
最近の少年漫画ってシリアスなストーリーのものが多いと思いませんか?
展開が読めなくて面白い部分もあるけど、毎回シリアスだと疲れるし、気分も暗くなってきてしまいます。
たまには、気分が明るくなるゆるいギャグ漫画が見たいというあなたには、「姫様”拷問”の時間です」という漫画をおすすめします。
この作品は、魔王の軍に捕らえられた姫様が、ゆるい拷問に屈し続けてしまうお話です。
ゆるい拷問や、ギャップのある登場人物たちにツッコまずにはいられません。
さらに、友達がいなかった姫様にも、初めての友達が出来ます。
友達をもっと大事にしようと考えるきっかけをくれますよ。
そんな「姫様”拷問”の時間です」の魅力を紹介していきます。
「姫様”拷問”の時間です」ってどんな漫画?
作品名:姫様”拷問”の時間です
作画:ひらけい
原作:春原ロビンソン
出版社:集英社
掲載誌:少年ジャンプ+
コミック:6巻(連載中、2021年7月現在)
内容:ホワイト企業魔王軍による、ゆるすぎる拷問に必死に抵抗する姫様の拷問ギャグ漫画。
次にくるマンガ大賞 Web漫画部門2位
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あらすじ
国王軍と魔王軍が衝突を始め幾年月。王女にして国王軍第三騎士団”騎士団長”の姫は、魔王軍により囚われの身となっていた! やがて、姫に待ち受けるのは斜め上の拷問の数々で――!? 最も残酷な拷問の時間が今、始まる!!
出典元:少年ジャンプ公式サイト
登場人物
「姫様”拷問”の時間です」の登場人物を紹介します。
姫様
本名不明。王女にして王国軍第3騎士団”騎士団長”。
幼少期からの英才教育により、厳しい性格であるが、本当は友達は欲しかったり、庶民の生活に憧れているという一面を持っています。
相棒であり、愛刀でもあるエクスと共に、魔王軍に捕らえられてしまってからは、数々の拷問を受けることになります。
しかし、拷問の内容が、飯テロであったり動物と遊ぶという内容のため、屈しやすくなっている。
むしろ、屈するための言い訳を考えてしまう程です。
そのため、エクスからは呆れられつつあります。
身体能力が高く、魔王様開催の武闘大会でも簡単に優勝してしまう程の実力の持ち主です。
エクス
王国に伝わる意思を持つ聖剣で、姫様の相棒。
基本はツッコみ役で、姫様が屈してしまいそうになる時は止めようとするなど真面目な性格です。
姫様の屈しやすさに呆れているけど、姫様のよき理解者であり、主である姫様への忠誠は揺らぐことはありません。
しかし、拷問が剣のメンテナンスなどの時は、屈してしまいがちです。
トーチャー
魔王軍最高位拷問官。
王国の秘密を聞き出すため、姫様の拷問を担当する。
姫様の前で美味しそうに食事をすることで、姫を何度も屈させています。
クールな外見ですが、性格はとても真面目で優しく、ウサギが好きというギャップがたまらないです。
魔王様
魔王軍のトップ。
頭に角が生えているなど、恐ろしい姿ですが、娘を溺愛(できあい)しており、行事には必ず参加するなどいいお父さんです。
さらに、部下想いのいい上司でもあります。
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ゆるすぎる拷問にツッコまずにはいられない
この作品の1番の面白いところは、拷問がゆるすぎるところです。
拷問といえば、痛そうなものだったり、グロテスクなものを想像してしまいますよね?
しかし、この作品ではそのような拷問は、一切出てきません。
むしろ、ツッコみどころがありすぎる展開に、くすっとしてしまいます。
どんな拷問があるのか、少しだけ紹介します。
飯テロ拷問
食事による拷問のシーンでは、食べ物の良さを最大限に表現しており、読むだけでよだれが出てきてしまいますよ。
例えば、初めて拷問を受けるときのお話を紹介します。
トーチャーと恐ろしい姿の悪魔が拷問器具を持って、姫様の前に現れます。
「拷問に屈しない!」と、断言する姫様。
恐ろしい拷問器具には、トーストが入っていました。
拍子抜けしたエクスは、「子供じゃないし、食べ物で釣れるわけない!」と、自信満々で語ります。
しかし、姫様の方を向くと「おいしそ~」と、つぶやいています。
先ほどのたくましい姫様はどこ?というくらい、表情がゆるんでしまい、エクスも思わず「姫様?」といいます。
我に返った姫様は、すごい早口で「感想を述べただけ!」と言います。
言い訳する時って、自然と早口になってしまいますよね。
そんな姫様の前で、トーチャーはトーストを持ちます。
トーストはこんがり焼けており、香ばしく焼けた匂いが姫様に伝わってきます。
次に、トーチャーがトーストを口に入れた時、サクサクッという音がします。
こんないい音がするなら、触感も同じサクサクであり、味は間違いなく美味しいと想像できてしまいますよね。
実際、トーチャーは美味しそうにトーストを頬張ります。
姫様は、「ハァ、ハァ、、」と肩で息をしながら、なんとか耐えます。
まるで、ほんとに拷問でダメージを受けているような反応です。
ですが、ここで追い打ちをかけるように、お皿に残ったビーフシチューが登場します。
そう!トーストにシチューをつけて、食べるためです。
それを見た姫様は、涙を流して「あああああ!」と叫びます。
激痛の拷問を受けているかの様です。
結果、姫様は我慢できずに、屈してしまいます。
このように、味だけではなく、見た目や匂い、音などの五感を刺激する表現が沢山あるんです。
読んでる人も姫様と同じように拷問を受けている気分になると思いますよ。
王国の秘密を話した後、姫様は「1枚だけでも、、、」と、トーストをくれるよう懇願します。
トーチャーは、秘密を話した姫様は用済みとして、「1枚だけでなく、何枚でもどうぞ!」と、トーストパーティーを開きます。
楽しそうに踊る姫様と、呆然と見つめるエクス。
結局、王国の秘密も、魔王軍は弱すぎるからその程度じゃ勝てないということで、却下されてしまいます。
ツッコみどころが沢山ありすぎるんです。
でも、誰もツッコまないんです!
