
あなたは「ハイキュー!!」のキャラクターの山口忠を知っていますか?
「ハイキュー!!」の中でもあまり目立たない地味キャラですよね。
その山口忠が成長して覚醒したある場面が何回読み返しても泣けて感動するって知っていますか?
その場面を教えてくれたのは僕の友人の息子、高校2年生のT君です。
T君はもともと「ハイキュー!!」が大好きで、
高校生になってからバレーボール部に入るくらい影響を受けました。
ただ山口忠をますます好きになったきっかけは
高校からバレー部に入ったT君自身の環境と、山口忠の環境が重なったことみたいです。
それではT君に教えてもらった山口忠の成長していく姿と、大好きな覚醒した場面を紹介したいと思います。
「ハイキュー!!」ってどんな漫画?
作品名:ハイキュー!!
作者:古舘春一
出版社:集英社
掲載誌:週刊少年ジャンプ
コミック:全45巻(完結)
内容:ある日偶然、主人公の日向翔陽は春高バレーのテレビ中継を見かけます。大きい選手の中で活躍する烏野高校のエース「小さな巨人」にあこがれバレーボールを始めます。「小さな巨人」と同じ烏野高校に入学し、相棒の影山や個性豊かなチームの仲間とともに全国大会を目指す物語です。
日向達高校生が精いっぱい頑張っている姿は、アニメでも輝いています!
ほかのメディアでは、舞台が公演されたり、劇場版も公開されています。

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あらすじ
俺は飛べる!!バレーボールに魅せられ、中学最初で最後の公式戦に臨んだ日向翔陽。だが、「コート上の王様」と異名を取る天才選手・影山に惨敗してしまう。リベンジを誓い烏野高校バレー部の門をたたく日向だが!?
出典元:ebookjapan
登場人物
今回は山口忠を中心に紹介したいと思います。
山口忠(やまぐちただし)
ポジションはミドルブロッカーだが、試合ではピンチサーバーでコートに出る。
ジャンプフローターサーブの使い手。
本人は「いい子」で、勉強が苦手な影山に勉強を教えている姿がえがかれている。
月島の最大の理解者で、夏休みの合同合宿で月島を叱咤激励(しったげきれい)し、
彼が変わるきっかけを作った。
自分以外の1年生がコートで活躍している姿を見てふるい立ち、
烏野OBにジャンプフローターサーブを習いに行く。
日向翔陽(ひなたしょうよう)
本作の主人公の1人。
偶然テレビで見た烏野高校のエース「小さな巨人」にあこがれて、バレーボールを始める。
作中で1番小さいスパイカーである。
最初で最後の公式戦の時に、影山が指揮するチームとあたり、惨敗(ざんぱい)する。
その時、日向は影山にリベンジを誓うものの、入学した烏野高校で再会する。
影山飛雄(かげやまとびお)
本作のもう1人の主人公にして、日向の相棒。
烏野高校男子バレー部レギュラー。
烏野高校の名将の復帰を耳にして烏野高校に進学、日向に再会する。
トス回しに関してずば抜けたセンスを持っている。
月島蛍(つきしまけい)
烏野高校1年生のミドルブロッカー。
烏野高校男子バレー部で1番の長身プレーヤーでレギュラー。
誰よりも冷静で、状況の把握と分析にすぐれている頭脳派ブロッカー。
トータルディフェンスの司令塔かつ前線の盾として活躍する。
山口忠に関わる重要な試合で対戦する高校
・青葉城西高校(あおばじょうさいこうこう)
宮城県にある私立高校。
及川徹(おいかわとおる)が主将を務める男子バレー部は強豪で、
県ベスト4の実力を誇る。
攻守ともに完成度が高く、コンビネーション攻撃を武器とする。
・和久谷南高校(わくたにみなみこうこう)
宮城県にある高校。
中島猛(なかしまたける)が主将を務める。
高さはないものの、コンビネーションに優れかつ守備力が高い。
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1年の中で唯一「平凡」な山口忠
「ハイキュー」の1年生は4人います。
1年生ながらスターティングメンバー(以下:スタメン)で
日向は、身長はバレーボールには向かないながらも、天性の運動神経の良さで、
影山は、中学から強豪校にいて、セッターのセンスは抜群、烏野(からすの)の司令塔として、
月島は、烏野男子バレー部で1番の身長があり、ブロックの要(かなめ)として、
活躍しています。
ただ1年生4人の内の1人、山口忠(以下:山口)だけはほかの3人とは違い、
スタメンではなく、控えの選手になります。
しかし、試合の悪い流れを変えるピンチサーバーとして、
山口も活躍していくようになります。
しかし、山口もすぐに活躍できるようになったわけではなく、
何度も何度も、失敗や後悔を繰り返していました。
それでも、コツコツと努力を重ねていく姿に、今後の展開が気になってしまいます。
「ハイキュー!!」の中で1番、地味で突出した才能がない山口だからこそ、
T君も自分に重なって見えて、共感を持てたそうです。
1度目のチャンス
ジャンプフローターサーブという武器
山口はほかの3人の背中をずっとベンチで控えとして見続けていました。
日向達は自分と違いレギュラーとして、1歩、2歩、先を行っている。
日向や月島とポジション争いできるほど、自分には才能がない。
このまま日向達の背中だけを見続けるのは嫌だとふるい立ち、チームで自分が何ができるか考え
烏野の卒業生である嶋田に、ジャンプフローターサーブを習いに行きます。
なぜ山口がジャンプフローターサーブを選んだのかというと、ジャンプの力が加わった無回転のサーブは、
ボールの軌道が空気の抵抗によって、大きく変わりやすく、
サーブを受ける側の守備が難しくなるためです。
この山口の思いがT君にはよくわかったそうです。
T君が入部したとき一緒に入部した周りの子は中学からの経験者ばかりでした。
この時、才能のある子はどんどん練習試合などに参加させてもらっていました。
そのコートの中の背中を見続けることしかできない自分がとても嫌だったそうです。
だから、山口と同じようにサーブを一生懸命練習したらしいです。
周りが優れていて、自分だけレギュラーじゃないことにふてくされず、
コートに出れる確率を上げるため自分の武器を増やそうと努力するのは簡単じゃないですよね。
ピンチサーバーとしてのプレッシャー
サーブを習いに行き始めて、青葉城西高校との初の公式試合で山口は試合中に
ピンチサーバーとして呼ばれます。
ですが、緊張のあまりがちがちになってしまい、
審判の笛の音で慌ててサーブを打ってしまい、ネットにかかってしまいます。
この場面は読んでいて自分も一緒になって緊張したとT君は言っていました。
そしてそのまま、コートに立つことがないままベンチに下げられてしまいます。
初の公式戦で自分のチームの悪い空気を変えるために、
投入されることが多いピンチサーバーのプレッシャーはとても大きいんでしょうね。
2度目のチャンス
そんなふがいない公式戦後、山口は夏合宿で自主練習に励みます。
同じバレーボールをしているT君は、山口があきらめずに練習を続けれるのは、
何もできずにベンチに戻される悔しさを知っているのと、
何も才能がない「平凡」な自分がみんなと同じコートに立つためには
ジャンプフローターサーブが必要と分かっているからだと言っていました。
同じバレーボールをしているからこそ、T君は山口の気持ちがわかるんでしょうね。
そしてそんな山口に2度目のチャンスが巡ってきます。
逃げる辛さ
春高バレーの宮城予選大会の和久谷南高校との試合で、ピンチサーバーとして呼ばれます。
ですが、前の試合と同じように緊張してしまいます。
1本目はギリギリで入りますが、2本目は青葉城西高校との試合を思い出してしまい、
ネットにかかることを恐れ、練習してきたジャンプフローターサーブではなく、
「逃げ」のサーブに走ってしまいます。
この和久谷南高校との試合は、レギュラーのチームメイトの活躍で勝利します。
その陰で山口は1人で自分の情けなさに落ち込んでしまいますが、
逃げるほうが辛いと自分で気づきます。
逃げずに戦う覚悟
逃げずに自分の武器を使って戦う覚悟を決めた山口は、
コーチにもう一度チャンスを下さいと直談判にいきます。
この山口の行動は、大人でもなかなか難しいのではないでしょうか?
この行動だけでも山口の覚悟が伝わってきますよね。
3度目のチャンス

