージュ」という続編があります。
続編のポイントになるのが
この「マリアージュ」いう言葉です。
「マリアージュ」とは
ワインの世界ではワインと料理の組み合わせのこと。
一般的にワインは
フレンチ料理やイタリア料理と合わせることが多いのですが、
続編の「マリアージュ」では、
そういった枠にとらわれずに、
ワインと様々な食べ物との相性に迫っていきます。
「神の雫」を読んで気になった方は、
続編の「マリアージュ」もおすすめです!
おすすめワイン漫画「神の雫」まとめ
今回は「神の雫」について
- 神の雫とは?
- ストーリーが面白いから初心者でも読める!
- ワイン初心者でも大丈夫!主人公の設定
- 高級=美味しいを覆す?「神の雫」で登場するワインたち
- もっとワインについて知りたくなったら
- 美味しいワインには美味しい食事を!「神の雫続編マリアージュ」
などを紹介しました。
この漫画の主人公もワインの初心者なので一緒に学んでいく感覚が得られます。
ストーリーがおもしろいので難しい用語やワインについて自然と入ってきますよ!
あなたもこの漫画でワインの世界に踏み出すきっかけにしませんか?