ツッコみを読者に任せるというゆるさが、漫画を読めば伝わると思います。
ゲームの拷問
ゲームの拷問といっても、コンピュータゲームやチャンバラなど様々あります。
でも、共通点が1つあって、それは、複数人でできるということです。
ある話では、トーチャーが、姫様と同い年の2人の拷問官を連れてきました。
拷問の内容は、対戦ゲームです。
秘密を話せば、ゲームに参加していいといわれます。
友達が欲しい姫様にとっては、友達とゲームすることは夢でした。
そんなことは知らない拷問官は、2人で対戦ゲームを始めます。
ゲームをするためには、拷問に屈しなければいけない。
そんな葛藤も、姫様らしいですね。
葛藤している姫様に、トーチャーが、「これは4人でもできます」と言って、もう2つコントローラーを取り出しました。
それを聞いた姫様の変わり身の速さには、思わず笑ってしまいます。
姫様は、隣に誰かいる幸せ、笑顔の隣に笑顔があると幸せが倍増していくことを知ります。
結局、姫様は屈してしまいますが、代わりに、初めての友達が出来ます。
敵と友達になるなんて、少年漫画ではあまりない展開だと思いませんか?
友達に敵も味方も関係ないこと、友達と楽しいを共有できるって素敵なことも気づかされますね。
魔王軍=理想のホワイト企業、は優しさが溢れている
実は、魔王軍は、ホワイト企業です。
なぜなら、トップである魔王様がとても部下想いの良い上司だからです。
例えば、夢のために仕事を辞めたいという部下がいても、引きとめるどころか、応援して送り出します。
さらには、部下の健康に気を配ったり、お芋掘り大会などのイベントも開催したりしています。
姫様の拷問がゆるいのも、「痛いのは可哀想だから」という魔王様の方針だそうです。
優しさが全開です。
こんな風に、部下の健康を大切にし、楽しく働けるようにイベントを開催する組織は、どこからどう見てもホワイト企業だと思います。
このようなホワイト企業なら、拷問がゆるいのも納得してしまいます。
友達と一緒に読んで欲しい作品
この作品は、友達と一緒に読んで欲しいです。
なぜなら、面白いから。面白いと、笑ってしまいますよね。
そして、笑うと幸せな気持ちになります。
友達の笑顔を見ても、幸せな気持ちになると思います。
そういう時って、もっと笑顔が見たくなりませんか。
作中でも、話が進むにつれ、トーチャーは姫様の笑顔が見たいからという基準で、拷問の内容を決めていくことが多くなります。
トーチャーってすごい優しいと思いませんか。
悪魔だから優しい、というわけではありません。
友達だから、優しくしたくなるんです。
これは、共感できる方もいるのではないのでしょうか。
友達がいて幸せという気持ちは、漫画の中でも、日常でも変わらないものだと思います。
友達と一緒に読んで、この漫画の面白さを共有してほしいです。
その時、姫様が知ったように、友達がいることの幸せ、一緒に笑い合う楽しさを感じることが出来ると思います。
まとめ
今回は、「姫様”拷問”の時間です」の魅力を紹介しました。
ゆるすぎる拷問にホワイトな魔王軍。
今までの、少年漫画に出てきた魔王や悪魔のイメージとは、正反対過ぎてびっくりすると思います。
ツッコみどころ満載の展開には、笑いは止まらなくなるのではないでしょうか。
それだけでなく、優しさが溢れる(あふれる)内容は、気分も明るくしてくれます。
シリアスなシーンやグロイ表現もないので、友達にも勧めやすいと思います。
友達ともっと仲良くできるきっかけになるかもしれませんね。
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肩掛けカバンだと30分もすると取手が肩に食い込んで痛くなります。
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