和久谷南高校との試合後、準決勝で因縁の相手、青葉城西高校とあたることになります。
23-19とリードされて、このセットを落とすと烏野が負けることになるこの場面で、
山口にピンチサーバーとしての最大のチャンスが巡ってきます。
覚悟のジャンプフローターサーブ
覚悟を決めた山口の顔つきを見た青葉城西高校の主将、及川徹は警戒します。
今まで相手校に警戒されることなんてなかった山口がいかに成長したのかがわかりますよね。
1投目のサーブ、審判の笛に焦ることもなく、落ち着いた状態でサーブを打ちます。
放たれたサーブは相手からはアウトに見えますが、
不規則な軌道の変化により、コート内に落ちます。
一瞬の静けさの後、山口の雄たけびがえがかれています。
この時、T君は感動のあまり、声も出さないまま泣いていたそうです。
自分に打ち勝った、元「平凡」
この後、山口はさっきの1本も含めて3本のサービスエースと、
烏野の得点に絡む2本のジャンプフローターサーブを決めることができました。
「平凡」だった山口が、何度も失敗や後悔を繰り返して、
ピンチサーバーとして覚悟を決め、結果を勝ち取ったことが自分のことのように思えたともT君は言っていました。
何の才能も持たない「平凡」な山口だからこそ、
自分と同じように思えて、共感しやすいのかもしれませんね。
まとめ
今回T君に教えてもらった「ハイキュー!!」の山口忠の成長する姿と泣ける場面を紹介しました。
T君は山口忠のおかげで、スタメンではないけどピンチサーバーとして、
高校バレーで仲間たちと活躍できています。
「平凡」な山口忠という人間が極度の緊張により失敗したり、
大事な試合を「逃げ」てしまったことによる後悔、
落ち込んでから逃げずに戦う覚悟を決めてチャンスをものにする
そんな何度も失敗や後悔する姿、成長していく姿を一緒に見ていくからこそ、
より一層青葉城西との試合のサーブ場面は感動的な泣ける場面になっていると思います。
あなたも元「平凡」の山口忠に、努力する勇気をもらえるかもしれませんね。

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他にも、「ハイキュー!!」に関する記事を書いてます。
自己主張が苦手な人必見!!ジャンプで連載されたバレー漫画「ハイキュー!!」
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